「改めて
四文字化成が
娼館『
「まあな。ここは『天宇戸』で身請けやアガリで妊娠した娼婦だとか、身請け人を孕ませた男娼だとかと、その親類縁者限定で入れるシェルターみてえなところだ」
男が孕んで入った、は流石の
「あ、動いた……!」
穏やかな陽射しの元、宛てられた一軒家の居間のソファで、マタニティウェアを着た金髪の少年は孕んだ子供が胎動するのを嬉しく感じていた。
「お、どれどれ」
その少年を孕ませた『
「ま、それにしても、『
「……照さん、拗ねてます?」
「アイツが、んなケツの穴の小せえことするかよ。むしろ、ますますオメエへの贈り物作りだとかに精が出てるっつーの」
彼女は親指で、部屋の片隅にあるそれらの一つであるアロマ瓶類を指さす。
「いやまあ、それそうなんですけど、なんかこう、負い目というか、申し訳なさというか……」
「ったく、何度も蒸し返すな。オメエはアタシに惚れて、アタシの種で孕んだ。それでアタシはオメエのことも好きで愛してる! 照も納得してるし、それで納得出来ねえのか?」
「皆さんから祝福されてるのは嬉しいですけど……」
はー、ったく、と銀髪褐色肌の女は後頭部をかくと、
「……っ!」
歯切れの悪い少年の唇に、不意打ちのように自身の唇を重ねた。
ただ唇同士を重ねるだけの、愛情表現のソレ。
数瞬の間が空いて、離れる際に惜しむような体液の糸の橋が伸びては切れる。
「これで喜ばないで、まだウダウダするか?」
「……んもう、荒子さんはズルいです……!」
愛されていると、行動で示されてしまい、小柄な少年は顔を真っ赤にして、それ以上のネガティブが嬉しさで続けられなくなってしまった。
「そういえば、最近の荒子さん達はどうですか?」
「あー、この前ふっかけられた
「それは大事件なのではっ⁉︎」
少年は親しい人が、何気なくサラッとトンデモない事に巻き込まれているのに驚愕してしまう。
「安心しろ。喧嘩ふっかけてきた連中にはキッチリ落とし前つけてきたし、照も照で変な精神汚染とか女体化とかされずに『荒子とのプレイの幅が増えた!』とか呑気なこと言ってるよ」
「荒子さんもそうですけど、照さんも大概図太いですよね……」
少年は愛してくれている二人の戦争経験者が今でも、様々な
「まあな、一つの
「それでも、荒子さんがこまめに顔を出してくれるのは、嬉しいです」
「言ったろ? 責任は取るって。こういう顔出すのもそういうのの一つだ」
銀髪の女は、隣に座っている金髪で腹の膨れている少年に、腕を回して抱き寄せる。
「アタシに惚れてアタシの種で孕んだ。そんでアタシはオメエのことを愛せる。だったら責任取るのに嫌がるこたあねえよ」
「荒子さんのそういう甲斐性があるの、俺、好きですよ」
「おう、安心しな。キッチリ、マイルズとオメエとのガキの面倒は見てやるよ」
「頼もしいなあ……」
強靭な肉体の女に寄りかかる少年は、彼女の懐の深さに安堵するのであった。
「そういえば、マイルズの方はどうだ? なんか変な嫌がらせとかされてねえか?」
「あ、はい、それはもう皆さんよくしてくださってます。毎日のお散歩とかストレッチ、バランスのいい料理の仕方とか、常駐してる妖精さん達との接し方とか教えてくれて、充実してますよ」
『妖精の花園』には定住すると決めた元娼婦達や身請け人と暮らす男娼達がおり、マイルズはそれらの人々と上手くやっていけているようであった。
「まあ、最初は男の俺が妊娠してるって知らされて、皆さんびっくりしてましたけど、変な色眼鏡で見られたりはせずに、妊婦の人達や子供連れの人達に色々教わりながらやっていけてます」
「アタシが孕ませたってことも、少なからずはあんだろ?」
『
「かもしれませんが、それ含みで上手くやっていけてるなら、悪いことじゃないです」
少年は膨れた腹を撫でて、その下で命を育んでいる子供が、産まれてからも、周りから白い目で見られないことを予感していた。
「自己肯定感低いのは相変わらずだが、周りを頼ったり利用するってことを覚えられてるのは成長だな」
「はい、なんたって、あの
「そういう小狡いのは嫌いじゃないぜ」
と、褐色肌の女は色白の少年の頭を撫でた。
「んふふ、へへっ……」
「素直でよろしい。でも、まだ反抗期なガキのままでも、良かったんだぜ?」
「じゃあ……」
そうマイルズはいうと、一回立ち上がって、荒子の前に立ってから、その対面からまたがるように膝に座ると、
「あむ……♡ ちゅ……♡」
彼女にキスをした。
ただのキスではない。
舌を入れて、口内の肉を味蕾で味わうかのような濃いキスであった。
「ちゅるる……♡ 口ごたえはしませんけど、ワガママは言ってもいいですよね?」
「……へぇ、テメエから誘うくらいには、まだまだワガママ盛りってワケだ」
「わっ……♡」
荒子は両腕でマイルズを横抱きにする(いわゆるお姫様抱っこである)と、
「安定期なんだろ? じゃあ、ケツ洗ってベッドに行こうぜ?」
「はいっ♡」
これからすることを期待して、マイルズも彼女に腕を回すのであった。
***
「荒子さん♡ お願いします♡」
「おう、ケツも綺麗になったしな」
マイルズに宛てられた住居の寝室の大きめのベッドの上にて。
全裸になった二人の男女の営みが始まろうとしていた。
いくつか通常の男女とは違う部分をあげるとするなら、男は脂肪による膨らみではない大きく出た腹であり、女の方はその股間にはクレヴァスこそあったが、より目を引くのは並の男が素足で逃げ出すような立派な魔羅が生えているところだ。
「キス……♡ キスして欲しいです……♡」
「まだシ足りないのか? いいぜ、甘えさせてやるよ……!」
あむ……♡ ちゅるる……♡ むちゃら……♡ あちゃるる……♡
女と少年が互いに腕を回して抱き合い、顔を近付けてのキス。
重ねるだけでなく、互いに舌肉を絡ませ合いながら、肉を通して唾液も交換しあう深いキスである。
「ちゅ……♡ 好きです……♡ 荒子さん……♡ あちゃる……♡ 愛してます……♡」
「ああ……! アタシもだ……! あむ……、むちゅる……! 大好きだ……!」
荒子がより顔を押し出せば、マイルズ側の舌が押し込まれ、舌の裏や歯肉、上顎内部をこそぐように、彼女の舌が彼の口腔内を蹂躙していく。
「ひゃあ……♡ あちゅむ……♡ ちゅるる……♡」
押し込まれた側は力が抜けて倒れそうになるが、押し込んだ側の逞しい腕力は傾いたそれを難なく支える。
「ああ、安心して蕩けろよ。あちゃる……、オメエとガキ支えるくらいどうってことはねえ……!」
「ん〜〜〜〜……っ♡ ちゃむ……♡ 荒子さん♡ ズルいです♡」
少年は体の一番上で感じる官能が下半身に伝わるのを感じてしまう。
「荒子さん♡ 来ちゃいます♡ あむるちゃ♡ 気持ちいいの♡ 来ちゃう♡」
「好きにしな……! アタシが全部丸裸にしてやるよ……!」
「ひゃああああ♡ ちゃちゃるるるる♡ くる……♡」
ぴゅぴゅっ♡ ぴゅるるるる♡ ぷちゃああ♡
「ああああ♡ イッてますっ♡ キスだけで♡ オチンチン♡ ぴゅぴゅっ♡ しちゃいましたぁ♡」
マイルズはディープキスのみの快楽でペニスに直接的な刺激を受けずに射精に達してしまった。
小さいながらも勃起の主張から絶頂の証拠は、密着している銀髪女性の下腹部にかかる。
「今日も元気だな。まだまだイケるだろ? さあ、気張れよ……!」
しかし、精液をかけられた女はそれを気にせず、むしろ勢いのいい射精を確認して、まだまだプレイに及ぶつもりであった。
「ひゃいぃ♡ ああっ♡ ダメっです♡ おっぱい♡ 吸うのと♡ カリカリ♡ らめれすぅ♡」
「こんなに……! ズヂュルルッ! 勃起させておきながら……! ズゾゾゾゾッ! ぷはぁ! 駄目とは説得力がねえぞ……!」
マイルズの官能の波は下半身を達せさせるだけでなく、上半身もまた、快感を示す生理反応を喚起していた。
荒子は彼の妊娠によって数カップ大きくなった両胸に狙いを定めた。
少年の右乳首を口に含み舌技と吸い出し、もう片方の左乳首を指先で弄ぶことにしたのだ。
「はゃあぁ♡ おっぱい♡ 敏感♡ なんですぅ♡ そんなにイジめられたら♡ あひゃああぁぁ♡」
キスですっかり出来上がってしまった官能は、両胸への責めにも感動良く反応してしまう。
「ミルク出るようになって……! ズュルルルル……! もっと感じるようになったよな……!」
そうである。
マイルズが荒子の精子で妊娠してから胸が大きくなっただけでなく、乳腺から母乳(彼の性別から見れば
「ひゃですぅ♡ 赤ちゃんの分♡ 残してぇ♡」
「産まれるのはまだ先だろうが……! ズッチュスボバッ! もったいないから、今はアタシが飲んでやるよ……!」
女は金髪少年の右乳腺から口で直に吸い出すのと、左乳腺を指先で刺激してミルクを噴射させるのとを同時に器用にこなす。
「ひゃあ♡ おっぱい♡ とまりませんぅ♡ あひぃ♡」
「ズッヂュヂュッ! ぷはぁ! ちゃんといいモン食ってるみたいだな……!」
荒子は自慢の鋭敏な舌で健康のバロメーターである体液の味から、マイルズが日々バランスの取れた食事を摂れているこのを確かめる。
「それは荒子さんが♡ はぁ♡ しっかり仕送りしてくれててぇ♡ ここで採れる食材も♡ 美味しくってぇ♡」
すっかり声に甘い吐息が混じるようになった妊夫の少年は充実した日々を送れていることを言う。
「なら、いい! ズッチュズズルルッ! こっちでももう限界だろ……⁉︎」
「ふひゃあぁぁぁぁ♡」
ぴゅるるるる♡ ぷぴゃぴゃ♡ ぷぴゅるる♡
少年は二度目のノーハンド射精を、今度は乳首による刺激で達成してしまう。
「オメエ、意外と元気だよな」
荒子はすっかり射精からの虚脱感でぐったりと身を預けるマイルズの下半身の玉数の多さに感心する。
「荒子さんが上手だからですよぉ……♡」
小柄な少年は口と胸で導かれた絶頂で心地よい脱力感に酔っていた。
「荒子さん♡ 俺にもサせて下さい♡」
「おう、乗り気なのはいいことだ……!」
そうして、女が両脚で立ち、ついでに股間の大きなもう一本も勃たせ、少年は彼女の前に跪く。
「荒子さんの♡ 特大オチンポ♡ 大好き♡ ドスケベ妊夫の♡ おフェラチオご奉仕♡ させて頂きます♡」
ちゅ♡ ちゅちゅっ♡ ちゅぱ♡ ちゅるるるる♡ ちゅらら♡
まず妊娠している少年は、大きく勃起している『
亀頭の鈴口からカリ首、太く血管の浮き出ている中腹をリズミカルに口付け。
彼女の頭髪と同じ色の銀の秘林を顔でかき分ければ、ずっしりと中身を溜め込んでいる袋のシワまで丁寧にキスを続ける。
ちゅら♡ れろ♡ はぁぁ♡ れろれろ♡ れらぁ♡ ちゅろろろろ♡
跪いている少年は、かつて、目の前の女性に教わった通りに肉棒全体を舐めつつ、時折、体温のこもった吐息を吹きかける、というアレンジも交えて丹念に口奉仕する。
「ふふっ……! どこでそんなやり方を覚えた?」
「らろ♡ られ♡ 照さんが♡ くれた指南書に♡ れろっ♡ 荒子さんの♡ 悦ばせ方が♡ はふぅ♡ 載ってましたぁ♡」
じゅっぼ♡ ずぢゅるる♡ ずろろろろっ♡ じゅぶぶぶぶーっ♡
亀頭、肉竿中腹、玉袋を舌で磨きあげるののをこなせば、仕上げは口に含んでの前後の運動である。
マイルズは両腕を荒子の腰に回し、口をすぼめて頭を前後させることによるブレを最小限にして、口の中で往復する剛直全体に舌を這わせる。
「ああ……! 歯は優しく当てるだけでいい……!」
ワンポイントテクニックとして、前歯で『噛む』のではなく、竿の肉に『優しく当てる』を意識した表面への刺激は適度な擦過を生み出し、魔羅への射精への道を高めた。
「マイルズ、少しいいか?」
「ふぁい♡」
射精感が昂っているであろう(実際先走り汁がマイルズの口の中に流れてきて、彼はその精臭とフェロモンで達しそうになっていた)荒子の制止に素直に従う。
「仰向けになってくれ」
「ふぁい……♡」
フェラチオで酸欠気味になっていた金髪の少年は、銀髪の女に助けられながら、ベッドから天井が見えるよう寝転んだ。
「ああ……! イクぞ……!」
脈動している彼女の特異な分身を、彼女自身が手淫で絶頂に導く。
発射口が狙いを定めている先──それは妊夫である少年の膨れた腹だった。
「
「来てくだしゃい……♡」
マイルズは荒子が扱いている極太長大魔羅の仰角から、どこに精液をかけようとしているのかを察して、悦んで微笑む。
ブビュルルルル! ビュグンビュグン! ブビャルルルル!
長い長い発射とそれに見合った大量の精汁は、透き通る白い肌で膨れた腹を濁った白で汚していく。
「やあん♡ はぁん♡ イクッ♡」
かけられた精液の精臭と湯気立つような熱さ、そして何よりも、すくすくと息づいている赤ん坊が下にいる膨らんだ腹に子種汁をかけられるという倒錯感で、少年は再び射精の絶頂に達してしまう。
「……んもう♡ ヘンタイさん♡ なんですから……♡」
「ボテ腹にザーメンぶっかけられて、イッてるオメエも同じだぜ……!」
互いに同じ穴のムジナ、ということに二人は笑い合うのであった。
「さて、ケツほぐすぞ」
「荒子さん、優しいですよね♡」
体を冷やさないよう膨れた腹の精液を拭えば、まだまだヤリ足りない男性器が生えている女は、少年の股を開かせて、部屋に置いてある長潤ローションを指にまぶして、肛華に触れる。
「ひゃあ♡」
「うーん、流石に縦割れてるケツマンコだな。指がすんなり入る」
まずは人差し指を挿れる。
ローションで滑りが良くなった一本は、少年の使い込まれた
「いひゃあん♡ オシリ♡ 弱いんですぅ♡」
「ククッ! すっかりケツが性感帯になって……! 元から弱かったから開発すんのが楽チンだったな……!」
「あひぃ♡ 言わないで♡ ああん♡ くだしゃいぃ♡」
荒子の人差し指一本が抜き挿しされる度に、マイルズの口からは甘い吐息が、恥ずかしさから否定したくとも、自然も漏れてしまう。
彼の下半身の小さな分身も固く主張しては抜き挿しに連動して、透明なカウパー腺液をトプトプと漏らしていた。
「さて、お次は……!」
「ひゃ♡ ああん♡ はああん♡」
人差し指に加えて、中指が界面活性剤の滑りを借りて、少年の菊座に吸い込まれていく。
「そうら、ここをコリコリされるのが好きなんだよな……⁉︎」
「あひゃああぁぁ♡ 前立腺♡ イジられると♡ 大きなの♡ きちゃいますぅぅぅぅ♡」
肛門から少し奥の部位をマッサージされる少年は二指の動きと連動して、ビクンビクンと上体を痙攣させた。
その性感帯である内臓を直接刺激されている訳でもないのに、薄い肉膜一枚越しからの、二指の刺激で射精の伴わない絶頂が何度も体を駆け巡る。
「射精してないのにぃ♡ ビクビクぅって♡ イッてますぅ♡」
「おう、相変わらず元気にメスイキしてんな……! これだから感度のいいヤツは大好きなんだ……!」
少年は絶頂のタイミングを握られて間断なく与えられる刺激というマゾヒスティックさに酔いしれ、その絶頂の主導権を握っている女はサディスティックな感覚を楽しんでいた。
「うし、三本目、イクぞ……!」
「ひゃあだぁ♡ 壊れちゃいますぅ♡」
「安心しな、しっかり縦に飲み込んでるぜ……!」
ヌププ、と濡れた薬指が入れば、人差し指と中指、そしてそれらが縦になって、肛門のシワを引き伸ばすように左右に回転する。
「ああああん♡ はぁんぁ♡ あひぃぃん♡」
荒子の長い三指の根本まですんなり入ったマイルズのアナルは、これから入る本命の一本の為に、入念にほぐされていく。
シワの
指が動く度に、上がる悲鳴には文字にある悲とは裏腹に、甘いモノが大半を占めていた。
「ひゅー……♡ ひゅー……♡」
「さて、こんなモンだろ。そろそろアタシも我慢出来なくなってきててな……!」
「荒子さん♡ 来て下さい……♡ お腹のこの子と一緒に……♡ 俺を……♡ 愛して下さい……♡」
「ああ……! どこまでも一緒だ……!」
荒子はマイルズの願いに応えて、正常位にて彼の脚を割り開けば、ヒクヒクと開閉している肛門に、その女有り得ざる弩級の怒張を当てがう。
そうして、
「────〜〜〜〜っ♡」
一気に最奥まで挿し貫いた。
その衝撃だけで、腹に子を宿している少年は射精に達し、続く抜き挿しの抜きの運動で直腸腸壁から前立腺までをカリ首で耕かされ、射精しつつ、更に射精が重なるのであった。
「ああ……! 良いぞう……! 入り口は締めるのに、中はゆったりと絞ってくる……!」
荒子は正面に声にならない悦楽の悲鳴をあげているマイルズを目で愉しみながら、下半身の凶悪な一本で彼の菊座を思う存分味わったいた。
「ひゅ────♡ はっ────♡」
息も絶え絶えな身重の少年は、最奥であり、男の内臓の中で一番の感度を持つS字結腸に、極太激熱の亀頭がキスをする度に、射精とも絶頂とも分からない快感に全身を焼いていた。
上がる声は言葉にならず、視界は白と黒が瞬間瞬間に入れ替わり、視線が定まらない。
「は────っ♡ あ────っ♡」
体は限界まで引き絞られた弓なりのようにのけ反り、直腸内で爆発している神経を駆け巡る電流は、背骨を通して脳髄に叩き込まれるかのように悦楽を伝えている。
「気張れよ……! アタシのブツもオメエの中で暴れてやるからよ……!」
荒子もただ腰を前後させるだけでなく、最奥まで突けば、少年の肛門が許す限り腰を時計回り、反時計回りとグリグリと回転させながら押し付けていく。
「ここ──、前立腺も大好きだよな……!」
そう深い位置だけでなく、一番太い部分である亀頭を彼の内臓性感帯の比較的浅い位置で腰を揺するのも忘れない。
「か────っ♡ ひゅ────♡」
そうして、連続する手や品を変えて繰り出される快感は、
ぴゅるるるる♡ ぷっしゃああああ♡ ぷるるっしゃああああ♡
と、精液を限界まで出し切った後でも、射精級の快感を与えられ続けて初めて噴射する潮吹きであった。
潮を放っている本人は殆ど意識を手放して、身を焦がす快感で目の焦点が合っていない。
「ああ……! オメエも出すなら、アタシも
更に、男根を備えている女もスパートに速さが出る。
身重のマイルズを思っての、以前と比べれば控えめのストロークであったが、我慢を重ねた魔羅がその肉主砲を放つには充分な速さだった。
そうして、潮吹きが止まらない少年の最奥に、彼女が発射の為に逸物を大きくさせたのが合致して、
ビュルルルル──!!!! ビュグンビッュグンビュグン!!!! ドビュルルルル──!!!!
と、大量の精液を放精するのであった。
***
「……はっ!」
潮吹き辺りから、意識を失っていたマイルズはようやく目を覚ました。
「おう、お疲れさん」
声がする方に目をやれば、荒子がとても近くにいた。
「わっ……! う、腕、大丈夫ですか……⁉︎」
彼は寝かされていた枕が彼女の逞しい腕であったことに、負担がかかってないか心配してしまう。
「気にすんな。アタシもオメエが失神した後も何発も中出ししたし、その礼だってえの」
「荒子さん、本当に頑丈ですよね……」
「まあな、これが商売道具でもあるし」
『
「有り難う……、御座います……」
「オメエ、こうされるの、好きだろ?」
「はい、荒子さんを感じられて、あったかくて、安心出来て嬉しいです」
「……オメエも随分素直になったよな」
「そうですか? 実感はあまりないんですけど……」
「ガキ扱いすんなっ! ってトガってたぞ?」
「いやまあ、それは警戒してたというか……」
少年は数ヶ月前の激動の中で、自分なりに身を守ろうとしていたのを振り返る。
「まあ、いい。素直な方が可愛いらしくてアタシ的には良いと思うぞ」
「そう言ってもらえると、えへへ……」
至近距離で愛する人に笑顔を見せれることに、少年は嬉しさのような恥ずかしさのような、色々とない混ざった感情が渦巻いていた。
「そういえば、ガキの名前は決めたのか?」
「いえ、まだです。荒子さんは思いつきます?」
膨れた腹の下で、順調に鼓動を刻んでいる子供の名前をどうするかの話題になった。
「あーん……? 四文字のところの名前が妥当なんじゃねえか?」
「いやまあ、それはそうですけど」
「アタシに名前付けのセンスを求めんな。結構テキトーな感じになんぞ?」
「……」
「んだよ?」
荒子は腕の中の身重のマイルズが意外そうな顔をするのを見て、半目になってしまう。
「いえ、荒子さんのことだから、
「喧嘩売ってんなら買うぞ?」
と、彼女は少年を乗せてない方と腕を伸ばして、その頬を引っ張る。
「ごめんなひゃい! ふみまへん!」
「ったく、オメエの方からはなんかねえのかよ?」
銀髪褐色肌の女は、金髪色白の少年から振られた話題をレールに戻す。
「そうですね……、男の子ならアダムで、女の子だったらエバなんてどうですか?」
彼はかつて幸福と祝福を願われた主神の神話由来の名前を思い付いた。
「まあ、いいんじゃねえの。で、なんか込めた意味とかあんのか?」
親が子に初めて贈るモノに対して願う想い。
かつての神が一番最初に造った男女の名前にする理由はどうなのであるのか。
「あの
「ちょっとそれは重いんじゃねえの?」
かつてその神を討った女は、気負いすぎてないかの心配をする。
「重いから、こそです」
「それは……」
「いいんです。この子が俺の重しになってくれれば、俺はいつだってあの
それに、と続けて、
「子供は重くて大切なモノ、そうでしょう?」
「……はあ、ったく、そこまで覚悟決めてるなら文句はねえよ。アタシが責任取ったように、オメエもその子の責任取りてえってことだろ」
「はい。だから、荒子さん、俺達と一緒にいて下さい」
「あいよ。必ずオメエらを幸せにしてやるよ」
「荒子さんの甲斐性、素敵だと思いますっ!」
「あんま、おだてんな。大したことしてねえよ」
そうして、女の肉体で男性器を持つ者と、男の肉体で子を宿せる者との幸せなピロートークは過ぎていくのであった。
完