※この作品はR-18です。

「おちんちん頑張れ♡頑張れ♡」って感じのデク君   作:生牡蠣

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やっときたい事は終わってないけど初投稿です。


僕は、ヒーローに…

廊下での一幕の後、僕達は健全なひと時を送ったと思う。

2人で夕飯の準備を手伝い、一緒に食事を採り、食後はテレビでヒーローの活躍を見ながら最近推しのヒーローについて語り合った。幼少の頃には当たり前にやっていた日常。この日常を再び過ごせる事に僕は確かな幸せを感じたのだった。

その後、色々あって一緒にお風呂に入って……そして、僕の部屋で一緒に寝る事となり、当然の如くかっちゃんのエッチをした。

お母さんにバレないように激しくはせず、ゆっくりとした性の交わり。いつも以上に互いの繋がりを感じられ、とても気持ち良かった。それは、ベッドの中でもしきりにキスをせがんできた彼女も同じ気持ちだと思う。

そうして交わっている内に2人とも疲れ果て、幸せを感じながら抱き合って眠ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ちなみに軽く流したが、風呂でもやる事はヤっとるからなこいつら。何ならいつもと違ったシチュエーションで布団の中より盛り上がっとったまであるぞ。詳細はトチ狂った作者が「最近有料のサイト更新してないなぁ…これでええか」とか言う理由でc〇-enで公開しとるから気になった奴は見に来ればいいと思うぞ。なんで有料なんかは知らん。文句は作者に言えぃ』

 

そして眠ったらこいつ(マーラ様)が居るのもお約束である。

………余韻とか色々と台無しだよぉ…

 

「というか、えっ、何ッ? 今なんて言ったの…?」

 

『あぁ、こっちの話じゃ。気にすんな。………それより出久よ、今日も大義であったぞ!あの生意気なメスガキをデレデレ♡媚び媚び♡のツンキレデレ幼馴染ヒロインに堕とし込むとは、流石は朕が見込んだ漢よのぉ!!…あっ、そう言えばメガ盛りすき焼き定食をメガスキ定食って略すけど、メスガキ定食って一回見間違えるのって朕だけじゃないよね?』

 

いつものようにウザったらしいテンションで話しかけて来るマーラ様。

エッチの時は本当に出て来ないからTPOを守る概念はあるみたいだけど……出来ればもうちょっと出て来る頻度を下げて欲しい。ノリが五月蠅いから。

 

『それは無理じゃな!朕はあのマ〇ド〇ルドの赤いピエロよりお喋りが大好きだからめっちゃ喋るぞ!………最近、あのナスみたいなマスコットばかり推されとる気がするが、ピエロは何処へ行ってしまったのかのぉ…』

 

急に哀愁を漂わせるマーラ様。色々と忙しい(チンコ)だ。…正直、毎回真正面から付き合っている僕からすれば、すごく疲れる。

………ねぇ、本当にこれが僕の個性なの?マーラ様との初遭遇から数週間経ってるけど、まだ受け入れられない自分が居るんだけど…

 

『えぇ…まだ受け入れられんのぉ……?そうは言うけど出久君さぁ、結構朕の事使いこなして恩恵も受けてるやんけ。今君の腕の中で眠ってる幼馴染がその証拠じゃんアゼルバイジャン』

 

うっ!……確かに、そこを突かれると痛い。

………あぁ、認めよう。散々個性について不平不満を漏らしている僕だが、この個性のお陰で色々と恩恵を受けているのも事実だ。きっとこの個性がなければ、僕へのいじめは続いていたし、かっちゃんとの関係修復も望めなかっただろう。その部分には感謝してもしきれない。

 

………でもッ!それでもデカいチンコが個性を受け入れるのとは話は別なのッ!!

 

『我儘な()っちゃなぁ…』

 

そんな僕を見ながら呆れたように呟くマーラ様。

……もう、何とでも言えばいいさ。どーせ何言ったってこいつをどうにかできるわけもないんだから……分かってるさ、いくら否定したってこれが個性な事には変わりはないんだから。

はぁ…本当、こんな個性じゃヒーローなんて夢のまた夢だ……

 

 

 

『―――なればいいじゃん。ヒーロー』

 

そんな事を思った時、間髪置かずにマーラ様は言った。

ヒーローになれって……どの口が言ってるんだこいつは???

 

「………なれるわけ、ない…じゃないか」

 

『何故だ?』

 

「何故って…」

 

『確かに出久は「自分が無個性だから」とヒーローになる夢を多くの人間に否定されて来た。それは朕も見てきたからわかるぞ。―――――だが、今は(個性)が居るだろう』

 

「ッ!」

 

僕はマーラ様の言葉に思わず息を飲む。

……あぁ、薄々気づいていたさ。前は個性がない事を理由に周りから夢を笑われ、諦めろと諭されて来た。でも、今は違うってことくらい。

でも………

 

「………無理だよ、こんな個性でヒーローなんて」

 

『お~ん?それは話が違うではないか出久。お前は「個性がない」ことで夢を否定されたのであって「個性がチンコ」だからヒーローになれないと言われたわけではないだろう?』

 

「そ、それは…そうだけど……」

 

『あっ!さてはあれだな。実は出久は「ヒーローになりたいけど無個性を理由に否定されていじめられている自分が好き!」というナルシストで、本当はヒーローなんかになりたくないのだろう?』

 

「ッ!? 違うッ!!」

 

僕はマーラ様の言葉を反射的に否定した。

そう、これは…この気持ちはそんなんじゃない!僕は、本当にヒーローになりたかったんだッ!!

それを…そんなふざけた理由で否定するなッ!!

 

『なんだ、なりたいのか。―――じゃあなれよ』

 

「ッ」

 

だが、そんな僕の反応を見透かしていたかのようにマーラ様は再びその言葉を平然と言ってのけた。

 

「で、でも……」

 

『出久よ。朕も長年緑谷家の個性として人間と接してきた。だから、なんとなく人間のことが分かって来た』

 

言いよどむ僕を見ながら、マーラ様は続ける。

その声色は、まるで問題児を諭す先生の様な印象を受けた。

 

『出久、お前さんは心の底からヒーローになりたいのだろう。だが、長年それを否定され続け、自分に自信が持てないのだ。だから、ずっと夢を持ち続けているが、それはお前の奥底でずっと燻っている』

 

 

『だから――――――誰かに背中を押して欲しいんだろ?』

 

 

「―――――――――」

 

その時、僕の心の奥で、何かが“ストンッ”と落ちた気がした。

 

『正直、朕はヒーローについてはよくわからん。だが、朕はお前の個性だ。お前がヒーローとしての在り方を望むのであれば、朕はそれを肯定しよう。例え全世界の人間がお前を笑ったとしても、朕は出久を信じよう』

 

不思議と、あれだけ嫌っていたマーラ様の言葉がするすると僕の身に入っていくのを感じる。

言葉は入り込むたびに身体が震え、僕は全身に変な感覚が走った。

 

この感覚は―――――(よろこび)

 

そう、僕の全身は震える様な喜びを感じているのだ。

―――――まるで、ずっと待ちわびた展開がやって来たかのように。

 

「………の」

 

『おぉん?』

 

その考えに至った時、自然とその言葉が出た。

 

 

「僕は………ヒーローに、なれる、の…?」

 

『………人とは本当に面倒な生き物だ。他者に答えを求める割に、もう自分の中で答えは決まっているのだからな。だが、お前が求めるならば何度でも言ってやろう』

 

 

 

 

 

君は、ヒーローになれる。

 

 

 

 

“ツー”と頬に熱い液体がしたたるを感じる。それが自分の目から流れてきているものであることを僕は知っていた。

あぁ、そうか………僕は、ヒーローの夢を、見てもいいんだ………!

 

『おいおい、そんな泣かんでもいいだろうに……いや、それ程までに否定され続けていたと言う事か……辛かったな。だがもう安心しろッ!お前には強い味方が来たのだから。あえて出久好みで言おう………朕が来たッ!!!』

 

 

“私が来たッ!!!”

 

 

一瞬だけ、目の前のチンコのバケモノが憧れのヒーローに見えた。

 

「………るよ」

 

そしてこの日から……

 

 

 

「――僕は、ヒーローになるよぉ…!」

 

僕は、夢を現実のものとするために歩き始めたんだ。

 

 

 

『おう、なれなれなったれぃ!出久よ、お前なら必ずヒーローになれるぞ。(男根の邪)神である朕が共にあるのだ。叶えられん願いなんぞあるものかッ!!なんなら10連全て☆5英霊やら☆3生徒やら馬の小娘をすり抜けなしの確定で召喚だって叶えてやるわいッ!』

 

「うん…うん……!」

 

マーラ様は結構無茶苦茶な事を言っているのは解かっている。というか後半意味不明だ。

だが、マーラ様の一言一言が、確かに僕の心を救ってくれていた。

 

『それにしてもヒーロー…英雄か。ふふっ、好色の塊の様なその在り方を自ら望むとは……なんだ、口ではどんなに否定しても本能は素直じゃのぉこのスケベ!』

 

「うんう………うん?」

 

………あれっ?なんか今、可笑しいこと言わなかったこのチンコ?

本能?スケベ?…えっと、ヒーローの話してたよね?

どう考えても将来の夢とかの話をしている時に聞こえちゃいけないワードを聞いた気がするんだけど……気のせいかな?

 

「え、えと…今なん『一つ問おうッ!!!』てぇ!?」

 

聞き違いだと思い、再び何と言ったかを聞こうとした僕であったが、それはマーラ様の大声で遮られてしまう。

えっ、何急に?あと気のせいか画風少し変わってない!?

 

『戦国の世の武士しかり、大海賊時代の海賊たちしかり、いつの世にも象徴はあったッ!!ならば、この時代の象徴はヒーローと言えるだろうッ!!』

 

急に演説めいた事を始めるマーラ様。

ヒーローがこの時代の象徴…まぁ、人々からの人気も高く、世論や政治を動かす影響力まで持っているヒーローもいる今の世の中を見ればそれは当然だろう。

 

『ならば、そんなヒーロー時代を生き抜くには何が必要と思うかね?』

 

ヒーロー時代を生き抜くために必要な事…何であろうか?

どんなヴィランにも負けない圧倒的な力?

どんな苦境にも負けない挫けぬ心?

そんなワードが頭に浮かび上がるが、それはヒーローには当然必須のものだと思う。きっと、ここで問われているのは別の事なのだろう。……それが何かはわからないが…

 

しばらく考え込んでも答えを出せない。そんな僕の姿を見て、マーラ様はゆっくりと言葉を紡いだ。

 

『そう―――――――』

 

 

 

 

 

 

 

『ハ ー レ ム だ ッ ! ! !』

 

 

「なんて???」

 

僕は思わず聞き返した。

………いや、これは仕方なくない!?だってすっごい真面目な話してると思ったら予想だにしないワード飛び出してきたんだよ!?そりゃ聞き返すよッ!!

 

『“英雄色を好む”という言葉があるッ!いつの時代の英雄と呼ばれるものには色の話が付き物だッ!後世に語り継がれた偉人もッ!その道を極め達人と呼ばれるようになった武人んもッ!世界を救った勇者ですら色を、性を嗜好のものとしたッ!』

 

戸惑う僕に気にせずマーラ様は言葉を続ける。

まぁ、確かに歴史に名を残した凄い人たちにも、色恋の話は多いのも事実だ。

好んでいたかはともかく、今の発言は一理あるのだろう。

 

『ならばこうも考えられるッ!―――――色を好む者は英雄だとッ!!』

 

それはどうなの!?

さっきの言葉も色々思う所あったけど今回のは流石におかしいって分かるよ!

 

『そしてこの時代のトップ…オールマイトを目指すのならばチーズ牛丼を食ってるような弱者男性や一般AV男優で収まるわけはないッ!それこそ多くの女を愛し、愛されてハーレムを形成するような雄にならねばならんのだッ!!』

 

あの、本当に何の話してるの!?なんか勢いだけで誤魔化そうとしてない!?!?

あとチーズ牛丼は普通に美味しいからッ!!

 

『つまり朕が言いたいことはただ一つッ!!』

 

 

 

 

 

 

『英雄の条件とは多くの雌を侍らせる事!今こそ出久チンポ()でハーレムを作り出す時!ダークチンポ伝説の幕開けだぁ!!』

 

 

「お前は何を言っているんだ?」

 

自分でも驚く位に冷たい声が出た。

すごいや…さっきまで心の奥底からこみ上げてくるものがあったのに、今は影も形もないだもの。人ってこんなすぐに“スン…”って落ち着けるもんなんだね。

ツッコミどころはたくさんあったのだろう。しかし、もう考える事すらしたくない程に滅茶苦茶な事を言われ、僕は逆に冷静になっていた。

どうやら、人間はあまりにも理解不能な状況に陥ると困惑を通り越して逆に落ち着くらしい。こんな事で知りたくなかったよ……

 

『なんじゃい、難しい話ではなかったと思うが………まぁいい。ならば簡単に言おう。出久、ハーレム作ろッ!』

 

「………そんなカラオケ行こうみたいなノリですっごいクズい事提案すんなよ」

 

あの、さっきまで結構いい話してませんでした?なんで急に低俗な話にビフォーアフターしてるの…?

えぇ…何、この家族みんなでファミリー向け映画を見て一家団欒してた時に少しエッチなCMが挟まって気まずくなるような温度差。差があり過ぎて風邪ひきそうなんだけど…

 

「えっと…複数人の女の人にちょっかいかける人ってヒーローとしてどうかと思うんだけど……」

 

『……急に正論吐くんじゃねーよバーカッ!いいから黙ってハーレム作れッ!大音量でホ〇ンク〇ス聞かすぞ!!』

 

「まさかの逆ギレ!?」

 

ちょ、急に逆ギレしてきたんだけどこのチンコッ!?しかも言い方的に『あっ、これ流石に無理あるな…』って自分でも思ってた感じじゃんッ!!

というか何その脅し!?ホ〇ンク〇スって何ッ!?

 

『まぁ真面目な話、何処ぞの炎の逆転ファイターも「心に愛がなければスーパーヒーローじゃない」と言っているのだ。つまり多くの人間()を愛せる事もヒーローには必要な心得だろうよ』

 

「………それは一理あるけど、なんで女の人限定?」

 

『うるせぇ!ホ〇ンク〇ス歌うぞ!!』

 

「だから何その脅しッ!?」

 

さっきから何なの!?もはやホ〇ンク〇ス言いたいだけなの!?

 

「とにかくッ!……僕はハーレムなんて作らないから。そんな相手の女性に不誠実な事なんて、僕には出来ないッ」

 

僕はマーラ様にそう言い放った。

今言った事は本心だ。愛する女性がいるにもかかわらず、他にも愛する女性を作る。言わば浮気と同じである。

それは女性を侮辱する行為だ。そんなの、僕が進んで行うわけがない。……その、かっちゃんを裏切りたくないし…/////

 

『まぁ、確かにお前はそう言う事自分から出来ないよな。わかっとる』

 

 

 

 

 

 

『―――――なら、女の方からお前に迫って来たとしたらどうだ?』

 

 

「えっ」

 

マーラ様の言葉に、僕は一瞬戸惑った。

女性の方から…?それはつまり『僕の事が好きと言ってくれる人が他に現れた場合、お前に断れるのか』と言いたいのか?

それは断るべきだろう。当たり前だ。僕にはもう、好きあっている人がいるのだから。

 

……だが、僕は即答が出来なかった。

 

何故なら、断ってしまった場合「僕は相手の女性を傷つけてしまうのではないか」と思ってしまったからだ。

 

「…それは――」

 

『―――あ~、答えなくてよい。知りたい事は知れたのでな』

 

僕が答えようとする前に、マーラ様は話を一方的に切り上げてしまった。

知りたいことが知れた…?どういう意味であろうか?

 

『なんでもないわい。それより、朕は朕でこの後やっておきたい事があれでの、これで失礼するぞ。まだ日の出まで時間はあるから出久はもう少し夢の時間を楽しめぃ』

 

『じゃ、そゆことで~』と続けるとマーラ様の姿はそのまま消え、僕一人だけが取り残される。

えぇ…な、なんかよく分からないままに話終わったんだけど……

………まぁ、チンコのバケモノの考えなんて僕にわかるものでもないし、考えるだけ無駄か。僕もなるべく触れたくないし、この件はおしまいにしよう。

 

それにしても、相変わらず無茶苦茶な個性だ。真面目な話かと思ったら二言目には下ネタだし、行動原理は全て性欲に繋がってるし……色々最悪である。

本当に脳とチンコが直結していると言っても過言ではない奴だ。……というかチンコそのものか。

 

 

「…………………」

 

 

でも―――――――

 

 

 

 

『君は、ヒーローになれるッ!!!』

 

 

 

 

「………あそこで終わっとけばいいのに、ほんっと色々台無しだよ…」

 

不思議と“嫌だ”と言う感情は、前よりも沸いてこなくなっていた。

 




拙者バルド・ゴリーニ頭おかしくて好き好き侍。それはそれとしてユアネクストのCMの影響でホ〇ンク〇スを聞くたびに噴き出してしまうで候。
いい曲なんですよ、ホ〇ンク〇ス。ただダークマイトがどうしてもチラついてしまうんや…
多分希望の花と聞くと団長を思い出すのと同じ原理だわ…

今回はこれを連載する前に書きたかった『チンコに夢を肯定されるデク君』というあたおかシチュ書けて満足ですわぁ…
しかしここのデク君、チンコにオールマイトの影を見るとは節穴すぎませんかねぇ…(他人事)

もう10話も続けてるのにヒロイン1人しか出てないってマジ?
早いとこハーレムしたいし、巻きで進めないとなぁ…


ここまでご拝読ありがとうございました
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