「すぅ……すぅ……」
俺の隣には全裸で眠る三奈が居る。あの後、シャワー室でエロいことをするのは色々とヤバいということで、俺の部屋に移動して、SEXした。
振動させた指での前戯やらなんやらで気分が高まり、そのまま性行為に及んだ。
ベッドがバチくそに濡れているのはほとんど三奈の体液である。それなりに経験がありそうな彼女だったが、俺の振動ちんぽはそれを超えた。
「あ〜、くそ。どうしよ」
四度目のゴム越し腟内射精。子宮口を突きながらのソレを受けた三奈は激しく絶頂し、そのまま眠りに着いた。
金玉が空になると、男という生物には賢者タイムが訪れる。今の俺はさながら大賢者だ。
この関係をどう隠蔽するか、響香にどうやってバレずにやり過ごすか、そういった類の思考を繰り返している。
「最低だ。俺って」
隣で寝息を立てる三奈に視線を落として、そう呟いた。
―――◆―――
「……あ、おはよ」
行為が終わったのは既にかなり遅い時間で、三奈はそのまま俺の家に泊まった。
ん〜、と伸びをした三奈は、いつもと変わらない笑顔を浮かべて口を開いた。
「ね、ここ泊まったの私が初めて?」
「……いや、響香が最初だ」
俺がそう言うと、三奈は「ふーん」と呟く。気まずいってもんじゃないが、ここで嘘をついてもどうせバレるんだ。
洗面台には響香の歯ブラシがあるし、なんなら服やらも置いてある。
「やっぱり付き合ってるんだね。耳郎は違うって言ってたけど」
「……恥ずかしかったんだろ。多分」
鬱とはこのことだろう。三奈とのSEXは非常に気持ち良かった。鍛えられた肉体、当然膣圧も凄まじく、エッチの体力もまた凄まじかった。
バック中の太ももやら尻やらの柔らかさもまた素晴らしく、何度かぺちぺちと叩いてしまったのも仕方の無いことだろう。やべ、思い出したら勃起してきた。
「何、朝からするの?♡」
「一発だけ……」
三奈にサクッと抜いてもらって、シャワーを浴びた俺たちは学校に向かった。
―――◇―――
「おはよ、司」
「あ、あぁ。おはよう」
「おはよー!」
「芦戸もおはよー」
雄英高校1年A組の教室。教室に入ってきた響香は、やや態度のおかしい俺を見て首を傾げながらも、特に気にせず自分の席に座った。緊張したぜ。
「そういや力動、オールマイトとの特訓はどうだったんだ?」
なにかボロが出る前に、俺は近くに居た力動に話しかけた。
「いやぁ、凄かったぜ! 体の動かし方やらなんやらを教えて貰って、個性の調整もある程度できるようになった。今の俺は一味違うぜ」
興奮した様子でそう言う力動。どうやら特訓の成果はデカイらしい。今日はまたヒーロー基礎学があるからな。どんなことをするか知らないけど、非常に楽しみである。
「力加減と言ったら緑谷だよな。お前は教えてもらわねーの?」
「ぼ、僕? 僕も教えてもらいたいけど、なかなか難しくて……」
上鳴に話を振られた緑谷はオドオドとしながら言った。緑谷のは力加減とかなのだろうか。純粋に、そのパワーを全身に回したら良い感じになる気がするんだが。
「緑谷の“超パワー”は部分発動に限定されてんのか? されてねぇなら、その超パワーを腕じゃなくて“全身”を強化することに使ったら骨折しないんじゃねえかな。まぁ、個性の詳細を知らねえから深いことは分からんが」
そんなことを思っていると、力動が同じようなことを言ってくれた。
「全身を……! なるほど、そもそもオールマイトだって腕だけに個性を発動するなんてことはしていない。砂藤くんの言う通りだ。OFAの力を全開にするんじゃなくて、薄く、本当に薄く、全身を内側から強化するイメージで⎯⎯」
なにやらブツブツと言っていた緑谷。それが一段落すると、緑谷の全身に緑色の稲妻が走る──そして、消えた。
「お前、何教室で個性使おうとしてんだ」
「あ! す、すみません。相澤先生……!」
「……はぁ。ま、コツを掴んだのは良いことだ。さっきの感覚忘れんなよ」
「っ、はい!」
どうやら緑谷はコツを掴んだらしい。他人の言葉で個性の認識が変わるというのは稀によくあることだが、雄英でもあるんだな。ちょっと感動である。
―――◆―――
「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」
昼休みに食堂で飯を食べて、再び教室に戻ってきた俺たち。三人目の先生はミッドナイトか13号先生が良い。理由は美人が見たいからである。
「ハーイ! 何するんですか!?」
「災害水難なんでもござれ。
「轟体操着じゃん。コスチュームじゃねえの?」
「あれ、左側使うと溶けちまうんだ。サポート会社に変えてもらうよう頼んでる」
バスに向かう道中。体操着の轟はそう言った。……体操着燃えんじゃねえかと思ったが、雄英の体操着は頑丈なので大丈夫だろう。多分。
「バスの席順でスムーズに行くよう番号順に二列で並ぼう!」
「飯田くんフルスロットル……!」
「こういうタイプだったくそう!!」
「イミなかったな〜」
バスは前半分が向き合って座るタイプで、後ろ半分が左右に2席ずつあるタイプだった。
「……ありがと、真堂くん」
「いいよ。気にすんな」
俺は後ろ半分のところに座ってる。隣は葉隠だ。なにか、縁のようなモノを感じてしまう。
コスチュームの申請自体は出したがまだ届いていないらしく、今日も全裸である。当然羽織を貸した。ドギマギしてしまうぜ。
「ね、今日の訓練どんな感じだろ」
「人命救助だろ? なら、崩壊した建物とか、火事やらの状況でどう行動するか、みたいなやつじゃねえかな」
「あー、ありそう。私、隠密行動は得意だけどそういうのは苦手だなぁ……」
「派手で強えって言ったらやっぱ轟と爆豪だな。あと真堂」
葉隠と話していると、俺の名前が聞こえてきた。声の主は逆立った赤髪が特徴的なクラスメイト──切島鋭児郎だ。
俺の“振動”そこまで派手さがある個性では無い。多分、轟の衝撃波を相殺したことで派手な印象を持ったんだろう。
「ケッ」
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なそう」
「んだとコラ出すわ!!」
「ホラ」
個性“蛙”のエチチ少女こと蛙吹と、爆豪はどうやら相性が良いらしい。蛙水の肝はかなり座っているようだ。
「この付き合いの長さで既に糞を下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」
「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!!」
「低俗な会話ですこと」
「でもこういうの好きだ私」
「爆豪くん、君、本当に口が悪いな」
爆豪もこういじられてると面白い。ツンケンしてるのもまた味である。
葉隠は前の方でのやり取りを見てくすくすと笑っていた。
顔は分からないが、動きが可愛い。
「もう着くぞ。いい加減にしとけよ」
「「「ハイ!」」」
―――◇―――
「すっげー! USJかよ!」
あれからバスに揺られること数分。俺たちは、バカでかい施設の入口にやってきた。いや、ここはもう施設の中だから、入口ではないか?
「水難事故、土砂災害、火事……etc. あらゆる災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も……
ガチでUSJじゃん。しかし、マジで13号先生だとはな。本当に嬉しい。俺は、彼女がデビューした当初に出した写真集を持っている位には、ヒーロー“13号”のファンである。
「スペースヒーロー『13号』だ!」
「わー! 私好きなの13号!」
麗日はめちゃくちゃテンションが上がっている。災害救助のプロフェッショナルだからな。尊敬する気持ちが痛いほどに分かる。好きだ、13号。
「13号、オールマイトは……」
「先輩、それが……」
相澤先生と13号先生がなにやら話している。俺の個性は空気の揺れに敏感だ。少し離れた位の声は、容易に聞こえる。
「通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで、仮眠室で休んでいます」
あー、変なこと聞いちまった。制限ってなんだよ。オールマイトにそんなのがあんのかよ。いや、普通あるか。オールマイトも人間だもんな。
話を終えた二人は、俺たちの元に戻ってきた。
「えー、始める前に小言を一つ二つ三つ四つ……。皆さんご存知だとは思いますが、僕の個性は“ブラックホール”。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」
緑谷の言う通りだ。13号の救助活動は、一種の芸術性すら感じさせる物がある。
人は吸い込まず、瓦礫や炎だけを吸い込むあの姿、見た目抜きにしても、俺の好きなヒーロートップ5には入っていたりする。
「えぇ。しかし、人を簡単に殺せる力です。皆の中にも、そういう個性がいるでしょう」
空気が変わった。さっきまでこくこくと頷いていた麗日もその動きを止めた。仕方ないことだろう。彼女の個性もまた、人を殺せる。
「超人社会は個性の使用を資格制にし、厳しく規制することで一見成り立っているように見えます。しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる“行き過ぎた個性”を個々が持っていることを忘れないで下さい。相澤先生の体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦等でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では……心機一転! 人命の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つける為にあるのではない。救ける為にあるのだと、心得て帰って下さいな。以上! ご清聴ありがとうございました」
「ステキ!」
「ブラボー! ブラーボー!」
俺も「好きだ!」と叫ぶ。響香の「あんたこういうのやるんだ」という視線が飛んできたが、気にせず叫ぶ。あ、ヘルメット越しに目が合った。そうだよ13号、俺は、あなたのお陰でヒーローを目指せたんだ。
「そんじゃあまずは……」
「──先生。あれ、授業の一環ですか?」
感じていた空気の流れが途切れる。途切れた地点──階段を降りた先にある噴水の手前に、黒い渦が現れた。渦はドンドンと大きくなり、一人の男が顔を出した。
「違う! お前ら一かたまりになって動くな!」
「え?」
「13号! 生徒を守れ!」
みるみるうちに大きくなる渦。そして、その中から現れる柄の悪い連中……明らかに、授業の先生って感じでは無さそうだ。
「何だアリャ!? また入試の時みたいなもう始まってんぞパターン?」
「動くな。あれは、──
―――◆―――
「大衆引き連れて来たのにさぁ……オールマイト……平和の象徴がいないなんて……。子供を殺せば来るのかな?」
全身手を装着した奇抜な男。手マン。どうやら、アイツがボスらしい。しかし、とんでもない奴も居たもんだ。あれ、絶対過ごしにくいだろ。
「
「先生、侵入者用のセンサーは!」
「もちろんありますが……!」
反応して無いって事はそういうことなんだろう。向こうに、妨害系の個性持ちがいやがる。お、轟も同じようなことを言った。
「13号避難開始! センサーの対策も頭にある敵だ。電波系のヤツが妨害してる可能性もある。上鳴、個性で連絡試せ」
「ッス!」
「先生は!? 一人で戦うんですか!? あの数じゃいくら個性を消すって言っても……!」
「一芸だけじゃヒーローは務まらん。13号、任せたぞ」
相澤先生は広場に飛び降りた。待ち構えていた敵の個性を消し、捕縛布で拘束。そのまま二人をのした。さすが相澤先生……いや、イレイザーヘッドだ。痺れるぜ。
「すごい……! 多対一こそ先生の得意分野だったんだ」
「凄いな。相澤先生」
「し、真堂くん!? う、うん。凄いね……」
「分析してる場合じゃない! 早く避難を!」
正論だ。思わず見惚れてしまったが、今はそんなことをしている場合じゃない。俺と緑谷は急いで皆の元に向かった。
「させませんよ」
そして、俺たちの前に黒い霧が現れた。ワープ系の個性、貴重だってのに敵なんかになりやがって。
「初めまして。我々は敵連合。僭越ながら……平和の象徴オールマイトに、
その言葉が聞こえた瞬間。俺は飛び出していた。地面を振動させ、その反動で移動する技“瞬歩”。それを二回行い、皆の横を横切って黒モヤの体を“振動”させた拳でぶん殴る。
霧が霧散し、男の本体が露になる。
「本来ならばここに──っぐ、これは……!」
「振動パンチだ。死ね」
「散らす……!」
手のひらを体に当てて、
「クソが……!」
体勢を整える。下には、敵と交戦中の相澤先生が見えた。
──着地まで、あと何秒だ?
何もせず落ちたら死ぬ。振動で衝撃を逃がせるか──いや、逃がすしかない……!
返ってくる振動を拾い、地面との距離を正確に測る。
着地寸前、低周波だった振動を中周波、さらに高周波へと一気に切り替えた。
足が地面に触れた、その瞬間。
足裏を起点に、叩きつけるように振動を流し込む。
ズギィ、と嫌な音が鳴り、地面がクモの巣状に割れた。
「……っ、あー……クソ痛い」
「んだコイツ……!」
「真堂……!?」
視線が俺に集まる。息をつく間もねえ。
痛む足を無視して、俺は瞬歩で相澤先生の元に行く。
「先生、無事ですか」
「こっちのセリフだ馬鹿。……お前のソレ、どこまで移動できる」
「流石にこっから上までは無理っすよ。戦います。一緒に」
「……殺すなよ。お前の将来の為にも」
「おいおい。生徒は逃がすべきだろ。ソイツ死んだらお前、責任取れんのか?」
手マンはそう言って相澤先生に襲いかかる。周りにもまだ沢山の敵が居るが、一番強いのはコイツだろう。なら、俺がすべきことは──
「先生、周り全部俺に任せて! ソイツに集中してください!」
──相澤先生のサポート。これしかない。
13号先生とエッチしたい。身長の高い女性好きです
個性把握テストのノリで飛ばそうと思ったけど、真堂くんにはここで強くなって貰う必要があったので飛ばさないです
芦戸三奈とのエッチはもっとちゃんと書きます。絶対性欲強いから