※この作品はR-18です。

魔力ゼロの呪詛錬成・出涸らしエルフは性悪女冒険者パーティに復讐する   作:ケロリビドー

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魔物化(騎乗位)

「それでねぇ、前よりルークスがわたくしに懐いてくれるようになってきていて……。最近はラブラブちゅっちゅもしてくれるようになってきてぇ……。ねえ、ディアンナちゃんがオスカー様と結婚する夢がかなってこのパーティが解散することになったらぁ、わたくしもルークスと結婚したあい……きゃー♡」

 

 金色の薔薇たちの小休憩の時間に、セレーネとステラはダンジョンの中からはぎとった苔とモンスターの肝やその他を磨り潰しながら雑談をしていた。ディアンナは少し離れたところでルークスにクンニ奉仕をさせている。

 

「はあ……そうですか……。それはよかったですけどもっと細かく潰してくださいよ。あなたの回復魔法が振るわなくなっているからこうやって私が回復役を手ずから作っているんですよ」

 

 ステラは学生時代、薬草学の成績が非常に良かった。そのため、ダンジョンの中で取れる素材で即席の回復薬を作ることも難しいことではない。しかし、魔力タンクを連れ歩いていさえすればやらなくていいことのはずだったのでどうしてもイラつきがある。

 

「それはごめぇん……。ほんとうにどうしちゃったのかしらぁ……。ルークスのエルフミルク、ちゃんとごっくん補給してるのにぃ……」

「あなたねえ」

 

 ステラは合理性を重視する真面目タイプだ。セレーネのようなゆるふわなタイプの女はもともとあまり好きではない。それでも暴君のようなディアンナの側にいると、ゆるふわだが常識はあるセレーネがオアシスのように感じられることがある。何度もそんな瞬間があって今まで仲良くしてきたが、最近のセレーネはゆるふわを通り越してバカのように見える時があった。

 

「ルークスの奴隷紋は確かにあなたの血で施したものですけど、私たち全員の魔力補給のために買った奴隷なんですから、あなたばっかり使っている現状をもっと申し訳なさそうにしてくださいね……?」

「えー? くすくす」

 

 奴隷紋は主人となる人物の血を媒介にする。ライルフェンの奴隷紋はディアンナの血を使ったが、指先を切って血を出すのが案外痛かったからもうやりたくないという理由で二度目を嫌がり、金色の薔薇で所有する奴隷の紋はメンバーで順番に血を提供することにきまった。もしルークスが今死んだりして次にまた奴隷を所有することになったらステラの血で奴隷紋を施すことになっている。

 

「……あなた最近おかしいですよ。自分の顔鏡で見てます? 表情が前にもましてだらしないし、目の色が変わっていませんか? ひょっとして何かの呪いにでもかかっているのでは? その耳飾り。それを買ってきた日からですよ、おかしいのは。本当に鑑定されたちゃんとしたものですか? 騙されているのでは?」

 

 いらだちに任せてステラがセレーネの耳飾りに手を伸ばすと、セレーネは「いやっ!」と小さく叫んでステラの手をはたいた。

 

「これは恋愛成就のお守りなの! これをつけてからルークスと距離が縮まってるのよ! 外したらまたルークスはわたくしのこと嫌いになってそっけなくなるかもしれない。だからこれは外さないの……!!」

 

 予想していなかったセレーネの激しい反応にステラはメガネの奥の目を見開いてしばしぽかんとしていたが、やがて大きなため息をつく。

 

 「……はー……。勝手にしなさい、馬鹿が……」

 

  ステラのその言葉を最後に、二人は雑談をやめて磨り潰した材料を小瓶に詰める作業を繰り返した。

 

「回復よりも魔力の消費が少ないから~、今夜はふたりが体力を温存できるように睡眠の魔法を軽めにかけるわね~」

 

 さらにダンジョンを進み、野営ができそうな場所にキャンプを作ると、セレーネからそんな提案があった。

 

「ちょっと……無駄遣いやめてくださいよ。そんなことしなくても睡眠くらいできます」

「いいじゃん、良く寝たほうがお肌にもいいし~」

「そうよねぇ~、さすがディアンナちゃんは美意識たかぁい」

 

 このパーティではディアンナが法律だ。ステラは眉を潜めたが、朝セレーネが責任もって起こすという約束をさせて、結局睡眠の魔法を受けた。

 

「……うふふ、みんな寝ちゃったぁ……。さあルークス、これからはわたくしたちの時間だよぉ……♡」

「ああセレーネ様……♡ ボク、この時を心待ちにしておりましたぁ……♡」

 

 ディアンナとステラが深く眠り込むのを確認すると、セレーネは装束を脱ぎ去り、全裸になる。すっかりセレーネに対して発情しきっているルークスは聖女のストリップに見とれながら、もどかしげに自らの可愛らしい装いを脱ぎ捨てて雄になった。奴隷紋の主であるセレーネが許しているため戒めの貞操帯すら自分で外してしまう。

 

「あああ……セレーネ様の身体、美しくていやらしい……ボク、大好きですぅ……♡」

「うふふ、いい子ねルークス。今夜もいっぱい愛し合いましょぉ……♡」

 

 セレーネの肌を指先から侵食していたピンク色はもはや彼女の顔のあたりまで来ていて、見るからに異様だった。しかし愛欲に沸騰した二人の頭ではそれを異常なことだと思えない。ルークスは彼女の裸を見たことによる興奮に耐えられずにビキビキに勃起した細長いエルフ陰茎を激しく扱き、はあはあと荒い息を吐いている。セレーネはそんなルークスをなだめて横たわらせると、屹立した先端に向かって毒々しい色に変わった粘膜を近づけ、腰を落として騎乗位で挿入した。

 

「あはああああん♡ ルークスのおちんぽ、今日も素敵ぃ♡」

「セレーネ様ぁああぁッ♡ イくッ♡ 挿れただけで出るぅ♡」

「駄目よ、ちゃんと根元握っててぇ♡」

「はあっはあっ♡ ぐうう……、ううっ、おおっ♡」

 

 射精を耐えるルークスの上でセレーネは煽情的に尻を振りたくる。男を食い散らかすようなエグい縦振りだった。ルークスの顔の上で前よりも大きくなった乳房がぶるんぶるんと震える。人間の色としてはありえない青みピンクの肌の先端の乳首は浮き上がるように白い。

 

「んおおおおおぉ♡ エルフっ! 若いエルフのせーえき♡ せーえき欲しいせーえき♡ わたくしがイくのと同時に射精するのよぉルークスッ♡」

「は、はいいいぃッ!! セレーネ様がイくのと同時に出します! 早く中にどぴゅりたいっ!! はあはあッ!! セレーネ様ッ!!」

 

 ばちゅんばちゅんと激しい音を立てながら二人は獣じみたセックスを続ける。こんなにうるさく交わり合っているのに、睡眠の魔法をかけられたディアンナとステラは目覚めない。もうセレーネには結界を張る魔力も残っていないのだ。だから睡眠をかけてごまかした。そして彼女が使える魔法はその睡眠の魔法で最後だった。

 

「イくぅぅぅッ!! イくイくイくイくッ!! ルークスぅ!!! 出してぇぇぇ♡」

「んぐおおおおぉッ!!! セレーネぇえぇぇッ!!!!!♡♡♡」

 

 上下する尻をびくびくと震わせてセレーネが絶頂する。それと同時にルークスは陰茎を握っていた手を離し、彼女の中に待ちわびた射精を解き放った。それは気が遠くなるほど気持ちよくて、しばらく目の前で起こったことが認識できないほどだった。

 

「おおおおおおおッ!!! んおおおおおおッ!!! 精液ぃいぃぃ!!!! ごくごく、おいしいいぃぃぃ!!!!」

「えっ!? ええっ!???? せ、セレーネ様ッ……うああああッ!! 吸い取られるッ!! 力が抜けるッ!!!」

 

 ルークスにまたがって彼を犯していたセレーネ。顔まで全部ピンク色の肌になった彼女の髪の毛は真っ白に変わり、そして頭の横からはにょろりとねじれた黒い角が生えていた。薄青く綺麗だった白目は黒く変わり、瞳は肌よりもさらに濃いピンク色。背中には大きなコウモリの羽を広げ、長い尻尾まで生えている。

 

「きいぃやあぁぁぁぁぁぁ!!!! あははぁあぁぁぁ!!!! きゃあああぁぁぁッ!!!!!」

 

 セレーネはばさりと大きく羽を羽ばたかせると、ルークスの陰茎をずるりと抜き去って飛び上がる。そして腰を抜かしたルークスを置いて、ダンジョンの奥へ飛び去って行ってしまった。

 

(……さ、サキュバス……。セレーネ様がサキュバスに……。ど、どうしよう。大変だ。逃げなきゃ……え……?)

 

 逃げなきゃ。そう思ったルークスの身体に、奴隷紋の痛みは走らなかった。ルークスはのろのろと立ち上がると、自分の身体をあちこち調べ始める。やっぱりどこも痛くない。精を搾り取られた疲れはあるが、魔力もなくなっていなかった。彼は少しだけ呼吸を整えると脱ぎ捨てていた服を着こんで、眠っているディアンナとステラの側から自分の武器と少しの金銭を漁り、その場から逃げ出した。後から考えるとこの時二人を殺しておけばよかったと思えたのだが、このときは混乱していてそこまで思い至らなかった。ルークスはライルフェンのいた空洞街に向かって、ダンジョンの道を逆走し始めた。

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