「お礼がありませんわ」
放課後、人気のない空き教室で僕が待っていると八百万さんがやってきてそう言った。
彼女の言う通りなのだ。
確かに僕はお礼を言わなかった。
ここ一ヶ月くらいずっと自分の陰毛を抜いては八百万さんに拾わせて、ペニスを触らざるを得ない状況下で返してもらっていた。もちろん最低な行為だとは自覚はある。
でも好きな女子に、1秒程度とはいえ自分のペニスを触って貰えるという夢のような状況に僕は有頂天になってしまい、僕は個性の実験というよりただ彼女にペニスを触ってもらって欲しくて、毎日陰毛を拾わせていたのだ。
僕も思春期真っ只中の健全な男子であるから、1秒と言わずにもっと触って貰いたいとは思ってる。
同時にこれ以上を望むのはモブの分際で欲張りすぎだとも理解していた。
だけど中学1年生で好きな女子にペニスを触って貰えるだなんて、果たして世界中でどれくらいいるだろうか?
ゼロではないにしてもきっとほとんどいないはずだ。
繰り返しになるけど、地味個性しか持たないほぼモブみたいな僕がこんなことを経験できるだなんて恵まれすぎていると思ってる。
でもね?
もっと触って欲しいじゃないか。
具体的には射精するまで触って欲しいじゃないか。
健全で健康な中学生男子だったら、同じクラスの女子に射精まで導いて欲しいと願って当然だ。
思わない奴はとんでもない偽善野郎だ。
毎日一回、好きな女の子にペニスを少し触って貰う幸運な日々を過ごしながらそれ以上を望み、手を変え品を変え、シチュエーションに工夫を凝らしたけど八百万さんはどうやってもそれ以上は触ってくれなかった。
1秒以上、せめて2秒と毎日頭を捻ってアイデアを絞り出し、そして失敗する日々にちょっと心が疲れてしまったんだな。
だから今日のお昼休み、図書室でペニスを触って貰った後にいつもなら必ずお礼を言っていたのに今日は言わなかったのだ。
帰りのホームルームが終わって教室を出ようとした僕を珍しく八百万さんが呼び止め、何事かと思ったら空き教室で待っているように囁かれたのだ。
で、さっきのセリフだ。
お礼を言わなかった僕に憤慨しているらしい。
あの礼儀正しい八百万百さんが僕に対してお礼がなかったくらいで怒っているのだ。
「ごめんなさい。拾ってくれてありがとう」
普段の彼女とは違う態度にびっくりしながら、僕は彼女にそう伝えた。
だがどうも遅かったらしい。
◇◇◇◇◇◇
「誠意が足りませんわ。謝礼を要求いたします」
「は?」
謝礼?
謝礼ってなんだ?
「……ありがとうって、もう一回言えばいいのかな?」
「ダメですわ」
ダメらしい。
弱ったぞ、どうすればいいんだ。
八百万さんのこの頭のネジが外れたような行動と発言はどう考えても自分の
「拾得物の1割から2割を私は受け取る権利があります」
なぜか顔を真っ赤に染めている八百万さんがそう言った。
「いや、いやいや。ちょっと待って」
頭が回らない。
「拾得物って……陰毛だよ? そんなの貰っても仕方なくない?」
僕だって好きな女子の陰毛なんて貰っても……ちょっと欲しいかもしれないな。
八百万さんの陰毛だったら袋に入れてお守りにしたい。霊験あらたかなのは確定してる。
「そういう問題でありませんわ。誠意の問題なのです」
誠意と言われれば確かにそうだ。
要は気持ちの問題なのだ。
お礼が目的ではなく、自発的な親切で拾ってもやはりそこに気持ちが込められているべきなのだ。
「……分かったよ。じゃあ僕の陰毛を2割とかケチなことは言わない。好きなだけ持って行っていいよ」
「なら、頂きますわ!」
ズバっ!
気が付いたらズボンもブリーフも脱がされていた。
どんな早業だよ!
為す術もなく下半身を裸に剥かれて、だらんとぶら下がったペニスを目にした八百万さんがたちまち憤慨した。
「どういうことですか!?」
「えーっと、どういうことなんですよ?」
事態が全くのみ込めない。
「お、おおお、おちんちんが勃起してないではありませんか!?」
「そりゃね」
女子に詰問されてる状態で勃起してたら大分性癖歪んじゃってますよ?
僕はまだ中学1年生なので比較的性癖はノーマルのままなのです。大人になればわかりませんが。
僕の前に跪いている八百万さんが、僕の腑抜けた返事を聞いてキッと視線がきつくなる。
「私が毛を返す時はいつもあんなに堅く大きく勃起していたではありませんか!」
まあ、それはね?
ペニスを触って貰えると思って準備万端整えてますから、そりゃギチギチに勃起しますよ。
なんなら八百万さんに触って貰った後は2時間は萎えないですよ。
「勃ててください」
「いや、この状態で勃てるのはちょっと難しいかな……なんて」
繰り返すけど女子に詰問されながら勃起する性癖は持ち合わせていない。
もしかしたら将来そんな性癖が生えるかもしれないけど今は無い。
しかしこんなセリフを八百万さんが言うようになるとは。
ここ1ケ月毎日ペニスを触らせていた自分が言うのもなんだけど、彼女の成長を感じられてちょっと嬉しい。
多分、生涯で言われたいセリフTOP100くらいの中に入ると思う。
女子中学生の美少女に「勃ててください」と言われるのはそれくらい貴重だ。
それも言ってるのが八百万百さんなのだ。
「……堪りませんな」
内心の思いが口に出てしまった。
「溜まってないってどういうことですか!?」
すぐ食いついてきたけど、それ誤字です。
「いつもあんなに私の胸を見ているくせに溜まってないってどういうことですか!?」
ああ、バレバレでしたか。
まあバレますよね、毎日見てますしね。
放っておくと話が逸れていくので修正しよう。
「それは置いといて……陰毛を抜くのと勃起してるかしてないかってあんまり関係ないと思うので、そこはサッと抜いていって頂ければ」
このよくわからない事態をさっさと終らせたい。
何本か分からないけど抜いて持って行ってもらえたらそれで済む話だ。
「ダメです。おちんちんが勃起している時に陰毛をお返ししていたのですから、謝礼として頂く時も勃起させてないとダメですわ」
どんな理屈だよ。
僕の個性の影響で八百万さんがメチャクチャだよ。
誠にごめんなさい。
ふんっ!
誠意を込めてチンチンに力を込めてみたけど上手くいかない。
「……勃起しないみたいです」
まあこの雰囲気で勃起できたらすごいよ。
だけど、僕のED宣言を聞いて八百万さんがなにやら考え込んでいる。
いきなり上着を脱ぎ始めた。
「ちょっ!?」
「毎日毎日毎日、授業中も休み時間もあんなに見てるんですから興味ありますよね?」
「ありますけど?」
世界で一番興味があるのがあなたです。
僕の返事を聞き流しながら八百万さんが上着に次いでブラも外す。
中学1年生の、最低でもDカップはありそうなおっぱいがむき出しになった。
素晴らしい形だ。
僕が太鼓判を押すよ、紛れもなく世界一のおっぱいだ。
フンッフンッと僕の息が荒くなる。
その世界一のおっぱいがどうぞと言わんばかりに僕の目の前に突き出された。
八百万さんの顔が赤熱してる。放課後の夕焼けの中、赤く染まった太陽に負けないくらい赤い。
「あの……乳首勃ってますけど」
ぶちっ!
痛い!
陰毛が10本くらい一気に毟られた。
「私の胸を触ったら勃起しますよね?」
そう言うと僕の手を持って、自分の胸に押し付ける八百万さん。
いや、もう陰毛抜いたしそれでいいんじゃないの?
ダメですか、そうですか。
彼女に睨み付けられながら僕はおっぱいを揉んだ。
意外と堅かった。というか弾力がありすぎる。
僕たちは中学1年生。それで彼女の誕生日はまだのはずだから、12歳のおっぱいは大きくても張りがありすぎてパツンパツンだった。
「お、おお……」
僕の手のひらに彼女の乳首が当たっている。
女子の乳首って意外と大きいし堅い。男子の自分のものとは全然違う。
両手で八百万さんのおっぱいを揉む。
生まれて初めてなのだ。
興奮よりも感動が先に来てる。
「おおっ……おぉおお……」
おお、としか言わない僕に八百万さん顔が険しくなっていくけどそれどころではない。
生まれて初めて女子の、それも好きな女子のおっぱいを揉みながら余裕のある男子など世界のどこにもいない。
ぎゅむっ。
ぎゅむぅ。
こんなのは二度と経験できない。集中しながら脳細胞に感触を刻んでいく。
絶対に忘れないように何度も揉みまくる。
ぎゅっ!!
「おふっ!」
八百万さんが僕のペニスを握りしめた。
「な、なにを……」
「わ、私の胸を揉んでるのに全然勃起しないから」
ぎゅうううっ!
「くうっ!!」
「もう無理やりにでも勃起させます!」
乳首をビンビンに勃起させながら八百万さんが僕に向かってそう宣言した。
■実験5 何度もペニスに触れさせ慣れさせる
→一ヶ月経っても慣れてくれなかった。依然強い抵抗が継続している
だけどお礼という副次行動を経由すると抵抗をすり抜ける可能性。
本人のお嬢様としての育ちの良さが関与している?