※この作品はR-18です。

「おちんちん頑張れ♡頑張れ♡」って感じのデク君   作:生牡蠣

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今回のサブタイトルを頭の片隅に置きつつ読んでみて欲しい(願望)


注:彼らは今日出会ったばかりです(白目)

『うっ、ふっ…きょ、今日のところはこれくらいで勘弁してやるっ♡次はお前が泣くまで搾り取ってやるから覚悟しろよっ♡』ガクガクッ♡

 

かっちゃんは産まれたての小鹿の様に足を震わせながらそう言い残して帰って行った。

本当、勘弁して欲しいよ…いつもならまだしも、今日は焦凍ちゃんというお客さんだっているのだ。まだ本人は認識していないとはいえ、焦凍ちゃんはセックスにトラウマがある。そんな彼女にかっちゃんとヤってる姿が見つかったらと思うと生きた心地がしなかったよ……

 

『そんなこと言うけど出久君さぁ…本当はいつ見つかるかわからないというスリルを楽しんでいたのも事実であろう? 朕は出久のチンポなのだから誤魔化しは効かんぞ』

 

……そっ、そんなことないし…

と、とにかくっ!……かっちゃんが満足して帰ってくれて助かった。正直、流石にもうかっちゃんと焦凍ちゃんに挟まれるのはごめんだね。僕としては仲良くして欲しいけれど、こればかりは相性の問題だろうから僕ではどうしようもない。今後少しでも距離が縮まってくれれば一番いいのだけど、今すぐに解決すべき問題でもないだろう。

 

『あっ、あいつとヤったら殺すからな♡』

 

……かっちゃんが帰り際にボソッと呟いた言葉が脳にフラッシュバックする。

僕と焦凍ちゃんはそんな関係ではないが、どうもかっちゃんは焦凍ちゃんの事を勘違いしている節がある。このすれ違いを解決すれば仲良くなる糸口が見えてくると思うんだけどなぁ…

 

『2人が仲良くなる方法なんて簡単じゃろう。2人を出久チンポで調教・服従させてやれば万事解決じゃ!』

 

…別に今のは独り言で解決策を相談したわけじゃないよ。お前に相談したところで全部(しも)の話に直結するんだから絶対に相談しないからなっ!

 

『なんじゃい、つれないのォ…せっかく朕がエロゲの様な攻略チャートを作ってやっているというに……ちなみに勝妃と焦凍を堕とした後にハーレムに加えるメスのルートも作成中じゃ。静岡に住んでいる同年代の女でな……』

 

よし、この話はもうやめよう。聞くだけ頭が痛くなるだけだ。

さて……気分を変える為にかっちゃんが帰った後の話でもしようか。

と、言ってもそんなに面白い話ではない。だって普通の事しか起こらなかったのだから。

かっちゃんが帰った後、丁度焦凍ちゃんがお風呂から上がってきた様子だったので、そのまま僕もお風呂へ入り、かっちゃんとの交わりで纏わりついた汗やら他の液体やらを落とし、そのまま入浴を終えて自分の部屋へ戻って来ただけだ。今はもう、ベッドに入って眠るだけの状態である。

途中、焦凍ちゃんやお母さんにも声を掛けられたが特に変わった様子もなかったし、かっちゃんとの行為もバレていないだろう。良かった良かった。

……強いて変わった事を言うのであれば、焦凍ちゃんに『お風呂……上がったから///』と言われた時、なんか顔が赤い様な気もしたな……のぼせたのだろうか?

 

『……ねぇ出久君、もしかしてわざとやってるぅ?』

 

そんな事を思ってすぐ、マーラ様が珍しく声を震わせながらそう言った。

わざとって……何が???

 

『……うぅむ、出久は朕が思ってた以上に鈍感系主人公の素質あるわい。鈍感系主人公も過ぎればアンチが沸くから気を付けた方がいいぞ。織斑一夏しかり、羽瀬川小鷹しかり、今でも一定数アンチがあるからの』

 

また意味不明な事を……とりあえず、後者については故意のものだから畑が違うでしょ。

もういいや、今に始まった事でもないし無視だ無視。後は寝るだけだし難しい事は考えたくはない。

 

『なぁにを言うかっ!!まだメインイベントは終わっとらんぞっ!!』

 

うるさっ!?頭に直接響くんだから寝ようとしてる時に大声で話すのやめてよっ!!

……ちなみに、メインイベントってなに?

 

『ふっふっふ…そんな事、決まっているだろう―――――』

 

 

 

 

 

『――――焦凍に夜這いを仕掛けるのだっ!』

 

……聞いた僕がバカだった。本当、焦凍ちゃんと寝る部屋が別で良かったよ。別じゃなかったら『夜這い!据え膳!!』と言って絶対今以上にうるさかっただろうから。

というか、さっきかっちゃんで散々性欲発散したでしょ…僕はもうエッチな事は考えたくもないよ。……というか、通常時でも焦凍ちゃんにそんな事できないから。

 

『なんじゃい、寝言は寝て言うもんじゃぞ。出久には朕が憑いておるんじゃ、賢者モードなんて概念はないぞ』

 

もう寝るからなっ!これ以上変な事言ったら一生口きかないからなっ!!

 

『………クゥ~ン』

 

面倒くさくなった僕は、怒鳴りつける様にマーラ様へと叫ぶ。

それに怖気づいたのか、捨てられた子犬の様に鳴くマーラ様。

……ちょっと言い過ぎたか? い、いやいや!こんな所で甘さを見せちゃ駄目だ!マーラ様はあくまでも僕の個性。ならば個性に振り回されてばかりじゃ駄目なんだ!こういう時に上下関係を教えておかなければいけないんだっ!!

というわけで僕はもう寝るからな!おやすみっ!!

 

 

“―――――がちゃ”

 

今度こそ寝ようとした僕。しかし、その行動は部屋の扉が開く音で遮られてしまった。

一体誰が……いや、考えるまでもない、扉を開けたのはお母さんに決まっている。

大方、友達が泊まりに来ているという状況でテンションが上がりすぎて夜中まで起きていないか様子見に来たのだろう。最近はなかったけど、かっちゃんが泊まるようになってから最初の頃はそうしてたもんね。

あの時は本当にヒヤヒヤしたなぁ…。『ちゃんともう寝た~?』と様子を見に来たお母さんに対して布団を被って夜更かしなんてしてないアピールをしてたけど、布団の中ではかっちゃんと連結(意味深)状態だったからね。布団捲られたら一瞬でバレてたからね。

 

というわけで、あの扉の音はお母さんが様子を見に来たものだと断定しても良いだろう。

ならば話は簡単だ。このまま目をつぶって寝たふりをしておけばいい。

今回は何もやましい事はない。ちょうどこのまま寝てしまおうと考えていた所なのだから特に問題はないだろう。そうすればいつもの様にそのまま部屋から出ていくはずだから。

そう考えた僕はその音に反応することなく、狸寝入りを決め込んだ。

 

“ミシっ…ミシっ……”

 

しかし、僕の予想とは裏腹に人の気配が遠ざかる事はなく、逆に僕の方へと近づいてくるような足音が聞こえてきた。

えっ…お母さん、今日は近づいて確認するの? そんな念入りに確認するなんて今までなかったはずだけど……

僕が疑問に思う間もなく、足音はどんどん近づいてくる。やがて足音は僕のベッドの前で止まり、その後すぐに“もぞもぞ…”とベッドの中に何かが入ってる様な違和感を感じた。

……えっ!?布団を捲るならまだしも、入って来るって……何で!?何考えてるのお母さん!?

不可思議な事が多すぎて理解が追い付かない。

しかし、僕はすぐに重大な間違いをしている事に気付く事となった。

近づいてきたのはお母さんではない―――――

 

 

 

「……出久、起きてる?」

 

 

―――――焦凍ちゃんだったのだ。

 

「しょ、焦凍ちゃん!?」

 

布団の中で焦凍ちゃんとまさかの対面をする事となった僕は思わず驚きの声を上げた。

それも仕方がないであろう。だって、こんな夜中に別の部屋で寝ているはずの焦凍ちゃんが、それもわざわざ僕のベッドに入って来るなんて想像も出来なかったのだから。

 

「あっ、起きてた?それもと起こしちゃった?…起こしちゃってたらごめん」

 

「あっ、起きてたから大丈夫だよ……じゃなくてっ、ど、どうしてここに?何かあったの?」

 

僕は何とか平然を装い焦凍ちゃんに疑問を投げかける。

その疑問は『どうして僕の部屋に来たのか?』なのか『何でベッドに入る必要なんかあるんですか?』なのかは自分でも分からない。しかし、夜明けを待たずに彼女がこうして僕の元へとやって来たということは、きっと朝まで待てない様な深い理由があるに違いない。

一度手を差し伸べる事を決めたからには彼女の力になる義務があるし、何より僕自身も助けたいのだ。

 

「……うんっ……実は、出久にお願いしたい事が、あるの」

 

焦凍ちゃんは視線を少し落としながらそう言った。その声色には、何処か弱々しいものを感じられた。

僕に頼みたい事?……それは、別に僕に出来る範囲であればもちろん協力するけど…どうしてそんな…たどたどしいというか、後ろめたさ満載みたいな様子で言って来るんだろうか?

……あぁ、もしかして、焦凍ちゃんの考え方的に家にまで泊めてくれているのにこれ以上迷惑はかけられないって思ってるのかな?もう、友達なんだからそんなの気にしなくてもいいのに。

 

「お願い事?任せてよ!僕に出来る事なら協力するからさ、気軽に言ってみてよ!」

 

「……うん、出久に出来る事っていうか…出久にしか頼めない……ううん、頼みたくない事なんだけど……いい?」

 

僕は焦凍ちゃんに自分に任せる様に言うが、彼女の反応は少し妙であった。

……僕にしか頼みたくない事?…何だろう、全く見当がつかないぞ。

僕は言葉の意味が分からずに訝し気に彼女を見る。すると、焦凍ちゃんの頬に赤みが掛かっており、どこか恥ずかしそうな様子である事に気が付いた。

……あっ、もしかして…一人で寝るのが怖いのかな?

う~ん…他人の家で眠るのなんて心細くて当たり前なんだから恥ずかしがらなくてもいいのに…

…あ~、確かに僕はほぼ毎日かっちゃんと一緒に寝てる(意味深)から感覚麻痺してる感あるけど、僕らの年齢で異性が一緒に寝るのは確かにまずいよね。その理論から行くと、焦凍ちゃんと一緒に寝るのも断った方が良いのだろう。

でも、僕にしか頼めないって断言してくれるまでに信頼してくれるのは嬉しいし、何より心細いであろう彼女を放っては置けない。

よしっ!もしも焦凍ちゃんが一緒に寝たいって言ったら僕は受け入れようっ!

 

「もちろんっ!焦凍ちゃんの頼みなら、僕なんでも出来るよっ!」

 

「!! ……そっか、なら、お言葉に甘えて…」

 

僕の返答を聞いた焦凍ちゃんは、何かを決断したかのように頷いた後少し黙る。

そして、彼女はやがて口を開き、その頼み事について話し始めた。

 

「実はね…出久に、ヤって欲しいの」

 

「? 何を……?」

 

 

 

 

 

「…………バクゴーと、同じことを…私に/////」

 

 

――――――――――ゑ???

 

焦凍ちゃんの言葉を聞いた瞬間の僕は、その言葉の意味を受け入れることが出来なかった。

かっちゃんと同じ事?……はて、何の事だろ―――ッ!?!?

 

「お、同じ事って……何の事?」

 

数秒の間が空き、僕は何とか言葉を紡ぐ。

何とか挙動不審にならない様に、出来る限り平然を装う。少しどもってしまった感じもするが、むしろここまで惚けられたのを自分で褒めてやりたいくらいだ。……本当は身体からめっちゃ変な汗出て来てる程に焦ってるけど。

 

断っておくが、焦凍ちゃんは特に変な事を言ったわけではない。

『バクゴー(かっちゃん)と同じ事をして欲しい』

彼女はそう言っただけである。この言葉だけならば、特に慌てる必要もないだろう。

だが、()()()というワードが途轍もなく不穏だ。今日までの行動で、彼女がかっちゃんを羨むような行動について全く心当たりがないのだ。

……いや、正確には()()。だが、あの行為は彼女には見られていないはずなのだ。

そ、そうだよ…見られているはずがない。だから僕の勘違いのはず―――

 

 

「……実はさっき、見ちゃったの。……出久がバクゴーと裸で抱きしめ合ってるのを…////」

 

 

―――――ハイッ、思いっきし見られてましたぁ!!

 

即堕ち2コマ的展開に、僕は心の中で変なテンションで叫んだ。

えっ、ちょっと待って!?ちょ、おまっ…マジで!?マジで見られてたの!?焦凍ちゃんにかっちゃんとのセックスを!?!?

えっ、ちょ、…えっ!?……えっ!?!?

 

一番恐れていた嫌な予感が的中し、僕の脳内はぐっちゃぐちゃになる。

だって…普通そうなるでしょ!!今日友達になった可愛い女の子に幼馴染とのセックス目撃されたんだよ!?そりゃ色々な感情で脳みそおかしくなるってっ!羞恥心とか色々なものが押し寄せて来て死にたくなるってっ!!

しかも焦凍ちゃんはご両親の営み(意味深)を目撃して、そういう行為にトラウマがある子なんだよっ!?そんな子に更にトラウマ植え付けるとかやってる事畜生のソレじゃん!?そういった意味でも死にたくなるってぇ!?!?

 

あらゆるモノが頭の中で複雑に交じり合い、僕はめまいすら感じてきた。

うぅ…どこで間違えたんだ?…いや、十中八九、性欲に任せてかっちゃんとヤってしまったのが問題だろう。

あー!僕のバカ!!他の友達が来てる時ぐらい節操持てよぉ!!

 

「えっ!えっとッ!あれは…そのぉ……ん?…同じ事……てぇ!?」

 

なんとか焦凍ちゃんに弁明しようと言葉を選んでいる時、僕は更に驚くべき言葉に気が付いた。

焦凍ちゃんが僕とかっちゃんのセックスを目撃したのは確定であろう。

それを踏まえて、焦凍ちゃんは言っているのだ。――――自分も、セックスがしたいと。

 

「……私、なんとなくだけど分かるの。出久がやってたアレ、パパとママがやってた事と同じ事なんでしょ?」

 

「それは…えっと……」

 

肯定するべきか誤魔化すべきか迷う僕。そんな僕の反応を見て、焦凍ちゃんは僕達の行為と自分の両親が行っていた事が同一のものと確信したように「やっぱり…」と呟いた。

 

「…私、パパがママに酷い事をしてるんだって思ってた。痛くて、最低な事をパパはしてるんだって……でも、さっきの出久たちは、とっても気持ち良くて、幸せそうだった」

 

そう、ポツリポツリと語る焦凍ちゃん。

その瞳は、まさに憧憬の眼差し。僕とかっちゃんの性行為を羨んでいる様子であった。

 

「それで、パパ達がやってた事が良い事なのか、悪い事なのか、分からなくなったの―――――だから、確かめたい。パパとママがやってた行為はどんなものなのかを」

 

曇りのない眼で真っすぐと僕を見据えながら焦凍ちゃんは言った。

顔が整っているからか、そこだけ切り抜けば超大作の映画で主人公がラスボスに立ち向かう決意を決めたような、とても絵になる瞬間であった。

 

……でも内容はクッッッソ下品だけどねっ!!

ちょ、何この展開!?『幼馴染とのエッチを友達に目撃されたと思ったら、なんかその友達にエッチに誘われた』んだけど!?

鍵カッコの所だけ見ればラノベタイトルになりそうなくらい超展開過ぎて僕もう分かんない!?

えっ、なに、もしかして焦凍ちゃん、ご両親と友達のセックスを2連続で目撃して錯乱知っちゃったの!?……そ、そうだ!そうに違いないっ!!そうじゃなきゃ、焦凍ちゃんが他人のセックスを見て発情する変態ちゃんになっちゃうじゃないかぁ!!

ぼ、僕はそんなの認めないぞ!な、何とかして彼女を正気に戻さなくては…!

 

そう考えた僕は、彼女を説得しようと試みようとした。……そう、()()()()()()のだ。

だが、出来なかった。

 

 

 

 

「……勘違いしないでね、私だって、あの行為が誰にでも頼めることじゃない事は分かってるよ。出久だから頼んでるの。……ううん、違う。出久だから、私も…やってみたいって、思ったんだよ/////」

 

―――――何故なら、焦凍ちゃんが顔を真っ赤にさせて、上目遣いでそう囁いたのだから。

 

何度も言うが、焦凍ちゃんは可愛い。整った顔をもちろん、ちょっと天然の入った性格や仕草、彼女を知れば知る程にその魅力にどっぷりと浸かってしまうであろう。言わば、彼女は可愛いという名の底なし沼だ。

そんな彼女が、他の誰でもない、僕を求めている。僕の…雄の部分を求めている。

 

“ムクムクムクぅ……!”

 

そう考えただけで、僕の股間には全身の血が集まって来たのかと錯覚するくらいに膨張し、たちまちパジャマのズボンにテントを張った。

そ、そんな…さっきかっちゃんとシたばかりなのに……!?

 

 

『言ったはずじゃ。出久に賢者モードなんてものはないと』

 

 

そう思った時、ずっと黙っていたマーラ様の声が確かに鳴り響いた…

 




拙者、執筆の際頻繁に作成した攻略チャート見直してそのガバガバさに嘆くクソ雑魚メンタル侍。今後のルートで流石に無理がある展開が多発している事に気が付き筆が乗らなくなったで候。
しかし無理をしなければ推しちゃん達が登場するのが相当遅くなるのも事実…テンポを重視するか、チンポを重視するか、それが悩みどころ也。

次回はようやっと焦凍ちゃんとのHな展開が書けそう。調子乗ってエンデヴァーの過去編挟んじゃったから本当にここまでの道のり長かったよ…
焦凍ちゃん編終わった後は割とどうしようか悩んでる。とりあえず原作開始前に最低2,3人程追加ハーレム要員加えてから原作突入はしたい。…欲を言うなら堕とせるだけ堕として原作突入させたいけど、そうすると原作開始時点で50話近く使いそうで怖い……多分、そうなったらアンケート取るわ。

次回は気分次第。最近、ケモ成分足りないからそっちを補給したら戻って来るわ…


ここまでご拝読ありがとうございました
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