※この作品はR-18です。

魔力ゼロの呪詛錬成・出涸らしエルフは性悪女冒険者パーティに復讐する   作:ケロリビドー

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ルークスの帰還(セックス)

 セレーネに呪いを付与した耳飾りを売りつけてから、ライルフェンとエリエットは引き続きアイテムを下取りし、呪いを付与しては、使えそうなものを除いて売りさばく毎日を続けていた。

 

「呪いが効いたか気になるけど、それを確認するためだけに高難易度ルートをふらふらするのはちょっとリスクが高いわ」

「そうだな。俺はセレーネが欠けたら金色の薔薇は一旦空洞街に戻ってくるのではないかと思っている」

「そうね。どこまであいつらが進めたかどうかでも変わってくると思うけど……ちょっと待ってみましょう」

「俺はエルフだ。待つのは苦じゃないさ」

 

 もし失敗していたら次の呪いを仕掛けないといけないが、同じ方法は使えない。二人は夜な夜な先の動き方を相談し、夜が更けると裸になってお互いを癒し合った。

 そんなある日、空洞街の市場がざわざわと騒がしくなった。喧噪に顔を上げたライルフェンとエリエットの方に向かってよろよろと歩み寄ってくる人影が人垣を割って現れる。

 ダンジョンの中でよほど厳しい戦いを強いられたのだろう、衣服は破れ露わになった肌は擦り傷や痣だらけ。髪を結っていたらしいリボンは千切れかけ、乱れた髪から長く尖った耳がはみ出ている。それが誰だかわかった瞬間、ライルフェンは露店から飛び出し、駆け寄った。

 

「ルークス!」

「あ……、あ……、ら、ライルフェン様……」

「逃げてきたのか? 金色の薔薇はどうした」

「あ、うう……ボク……」

 

 ライルフェンの声を聞いて気が抜けたらしい。ルークスはその場でがくりと膝を折り、くなくなと座り込んだ。気絶してしまったらしい。

 

「やだ、その子ルークスくん? 大丈夫? 生きてるの?」

「生きている。かわいそうに、疲れ果てているんだ。俺たちの宿に運んでいく。後を頼む、エリエット」

「わかったわ、店じまいしたらすぐわたしも行くから」

 

 ライルフェンは細身のルークスをマントで包んで抱きかかえる。エルフの冒険者は非常に少なく、破れた下着をひっかけただけのようなルークスは好奇の視線の的だった。

 

(魔力を失っても俺の心はまだエルフの守護者だ……。ルークスを見た瞬間、この若きエルフの愛し子を守らなければと強く思った……)

 

 早くルークスを柔らかい寝床に寝かせてやりたい一心で、ライルフェンは人ごみの中を急いだ。

 

「ぐっすり眠って目覚めないけど、ポーションを口元に持っていくとちゃんと飲むわ。よっぽど疲れたのね。生き返ってすぐのあなたもよく眠っていたわ。何をしても起きないくらいに」

「何をしたんだ?」

「ゆっくり寝かせてあげましょう。もう一部屋宿を取るわ」

「ん? うむ。ありがとうエリエット」

 

 ライルフェンとエリエットの会話をよそに、ルークスは昏々と眠り続けた。それは傷ついた肉体と精神を休ませるために必要な深い眠りだったが、彼はその間安らかとは程遠い悪夢に苛まれていた。

 

『ルークス♡ ルークス♡ 好き♡ だぁいすき♡ セレーネのことお嫁さんにして♡ いつでもおちんちんしゃぶってあげる♡ わたくしのお口の中はルークスのおちんちんしゃぶりたくていつでもよだれでいっぱい♡ だからおちんちんいれたらすっごくきもちいいわよぉ♡ もちろんおまんこもとろとろに準備できてるの♡ おっぱいも、わきの下も、お尻の穴だっていつでもルークス専用に開けてあるよぉ♡』

『うう……、お、お前なんて嫌いなのに……嫌いなのに……、好き……好きだ……、お前が好きな気持ちをボクは知ってしまった……。お前を憎んでる時よりも愛してる時の方がずっと楽しくて気持ちいいと知ってしまった……こんなの……こんな気持ち嘘なのに……っ』

 

 夢の中でルークスは毒々しいピンク色の部屋にいた。その部屋にドアはなく、見上げるほど高い場所にある窓からは紫色の夜空に浮かぶオレンジ色の満月が輝いている。その中で、これまた全身ピンク色で角と翼、尻尾を生やした全裸のセレーネがルークスに絡みついていた。着ていたはずの服はいつのまにか消え去り、ぷりぷりとした気持ちいい女の身体の感触が直接擦り付けられて、彼はあえなく勃起していた。

 セレーネの身体が変質を終えてしまう直前の精神状態のままであったならルークスはその夢を無邪気に楽しむことができただろう。しかしセレーネがそばにいない今、耳飾りに施された恋の呪いは立ち消えてしまった。だからもうルークスはセレーネに恋していないはずなのだ。なのに、消えない。

 

『セレーネが好きだった時の幸せな気持ちの記憶が……消えないッ……』

 

 ルークスは奴隷狩りに捕まるまで童貞で、恋もしたことがなかった。エルフとして高潔に生きることを理想に掲げ、まっすぐに鍛錬に励んでいたのだ。そんな柔く清らかな新雪のごとき若者の精神にセレーネが食い込ませた性愛の楔はがっちりとはまり込んで外れないのだ。

 

『あのね、あのね、わたくし、もう冒険者なんて辞めたかったの。冒険者辞めて、ディアンナちゃんたちとも縁を切って、どこか遠くで二人で結婚しましょ♡ 小さな家を建ててね、毎日濃厚におまんこして暮らすの。きっとそれはすごく気持ちよくて幸せよぉ……♡ ねえ……ルークスぅ……♡』

 

 それは指先から変化しはじめた頃のセレーネが実際に秘め事の最中に囁いた言葉だった。呪いで蕩けていた時には甘美に聞こえたその睦言は、今はとても図々しいものに聞こえる。ルークスはセレーネのその狡さがやっぱり嫌いだった。

 

『ひ、ひとを無理やりめちゃくちゃにしておいてしゃあしゃあとっ、脳みそお花畑かっ……ッ、くそう、許さないぞセレーネ……。ボクを置いてどこに行ったんだよ。ボクをこんなふうに変えておいて一人でどこに飛んでいったんだよ。クソッ! クソ女ッ!! 絶対に許さないッ!! ボクは、おまえをこの世の果てまででも追いかけてやるっ……!』

 

 夢の中のセレーネを突き飛ばすと、ルークスは彼女の両足をがっしりと掴んで頭の両端に出ている角にそれがぴったりくっつくほど折り曲げ、中心でぱくぱくといやらしく開閉している肉穴に痛いほど勃起したエルフ亀頭を埋め込む。そして思い切り腰を打ち付け、奥まで滑り込ませた。

 

『あはあぁん♡ ルークスのおちんちん奥に来たぁ♡ お帰りなさいませご主人様ぁ♡ セレーネお待ちしておりましたぁ♡』

『うるさい! クソッ、馬鹿にしやがって!! クソメスがッ♡ ボクにみっともない女装させて連れまわして楽しかったかッ!! おおッ♡ おまんこ絡みつくッ♡ わからせてやるッ! ボクがちゃんと男だってこと、このおまんこにわからせてやるぞっ!! 待ってろよセレーネッ!! ボクはおまえに思い知らせるまであきらめないぞッ!! ボクの敵はおまえだセレーネッ!!』

 

  パンパンと大きな打擲音を立てながらルークスは激しく腰を振る。彼の言う通り、その姿は雄そのものだった。彼の必死さに対してセレーネはあんあん♡ と甘い声を上げるだけだ。彼女のそんな態度にルークスは頭の血管が切れそうなほどの激情を感じる。

 

『ディアンナが憎い! ステラが憎い! だが、ボクはお前が一番憎い!! どこにいるんだセレーネ! ボクを置いてどこにいっちゃったんだよぉ……』

 

 宿のベッドでうなされながらもルークスは涙を流していた。夢の中で怒り、泣きながらセレーネを抱いている彼のエルフ竿が身体にかけられたシーツをテントのように押し上げ、その先端がじわじわと夢精の染みで色を濃くしていくのだった。

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