魔力ゼロの呪詛錬成・出涸らしエルフは性悪女冒険者パーティに復讐する 作:ケロリビドー
エリエット・ハルブライト。彼女は下級貴族ハルブライト家の令嬢である。ハルブライト家は貴族だが、冒険者向けの商売で一旗当てて財を築いている商会でもあった。聡明で社交的なエリエットは兄のアリスターよりも商才があり、ヴァレリウス伯爵家三男のオスカーの婚約者であった。
輝かしい未来が約束されていたはずのエリエットだったが、それは崩れ去ることになる。馬車で商品の買い付けをしに行った帰りにならず者に襲われ、誘拐されてしまったのだ。
「よし、これであとは指定の所に放置してくるだけだな」
「してくるだけっていってもよお、ダンジョンの中だろ? 無茶言ってくれるよなあ、あのディアンナとかいう女……」
「おい! 名前言うなよ!!」
「大丈夫だろ、まだ気絶してるよ、起きてたとしても……なあ?」
「まあ……そうだな」
気絶させられ、大きな頭陀袋に入れられたエリエットは転がされた荷台の振動で目を覚ましこの会話を聞いていた。
(ディアンナ? 誰? 知らない名前。知らないところで何か恨みをかっていたのかしら……しくじったわ)
手足を縛られ、猿轡を噛まされたエリエットは頭陀袋の中で身じろぎすることしかできない。ならず者たちが乗ってきた簡素な馬車はやがてダンジョンにたどり着き、入り口の前で彼女は袋から出されると、フード付きのローブを着せられた。手の拘束と猿轡は外してもらえないまま、エリエットは冒険者たちに紛れて自分の足で長々と歩かされた。
快活なタイプとはいえ令嬢であるエリエットの靴はごつごつとしたダンジョンの中を長時間歩くようにはできていない。時々躓きながら歩を進める彼女がもう歩けないと思った頃に、ならず者たちの足が止まった。
「お疲れさん。もう歩かなくていいぞ」
「別にあんたに落ち度はないんだが、まあ不運だったと思ってあきらめるんだな」
「おい、そろそろ行くぞ、巻き込まれちゃたまらねえ」
「そうだな。まあせめて口だけでも自由にしといてやるよ」
「ぷはっ……あ、あなたたち、ここはどこ? わたしをどうする気なの……」
「俺たちはどうにもしねえよ。せいぜいゴブリンと仲良くしな。じゃあな」
「ゴブ……リン?」
ゴブリン。暗い穴の中に生息するおぞましい小鬼。なぜ今ここでゴブリンなどという名前が出てくるのか、今の状況から察せないほどエリエットは鈍くはなかった。
(ギギ……ギギギ……)
(ギャッギャ……)
ダンジョンの暗い穴の中、身を守る武器もなく手を縛られたエリエットの背後から耳障りな鳴き声が響いてきた。彼女は頭の中で必死にゴブリンの特徴を思い出す。小さな体躯。緑色の肌。爛々と光る黄色い目。けっして強いモンスターではない。一対一なら駆け出しの冒険者でも楽に倒せるくらい脆弱な生き物だ。しかし驚異的なのはその繁殖力。時に人間の女を孕ませ、増えることで数を増やして群れで襲い掛かるいやらしいモンスター。それがゴブリン。
「い、いやっ! ああっ!!」
「ギャギャギャギャ!!!」
自分の運命を悟ってエリエットは涙ぐむ。手を拘束された瑞々しい獲物。取り囲まれ逃げられないまま、疲れ果てた足はもつれて彼女はその場で躓き、倒れ伏す。そこにゴブリンたちはいっせいに飛びかかってきた。
「やめてえ!! いやあ!!」
華美ではないが高価なシャツが無惨に引きちぎられ、優しいミルク色をした形のいい乳房がぷるんと露わになる。スカートも切り裂かれて無惨になくなっていく。あっという間に裸にされたエリエットの手足は何匹ものゴブリンに押さえつけられて大きく足を開かされたまま固定される。その間にニヤニヤと嫌な笑みを浮かべた一匹のゴブリンが割り込んできた。
「ひいっ!! ひいぃ!!!」
そのゴブリンの足の間にいきり立っているものを目にして、エリエットは普段の聡明さをかなぐり捨てて叫ぶ。令嬢である彼女は人間の男の一物すら見たことがない。しかしそれが人間の物とは違うということがわかってしまうほどにゴブリンの陰茎は醜悪だった。にちゃにちゃとした粘液とカッテージチーズを思わせる白っぽい滓にまみれ、ぼこぼことした血管と豆のようないぼがびっしりと生えている。そんなもので自分の何をどうしようというのか! エリエットは恐怖に叫び続けた。
「いやあ! 離れて! いっ、いっ、いっぎぃいいいいい!!!!! げぼっ、ぐええっ」
ぶちぶちぶち、と何かをぶち破る感触と共に鋭い痛みが彼女を襲った。内臓を内側から押されてエリエットは思わず嘔吐する。綺麗な長い金髪が吐瀉物にまみれ、悪臭を放った。
いつか婚約者であるオスカーに捧げるのだと思っていたエリエットの処女はゴブリンによって無惨に散らされてしまった。自分の指すら入れたことのない狭い膣道いっぱいにゴブリンの醜悪な一物がみっちりとめりこんでいたのだった。
「ひ、ひどい。ひどいいい、わたしが何をしたというのお! あっ、ぐっ、うっ」
「ギャッギャッギャッ」
望まぬ破瓜を嘆く間もなくゴブリンによる律動が始まり、内臓を押し上げられることによる生理的な声が断続的にエリエットの喉から出る。それに気分を良くしたのかゴブリンは腰を打ち付けながら彼女の形のいい乳房を握り、ぐにぐにと引っ張り、揉み始める。痛みと絶望しか感じないはずなのに、出し入れを続けられるとエリエットの膣は自然とぬるつき、ゴブリンの無遠慮な凌辱を助け始めた。
「あっ、あっ、あっ、あっ、ああっ」
ゴブリンの体液には特殊な成分が含まれている。繁殖を目的としているため、メスがショックで死んでしまっては意味がない。その交尾を快感に感じられるようにそれは媚薬に似た効能を獲物にもたらすのだ。そのため、エリエットの声は意思に反して次第に甘さを見せてきた。
「あああ……いやあ……どうしてえ……。無理やりなのに、嫌なのにぃ……っ、あひっ♡ いんッ♡ あひぃぃぃぃ♡」
メスの甘い声に気を良くしたゴブリンがどちゅどちゅどちゅどちゅっ、と素早く激しく腰を打ち付ける。その度にエリエットのつま先が硬直と弛緩を繰り返し、びくんびくんと痙攣した。
「何これっ、おなか甘いぃ♡ あそこが勝手にびくびくしてッ!! おひぃぃん♡♡♡」
「ギヒャ!! ギヒャヒャヒャ! ギヒン!!」
イく、という言葉も知らないエリエットはゴブリンによるレイプで初めての絶頂を味わった。ぎゅうぎゅうと締め付ける内壁にたまらずゴブリンも射精する。ねっとりとねばつくどろどろとした熱い液体が膣内を満たす感触にエリエットはのたうつ。先走りもそうだが、精液そのものもさらに強力な媚薬だった。
「おっ♡ おッ♡ 気持ち、ぎもぢいぃぃ……♡」
ずぽん、と陰茎が抜きさられ、ぽっかりと空いた膣穴から臭い精液をごぽりと溢れさせたままエリエットは全身の力を抜いた。もう彼女に抵抗の意思はない。一匹目の射精を待っていたゴブリンのうちの一匹が今度は自分の番だとばかりにその穴にいきり立った陰茎を押し当てる。今度の挿入は抵抗なくずぼん! と一気に押し進められた。
「おッほぉっ♡」
「ギャッ♡」
メスが自分たちの物になったことを理解したゴブリンたちはそのまま一気にエリエットの身体にむしゃぶりついた。両側から乳首に食らいつく者、ミルクを入れた上等な紅茶の味しか知らない桃色の唇に汚い陰茎をねじ込む者、結合部の上でひくひくしているクリトリスを弄って遊ぶもの、繁殖とは関係ないのにアナルに挿入してくる者。何匹ものゴブリンに群がられ、エリエットはもはや手足の先しか見えなかった。
「は……あ……んひ……♡」
その場にいたゴブリン全員が満足する頃、エリエットは完膚なきまでに犯され、イかされ、頭のてっぺんからつま先までゴブリンの精にまみれて見る影もなくなっていた。彼女はそのままゴブリンの巣に連れていかれ……そしてすぐに仔ゴブリンを妊娠、たったひと月で成長した多胎児を出産させられた。そしてまた孕まされ……。
ハルブライト家が派遣した捜索隊が瀕死のエリエットを発見した時、彼女はもう20匹以上のゴブリンを産んだ後だった。