「オールマイトの授業ってどんな感じなんですか?」
雄英高校前。響香と登校していると、大量に集まったマスコミの一人に話しかけられた。男ならシカトするのだが、相手は茶髪ポニテの美女。俺はキメ顔をして口を開いた。
「最高のヒーローが教える授業は、やはり別格です。No.1から直接学べるこの時間を無駄にはできません」
「声デカイですオールマイト」
「そうなのね……」
メモを凄まじい勢いで書いてる女性を放置して、俺たちは雄英の門をくぐった。
「どうだった、俺の受け答え」
「80点」
―――◆―――
「昨日の戦闘訓練お疲れ様。Vと成績見させてもらった」
今日もまた、相澤先生は髭を剃っていない。ヒーローと教師の二足のわらじというのは、それだけ忙しいのだろう。
「爆豪。おまえもうガキみてぇなマネすんな。能力あるんだから」
「……わかってる」
「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か。個性の制御、いつまでも出来ないから仕方ないじゃ通させねぇぞ。ま、
「っはい!」
「砂藤もだ。出力高くて人を殴れません、だとヒーローとしてやっていけない。これからは制御と、発動時間の増加を目指せ」
「ウス!」
相澤先生結構ちゃんと見てくれてんだなぁと考えていると、目が合った。なんだ?
「んで、真堂と轟だが……今回は大きな怪我が無かったので深くは言わんが、ああいうことはすんな。いいか?」
「はい」
「分かりました」
「んじゃ、HRの本題だ。急で悪いが、今日は君らに……」
「学級委員長を決めてもらう」
相澤先生の言葉で急に騒がしくなる教室。多数決で決めることになり、三票を獲得した緑谷が委員長に、八百万と飯田が二票を獲得し、じゃんけんの結果八百万が副委員長になった。
―――◇―――
「こんな美味いカツ丼食ったことねえぞ」
「ちょっとレベル違うね。これ」
「無限に食べれちゃうよ!」
「あぁ。親父が持って帰る蕎麦よりうめえ」
午前の授業が終わり、俺たちは食堂で昼食を取っていた。メンバーは、俺、響香、芦戸、轟である。
しかし、本当に美味いな。特盛にしたのでかなりのボリュームがあったが、もう半分になった。これで500円切るのやべえよ。
「いやしかし、人凄いな」
「ヒーロー科以外の生徒もいるしね。早めに来て良かった」
「ね」
「ちょっと蕎麦食うか?」
轟の蕎麦をチラチラと見ていると、そう声をかけられてしまった。カツの一切れと交換して蕎麦をちょっと貰う。丁度いい歯ごたえに、めんつゆとよく絡む麺。めっちゃ美味い。
「うめえな。やっぱ、ざるそば好きだわ」
「カツもうめぇ。次はこれ食う」
そんなことを話していると、けたたましいサイレンがなった。食堂が騒がしくなったが、轟は冷静にそばをすすっている。大物だ。
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください』
「うわ、端っこの方で良かったな。入口付近やべぇわ」
「ね。……ウチらは避難しなくていいの?」
「避難って言っても、あの人たちが居なくならないと抜けれないしね〜」
芦戸の言う通りだ。逃げるにしても、アイツらがどっかに行かん限り逃げれん。アレに巻き込まれに行くのはちょっと嫌である。
「お、なんだあれ」
様子を見ていると、飯田が宙に飛び出て、クルクルと回転しながら出口の上に張り付いた。すげえ、空飛べるんか。
「皆さん……大丈ー夫! ただのマスコミです! なにもパニックになることはありません。大丈ー夫! ここは雄英!! 最高峰の人間に相応しい行動を取りましょう!」
飯田の言葉により、騒ぎは沈静化した。これが昨日起こってたら、委員長は彼だったろう。俺と響香以外にも、飯田に入れる奴が居ただろうし。
―――◆―――
「相澤先生、訓練室使いたいんですけど……」
緑谷が飯田に委員長の座を譲ったり、色々なことがあっての放課後。教室から出ようとしていた相澤先生にそう声をかけた。
「……着いてこい。申請書の出し方とか教えるから」
「了解っす」
パンフレットに書いてあったんだよな。雄英の生徒なら、訓練室やらトレーニングルームを自由に使えるって。
教室を出て職員室に向かう。
「今日から使えるんスかね?」
「空きがあればな。ただし、個性を使いたいなら教師の監督がいる。使わんなら、生徒だけでも利用できる」
「そうなんですね。監督は相澤先生が?」
「そん時暇な教師だ。俺の時もある」
「なるほど。ありがとうございます」
今日は響香と芦戸と轟と一緒に体を鍛える予定だ。本当は力動も誘いたかったんだが、どうやら今日の放課後はオールマイトと特訓する予定らしい。
手加減のやり方やら、個性の調整の仕方を教わるのだとか。羨ましくてたまらん。
「……お前、兄貴いるだろ。最近どんな感じだ」
「どんな感じ、すか」
「あぁ」
難しいことを聞く。最近どんな感じと言われても、いつも通り、ちょっと裏表のある普通の兄貴である。
雄英に落ちたことも引きずってない。傑物には特待で入れたし、彼女である畳さんも一緒だし。この間は「俺を落とす雄英は正直見る目がない」とか言ってたけど、そんくらいだ。
「元気ッスよ。昨日も電話しましたし」
「……ならいい」
てか去年落ちた受験生を覚えてるって相澤先生記憶力半端ねぇな。
職員室に着いて、相澤先生に教わりながら申請書を書いていく。人数は4人で、個性使用は無し。筋トレの器具はありで、と。
「まだ入学して二日なのにトレーニングルーム使うの? 偉いわね〜」
「ミッドナイト……!」
話しかけてきたのは、エロいヒーロースーツを身にまとった女性──ミッドナイトである。
何を隠そう、俺の精通はネットに転載された彼女の戦闘動画だ。当時はほぼ全裸のようなコスで、ポロリも日常茶飯事だった。アレを見た時の興奮は、今でも覚えている。
「ふふ、もしかして、私のファン?」
雄英高校に在籍していることは当然知っていた。だが、まさかこんなに早く会えるとは……!
「はい! サインください!」
「いいわよ。はい」
ミッドナイトは、申請書の責任者の欄にサインをしてくれた。おいおい、とんでもないファンサービスだぜ。この紙持って帰ろうかな。
「そんなことしなくても、また何時でもサインしてあげるわよ」
「マジですか。ありがとうございます!」
どうやら顔に出ていたらしい。いやはやしかし、声も見た目もエロすぎるぜ。なんなんだよそのヒーロースーツは。泣きぼくろもエッチだ。勃起しちまったよ。
勃起したことがバレないように、パパっと申請書を提出した俺は許可証を受け取り、職員室を後にした。
「……彼、勃起してなかった?」
「そんなわけないでしょ。生徒をそんな目で見ないでくださいよ。香山さん」
―――◇―――
「お〜、雄英のトレーニングルームすげえな」
「なんか最新っぽいやついっぱいだ」
「うお〜! あれやってみよー!」
「うちより色々あんな」
4人での利用ということだが、部屋は普通に広い。教室位の大きさだ。そこに、様々なトレーニング機材が置かれている。芦戸がわーっと走り筋トレを始めようとした。制服のままで。
「とりあえず体操着に着替えようぜ」
更衣室で着替えた俺たちは、トレーニングルームでそれぞれの筋トレをした。俺は脚トレだ。瞬歩モドキは結構脚が痛くなるからな。大事だ。
「あ、やべ。ウチ今日お父さんと買い物するんだった。ごめん、先帰るね」
「おう。親父さんによろしく」
「またね〜」
「仲良いんだな。父親と」
響香が帰った。家族との用事は大事だ。
「……そういえば、親父と話すんだった。またな、真堂、芦戸」
「あぁ。また明日な」
「じゃあね〜」
轟が帰った。うむ。家族団欒は大事だからな。
二人がそれぞれの用事で帰宅し、トレーニングルームにいるのは俺と芦戸だけになった。
「ふぅ」
エロい目で見ていることがバレて以降、実はちゃんとした会話をしていない。挨拶とか、その辺だけだ。二人きりは気まずいというのが本音である。
「ちょっと暑くなってきたね」
「冷房強くするか?」
「いや。いいや。……んしょ」
芦戸はそう言うと、体操着のチャックを下ろす。
黒のスポブラに覆われたたわわなおっぱいと、深い谷間が現れた。何をしているんだこの痴女は。
谷間を眺めていると、いつの間にか芦戸は上の体操着を脱いでいた。引き締まった上半身。うっすらと見える腹筋が非常にエッチである。
「ね、真堂は暑くないの?」
「……暑いかも」
「脱いだら?」
これは誘われているのだろうか。いや、間違いなくそうだろう。今まで告白されたことは幾度となくあれど、こう、直接的に来られたことはない。どうしよう。
「肌着も脱いでよ」
気がついたら俺は体操着を脱いでいた。どうやら俺の体は既にエロいことをしたがっているらしい。
脳裏に響香の顔が浮かぶ。ここで芦戸と致したら、俺は最低な男になるのでは無いだろうか。なにより、響香が悲しむ。よし、ここは切り上げよう──
「えい。わ、筋肉すっご!」
──と思った時には遅かった。芦戸の手によって、俺のシャツはあっさり奪われた。
芦戸の黒い目が俺の肉体を観察している。ジロジロと見られて恥ずかしい。
「鍛えてるからな」
「ムキムキじゃん。触っていい?」
おっぱいの力には逆らえない。芦戸の谷間を眺めながら、俺はただ触られ続けた。
俺も芦戸も汗をかいてるせいでベタベタする──いや、これ個性使ってねぇか? よく見ると、汗とは違う粘液が見える。個性で溶解性の無い酸を出してるんだろう。
「相澤先生にバレたら、反省文じゃすまねえぞ」
「監視カメラも無いし、真堂がチクらなきゃバレないよ。チクるの?」
おっぱいを押し付けられながらの上目遣い。これを耐えるに鋼の精神力がいるだろう。俺は鋼の精神力を持ってないので普通に耐えられない。
「チクらん」
「よかった。汚れちゃったし、シャワー浴びよ?」
甘い誘惑を断れるわけも無く、俺たちは更衣室へと向かった。本当は男女別なのだが、芦戸は一切気にする様子も無く男子の方に入った。
体操着のズボンに手をかけて、ゆっくりと下ろしていく。現れたのはシンプルなスポーツショーツ。飾り気の無いそれが、無性にエロく見える。
「ほら。脱いで♡」
言われるがままズボンを脱いだ。フルに勃起した俺の相棒は、パンツ越しに強い主張をしている。
「ね、エッチしよ」
パンツの上からちんぽをさわさわと撫でながらそう言う芦戸。俺が言葉を発する前に、芦戸はパンツのゴムに指をかけて、ゆっくり下ろした。
「でっか♡」
ボロン、という擬音が相応しいだろう。20cmを少し超える俺の相棒は、天を見据えてそり立っている。
普通の女子ならこのちんこを見ただけで萎縮する……と思っていたのだが、どうやらそれは自意識過剰だったみたいだ。芦戸はちょっと驚きながらも、それでも余裕を崩さず、俺の前に膝をついた。
「すんすん。うわ、くっさ♡」
「仕方ないだろ。汗かきまくったんだから」
「臭くていいよ。好きだから♡」
くんくん、すんすんと、芦戸は目の前のちんぽを見て鼻を鳴らしている。まるで好きな食べ物を前にした子供のような行動、俺が思っている以上に、芦戸三奈という女は変態なのかもしれない。
「ちゅ♡」
挨拶と言わんばかりに、芦戸は亀頭にキスをした。ちゅ、ちゅ、とキスを繰り返し、亀頭を制覇する。カリ首、裏筋とどんどんキスをしていき、最後はキンタマにキスをした。
「うわ。凄いビンビンじゃん♡」
「そんなことされたら誰だってこうなるだろ!」
芦戸は軽く笑って、地面に膝を着いたまま口を開いた。
「フェラと素股、どっちが良い?」
「素股でお願いします」
気が付いたら口が勝手に動いていた。フェラより素股をしたことの方が多いからかもしれない。
芦戸は立ち上がって、自分のショーツに指をかけた。
「待て。その中に射精したい」
「……ちょっと変態だよね。真堂って」
そう言いながらも、芦戸はショーツから指を離した。変態は芦戸の方だろう。まだ出会って何日だよって話だ。
こういう関係になるには少し早い気がする。あれもこれも芦戸が誘ってきたからである。
「芦戸に言われたくねえよ……」
「なにそれ。あと、三奈でいいよ。私も司って呼ぶから」
芦戸……三奈はそう言うと、右手でショーツを少し下げる。どうやら、毛は生えてないらしい。
剃ってるのか、はたまた脱毛か。どっちかは分からないが、この際どうでもいいだろう。
左手で俺のちんぽを握り、おまんこの下に差し込んだ。
三奈の秘所は既に濡れていて、愛液のぬちょっとした感触がする。ショーツによりちんぽが肉厚な大陰唇と押し付けられ、独特な気持ちよさがある。
「おちんぽデカすぎて全然収まってないね」
「いいんだ。気持ちいいから」
そう言いながら、腰を前後に動かしてちんこ擦り付ける。今の俺は情けない姿を晒しているかもしれない。だが、それでいいんだ。その方が気持ちいい。
「んっ♡ 今思ったんだけど、コレに射精されたらさ。私、帰る時ノーパン?」
「履いたまま帰ったらいい」
「え〜。ん、ちゅ♡」
思考放棄のキス。むにゅむにゅとしたおっぱいの柔らかさ、そして何より、性器同士の接触。
精液がどんどんと上がってくる。おまんこの入口に亀頭の先を押し付けた。
どぴゅっと短い音がして、抑えきれなかったそれが溢れ出た。キスをやめて視界を下げると、白濁液でぐしょぐしょになったショーツが見える。
「うへ〜、気持ち悪♡」
こう、独特の満足感がある。三奈は俺の要望通り、そのままショーツを履いた。射精しすぎたのか、上や横から精液が漏れている。
一度射精すると、罪悪感が溢れてきた。賢者タイムというやつだ。帰って響香になんて謝ろう。いや、謝ってどうにかなる話じゃないよな。どうしよう。
「ねえ。これで終わりじゃないよね?」
三奈はスポブラを脱いで、挑発的な笑みを浮かべてそう言った。ピンク色の肌にもの中でより一層強い主張をする乳首も相まって、俺の相棒は再び戦闘態勢に入った。
くよくよ悩むのは全てが終わってからにしよう。
今はただ、この状況に感謝を──
年末年始やや忙しめなので、エッチの途中だけど失礼します。
主人公はこれを機にエッチなことに積極的になっていきます。ごめんな耳郎
良いお年を〜