魔力ゼロの呪詛錬成・出涸らしエルフは性悪女冒険者パーティに復讐する 作:ケロリビドー
「まずはお金を作らなくちゃね」
「ダンジョンの中での働きは任せてもらおう」
金色の薔薇に隷属していた時は貞操帯で苛められていたため集中を欠いていたライルフェンだったが、今はとても落ち着いて剣を振るうことができる。かつての状態でもかなり戦えていたライルフェンの剣の腕はそこらの冒険者では足元にも及ばないほど冴えていた。
「驚いた。ライルフェン、あなた本当に強いのね。とても奴隷に堕ちたりしなさそうなのだけど……」
「エルフの戒律に基づいて魔法を使わずに長年旅をしていた。その間あらゆる害から身を守るためにずっと剣と弓の修行をしていたのだ。奴隷狩りに捕まった時は、大勢を守りながらだったので不覚を取ってしまった……」
こんなことになるのなら戒律を破って魔法で攻撃をすればよかったとライルフェンは今でも悔いている。守護石に注ぐべき魔力を無駄に使ってはいけないという理由の戒律だったのだが、それを守った結果想像しうる一番無様な仕打ちで大事な魔力を搾り取られてしまった。
「その中にいたのがルークスくんなのね」
「ああ。他のエルフもできれば助けたいが、無理ならルークスだけでもな。金色の薔薇を壊滅させればルークスも当然解放される。君の目的とも合致する。頑張ろう」
「ん……ええ、頑張りましょう……!」
エリエットは金色のおくれ毛を耳にかけ、少し恥ずかしそうに目を伏せた。蘇生の魔石のぶんの恩返しだとはわかっているのだが、ライルフェンが自分のために協力してくれるという事実に自分でも驚くほど胸が躍ってしまったのだ。
「顔が赤いな。大丈夫か? 火照っているなら鎮めてやる」
「えっ!? あっ……ん……」
度々発情の炎に炙られるエリエットを気遣ってライルフェンが声をかける。顔が赤いのは発情由来ではなかったので彼の勘違いなのだが、ライルフェンの方から蜜事を申し出てきた事実に興奮してしまったエリエットの三つの突起が絆創膏を押し上げて強く勃起してしまう。
「ダンジョンの中だから少ししかしてやれないが……」
「ん、だ、大丈夫。ちょっとだけ、ちょっとだけ指でしてくれればいいから……♡」
「そうか。では触るぞ」
「はあぁ……♡」
上背のあるライルフェンの身体が纏うマントで隠すようにダンジョンの壁に押し付けられるエリエット。冷たい石の壁の感触が背中に当たり思わず身をすくめる。革手袋を外したエルフのしなやかな長指を見るだけで彼女の鼠径部に貼られた絆創膏にじゅわっと蜜が染みる。濡れて粘着力を失ったそれをぺろりとめくり、ライルフェンの中指の腹がぷっくりと膨らんだクリトリスを撫でた。
「ふぅいぃんっ♡ イくッ♡」
それだけで腰を突き出し、エリエットはびくんびくんと全身を痙攣させる。くりゅんくりゅんと円を描くように動く指に合わせてつま先立ちになった彼女の足がびんっと伸びる。
痙攣の勢いでエリエットの顔がライルフェンの胸板にばふんと沈み、エルフ特有の薬草のような味わいのある男の体臭が彼女の鼻腔いっぱいに入り込んできてそれがまた欲情を炙る。
(んおううう♡ これライルフェンの凝縮された汗の匂いっ♡ 嗅ぎながらクリいじられるのやば♡ ひと撫でごとにイってる♡ きもちい♡ うれし♡)
半ば白目を剥いて快感に溺れているエリエットの表情を見下ろし、ライルフェンは彼女が悦んでいるのを確認する。今まで何人か女を抱く機会はあったが、今までの経験上ちょっと触っただけでこんな顔になってしまう女はエリエットが初めてだった。ゴブリンの体液の後遺症というのは大変なんだな、と思いながらライルフェンのほうも芯を持たないエルフ陰茎の鈴口からじわりと涎が出るのを感じた。少しだけ暴力的な気分になった彼はクリ弄りをやめ、断りも入れずに奥で濡れそぼっている肉の破れ目に長い指をぬるりと滑り込ませる。
「あんッ♡ 指きたッ♡」
「熱いな……いつもながらどろどろだ」
「んんうッ……ライルフェンの指長くてすべすべで好きッ♡」
「そうか。なによりだ」
指を入れるやいなやぎゅうぎゅうに締め付けてくるエリエットの内壁は食いちぎるのではないかというくらい必死に収縮してくる。
「はおうん……♡ 指でほじほじ……わたしのはしたない穴、ぐじゅぐじゅにされるう……♡」
次々と与えられる愛撫に耐えられず、エリエットは内またになりすりすりと膝を擦り合わせてしまう。
「きついか?」
「きちゅい……っ♡ けど、きもちいいッ♡ これしゅき♡ はーっ♡ はーっ♡ 指動くたびにイく♡ いいところに指届いて、ぐりぐりされるのしゅきぃ……♡ イくッ♡ イんッ……♡」
プシュッ♡ と飛沫が噴きだし、二人の足元にぱたぱたと愛欲の水滴が落ちる。
「鼻のいいモンスターが通りがかったらここで俺たちがいやらしいことをしたのがバレてしまうかもしれないな。発情してる女がいると気づいて孕ませようと集まってきてしまうかも」
「だめだめ、バレるのだめぇ……♡ わたしライルフェン以外にもうぜったい誰にもえっちなことさせないからッ、変なの来たら全部殺してぇッ♡ わたしを守ってぇ、ライルフェンッ♡♡」
「そうだな、そろそろ終わりにしよう。イかせるぞ」
「ふぇぇん、もう何度もイって……んにゃッ♡ んにゃあぁぁあぁあぁ……♡♡♡」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅッ!! とライルフェンの指がエリエットの中を激しくかき回す音がダンジョンに響く。指三本を呑み込んだエリエットの弱い部分を擦り、突き、捏ねまわす。そのたびにエリエットは仰け反り、ライルフェンの胸に顔を埋めては唾液で彼の胸元を濡らす。それを嫌がることなく、彼はエリエットの必死な絶頂を見守った。
「はっ……はあ……しゅごいぃ……♡ 足、ガクガクしちゃうぅ……♡」
「そろそろ地上へ戻ろう。金に換えられるだけの戦利品は集まったんじゃないのか」
「そ、そうね。一旦お風呂も入りたいし……」
「歩けるか?」
「ま、まだ。ちょっと足元ふわふわしてるぅ……」
「そうか。わかった」
「えっ……んひょ!!??」
ライルフェンはよろよろと歩くエリエットを見かねて彼女を抱え上げる。絶頂の余韻が残る痺れた身体をお姫様のように抱かれて、その瞬間エリエットの脳天から子宮までトキメキの衝撃がきゅきゅきゅきゅんっ♡ と奔り抜ける。
「どうした、もしかして君は抱っこされるだけでイくのか?」
「わ、わかってるなら言わないでよぉ……♡♡♡ はしたない女って思ってるんでしょお……♡」
「うむ。敏感で可愛いな」
「う゛ッおおおん……しれっとそういうこと、言うぅ……♡」
ライルフェンは思ったことを朴訥にそのまま言う癖があるので、特に他意もなく可愛いと思ったから可愛いと言っただけなのだが、その言葉はエリエットの子宮をまるでそれがライルフェンの男根そのものだったかのようにドチュん♡ と突いた。その後エリエットは小さい声で「しゅきしゅきしゅきしゅき……♡」と呟くだけになってしまったので、ライルフェンはそれを気にしないことにして地上への道へ足を踏み出した。
「さあ、二人で頑張ったので資金と今後の防具とポーションを用意することができたわ」
地上に戻り、落ち着いたエリエットは湯あみを済ませると、ダンジョン内での痴態が嘘だったかのように身支度を整えて戦利品を換金してきた。
種銭を作るためだけの攻略は浅い層をうろつくだけだったが、今度はじっくりと潜る必要がある。
「まずは空洞街を目指します」
「空洞街?」
「ええ。ダンジョンの中に冒険者が作った中継の街よ。大体の冒険者はそこからさらに奥のダンジョンを目指すの。あなたも金色の薔薇に連れられて行ったことがあるはず」
「そういえば……ダンジョンの中で宿に泊まったことがなんどかあった。あそこはそんな名前だったのか」
「そうそう。それがわかったら今日はゆっくり休んで、明日からまた頑張りましょう」
「うむ。頑張ろう」
「……」
「ん?」
「……一緒のベッドで寝ていい?」
「? 好きなようにするといい」
「じゃ……お邪魔します」
二人用の宿屋に移ってからいつもは隣のベッドで寝ていたエリエットは、その日から必ずライルフェンに抱き着きながら寝るようになった。