※この作品はR-18です。

艦これ「古鷹の話」琥珀色の幸せ   作:ひびきん屋

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その11

サロンの片隅でお茶を楽しむ・・

 

 

穏やかで陽だまりのようなやわらかい時間が流れる中で自分たちの近況とかを報告しあった。

 

「そうか・・それは凄いの経験したなぁ・・」

「あぁ自分でも驚いてるよ・・まさかあんなに出来るとは思わなかった・・」

「またまた・・我らのお姫様がご謙遜をw」

 

自分達がここ数年間出くわした色々な事を報告しあい、

また世間話も盛り上がり、楽しい時間は容赦なく過ぎていった。

 

 

しばらくまったりとお茶を飲んでいた提督、しかしだんだん小腹も空いてきた(苦笑)

 

 

「あかり、なんか食うか?」

提督は席を立ちながらあかりに問うた

 

「ん?そうだな・・少しな・・有ればで良いが、ザンドウィッチなんぞ有れば、嬉しいかな」

「了解、サンドウィッチな・・あと何か適当に見繕って持ってくるわ・・いくぞ、鈴木」

そういうと鈴木にも同行するように促した・・

 

「おぉ~、了解了解」

あわてて席を立つ鈴木大佐

 

「ジャムだけじゃなくて何か食い物貰ってくれば良かったなぁ・・」

席を立ち頭をかきながらジャム探しに夢中で気が利かないなぁ俺と少し自嘲気味に笑った

 

 

古鷹と飛龍も席を立とうとする

「お前らは座ってろ・・たまには俺たちが動く」

「そうだぞ・・こういう時は大人しく食い物が届くのを待ってろw」

2人の提督は各々のパートナーの肩に手を置き、そのままでいる様に促した

 

「たまには女の子同士で会話を楽しめ・・あかりの話はきっとためになるぞw」

そういうとあかりを見る2人の提督

 

「そうだ、狩りは男の仕事だ。留守は私が守る、心行くまで狩って来い」

あかりがしれっと言い放つ、金剛に至っては主と同じで動く気すらない(笑)

 

「そうだ、いい事言うな、あかり!狩りは任せろ!」

鈴木大佐がものすごく張り切る

 

「狩りに狩って、古鷹、お前を一生食わしてやるからな!」

親指立てながらウインクして華麗に狩る気マンマンの提督

それに対して、思わずキュンとして頬を赤らめる・・

 

 

 

え?これって・・

 

 

 

軽く勘違いさせた提督は罪な人であった(苦笑)

 

 

そんなこんなで、やけににこやかに目をキラキラさせて、

騒がしく提督2人は出撃していった・・

 

 

 

「あのバカたち・・山の様に持ってくるんじゃないだろうな・・心配だ」

あの軽やかさには悪ノリの気配を感じる、やな予感がするあかり

「ダイジョーブね!みんなで食べればきっと、食べれちゃうよv」

能天気な金剛

 

「あはははは・・大丈夫かなぁ」

その金剛とは裏腹になんか不安になってきた古鷹と飛龍であった

 

 

 

「さて、男共が気を利かせて女子だけにしてくれた・・何か話すか・・」

クールビューティーのあかりが口火を切った

 

「単純に聞くぞ・・お前ら、あいつらの何処が良いんだ?」

見も蓋も無いド直球の問いを古鷹と飛龍にぶつけた(笑)

 

あかりの目が飛龍をとらえた

「え?あ、あたしからですか・・汗」

蛇ににらまれたカエルの様に、逃げ場がないと観念して答えた

 

「わたしは・・なんだろ・・あの、あのほっとけない所が、気になって・・

 一緒にいる内に・・気付いたら、私の心の真ん中にいたんですよね(苦笑)

 なんと言ったらいいか、この人の事支えなきゃって気分に・・」

 

 

もじもじしながら飛龍は答えていた

 

 

「なんと言うか・・あの人、あぁ言う人でしょ・・ 

 すぐおちゃらけるし、まじめな話もおふざけに変えてしまうし・・

 正直、もっとしっかりして欲しいとは思うんです。

 でも・・そこが・・何と言うか・・好きというか・・ほっとけないというか・・」

 

 

さらにもじもじしながら飛龍は頬を赤らめて答え続ける

 

 

「ああ見えても締めるところはちゃんと締めて、

 なんだかんだと言いながらいつもベストを尽くしてくれて・・

 気付くと任務を完璧にこなしてしまっているんです・・

 そのくせ、お前のおかげだ、自分は運だけだって・・・ホントうそばっかり、実力のくせに」

 

思い出しながら苦笑いをする飛龍

 

「だから、わたし・・ついて行きたいと、あの人がお前なんか必要ないと言うまで付いていきたいと・・

 きっと自分だけでは見れない景色を見せてくれる・・そんな気がするから」

 

 

そして少し自虐的に照れる飛龍

 

 

「別に私の事好きになってくれなくても良いんです、私の事好きじゃなくても良いんです

 別な人を好きになっても良いんです・・・

 

 ホントはイヤですけど・・・・・・・・・良いんです!

 

 私が・・あの人の事、好きだから・・一緒に入れるだけで幸せなんです」

 

 

はにかみながら、笑顔で照れ笑いを見せる飛龍・・恋する乙女の顔をしていた

 

 

「ふーむ・・なるほどな・・たしかにそうかもしれないなぁ」

あかりが自分の知る限りの記憶の中から、思い当たる節を見つけてうなずく

 

 

 

「・・で、夜はどうだ?あいつは立派にお前をイカせてるか?」

 

 

 

ぶ――っ!

 

 

 

あかりの見も蓋も無い言葉にあかりと飛龍以外の2人は口に含んだ紅茶を吹きこぼす・・

 

 

「ちょっ・・提督ぅ!それは露骨過ぎるネー」

流石の金剛もあかりの無作法にツッコミを入れる(笑)

 

 

古鷹は顔が真っ赤になり硬直していた(苦笑)

 

 

「えぇ・・気持ち良いですよv提督の・・・私、好きです」

もう何か糸が切れた感のある飛龍、頬を染めながら幸せそうに語りだす

 

 

えぇぇ!と思わず赤面して硬直のまま、顔だけで飛龍をみる古鷹・・

 

 

だめだめだめぇ~そんな事まで話しちゃだめ~飛龍さん(汗)

わ、わたしまで・・わたしまで話さなくちゃいけなくなるじゃない・・

 

 

心の中で悲鳴をあげる古鷹(笑)

 

 

「ほっほ~」

 

思わずにやけるあかり・・これは面白い話が聞けそうだと・・

そして今までの仕返しに、これをネタに使って仕返しをしてやろうと企んでいた(笑)

 

 

 

「ちゃんと私の事を考えて愛してくれますし・・私がイヤと言えば、そのように抱いてくれますし・・

 なにより、私提督に抱かれてて気持ち良い以上に、心が満たされるんです・・・好きだから。

 私以上に、提督が気持ちよくなって欲しいから・・

 だから提督のが私の中で脈を打ちながら気持ちよくなってくれるのを見るだけで幸せなんです・・」

 

自分で言っていて、湯気が立つ飛龍・・もう頭の中はエロ一色

このまま、昨日のあんな事やこんな事までこの場で話してしまいそうな勢いだった

 

 

「・・・・」

あぁ何か聞きだそうとしたが、のろけられた感じで興ざめしたあかり・・

もう、「ご馳走様」としか言いようの無い話になってしまった(苦笑)

 

 

 

自分との思惑とは別次元の展開になり、ちょっと空しくなった。

口直しとばかりに、あかりは今度は古鷹にロックオンして話を振る

 

「古鷹・・お前はどうなんだ?」

 

きたきたきた・・・自分の番が来たと硬直する

「わ・・わたしは・・・好きです。提督が好きです!」

 

「いやいや・・だからなぜ好きかと聞いてるんだか・・・」

あかりはテンパル古鷹を可愛い奴だと思い意地悪をした

 

 

これは期待できるかもしれない・・と

 

 

「あ・・あ、はい!」

あわてる古鷹

 

 

 

 

「私は・・提督に・・提督に・・・救って貰ったんです」

 

 

 

古鷹の表情が少し変わった・・

少し寂しそうな笑顔なんだけど、嬉しそうな笑顔に

 

 

「・・・・」

意外な話が始まり、皆が黙る

 

 

「わたし、実は提督に拾われたんです・・

 わたし・・本当はココに居れなかったんです。

 本当はあの場所で、死んでいたんだと思います・・・」

 

 

「でも・・」

 

 

古鷹は自分の辛い過去を振り返りながら

懸命に提督と出会えて幸せであった事を伝えようとした

 

 

 

周りもその空気を察し大人しく古鷹の独白を聞き続けた

 

 

 

「わたし・・捨てられて・・死ぬ間際に提督に助けてもらって・・

 もう死んでも良いやと思っていた時に・・あの人に・・提督に生きろって」

 

 

「私が必要だからって・・・他の提督が捨てた艦なのに、私を拾ってくれて・・治療してくれて・・

 自分の持っているものを全て自分に使ってくれて・・こんな私なんかに資財の全てを・・

 役に立つかどうか分からないのに、必要だといってくれて・・」

 

古鷹は懸命に語る

 

 

「それだけで嬉しかったんです。」

古鷹の目から涙が出始めた・・それは悲しいのではなく嬉しい思い出だからである。

 

 

 

あいつ・・・

あかりが目頭を熱くさせる

 

 

 

昔と全然変わってないな・・

 

 

 

「必要とされるだけでも嬉しくて、それだけでも良かったのに・・

 私を・・私を・・・秘書にまでしてくれて・・こんな凄い所まで連れて来てくれて・・

 それで・・・好きだって言ってくれて・・

 わたしの顔の事も・・この目の事も、気持ち悪いはずなのに・・お前らしい・・って」

 

古鷹は少し顔をうつむける・・

 

 

「そして、過去にされた事も・・嫌われるの覚悟で、全てを私打ち明けたんです・・

 うち明けて・・でも・・それでも、かまわないって・・私を、全てを、受け入れてくれたんです」

 

うつむいた顔から涙が零れ落ちる、肩を震わせる古鷹・・

 

 

「だから、私決めたんです・・あの人の為に生きよう、あの人のモノになろうって・・

 あの人が望まなくても、あの人の為に私の全てをあげようって・・・

 例え、海の藻屑に成ろうとも・・途中で捨てられても、最後まで付いていけなくても構わないから

 ちゃんと提督の役に立って死んでいけたらと・・」

 

涙顔で目をはらし、鼻を赤くしながら、笑顔をあかりに見せて笑う古鷹・・

 

 

 

 

「古鷹すまんな・・嫌な事まで思い出させてしまった・・この通りだ・・・謝る」

あかりは席を立ち古鷹に一礼をした

 

 

 

 

「良いんです、大丈夫です・・今は提督にあえて幸せです・・謝らないで下さい、私大丈夫ですから」

目じりの端に涙を残しながら、ニコリと笑顔を見せる

 

 

「提督はいつも私のそばに居てくれます・・そしていつもそばに置いてくれます。

 それだけですごく幸せんです・・怒ったり笑ったり泣いたり・・いつも一緒で・・

 本当に幸せなんです」

泣き顔のままあかりに笑顔を見せ続ける古鷹

 

 

「提督!古鷹にもっとしっかり謝るね!」

金剛が鼻水たらしながら泣きべそ状態で、あかりを叱咤する

 

 

「・・すまん」

先程以上に深々と頭を下げるしか出来なかった

 

 

「いいんです、いいんです、私こそこんな話、こんな席でするべきじゃなかったんですから・・

 頼みますから顔を上げて下さい(汗)

 わたし提督に怒られちゃいます・・怒られちゃいますから・・」

 

泣き顔なのに笑顔であかりを気遣う古鷹

 

 

思わぬ話に、空気が重くのしかかる・・・

あかりはバツが悪そうに席に座る

 

 

この子は・・まだ幸せなのかもしれないな・・・

あかりは眉間にしわを寄せ、今、自分たちが真摯に受け止めなければならない問題に

直面してる事実を改めて思い知らされていた。

 

 

古鷹の話は、今我が軍が抱えている問題にも繋がる部分がある。

 

この手の事は、世間には公表されていない・・

しかしそれだけではなく、同じような事例は我々の耳に入らないだけで、多々発生している筈だ。

 

 

現にこのパーティーが行われている会館のどこかでも類似の事は起きていると容易に考えられる。

 

 

1人の艦娘を大勢の提督が「試射」といい、集団で廻し楽しんでいる・・

もしくは、パートナーを交換してスワップや、乱交しているものもいるだろう・・

 

多くの提督は、一部のお気に入り以外の彼女達を人とはみなさず、物として扱う・・

安易に手に入れる事が出来る故に、性欲の捌け口として、高価な性玩具として・・消費されてしまう

 

 

そして世間から見れば、これほど羨望をひとえに集める存在も無い。

つれて歩くだけでも軍人のステータスと成りつつある故に、彼女ら目当てで軍へ志願者も少なくは無い

 

軍側としては兵士の補充のための道具として、充分な存在だ・・兵士を集める餌として・・

全てのものが提督に慣れるわけではないと分かっているのに、彼女らの魅力には勝てないのだろう

多くの者がとにかくこの煉獄に身を投じる・・彼女達の気持ちも理解できないままに。

 

 

 

つれて歩くだけでなく、夜の相手も出来る、兵器・・・か

 

 

 

あまりにも理想的だな。

 

 

 

 

 

しかし・・

 

 

 

 

そういう風に使われた娘はいずれ捨てられ廃艦処分をされる。

それが戦場での見殺しなのか、鎮守府での処分なのかは問わず・・

 

 

純潔を奪い、さんざん抱いて、飽きたら廻して、捨てて・・

またそ知らぬ顔で新しい娘を手に入れて、抱いて・・

 

 

あかりは同じ女として、この現状に虫唾が走っていた・・

 

 

 

だた救いなのは、この古鷹、飛龍の2人の提督・・

自分の馴染みは、ちゃんとこの娘達を愛しているという事

そして、何か彼女らに有れば、血相を変えるほどに大事にしているという事だけだった。

 

 

 

あかりはものすごく怖い顔で別次元をみつめていた・・

 

 

「提督ぅ、ていとくぅ」

金剛がものすごくあかりを揺さぶり続ける

 

「・・・な、なんだ、どうした?」

ぐわんぐわん身体を揺さぶられ、我に帰るあかり

 

「提督!また違う次元にいっていたね・・だめですよ」

プンスカプンスカ怒る金剛

 

 

こいつは強いんだが、こういう所がチャーミングだな・・

そう思い、思わず苦笑するあかり

 

 

「いつまでも一緒に居たいな・・」

 

 

「?」

あかりの言葉に意味がわからない金剛

 

 

 

 

「古鷹!」

突然あかりが古鷹の前に手を差し出す

 

 

「?」

 

 

差し出した手は握られていた・・

その握られたものを受け取る様に、古鷹に手を広げる様に促した

 

 

「これは私の気持ちだ・・」

そういうと古鷹の手には、あめ色に輝く石が渡されていた

 

「え?・・これは・・?」

いきなり目の前に綺麗な石が現れ、自分の手の中で輝いていた

 

「お前にやる・・友人の証として、大事にしてくれ」

 

 

突然の事に事態がつかめなくて困惑する古鷹

 

 

「え??」

 

「え?え~~!だ、だめです、こんな高価そうなもの・・怒られます」

そういうとあかりに返そうと手を差し出す

 

「いいから受け取れ・・」

そう言い放つと手を引っ込め、先程まで座っていた席に座るあかり

 

古鷹は困惑したまま、大事そうに手のひらに輝く石をのせてあかりの方を見ていた

 

 

「お前の左目と同じ色をした石だ・・」

ぶっきらぼうに告げるあかり

 

「お前の目の色と同じ色をしている琥珀は幸せを呼ぶという・・」

目をつむり、話を続けるあかり

 

「お前は幸せになる権利がある・・それがどんな形であれな。

 お前が幸せと思う道を進めばいい、それがどんなに険しくてもだ・・」

 

閉じた目を開き更に話を続ける

 

「アイツにとってきっとお前は琥珀と同じ、幸せを呼ぶ・・

 いや幸せそのものかもしれない・・

 お前を見ている時の顔・・そう、アイツのあんな楽しそうな顔を久しぶりに見た」

 

少し嬉しそうに口元が緩む

 

「古鷹、この琥珀と同じ目の色をを持つお前は

 この琥珀と同じで、アイツに幸せを呼ぶ存在になってい欲しいと私は思った・・

 そしておまえ自身の幸せがアイツの幸せに繋がると願い、この琥珀を渡すと決めた」

 

やさしい目をするあかり

 

 

「飛龍・・古鷹・・お前たちはもっと幸せになりなさい・・

 他の娘達が成し得なかった幸せを必ずつかみなさい・・」

 

母親が娘に諭すかように語りかける

 

「大丈夫、あいつらは受け止めてくれる・・心配しなくても」

 

 

あかりさん・・・

 

 

飛龍と古鷹は、あかりの見せるその柔らかい表情に

いるはずの無い母親の優しさを感じるのであった・・

 

 

 

 

 

「提督ぅー!」

あかりに迫る金剛

 

「私にも私にも琥珀~欲しいデース!」

 

この娘は本当に何でも欲しがるなぁ・・・思わず苦笑いのあかり

 

 

「お前にはまたあとで違うものをやるよ・・」

いつもの表情に戻り、金剛を落ち着かせる

 

 

提督から何が貰えるのか楽しみで、ニコニコの金剛

 

 

古鷹と飛龍は琥珀をまじまじと見ていた・・

「綺麗ね・・いいなぁ」

 

 

「すまんな。飛龍・・お前には渡すものが今手元に無いんだ・・」

うらやましそうに見ている飛龍の心を見透かしたかのように詫びるあかり

 

 

「え?あ・・だ、大丈夫です・・そんなんじゃないですから・・」

ヤダわたし・・はしたない、見透かされてるなんて・・恥ずかしい・・

 

自分の事を見透かされて慌てる飛龍

そしてやはり金剛も、飛龍も、わたしと同じ女の子だなとほくそ笑むあかり

 

 

「飛龍、後日お前に似合うものを届けさせるよ・・我が家にはまだまだ有るからね、遠慮することは無い」

 

 

「いやいやいや・・それはだめです・・そんな事したら本当に私怒られます」

両掌をヒラヒラさせ慌てる飛龍の姿は可愛かった

 

「怒られはしないよ・・鈴木はむしろ喜ぶだろ、

 いいな・・お前、あの家のモノは凄いのばかりだ、貰っとけ!・・とな・・クス」

あかりは鈴木の顔が想像できる・・それゆえに思わず吹いてしまった

 

 

「・・・そうですかね?」

 

「あぁ、そうだ」

 

「それでは・・ありがたく頂戴します」

 

「うむ」

 

 

申し訳なさそうに飛龍はお礼を述べる

 

 

「良かったですね、飛龍さん」

「うんv」

「提督、フトッパラー!私も鼻高だがデース!」

 

「お前の方が腹は出てるがなw」

金剛の方をニヤリと見て、ふふふと不適に微笑むあかり

 

 

 

「NO~!ひどいデーズ!」

 

 

あはははは~

 

両手で頭を抱え、オーバーリアクション金剛にみんなが笑う

そして金剛も一緒に笑う

 

 

 

 

「それにしても・・・遅いなあいつら」

ぼそりとつぶやくあかり・・・やはり嫌な予感がする

 

 

 

 

 

その時ふとホールに目が行った古鷹の表情が青ざめる、途端に震えだす古鷹・・

 

 

異変に気付いたあかりは古鷹に声をかける

「どうした?古鷹・・きぶんでもわる~」

そう声をかけた矢先

 

 

 

「よう・・・古鷹じゃないか」

 

 

 

1人の男が古鷹の目の前に立っていた・・

その姿を見て、顔は青ざめ、瞳はキュッと凝縮し、身体が震えだし動けなくなる古鷹・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸せが絶望に変わる瞬間であった

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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