※この作品はR-18です。

魔力ゼロの呪詛錬成・出涸らしエルフは性悪女冒険者パーティに復讐する   作:ケロリビドー

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ライルフェンの屈辱2(射精管理、貞操帯、アナルレイプ)

 そうしてライルフェンは金色の薔薇たちの魔力タンク奴隷として連れまわされるようになった。ごろつきの集まる冒険者の街とはいえエルフの奴隷を持つことは非合法なので、尖った耳を隠すためライルフェンは常にフルフェイスの兜を装着することを強いられた。

 

「こいつ? 気にしないで。あたしたちの新しいメンバー。お金で雇った臨時だけどね! やっぱさあ、男手があった方がいろいろ便利だから。あ、口はきけないの。なんかつらいことあったみたい。あたしたちが優しくしてあげてるから大丈夫なんだけどね~」

 

 美女揃いの金色の薔薇の性格の悪さを知らずに、また知っていてそれでもいいという男がちょっかいを出してくることがよくあり、人前において長身のライルフェンはそんな不届きものに対しての牽制として使われ、表から見ると無口な新入りと女たちは仲がいいように見えた。

 

(うう……こんなことをしている場合ではない……しかし逆らえない。逃げようと思っただけで紋が痛んで苦しくてたまらない……。それに、一体何日戒められたのか……気が狂いそうになる)

 

 長命のエルフにとって数日などという時間は平時であれば大した期間ではない。しかしその時のライルフェンには人間と同じように時間を体感してしまっていた。それは彼の身体に施された戒めの数々による苦痛のせいだった。

 

「すごいよね~。これ。この世にこんな拘束具があるだなんてあたし知らなかったっていうか~」

「それ、オスカーさんに用立ててもらったのぉ? 知ってたけどあの人変態なのねえ……」

「恋人が男物の拘束具を頼んできて快く用意してくるだなんて、あの人もあの人ですよ」

「オスカーはあたしのことほんとに愛してるから~。エルフのイケメン奴隷買ったって言ったら僕にも使わせるならいいよって言って用意してくれたの~。まあ性処理に奴隷使うくらいなら本命の余裕っていうか~? あとで会わせるからちゃんとご奉仕するのよ~? エルフチンポくん!」

「ううう……うううぅ……」

 

 ダンジョンの中でも死なないよう、ライルフェンは冒険者用の装備を与えられてきっちりと着込んでいる。その点に関しては彼の奴隷としての待遇はまあまあ良いように見える。しかしその下に装着されている装備については異様の一言だった。

 それはおよそ下着などという代物ではない。彼の亀頭にはそれ専用の小さな兜が被せられていた。その内側から伸びた細長い栓が尿道の入り口にしっかりと差し込まれて固定され、排尿は女たちに決められた時間にしかできない。睾丸と陰茎をひとくくりにする金属の輪っかが填められ、それは肛門にねじ込まれた栓と革ひもでつなぐことで固定されていた。肛門の栓には特殊な仕掛けが施されており、中に仕込まれた媚薬がじわじわと直腸内ににじみ出るようになっていて、ライルフェンの意識をどろどろに溶かしていた。しかし、それによって勃起すると戒めの輪が陰茎を締め付け、勃起を押しとどめてくる。

 

(ぐうう……射精したい……死ぬッ……死ぬッ……。ぐうう……)

 

 黒いズボンの中で何度も勃起と萎えを繰り返し、ライルフェンの股間はいつもびしょびしょに濡れてしまっていた。エルフの体液は人間には悪臭に感じられないのでその異変を周りに知られることはない。しかしエルフであるライルフェンの鼻は自分の股ぐらから漂ってくる異臭を強く嗅ぎ取る。その屈辱は肉欲のもやにかすんだ頭であっても自尊心を日々刈り取っていた。

 

「あらら、泣いちゃった? あら~。泣かなくていいのよ~」

「勘弁してくださいよ。私たちが虐めてるみたいじゃないですか」

「あたしたちは奴隷として売られてるあんたを救いあげてやったんだから泣くんじゃなくて感謝してよね!」

 

 荒い息の湿気が冷たい兜によって冷やされ、目元の穴から水滴になって流れる。ライルフェンは泣いてなどいないのに、金色の薔薇たちはそのしずくを見るとそうやって囃し立てるのだ。ライルフェンは悔しさに唇を噛む。彼にできる抵抗はそれくらいが関の山だった。

 

「へえ、なかなかいい男じゃないか。ハイエルフの魔術師ねえ」

「ダンジョンの中で魔力補給するために射精禁止してるから、絶対射精させないでね、ダーリン」

 

 オスカーという男は貴族の息子で、金色の薔薇のリーダーであるディアンナの恋人だった。ダンジョンの中で名をあげると平民出でも上級冒険者として貴族と肩を並べるほどに地位をもつことができる。ディアンナはオスカーと結婚することのできる地位に登り詰めるためならなんでもやると心に決めていた。その目標が達成されるまでオスカーの心を自分に引き留めておくことができるなら、自分の所有物である奴隷を味見させるなどもまったく意に介さなかった。

 

「や……やめて……やめてくれ……。俺は男だ……」

「それがどうした? エルフは頭が固いね。洗練された貴族の夜の社交術を特別に教えてあげよう……」

「ああ……っ、精霊よ、許してくださいッ……」

 

 拘束具によって媚薬を注がれ拡げ続けた肛門は貴族の肉棒を拒むことはできず、ライルフェンは前立腺刺激による射精を伴わない絶頂に朝まで叫ばせられ続けた。人間の男による望まぬ鶏姦で女のようなアクメを強いられた経験はライルフェンの自尊心をまたひとつ無慈悲に磨り潰した。

 

「射精を……射精をさせてください……。お願いします……。射精を……」

「ディアンナちゃーん。ステラちゃーん。エルフさんもうこれしか言わなくなっちゃった~」

「外で喋られると恥ずかしいのでまた猿轡をしておきましょう」

「そろそろダンジョン潜る頃合いね。喜びな~? ダンジョンの中だったらいくらでも射精させてあげる。嬉しいでしょ。お礼は?」

「……ありがとうございます」

 

 執拗な責め苦の中で一度も射精できないまま一か月を過ごしたライルフェンは、すでに金色の薔薇たちに敬語を使うようになっていた。ディアンナに射精をさせてあげると言われた瞬間の心の高揚が魔術師として初めて守護石に魔力を注ぎこんだ日の達成感よりも上回っていることを自覚し、今までどんな屈辱を受けても我慢していた涙がその時初めて兜の中で一筋流れた。

 ダンジョンに入るにあたって、陰茎と睾丸をまとめるもの以外の拘束具を外す許しが出た。残った戒めはきついが、肛門の媚薬注入栓がなくなっただけでかなり歩きやすくなる。守護石へ注ぐ以外の魔力を禁じられていたライルフェンは行脚の旅の間剣や弓矢を用いた戦闘で危機を退けていた。そのため、ダンジョンの中での戦力としても役に立ち、金色の薔薇たちは意外な掘り出し物だったと喜んだ。

 

「やばいやばい、あの部屋エッグい強いモンスターいる!」

「先に入った冒険者たちの死体の数、すごかったですね」

「すぐドア閉めてよかったわねぇ~。使える魔法の残り回数もあんまりないのに死んじゃうかと思った~」

 

 しばらく自前の魔力だけでダンジョン内を進んでいた金色の薔薇たちが歩みを止める時が来た。とある部屋の中に設置された三体の鋼鉄のゴーレム、スティールガーディアンのためだった。

 

「一旦安全地帯に退避して、魔力の補給をしましょう。その後でだったら私たちが力を合わせれば切り抜けるはずです」

「あら~。と、いうことは~?」

「よかったね、エルフチンポくん。やーっときもちよくびゅーびゅーできるから、そのいっぱい貯めた魔力、一滴もこぼさずにあたしたちによこすんだよ?」

「……はい……」

 

 だめだ。その魔力はエルフの未来のために。ライルフェンの心の中で一瞬だけそんな声がした。

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