野良犬転生~犬に転生して人間の女の子をお嫁さんにし、被差別種族を救ってしまう男の話~ 作:XX(旧山川海のすけ)
「イズミちゃんはヨースケの妹だったの……」
家に帰って来て。
座り込んで、塞ぎ込んでいた
あの場で泣き崩れそうになったが。
フセは立ち上がり、家……自分の天幕にまで戻って来たんだ。
自分だけはグレーターヒューマンに狙われるわけにはいかないから。
……なんでそうなのか。
それぐらい、俺は理解していた。
フセの使命は、自分同様、
そのために何もかも決められたんだと思う。
ヨースケとの間に絆と愛情はあったはずだけど。
おそらくフセは、相手を自分で決めてない。
子供が生まれた場合、一番都合よい人間を選んで、ああだったんだ。
だから……
「ヨースケ……ごめんねぇ……あなたが死んでも、長老たちがすぐにあなたの代わりを選定してくる……」
あなたのために操立てすることはできないの……ごめんねぇ……
フセは泣いていた。
終わりなく、泣いていた。
泣きながら……
フセは、自分のワンピーススカートの脚の間に手を入れ、自分の胸を揉みはじめた。
ヨースケの名を呼びながら。
……多分明日にでもフセの新しい男が、レッサーヒューマンの支配層によって選定されてやって来る。
だから、今日だけは……ヨースケに抱かれていることを想像しながら、自分を慰める気なのかもしれない。
俺は……その様子が痛々しいと思った。
だけど
「ああ、ヨースケ、いいよぉ……」
美しいフセが、殺された男との行為を思い浮かべながら自分でする姿は……
とても扇情的で
ぶっちゃけ、俺は興奮してしまった。
俺のペニスが固くなる。
そして
「……エイト……?」
俺がそうなっているのを、フセは気づいたんだ。
そしてフセは俺の様子に我に返ったり、嫌悪感を覚えたりせずに
自分の下着を脱ぎ捨て、スカートを捲り上げ。
俺に向けて脚を開いたんだ。
優しく微笑んで、こう言いながら
「いいよ……おいで……」
一緒に、ヨースケを想ってしましょう。
私たち、家族だったんだから……
フセは、ヨースケを心から愛していたんだろう。
自分で決めた相手じゃなくても。
だから、今は錯乱してるんだと思う。
けれど……
美しいフセが、俺に身体を許すと言ってくれた。
その事実に
その誘惑に
俺は耐えられなかったんだ。
「ヨースケ、よーすけっ」
フセの中に入ったとき。
俺は罪を犯したことを自覚した。
でも、交尾の動きをすることが止められなかった。
フセの薄い銀色の陰毛に覆われた膣が、俺のペニスを飲み込んでいる。
そして貪欲に俺から精液を絞り出そうと絡みついてくる。
異種の、犬のペニスから。
抜き差しするとき、フセは俺にしがみ付いてくる。
脚を俺の背中に絡めてくる。
頭の中では、俺では無くヨースケとセックスしているんだろう。
痛ましい。
けど
同時に俺の本能は……
この牝を孕ませたい。
そう思っていた。
「ああ、ヨースケぇぇぇぇ!」
俺に抱き着き、大きく震えるフセ。
途端にうねるフセの膣。
俺に限界が訪れる。
射精。
ものすごい量の精液が出た。
犬の精液がフセの子宮に流れ込んでいく。
「ああ、あああ、ヨースケ……ヨースケ……」
うわ言のように死んだ男の名を呼ぶフセ。
俺はその言葉を聞きながら、人間時代を含めて、最高に気持ちいい射精を味わい。
極上の美少女の、子供の宿る場所に精子を送り込みつつ。
……何かの声を聞いた。
お前の
牝を孕まし、自分の子供を育てさせる能力……
お前は全ての牝を孕ませることが出来、お前が孕ませた相手は
お前を運命の伴侶と認識し、心から愛するようになる……
……え?
その何かの声を認識したとき。
「あ……あ……!」
フセが、目を大きく見開き。
身を反らせた。
フセ……!?
どうした……?
俺は慌てたが
次の瞬間。
俺は何が起きたのかを理解した。
「……今、エイト……いいえ、あなたの子供を身籠りました。ハッキリ分かりました……」
フセは俺に……今まで向けたことのない、女の顔を向けて来たんだ。
その声は甘える響きがあって
自分のお腹に手を当てた。
膣に、俺のペニスを咥え込んだままで。
そして
「愛しい……大好き。この子を一緒に育てましょうね……旦那様」
そう言って、フセは俺の口にキスをしたんだ。
俺を自分と同格か、それ以上の存在として扱うみたいに。