【R18】ヒロインをエロゲー化して悪戯する話【画像付き】 作:きりぼー
「倫也~♪ウエディングドレスなんだど~」
ガチャリと扉が開いて、陽気な声で英梨々が入ってきた。気分はすっかり次の物語の事でいっぱいらしい。
「・・・って、だいぶやつれてきたわね」
口では同情しつつもホースを持って水を出した。それで俺の全身と床を洗い流す。雑だ。
棚に置いてあるオートミールを器にざぁ~と流しいれて、常温保存可能な牛乳パックを開けて混ぜ合わせる。
「はい。いつもより多くしておいたわよ」
「・・・」
それからスイッチを押して鎖を下に下ろすと、俺の体が少し自由になる。後ろ手を拘束されたまま犬のように飯を直接食べる。
「いくつかラフを描いてきたんだけど、どれがいいかしら?」
① シンプルなロングドレス
② レトロな膝上タイプのドレス
③ 絢爛豪華な金刺繍もあるドレス
「ここで選択肢かよっ!?」
「なによ。大事でしょ」
「そりゃ大事だけど・・・シチュエーションにもよるけど①がいいんじゃねーかな」
「無難よねぇ」
「お前の好きにしたらいいと思うぞ」
「もちろんそうするわよ。でも一応聞くのが筋でしょ」
「そうだな」
こんな場所で監禁されながらも着々と結婚式の準備が進んでいく。状況に対する違和感がないのか不思議だが、こっちが好きでやっていることだから、好きにやらせているだけらしい。理解力が高いのか、こっちの世界の俺に興味がないのか。
ちなみに英梨々はピンク色のナース服を着ている。職業用の正式タイプではないがコスプレ用の安物でもない。ミニスカートがかなり短いが生地は厚手で上等品だ。
「あとね~、やっぱり焼きそば回ははずせないと思うのよ」
「そうだな」
「駄菓子屋の上のお好み焼き屋もいっとく?」
「そうだな」
「和菓子作りとかも楽しそうなのよねぇ」
「そうだな」
「洋菓子の方がいいかしら?」
「そうだな」
「あんた真面目に考えなさいよ」
「ああ、うん。洋菓子もいいよな」
「どうでもいいと思ってるでしょ」
「そんなことないぞ。なんならどっちも挑戦したらいいじゃないか」
「あんまり料理は得意じゃないのよ」
「・・・そうだな」
ふぅ・・・まったくこちらからすればどうでもいいようなことをいつまでも悩むのが女だ。肯定も否定も難しい。上手く話を聞き出せばいいのだが、こちらもあまり余裕がない。
「そういえば倫也、ちゃんとオナ禁続けているの?」
「みればわかるだろ」
「だって、詩羽や出海とも会ってるんでしょ。その気になればヌけるわよね」
「我慢しているし、みんな理解度が高いぞ」
「そう。まぁあたしにはあんまり関係ないけど」
やっぱりこっちの俺には興味がないようだ。この歪なまでにドライな感じが少し恐ろしい。
「それとね、新居についてなんだけど」
「ああ?うん?」
「結婚したら同居するわよね」
「・・・普通はそうだろうな」
「新しく家建てるか、マンションでも買う?」
「俺の家に同居でいいんじゃないか、ほとんど親いないし」
「それだと代り映えしないのよねぇ」
「そうだな」
「うちの庭にログハウスのアトリエ作って、そこでもいいけど」
「アトリエはアトリエだけの方がいいんじゃないか?仕事とプライベートは空間的にも分けたほうがいいぞ」
「じゃあ、やっぱり新居建てようかしら」
金持ちの考えることはよくわからない。学生の俺には家を建てる余裕などないだろう。
「新居とか大変そうだな・・・土地選びからか?」
「そうよ。そうなると結婚式の前から活動しないとダメよね」
「そうなるのか・・・」
「仮住まいのマンションで暮らして、そこから新居探しでもしようかしら」
「その方が現実的かもしれないな」
「倫也の家を立て直してもいいわよ?二世帯住宅とか」
「それなら親を別なところに引っ越しさせた方がよさそうだな」
「それは嫁のあたしからは言えないわよ」
「そうだよな・・・」
「・・・嫁だって・・・クスクス」
英梨々が顔を赤らめて控えめに笑っている。こういう素直なところはカワイイと思うが、いささか妄想が飛び過ぎな気もする。
「そういえば、こっちの話しもだいたい目途がたってきたわよ」
「そうなのか?」
「この話しがだいたいGW明けぐらいのはずだから、あと一ヵ月ちょい稼げれば十分よ」
「10話ぐらいか」
「それだけあれば充分でしょうね。もう2周して終わりね。もしくは恵がなんとかしてくれるわよ」
「で、どうなるんだ?」
「さぁ?」
英梨々が食べ終わった俺の器を水で濯いで棚に伏せて戻した。
「そういうわけで、そろそろこの部屋も飽きてきたし終わらせるわよ」
「ふむ・・・」
「あたしは忙しいからこれで最期にするわ」
「まじで!?」
「こっちにリソース割いている場合じゃないのよ・・・わかるでしょ」
「そうみたいだが・・・」
「最期に何かしてあげるわよ?」
「でも、いつも英梨々が最後なのにな・・・」
「それはあんたが出海とファーストキスしたからでしょ」
「ああ・・・あれのせいなの!?」
「せめて純潔ぐらいは守りなさいよね。バカ」
「ってことは・・・夢オチパターンじゃないのか」
「さぁ?恵に任せたわ。で、何がいいかしら?」
「うーん・・・」
「といってもヌいてあげられないけど」
英梨々がスイッチを押すと滑車が回って俺はまた吊り上げられた。
「実は俺さ・・・なんか性欲なくなってきてて」
「それだけやつれたらそうかもしれないわね」
「だからよくわかんねーや」
「もうすぐリセットさせる倫也だから、そんなもんかもしれないわね」
そういいながら英梨々がだらりと下がっている俺のチンコを手で持った。
「おいおい・・・」
「別にこれぐらいで射精しないでしょ。だいたい勃起もしてないし」
あの英梨々が俺の性器を淡々と触るなんて・・・やはり何かがおかしい世界なのだ。そして無情にも枯れた俺の性欲は英梨々の刺激でムクムクと活気を取り戻した。
「さよなら・・・倫也」
『チュッ』
【画像23 英梨々ナースフェラ】
英梨々が俺の一物に軽くキスをした。
※ ※ ※
3か月が経過した。
※ ※ ※
「あれ・・・おっかしいわねぇ」
金髪ツインテールの美少女が首をかしげている。
「倫也くん、何か不正した?」
隣にいた無表情の可愛い女の子がボクに話しかけてきた。ボクは心当たりがないのでブンブンと首を横にふって否定した。
「ここまで自主的に拘束される倫也先輩ですから、さすがに不正はないんじゃないですかね?」
壁際で座りながらこちらを見ていた女の子がしゃべった。少しつまらなそうに頬杖をついている。
「あらあら倫理君。面白そうな成長じゃないの」
振り返ると黒髪ロングの女性が笑いをこらえるように言った。ケータイをいじって何かを確認している。
もう一人誰かいたような気がするが、ここには来ていないようだ。
※ ※ ※
安芸倫也 ❤1
誕生日12月18日 175㎝ 体重55㎏
属性 聖者
二つ名
備考
童貞 経験人数0人
SEX回数0
射精回数 0回
マスターベション回数0回
フェライキ回数 0回
夢精 0回
アナル処女
※ ※ ※
「倫也、これどういうこと?」
「ボ・・・ボクに聞かれてもわからないです」
「『聖者』って何よ?」
「ごめんなさい。ボクにはわからないです」
「何よ、そのしゃべりかた気持ち悪いわね」
「お気を悪くさせてごめんなさい」
「ふん。もういいわ。あとは恵に任せるから」
金髪ツインテールの美少女が怒ったようにして部屋から出て行った。
(了)