【コードギアス/ロストカラーズ】Hidden Rainbow ― ライ×生徒会ハーレムIF ― 作:o-fan
秋になった。夜、自室でライは悩んでいる。
(ルルーシュ、大丈夫だろうか)
先日、久々に日本中を周っている彼と会ったが、思ったより憔悴した様子だった。
「俺はユフィに、大切な人に最悪のギアスを使ってしまった。お前がいなかったらどうなっていたか……俺のギアスはまたいつ暴走するかもしれない。トウキョウと、ユフィとナナリーの事は頼む」
C.C.からは、
「まあ、童貞坊やの方はこちらに任せろ。お前は引き続きバラ色の学園生活を楽しんでおけ。私がお前に焚きつけた手前もあるしな……」
と、かつてギアスについてライに助言をくれたC.C.は、彼女にしては珍しい優しい視線をしてルルーシュの隣についてまわっていた。
(行政特区日本は進んでいる。ルルーシュはゼロとして活動していながら、あの日ユフィにかけてしまったギアスについて罪悪感を抱いている。ギアスの暴走は僕にもわかる。なにか、彼を元気づけられればいいのだが。ナナリーに相談してみようか)
と、思い立ったところで携帯端末が振動し、ナナリーからのメッセージが届く。
『咲世子さんが帰られましたので、いつでもどうぞ』
メッセージの添付には、恥ずかしそうに服の胸元を広げて唇を突き出すナナリーの自撮り写真があった。
「……」
ライは思わず手が一瞬震え、唾を飲んだ。警察にバレたら事情聴取まったなしの状況だが、削除する気にはなれない。
身なりを整え部屋を出て、向かう先は恋人ナナリーの部屋。ノックをするとすぐに、「どうぞ」と可愛らしい声が返ってくる。
「こんばんは、ライさん」
「こんばんは、ナナリー」
ナナリーの就寝時間が近い。しかし今日は週末、明日までは生徒会で取り決めたナナリーの日。二人きりの今、ライも存分にナナリーとの部屋デートを楽しもうと、足早に車いすに座るナナリーの元へ。
ライから、
「いつもの、いい?」
「はい、お願いします」
と、ナナリーの了解を得てから彼女を抱えあげた。椅子に座り、膝上にナナリーを乗せる。
ナナリーからライに抱き着き、唇同士を数秒つけあう。
「ん、ライさん。今日もお仕事お疲れさまでした」
「ありがとう。ユフィとは今日話せた?」
「はい、お昼休みの時に。ユフィ姉様も神楽耶さんも、ライさんのことばかり話されてましたよ」
「え、どんな?」
「えーと」
昼食を囲む美女と美少女たち。ユーフェミアは明るい未来を見透えているかのように微笑みながら、
「特区日本も、ライさんのおかげで日々たくさんの人が参加してくれています。シンジュクもすっかり様変わりして、ブリタニア本国でも風向きが変わってきています」
(いずれはルルーシュとスザクとも話して、コーネリアお姉様にわかってもらえれば……。ふふ、ライさんに相談したらきっと、またあっという間にすごい立案をしてくれるのでしょうね。でも彼に頼りっきりになるのはいけません。私ももっと主導して、このエリア11が日本として真の平和を取り戻せるようにしなければなりません。そうしたら、いずれ、私もライさんと……♡ ふふ)
神楽耶はライの顔を思いだしているのか、うっとりと微笑んでいる。
「ライさんのおかげで生産性もうなぎのぼりですのよ。それに私達がこうして学園生活と両立できているのも、全て彼のおかげなのですから、いずれ盛大にお返しをしなければなりませんね♡」
(最初は行政特区日本のためにこの学園へと来ましたが、今は何よりも、献身的に日本のために尽くしてくださるライさんのため。彼が、日本皇族とブリタニア皇族の血を引く新たな御旗になりうるという、打算もあります。けれど一番は、そんなライさんが非常に有能かつ、人々を魅了してやまない外見と優しい心根をお持ちであること。ふふ、私が一番近くで、支えてあげませんと♡)
護衛として後ろに控えるヴィレッタは彼女らの会話を聞きつつ、ライの話題でつい唇が綻んでいた。
(ライの奴、最近王族護衛で空回り気味のジェレミアの暴走をよく止めてくれている。ふ、今度礼でも持って行ってやるか。ユーフェミア様の政策が軌道に乗りはじめた以上、ブリタニアの国是と純潔派は障害になりうる。しかしライ。奴ならばあるいは、本当にこのまま穏便にことを運ぶことも……。皇族の血を引いているし、粉をかけておくか。あいつは女にだらしがないからな。……ちっ、あいつが女といるところを想像すると、妙にイライラする。私が矯正してやるかっ)
ナナリーは昼間の会話をライに伝えながら、ライの頬を手のひらで包み撫でている。
「日本のことで難しい話をすることもあるのですけれど、ユフィ姉様と神楽耶さん、ライさんのことを話す時、声がすごく幸せそうなんですよ。ヴィレッタ先生も、ライさんの話を振ると声のトーンがあがるんです。ふふ、ライさんはまだ、ユフィ姉様達を恋人にはされないのですか?」
「あはは……まあ、うん。予定は未定という感じかな」
「ふふ、珍しいですね。ライさんなら、いつもしっかりと予定をたてていますから。お兄様なんて、今週末も帰ってくるかどうか……」
ナナリーの声のトーンが明らかに落ちた。いくらライとナナリーが深すぎる男女の関係になろうと、ナナリーが持つ兄への愛の渇望が薄れることはない。そのことをライも重々承知していた。
(ルルーシュからユフィへの不意のギアス。ナナリーの視力は、心因性のものと聞いている。もしナナリーの目が見えるようになったとき、ルルーシュはナナリーの目を見ながら、言葉を伝えられるのか……。ルルーシュはきっと、そのことを考えているに違いない)
ナナリーの不安はもう一つあった。
「私とライさんの関係をお伝えするのも、早い方がいいと思うんです。もちろん、とても言いにくい関係であることはわかっています。でも、やはりお兄様に認められて、正式にライさんと一緒になりたい……わがまま、ですよね」
「わがままなもんか。ナナリーはなにも悪くない。言いだせないのは僕のせいだ。僕だってルルーシュのことは大切だし、ちゃんと認めてもらいたい。話すならちゃんと、僕から」
言葉はナナリーの唇で止められた、ナナリーの両手の指が全て交差するようにライの両手と握り合う。
ナナリーは唇を離すと、
「ライさん、もし私達生徒会メンバーのことを伝えたら、お兄様は傷つくかもしれません。ですがそのことで責任を負うのは、ライさんだけではありません。生徒会の方々全員で決めた関係なのですから」
「ナナリー、でも」
君はまだ年齢が――。そう言いかけてやめたのは、ナナリーの表情にかすかな怒気を感じたからだった。
「ライさん、私にだって望んでいる未来はあります。私がライさんと結ばれて、お兄様もスザクさんも祝福してくれる……。そんな未来を、ライさんと作りたいんです。だからどうか、私にも背負わせてください。ライさんが背負っているものを、少しでも背負いたいんです。このわがままだけは、どうか通させてください」
愛と快楽の『今』だけでなく、暖かい『未来』もナナリーは望んでいる。守られるだけで蚊帳の外にいる感覚は、ルルーシュとスザクが学園を空けるにつれ、彼女の中で強くなっているのかもしれない。
自分の力で幸せになれると、ナナリーは証明したいのかもしれない。「私一人を外におかないで」という叫びにも見えた。
(ルルーシュはナナリーを守るために、ますます距離をとっているふしがある。けどナナリーが望んでいるのは、大事な人が近くにいるという温もりだ)
ルルーシュの蜂起の理由も十分合理的な理由があった。蜂起しなければ、ルルーシュ兄妹には暗い未来が待っていただろう。
今状況は変わりつつある。ユーフェミアが同志となり、日本から争いが完全になくなろうとしている。
それなら残る障害は、
「わかった。ナナリー、力を貸してほしい。僕は……ナナリーと幸せな未来を築きたい。そのためには、ルルーシュをできるだけ動揺させずに、関係を認めてもらう。その方法は僕にはまだ思いつかない。だから、一緒に考えてもらってもいいかな?」
ナナリーの口元から怒気が消えた。花すら恥じらうような輝く微笑みに変わる。
「はい。承りました。お兄様のことは私が一番よく知っていますから、お兄様に納得していただけるよう、作戦をたてますね。結婚同盟の一員として、こんなに頼もしい味方はいませんよ、ライさん」
「結婚同盟……そうだ、その通りだ」
「ライさんが素晴らしい男性だということを、お兄様に認めてもらわないと。どう攻めましょうか、ふふ」
女子生徒ハーレムを作る男が、素晴らしい男性とは程遠いかもしれないとライは自嘲したが、自分を蔑むような考えはすぐに振り払った。彼女たちと愛し合う男として、自分は素晴らしい男性であろうと胸を張りなおした。
とはいえ、この場で即座にナナリーに妙案が浮かぶこともなさそうだった。
ライも苦悩して結局先延ばしにしたし、なによりルルーシュのことを思えばこそ、今のルルーシュをあまり刺激したくない。
ナナリーは少しシュンとして眉毛を八の字にし、
「すみません。そうは言ったものの、中々すぐには思い浮かびませんね……」
「いいや、ありがとう。ルルーシュから話を聞いたり、機会をうかがってからでも遅くはないと思うんだ。チェスにもこういう言葉がある。チェスは固定化した知識や静的な知識の集積ではない。動的なものだ、てね」
「動的、ですか?」
「ナナリーが持っているルルーシュの知識は大きな武器になる。それに合わせて、今のルルーシュの気持ちとか状態を、ちゃんと見て知っておこう。最近帰ってないみたいだし、僕からルルーシュに言って、ナナリーとの時間をつくってもらう。そこから作戦を練っていこう」
「ライさん……! よろしいのですか?」
「もちろん。結婚同盟、だもんね」
「はいっ。ん……」
ナナリーが再び唇をつけてくる。音も立たない優しい口づけだったが、その分柔らかい感触を長い間確かめあう。
ナナリーからすれば今のライは、ナナリーが最近抱いている寂しさを和らげるとともに、ナナリーが望む未来への道を照らしている存在だった。
「ん……不思議です。ライさんと一緒なら、きっと全部がうまくいくような、そんな気がしてならないんです」
「僕だってそうだよ。ナナリーが一緒なら、敵なしだ」
「っ……ライさん……! んちゅ……ちゅっ……ちゅるる……♡」
ライはナナリーの口づけに応えながら、抱え上げて揺らさないようにベッドへ移動していく。その過程でナナリーの舌がライの唇をつんつんとノックし、中に入りたそうに舌先でくすぐってきた。
ライが受け入れ、水っぽい愛し合いが始まった。舌先が触れ合い、絡め合うたびに、「んちゅっ、ちゅるあぁんっ♡」と、ナナリーの高い喘ぎ声が混じり始める。
もはや我慢する必要はないと、ライはナナリーを抱えたままベッドに座り、彼女のパジャマを脱がしにかかる。ナナリーも抵抗せずに腕を上げ、するするとその柔肌をさらした。ライも上着を脱ぐ。
目の前には傷一つない美しいナナリーの肌、ぷっくりと期待で膨らむ桃色の乳輪と乳首。指でなぞると「はぁあんっ♡」と、ナナリーは甘い声を出しながらライにすがりついてくる。
「ライさんっ、ま、待ってもらえますか?」
「うん」
ライは愛撫を止めて、ナナリーが落ちないよう彼女の腰に手を添えた。ナナリーは少し顔を伏せ、思考しているようだった。
(どうしたんだろう?)
すっかり交合に慣れたナナリーは、積極的に愛撫することも増えてきたので、この様子は珍しい。
ナナリーは思いだしていた。先日生徒会でたまたまシャーリー、ミレイと3人になったときのこと、ミレイはティータイムにチェリーを用意してくれていた。その時の会話でミレイは、
「ねえ二人共、チェリーのヘタを口の中で結ぶと、キスが上手くなるって話、知ってる?」
「ちょ、ちょっと会長! ナナちゃんもいるのにっ」
「ふふ、構いませんよ。聞いたことがあります。けれど本当に可能なのでしょうか?」
「や、やめなってナナちゃん。はしたないよ」
「まあねー。でーもー、私達のキスだけで散々あえいじゃうライとか、二人共見たくない?」
「「キスだけで……!」」
――しばらくして。
「さすが水泳部。息継ぎがうまいと舌使いもうまいのかしら?」
「関・係・ないですからっ」
「むう……難しいですね。なにかコツなどあるのでしょうか?」
「ほらシャーリー、師匠になってあげなきゃっ」
「え、わ、わたし!? えーとーナナちゃん、舌だしてもらえる? こんな感じで舌の上に乗せたら――」
「それとナナリー、キスするときはムード作りも大事よ。ライを手玉にとるようにしなきゃ♪ 例えば――」
回想を終えたナナリーは、口内の舌をライに見せるように開きながら、ミレイ直伝の吐息とささやきを至近距離でライへ浴びせる。
「もっと長く、は、激しく、キスをしたいんですっ。このまましばらく、よろしいでしょうか……?」
「!! うんっ、もちろんっ」
ナナリーと淫らな関係を築いてきたが、改めて生暖かい吐息と共に宣言されると、ライは頭が沸騰したように性の期待で満たされ、冷静さを失った。普段の清楚で儚いナナリーからは想像もつかない蠱惑的な魅力。その全てをナナリーは唇と舌にのせて、ライを飲み込んだ。
「んむちゅうぅ♡ ちゅるるっちゅぱっ♡ はあぁ♡ んんっ、ライさんとのキス、気持ちよくて、ずっとしていたい……♡ んちゅうれろれる、ちゅるりゅぅ♡」
「うっぁっんんっ!?」
(な、ナナリー!? なんて、キスを……!!)
ベッドに座って抱擁キスをしながら、ライは年下の少女に押し倒されそうになるほどの衝撃を受けていた。ライの舌先がナナリーの舌と唇ではさまれてクリクリと愛撫され、かと思うとナナリーは「ちゅぽちゅぽ♡」と、ライの舌全体に唇でしゃぶりついて水音をたてていく。
「むちゅるるるぅん♡ はぁあ……♡ ライさんの、美味しい……♡ んく、ごくんっ♡ もっと欲しくなっちゃいます……♡ いただきますね……♡ んちゅうう♡」
呼吸のインターバルに浴びせられるナナリーの吐息、見せつけられる交じり合った唾液の飲み込み。ナナリーの体がライの胸板にすりつけられ、彼女の未発達の乳房、そして隆起した乳首がクリクリとなぞられる。
(ま、まずいっ気持ちよすぎてっ!)
ライはナナリーの口づけに溺れながら焦る。ズボンに包まれた男根は痛いほどに勃起し、無意識だがグリグリとナナリーの股間部をえぐっている。お互い下半身は布に包まれたままだが、興奮と集中、精神的快楽はセックスしているかのように高まっていく。
このままでは外衣を汚してしまう。そう理性が働いたライは断腸の思いで、舌でナナリーの唇と舌を押し、言葉を発するだけのスペースを作った。
息絶え絶えなのはライの方、ナナリーはすっかり得意げな微笑みを浮かべている。
「す、すごいねナナリー。いつのまに……」
ナナリーは唇に舌を這わせてライの唾液を味わいながら、
「んちゅるん♡ ミレイさんと、シャーリーさんと練習したんですよ。うまくできていましたか?」
「ミレイさんとシャーリーと練習……!!」
めくるめく百合の口づけ生徒会が、素知らぬところで行われていたとは。ライが盛大な勘違いをしている中、ナナリーの手はライのズボンの隙間に突っ込まれていた。すっかりキスで呆けていたライがナナリーの欲求に気づき、すぐに自身の下半身を脱ぎ、ナナリーのものもゆっくりと脱がした。
ナナリーの股間部はもう、ダラダラと何筋もの涎を垂らしている。ライの亀頭の頭頂部も同様。
ナナリーにライの怒張は見えないが、それでも状況は筒抜けだろう。二人の混じった性の香りは濃く、二人を包んでいる。
ライはナナリーの秘部を指で撫でて確かめ、「あぁん♡」と声を出すナナリーの中の具合を確かめる。もはや前戯は不用、内部はグチュグチュと熱を持ってライの事を待ち望んでいる。
ライも限界だった。早く、ナナリーの中に。
「少し、待っていただけますか?」
「え」
ナナリーとて我慢の限界のはず。しかし今回はどこか違う、ライがナナリーの体を包んでいても、主導権はたびたびナナリーが握ってくる。その現状に、ライは期待してしまっていた。ナナリーの積極的姿勢がこんなところにも表れている。それを邪魔するなんて無粋な真似はできない。
ナナリーの手はライのペニスを正確に探り当て、竿を手のひらで包んだ。また、ナナリーが唇でしてくれるのだろうか。そう期待してライは体勢を整える。ナナリーがベッドから落ちないよう、バランスを崩さないよう支えながら、二人でベッドの中心の方へ移動する。
体勢が整うとライは足を伸ばして座り、ナナリーはライの足の上に乗りながら、胸元をライの亀頭の裏側に擦り付ける。
(ナナリーが、胸で?)
「んしょ、確か、こうして……」
当然ナナリーでは挟むことができない。だが、ナナリーには伝授された作戦があった。
数日前、生徒会ライハーレムフルメンバーで快楽をむさぼり合っていた時の事。ライにたっぷりと膣内に注いでもらったナナリーとカレンは共に休憩中。シャーリーとミレイとニーナがライにむしゃぶりついているのを横に、ナナリーは自然の成り行きでカレンのおっぱいを背もたれにして、ペットポトルの水を飲ませてもらっていた。
「ありがとうございます。すみません、カレンさんのお胸、いたくないのでしょうか……?」
「ナナリーが軽いのもあるけどね。遠慮しなくていいわよ」
「はい……。少し、羨ましいです。私もいつか……あ、すみません。つい触ってしまって」
「今更別にいいわよ。ライのことなら大丈夫だと思うわ。ニーナとナナリーの胸に挟まれてた時凄い顔してたし。まったく」
「本当ですかっ!? 私でも……カレンさんやミレイさんのパイズリのように、ライさんを胸で喜ばせることができるのでしょうか?」
「ぱ、パイズリってどこでそんな言葉……? んーつまり、ナナリーでもできるやり方ね。そうね。じゃあこういうのは――」
「確か、こうして……えいっ」
ナナリーはライのペニスの根元を左手でつかみ、右の手のひらと自身の乳首で、亀頭を挟み込んだ。
「どうですかライさん? 気持ち、いいですか?」
ナナリーは手で竿をしごきながら、裏筋と亀頭をなぞるように乳首をくにゅくにゅと擦りつける。そして顔を下に向けて鈴口に唇をつけると、ストローを吸うように「ちゅうちゅう♡」と我慢汁を吸い上げた。
「ぐっぁあっ、それやばっ、ナナッリーっ!」
「んふっ♡ れろれろちゅううぅ♡」
小さいナナリーの手と手は、決して弱くない力で竿を掴んでいたもののすぐに快楽に最適な力加減へと変化し、我慢汁とナナリーの唾液が混じった潤滑油でグチュグチュと泡立ちはじめる。それでいて興奮して隆起したナナリーの乳首が裏筋をえぐるように刺激し、ライの性感帯を探し当てていく。
それら全てを同時にこなしながら、ナナリーは唇で鈴口を吸い上げて拘束し、頬をすぼめつつ、その内部では舌を上下左右に舐め、ときに鈴口を舌先でほじくった。
「んむちゅちゅぱ♡ ライさんのえっちなお汁、たくさん出てきました♡ ライさんの気もちのいいところ、どんどん覚えちゃいますからね♡ んちゅううぅぅ♡♡」
「くっあぁっ」
ナナリーの唇、舌、手のひら、乳首によって包囲されたペニスがビクビクと震えだす。決して稚拙な愛撫ではない。むしろ知識と積み上げられた努力が感じられ、ライの反応をみて即時修正し最適化する。ライはナナリーの底知れないポテンシャルを、快楽によって思い知らされていた。
「んちゅぅ……♡ ふふ、ドクドク脈をうって、ふくらんできているのがわかります。ライさん、私もドキドキしているの、伝わりますか? 我慢しないでくださいね。私の手で、口で、胸で、ライさんを愛しますから♡ ライさんが気持ちよくなってくれたら、私、とても嬉しいです……♡ んちゅう♡ れろれろちゅるるん♡」
グチュグチュと音を立ててしごかれる竿。クニュクニュと亀頭へ上下に押し付けられる乳首。鈴口を吸い続ける愛らしいナナリーの唇。その内部で淫蕩に乱れる舌先。
「ちゅう、ちゅううぅっっ♡ ちゅうっちゅうっちゅうっ♡」
ライは腰を浮かせて痙攣し、乾いた声を出すしかない。
「な、なな、りーっ、もう出っっ」
「んちゅはぁん♡ ああっ、ライさんのが、どんどん熱く……♡ んちゅぽっ♡ らひてくらはいっ。わらひの、おくひにぃ♡ んむちゅううぅぅぅ♡♡♡」
ボビュルルルルルルルウウウ!! ドビュウウウウ!! ビュクビュクビュブビュッ!
「んぼおぉぅう♡ あんっ熱っ♡ すぐ、のみきりますからっ♡ んちゅぽっちゅぽっ♡ ちゅうううぅぅ♡」
「あぐっぁっぁっあがっ」
ビュクビュクと射精し続ける中でも、ナナリーの愛撫は変わらない。むしろライを気持ちよくできた達成感と、最後まで手を抜かずにライを喜ばせようとする献身性によって、ナナリーの唇はますます精子を鈴口の奥の尿道から吸い出し、手のひらと乳首で竿を包みながらしごき、ポンプのように新しい精子を上へ上へ誘導する。
「んくっごくっ♡ んくっんくっ♡ はぁあっ、す、すみません、やっぱり飲み切れなくて、あぁ♡ ライさんのが、私の体に……♡♡」
ナナリーの喉奥から口内と唇、栗色のウェーブロングヘア―、そして未発達の体がライの精子で白く染まっていく。ライ自身、こんなにも射精できるのかと我ながら驚愕していた。まるでナナリーの全身をライのものでマーキングしているかのような感覚。そしてそれらを恍惚の表情で打ち震えながら受け止めるナナリー。
「はあ、はぁあんっ♡ ライさん♡ どうですか? 気持ちよかったですか? んちゅるんれれぉちゅぷっ♡」
ナナリーが再び鈴口に唇をつけて舐めまわす。ライは視界がチカチカするような衝撃の中、視界が戻ってくると、今度は淫蕩な表情を浮かべる美少女に魅了されていた。目が離せない。射精が小康状態になって、初めてナナリーに返答できた。
「す……すごい、ナナリー……! 最高過ぎて……!」
ライがナナリーの頬と頭を撫でると、ナナリーはペニスから唇を離し、とろけたように微笑んで身を任せた。
「はぁあ……♡ よかったぁ……みなさんのアドバイスをうまく活かせて、ライさんに満足してもらって……」
「ナナリー……僕のために……!」
そう思うと、ライはペニスを萎えさせている場合ではなかった。ナナリーは腰を先ほどからむずむずするように動かし、彼女の股間部はもう期待で泉と化している。
ナナリーの手と乳首に包まれたペニスが、ビクンと血液を戻して硬さを取り戻す。
「ふあぁっ。ライさんの、また大きく……♡ 素敵です……あの、私、ライさん、んちゅう♡」
ライから一切の迷いなくナナリーの唇に口づける。壊さないように抱きしめながら、それでいてとめどないライの欲望が伝わるように。
「ぷはっ、ナナリー、次は僕の番だ」
「はいっ♡ でも、私もまだまだ、ライさんを夢中にさせちゃいますよ♡」
対面座位の形でナナリーを抱え上げ、何筋もの透明な糸を引いているナナリーの膣口へ、ゆっくりと入れていく。
「くっぁっ」
「はあぁっっあああぁっ♡♡」
恐ろしいほどの中のきつさ、もしこれが人生始めての挿入だったなら、ナナリーの身が心配ですぐに引き抜いていただろう。
しかしライは知ってしまっている。この生温かい熱を持った内部と締め付けはどうしようもなくライを魅了し、とりかえしのつかない快楽をもたらし続けていることに。
グチュ……ヌチュヌチュ……! ズプンっ!!
「ライさんのがっ全部なかっにぃ!? あぁああああっ♡♡♡」
ビクビクビクビクビクビク!!! プシャアアアア!!!!
子宮ごと下腹をえぐりぬくような強烈な刺激が、一気にナナリーの体を駆け巡って脳髄へと至った。ナナリーの背中が弓なりになってピンと痙攣した後、勃起したクリトリス下の噴出口から、透明色の液体が勢いよくまき散らされる。
「あっあっっ♡ ひっぁっ♡」
ナナリーの開いた口からピンと舌が伸びて、断続的な潮の噴出の強弱に合わせて舌先が上下に震える。ライはたまらずナナリーの舌先からついばむように深く口づけ、ナナリーを貫いたまま、彼女の喜びの噴水を丹田で受け止めていた。
「んちゅう……♡ ん……ライさん、ごめんなさい。私だけ、すぐに……あっ♡」
「いいんだよ。ゆっくり長く愛し合いたいから。それに、僕もギリギリだ。ナナリーの中がよすぎて……!」
「あん♡ ふふ、私とライさん、相性ばっちりですね……♡ 少しずつ、動いていただけますか? その、キス、しながら……ちゅうぅ♡」
ズチュ……ヌチュ……ズチュ……ズチュ……。
ゆっくりといたわるように、味わうようにライから出入を開始する。ナナリーもライの首に手を回し、舌を絡め合いながらライに身を任せる。
(ああ♡ ライさん、ライさん♡ あっ、でも、私からも、ライさんに喜んでもらえるように……♡)
ナナリーが受けたアドバイスはもう一つ残っていた。身体的事情があるとはいえ、いざ性器交合したときは、ナナリーはライに全てを任せている。
だが、他の愛撫でアドバイスを受けたように、実際の交合の際にもナナリーからライを喜ばせたい。そのヒントをくれたのはニーナだった。以前、ライとハーレム女子全員で交合していた最中、ニーナとナナリーがベッドに並んで小休憩していた。その時、
「ニーナさん、すごい腰使いですね……」
「え、わかるの?」
「はい、音とライさんの声で……。私はライさんに動いてもらってばかりですから、ニーナさんみたいにうまくできたら……もしよかったら、アドバイスなどいただけたら……」
「そっか。それじゃあ……言葉で説明するのは難しいから、その、実演しても、いい?」
「実演、ですか?」
ニーナからナナリーと股間同士を交差させ、その後どのように実演したかは割愛。ともかく、ナナリーは学び訓練した。ならば実演するのは今。
「むちゅ♡ はぁっ、ライさん、わたし、もっ♡」
ズチュ、クチュ、キュウウゥ♡
「な、ナナリー!? くっあぁっ!」
優しく前後していたライだったが、突如起こったナナリーからのアプローチに我慢汁が噴き出た。ただでさえ狭いナナリーの膣内が、ライの亀頭を狙い撃ちするようにきゅっきゅと締まる。
次いでナナリーは腰で円を描くように動く。前後運動だけでは決してなしえなかった角度で、二人の性感帯がこすれ合った。
「あぁっはぁあんっ♡」
「っあっ!」
舌先でつながり合う二人が一気に発汗し、互いを抱く腕に力がこもる。ライはナナリーがもたらしてくれる新しい快楽に喜びと幸せを覚え、ナナリーは達成感と共に絶頂への強い渇望を得た。
ライの腰の動きに合わせて、ナナリーの腰が艶やかに水音を奏でだす。二人の呼吸が荒くなっていく。
ズチュックチュズチュヌチュヌチュヌチュヌチュ!
「あぁっ♡ ライさんっすごいっ♡ すごいのが、きちゃううぅ♡♡♡」
「ナナリーっナナリーっ! んんっ!」
「んちゅうう♡ ちゅるる、ちゅぷはぁん♡ ライさんの熱いのを♡ 私に、くださいっ♡ 全部、全部っ受けとめますからぁ♡ ライさんっ好きぃ♡ ライさぁぁん♡♡♡」
ドビュウウウウウウウウウウウウウウ!!! ブビュルルルル!! ブビュウウウウドビュルル!!
「好きっ好ききぃあっっ! ああああああああぁぁっっ♡♡♡♡♡」
ビクビクビクッビクビクビクップシャアアアア!! ジョロロ……チョロロロ……プシャア……ビクッ……ビクン……。
「ああああっ♡♡ あひぃいああっ♡ ちゅるんちゅうぅぅ……♡♡」
一瞬でナナリーの子宮を満たした精液が逆流し、接合部からドバドバとあふれ出る。ナナリーがまき散らす潮吹きはそれとベッドシーツで合流し、染みを広げていく。脱力した体を支え合うようにライとナナリーは抱き合い、唇を吸い合い、人間的思考も全て手放していた。ただただ雄と雌の本能に従い、絶頂の奔流に身を沈める。
長く深い絶頂がいつまでも続く。液体の分泌が音を立てるのをやめたとき、ナナリーは完全に意識を手放し、唇を離して完全に体をライへと預けた。ライがナナリーを抱き留め、何度かいたわるように頭と頬を撫でたあと、ペニスを引き抜こうとする。すると、
キュッ♡
「うっ!?」
出かかった亀頭を逃すまいとナナリーの膣口が一層しまり、出し切ったと思っていた精液がビュルリと噴出した。ひるんだライの隙を逃さないかのように、ナナリーが意識を取り戻してライにすがりつく。
ナナリーの吐息はまだまだ生温かい。
「ライさん……♡ もっと、もっといただけますか?」
「いや、でも、ナナリーは大丈夫? 休んで、明日でもいいんだよ」
「はい、大丈夫です。えっと、実は……準備してきたことがあって……。せめて、それをライさんに試してもらえれば……♡」
ライは戦慄しつつ期待で唾を飲んだ。すでにナナリーの積極的愛撫で精を大量に吸い取られたが、これで全てではないらしい。そう思っているうちにナナリーから体勢を立て直して、ペニスがずっぷりとナナリーの最奥へとまた収まっている。
とはいえ、ナナリーの体力が心配であることは変わりない。ライは繋がったままナナリーをゆっくりと押し倒して正常位へ移行する。体重はかけすぎないよう、ベッドに手をついて空間を作った。
「いつでもいいよ、ナナリー」
「あの、その……ふぅー……」
ここまでのことをしておきながら、ナナリーにはまだ心の準備がいるようだった。ライは勃起を維持したまま、ナナリーの頭を優しく撫でながら待つ。
「ライさん、私、その…………な……る……!」
「? なる?」
「……お、おしりの……方を、洗って、準備してきたんです。ライさんさえ、よかったら……愛して、いただけますか♡」
「……? …………!? …………!?!?!?」
これはナナリーが誰かにアドバイスされたわけではない、ナナリー独自調査によるオリジナルアナル。性にまみれた生活をしているライでも未経験だった。だがナナリーの小さな体では、性欲旺盛のライと言えども、
「いや、さすがに無茶じゃ」
「いえ、あの、でしたら……指で、試していただけますか? 実はそこに、ローションも……」
「……!」
ライはペニスをナナリーの膣から一端引き抜き、ナナリーのその下の穴へ、慎重に小指を進めていく。
ヌチュ……ズチュン……!
「あぁあっ♡ どう、ですか?」
「……あ、ああ……! 確かに、ギリギリ行けそう……かも……!」
明らかにその穴はならされており、ナナリーが突然の思い付きで提案したことではないことが理解できた。小指を通しただけで、それ以上の太さでも余裕があるのがわかる。ローションにくわえ、このアナルのならし具合、一朝一夕のものではない。すべてナナリーが、ライのために準備したのだ。
ライに走る童貞喪失以来の久々の緊張。自身より一回り小さいナナリーに対して、忘れかけていた背徳感、そして未知への探求が宿る。
「い、いくよ……痛かったらすぐに言って……ん……」
「んちゅうぅ……♡ はい、ライさん……♡ 私のすべてを、ライさんのものに……♡」
口づけしながら緊張を和らげ、ライはナナリーのアナルへ亀頭をあてがう。ゆっくりと抉っていくと、全体を複雑に撫でる膣内とはあきらかに違う、入り口だけがぎゅうぎゅうとひたすらに締め付ける、新しい肉壺の感触に震えた。
ヌヂュ……ズチュ……!
「うっ……! きっつ……!! ナナリー、大丈夫……?」
「ぁあっ、あああっ♡ おなか、押し広げられて♡ すごい、あつっ、あついですぅ♡ ライさっ♡ あぁあああっ♡」
ビクビクッ! プシュ、プシャ!! ピュウゥっ!!
背中が弓なりになったナナリー。アナルにペニスが進むにつれ、膣口からさきほど注がれた精液が噴き出し、潮が再び宙にまき散らされる。
ライは一端キスを中断し、ナナリーが無理をしていないか慎重に観察しながら進んでいたが、その余裕も失いそうになっていた。
(くっあっ!? もう全部入った……! 奥は圧迫感が少ないけど、入り口が、きつすぎる……!!)
膣よりも素直な筒状、けれど入口は入り込んだものを決してもう離さないような、ギチギチとしたきつさ。最初は浅く前後をしてみたが、この肉穴を最大限味わうには、自然とストロークが大きくなっていく。亀頭を引き抜くギリギリまで、そして一気に根元まで。間違いなくオナニーの手淫よりも数段きつい狭さ。少し気を抜けば、ナナリーの腰をつかんでガツガツとピストンしまいそうになる。魔性の肉壺だった。
しかし、そんなライの理性はすぐに焼き切れた。とうのナナリーが、ライの欲求を逆なでするように、絶頂痙攣して潮吹きしつづけている。
ドチュッ! ヌチュッ! ズチュッ! ゴリュッ! グチュグチュグチュズチュウ!!
「んおぉっ♡ んいっいぎぃい♡ あひぃいあっ♡ おなかっがっえぐれ♡ あひぃいああっ♡」
(私♡、ライさんに♡ こわされっ♡)
今まで誰も聞いたことが無いナナリーの声が響き渡る。ナナリーは尻穴から、明らかに熱を感じていた。膣で感じる温かいライの圧迫感とは違う、熱く燃え滾るような異常信号がアナルから全身にかけめぐり、ナナリーの思考を溶かす。ナナリーには知識があった。この時のために訓練もした。しかしいざ実践となれば思考回路が焼ききれ、ナナリーはもはやライのためのアナルオナホールでしかない。
壊してしまう、壊されてしまう。でも止まれない。
ナナリーの声、飛び出だした舌、涎まみれの唇。隆起した乳首が前後に揺れ、勃起したクリトリスの下から絶えず透明色の液体が噴出し、膣口から精液がとめどなく逆流してあふれる。
そしてその下では、血管を浮き立たせたライの男根が、ナナリーの菊門を広げて奥へと埋没し、腸壁をカリ首でえぐりながら亀頭まで引き抜き、そしてまた沈み込んでいく。
そんな中ライとナナリーが深く口づけ合い、そして言葉を交わせるよう舌先だけでつながる。ナナリーの体が電流を流されたように痙攣し、彼女の全身が収縮したようにこわばり、アナルが限界まで収縮する。
ライは、たまらず決壊した。
「ナナリー、ナナリー好きだっ!! ぐうぅっっぁあっ!!」
「らいさっすきっ♡ らいすきれすぅ♡ あっいあぁああっっ♡ らいさっ♡ んひぎぃいいい♡」
ブビュウウウウウウウウウウウ!!! ボビュルルル!! ブビュウウウ!! ビュクビュクビュビュー!!
ビクビクビクプシャアアアア!! ジョボボボ……チョロロロ……ビクビクビクップシュ、プシャアアァァ……!
ナナリーの両足が震えている。決して動かせるようになったのではなく、ライの射精と自身の絶頂痙攣によって波打っている。
お互い溶けていくような感覚だった。ライはナナリーのアナルにどこまでも飲み込まれるような感覚。ナナリーは直腸に噴出されたライの精液によって、中からドロドロと溶かされるような感覚。
共通していたのは、破滅的かつ背徳的でありながら、どうしようもないほどに快楽が強烈で、愛欲があふれてとまらないことだった。誰も知らない二人だけの空間で、こんなにも深く秘密の関係を築くことができた優越感。
絶頂で脱力したライがナナリーに再度深く口づけると、
「んちゅうぅぅ♡♡ ぢゅるるるぅぅ♡ ちゅぶちゅぶっちゅうううぅぅ……♡♡」
ナナリーは意識のない反射行動だけでライの唇と舌に吸いついて舐めまわし、水分補給するかのようにゴクゴクとライの唾液を飲み込んでいく。
温かさに浸るのとは違う、体から抜けてはいけない力が抜けていっているような、脳のどこかから危険信号が送られているような絶頂体験を、二人は共有していた。
ゴポゴポと音を立てて接合部から精液が漏れ出し、ナナリーのアナルにつき込まれたままのライのペニスがビクンと時折上下に揺れる。
体感では数分とも思える絶頂が終わりに差し掛かり、ライはナナリーに唇と舌と唾液を供給しながら、腰を引いてペニスを引き抜いた。
「んちゅう……♡ ちゅぷあっ!? あっあっだめ、でちゃっあぁっ」
意識を取り戻したナナリーはキスを思わず中断し、表情を羞恥に染めた。膣口にくわえて、アナルからもドボドボと白い液体が噴き出している。
ライはナナリーの羞恥を上書きしようと抱擁とキスを再開し、安心させるように頭を撫でた。ナナリーは再び陶酔したようにキスに熱中する。互いの心臓の鼓動が正常に戻るのを、触れ合う胸同士で感じていた。
「ん、はぁ、ナナリー……いたくない? 大丈夫?」
「はぁ、はい……♡ その、想像より、すごかったです……♡ 少し、休憩してもいいですか……? もっと、頭をなでていただいても……♡」
「もちろんだよ。……ありがとうナナリー。その、すごかった……」
「っ! は、はいぃぃ……♡」
ナナリーはまた羞恥が戻って来て、ライにすがりつくように縮こまった。そんなナナリーがどうしようもなく愛おしくて、ライはナナリーの頬、唇へとキスを繰り返す。
そんなことをしているうちにライの男根が硬度を取り戻し、ナナリーの二つの入り口を撫でた。ピクンとナナリーが反応し、いたずらっぽく微笑む。
「もう。ライさんがそんな風ですと、そのうち私、本当に壊されてしまいそうです♡」
「絶対そんなことはしない。大事にするよ。次はゆっくりと、優しくしたい。いい?」
「ええ。私も、そうしたいです。ライさんと私だけの夜は、まだまだ長いですから……ちゅう♡」
窓から朝陽が差し込み、鳥の鳴き声が聞こえ始めたころ、ライは唇を撫でる柔らかい感触で、まぶたを開いた。
「んちゅ……♡ ちゅうぅ……♡ ふふ、おはようございます、ライさん」
ナナリーはその体ゆえ、目覚めた後は介助が必要だ。ライの意識が一気に覚醒する。
「おはようナナリー。ごめん、すぐ準備するね」
「あ、いえライさん。目覚まし時計はまだ鳴る前なんです。私は大丈夫ですから、その……んちゅう♡」
ナナリーがそこまで言えば、ライはナナリーが望むとおりのことをした。ベッドの中で抱き合い、口づけ、唇をつけあったまま言葉を交わす。
「生徒会の皆さんと一緒にくっつくのも好きですけど……こうして二人だけも……暖かくて、幸せです……ずっとこうしていたい……。私が毎朝目覚めた時に、ライさんがいつも隣にいてほしい……。そんな明日を、未来を望んでも、いいでしょうか?」
「望んでいい。ナナリーの望みは絶対に叶う。二人で実現させよう。どんな手をつかってでも」
「……はいっ……! ふふ……同盟もありますから、ね」
「う、うん。今は、ナナリー」
「はいっ♡」
再び唇を深く触れ合わせる中、ライの胸に新しい目標と、欲しい明日が胸に灯る。ナナリーを幸せにする。そのための過程で、世界を変えざるを得ないなら、ライは迷わず、どんな手段も使う。