【R18】ヒロインをエロゲー化して悪戯する話【画像付き】 作:きりぼー
自分の出番が終わった落語家のように、出海ちゃんはそそくさと家へ帰っていった。
俺はせっかく学校へ忍び込んだのに回数制限でヌけなかったのがもったいない気がした。しかしまぁエロゲ主人公見習いなんてこんなものかもしれない。
家に戻ると電気が点いていた。玄関に入ると靴が並んでいてリビングから声が漏れている。俺はまだ余韻で勃起が残っているが気にせずに入る。
「ただいま」
俺の小さな声が聴こえなかったようで、英梨々と加藤と美智留の3人がテーブルに設定資料らしき書類をいっぱいに広げて話し合いをしていた。まったく仕事熱心で頭が下がる。
キッチンで4つの麦茶を用意してから、もう一度「ただいま」と近くで声をかけた。
「あら、倫也いたの。ただいまぐらいもっと前にいいなさいよ」
「ごめん」
言ったけど言い返すのも面倒だ。素直に謝る。三十六計謝るに如かず。
「トモ~おかえり~」
「安芸くん、おかえり」
加藤と俺の距離が少し遠い気がする。たぶん呼び方のせいだろう。いずれは「恵」「倫也くん」呼びぐらいに変えたい。
世界が暗転してグワァ~~ン
「トモ~おかえり~」
「倫也くん、おかえり」
あのエッチな一件以来、恵との距離が縮まった。いつしか2人は名前で呼ぶようになった。
俺は3人の女の子を見ているとなんだかムラムラしてまた勃起してしまった。チンポジが悪い。
「で?何してんだ?」
「あんたね、もう1月も終わったのよ?夏休みの準備に決まってるでしょーが」
「ああ、もうこんな時期か」
「こっちの話しはテキトーに流して、ほら早くプロット決めちゃいなさいよ」
「そうだなー」
こっちの話ってなんだよ・・・と思いつつ、確かに夏休みのことをそろそろ進めないと無理だ。
「どういう感じにするんだ?」
「それだよ、倫也くん!」
「どれだい?恵?」
「英梨々1人に絞るか、5人のハーレムにするか」
「ふむふむ・・・」
「トモはハーレムだよね~」
「うーん」
「あ・・・あたしはどっちでもいいんだからねっ!」
「ハーレムだと英梨々とはエッチしないんだろ」
「英梨々ルートの英梨々もエッチしないんじゃないかな」
「それはちょっと違うわよ恵。英梨々ルートならあたしを落とせるかもしれないし」
「そういうのは最初に決めるんじゃないかな」
「そんなのやってみなきゃわかんないでしょーが」
「まぁま2人ともぁ落ち着け・・・」
「誰のせいよ?」「誰のせいかな?」
「・・・ごめん」
「トモも大変だね~」
美智留だけが良き理解者だ。泣ける。安易に美智留ルートに流れてしまう多世界の俺が憎らしい。
プロットの話題を少しそらす。
「それで何話ぐらい?やっぱり40話?」
「理想は40だけど、今年は30話でもしょうがないかも」
「そんなに切実なのか・・・」
「みたいよ」
※ 筆者、療養中のため
「どのくらいの時期で考えている?」
「そうね~、夏いっぱいか、一年」
「夏に始まって、夏に終わる感じか」
「そりゃ夏休みだし、当たり前でしょ」
「なら夏休み前から始まって、一回目の夏休み、一年通して、二回目の夏休みぐらいでもいいかもな」
「それって大作じゃないかしら?」
「話数によるだろ。物語の中なんて時間勝手に進むんだから」
「・・・そうよね」
「あの倫也くん。2人で進めないでくれるかな?」
「ごめん」
「トモ~、英梨々ルート案だとわたし達はお休みなの?」
「劇中劇っぽく登場してエロいことする事はできるけどな」
「どういうこと?劇中劇?」
「英梨々と一緒に創作をして、その創作の中でエロいことする感じだな」
「なるほど~」
「別に倫也がみんなとエッチしたいならハーレムものにすればいいじゃない」
「そうは言ってないだろ」
「同じでしょ」
「同じじゃねーよ」
「そこ、2人で話し進めないでくれるかな?かな?」
「あっ、ごめん」
やれやれ、恵の目からハイライトが消えつつある。こうなってくると話しがややこしくなってしまう。
「倫也、はっきり決めなさいよ」
「主題としてはコスプレエッチでいいと思うぞ?」
「あんたコスプレ好きよね」
「生成AIと相性がいいしな。短編集は読みやすいし、作りやすい」
「コスプレねぇ・・・」
「倫也くんなんか言ってたよね。三種の神器だっけ?」
「学園三種の神器な。セーラー服、ブルマ、旧スク水」
「今時ブルマなんてエロゲでしかみないわよ?」
「エロゲだからいいんじゃね?」
「トモ、でもそれって古くない?昭和の匂いがするよ」
「そこで新三種の神器が、ブレザー、スパッツ、新スク水だ」
「なるほど~」
「学園物なら、そこに陸上やバスケなどのユニフォーム、弓道部の袴、チアガールを加える」
「安芸くん、それで9種類だよ」
「制服は夏と冬で増えるから11だな」
「トモ、冬はジャージ着るよ」
「ジャージはなぁ・・・魅力が半減するが・・・ブルマとセットじゃないか?」
「そういうもんよね」
「澤村ちゃんはわかるんだ・・・」
「定番なんて定番以外の何物でもないわよ」
麦茶を一口飲む。こっちで創作しながら夏のプロットを作るとかいう横着は許されるのだろうか?
「倫也くん、他には?」
「定番といえば、メイド服、ゴスロリ、男装なんかもあるし、職業系も多いよな」
「そうね。縦縞コンビニ店員、赤白のバーガーショップ、警備服、なんといってもナースよね」
「ナースは別格な存在感があるよな。それからレースクイーンなんだが、これはもう古いらしいぞ」
「そうなのかしら?キャンギャルとか?」
英梨々が少し悩んでいる。時代によってコスプレも変わる。アニメコスプレはまったく別枠と考えたい。
「レパートリーとしてハイレグ衣装系は欲しいところだがなぁ」
「動物物はどうかな?」
「恵、いいところに気が付いた。筆頭はバニーガールだろ。猫娘。ウマは勘弁な」
「うさぎと猫だけなんだ?」
「猫科全般強いけどな。クセもあるからあまり多いのもどうかと思う」
「そっかこれで・・・22個」
以外とコスコスしたコスプレは少ないのかもしれない。そもそも学園コスプレは現役にとってはコスプレじゃないしな。
「トモ、私服は?」
「それなっ。オーバーオールは必須だろ」
「安芸くんさぁ・・・」
「あの、冷めてくると呼び方戻すのやめましょうか恵さん」
「もう・・・倫也くんさぁ。それ英梨々限定だよね」
「出海ちゃんも着てるぞ?」
「あっそ」
「俺としては裸エプロンも捨てがたい」
「それ私服?」
「制服じゃないだろ?」
「そうだけど・・・」
「キャミソール、パジャマ、ビキニの水着、浴衣、着物、サンタコスとかも忘れないでよね」
「流石英梨々だ、すらすら出てくるな」
「虎柄パンツはいて、節分鬼もいれとく?」
「微妙なラインだな・・・」
「これで30」
「あと10ひねり出しておくかー」
「出すといえば、出さないとだからそろそろ倫也くん脱いだら?」
「ライフが3らしいぞ?」
「そういう設定なんだっけ・・・」
「トモも年には勝てないか・・・」
「いや、設定だからね?」
「そんなんでR18名乗っていいのかなぁ・・・」
「最期に英梨々が下着姿で恥ずかしがればOKじゃないか?」
「あんたね・・・人のことなんだと思っているのよ」
「マスコット?」
「・・・クゥ」
「照れるなよ」
英梨々が下を向いて顔を赤らめた。
「そういえば倫也くん帰ってきてからずっと勃起したままだよね・・・」
「すまんな・・・」
「トモもいろいろ大変だね」
「本日2回目ありがとう。美智留」
「文字数ないから倫也くんあと10個!」
「下着、絆創膏、裸。ハロウィン、ヴァンパイア、魔女っ子、ビキニアーマー。天使、悪魔、ウェディングドレス。これでOKだな?」
「おおっ」
「じゃ、英梨々・・・そろそろ下着付けて準備だ」
「って、裸だったの!?あたし」
「そう、これが叙述トリック!」
「違うんじゃないかなぁ」
【画像08 英梨々アンダーウェア】
可愛い。
(了)