※この作品はR-18です。

艦これ「古鷹の話」琥珀色の幸せ   作:ひびきん屋

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その3

3時間後

 

見送りに来る古鷹と加古

「今日は本当にすみませんでした・・」

 

「あら・・気にしなくても良いわよ・・お互い様だし、うふふ」

「でもあの大きさを咥えてるなんて・・凄いわね、羨ましいわ」

思い出しただけでうっとりする使者

そして赤面する古鷹

 

「え?千歳さんトコの提督のは小っさいのか?」

少年の様に目を輝かせ、この話に食いつく加古(笑)

「こら!すみません、すみません、すみません」

加古のアホっぷりに加古のあたまに手をまわしひたすら頭を下げ謝り続ける古鷹(苦笑)

 

「ふふふ・・確かに貴方達の提督のに比べると小さいかもね・・

 でもね、貴方達の提督のモノが、一般男性のモノよりも遥かに大きいのよ」

 

「え―――っ!おチンチンってみんな同じじゃないのか!?」

どうやら加古にとっては重大な事実が判明したらしい(笑)

「そうなのか?古鷹ぁ!!」

突然話を振られた古鷹は困惑する

「え?あ・・わ、私に聞かないでよ!恥ずかしい」

もう加古のバカバカ・・なんて事をよそ様のまで聞くのよ・・言える訳ないじゃない

そんな事を内心思いつつ、加古を顔を赤らめた状態で見つめる古鷹であった

 

「うふふ・・違うわよ(笑)」

 

千歳が少し妖艶に、そして間を開けて、少し愛おしそうな目で見つめ語りだす

「大きさもだけど、かぶっていたり、いなかったり、早かったり、遅かったり・・

 でも貴方達は知る必要は無いわ」

「貴方達は自分たちの提督と、提督のモノだけを愛し続ければ良いのだからね・・ 」

千歳はニコリと笑いながら古鷹と加古の頭を撫でる

 

「そ、そうですね・・」

少し顔がくもる古鷹

 

「そんなもんかなぁ~?」

少し納得のいかない加古

 

「そういうものよ」

少し自虐的に微笑む千歳

 

「知らなくて良いものは知らなくて良いの・・貴方達は大事にされてるんだから―――」

寂しそうに微笑む千歳

「私ね、一目見て分かったわ、貴方達の提督は良い提督よ、

 なかなか居ないわよ、そんな提督の元に生きていて幸せよ」

千歳の顔には羨ましいなぁと思う気持ちが少しにじみ出ていた・・

それがまた千歳の笑顔を寂しそうにさせていた。

 

 

「そうなのかなぁ・・いつも怒られるし、グリコも貰うし・・」

少し不満げな顔をする加古

 

「ふふふ・・今は分からなくても、直に嫌と言うほど分かる様になるわよ」

そう告げると一度加古の頭をぐしゃっと撫で回し微笑んだ

 

そして古鷹を見て告げる

「古鷹さん・・これからおきる事はたぶん貴方にとってかなりキツイ事の連続かもしれないわ

 でも自分の提督を信じて行動しなさい・・」

千歳の顔が険しくなる

「これから待ち受ける心無い言葉にも動じてはいけない・・決して負けちゃ駄目よ!

 そして提督のあとをしっかりついて行きなさい、きっと貴方を守ってくれるわ・・」

千歳は強い口調で古鷹に思いを告げる

 

「貴方の過去、そして顔の傷、そしてその琥珀に光る左目・・きっと蔑む人が出る・・帝都は魔物ばかりよ

 でもきっと貴方の事を愛して守ってくれる人が居る・・・貴方には提督が居るから頑張りなさい」

そう告げると古鷹の頭に手を置き先程までとは違う笑顔を見せる。

 

古鷹はただただそれを見続ける事しか出来なかった・・

自分に対して仲間以外の人がそういってくれるのが始めてだったからである。

 

千歳は古鷹の頭に置いた手を離すと姿勢をただし敬礼をする

「それでは私はこれにて・・」

敬礼をする千歳に対して返礼の敬礼をする古鷹と加古

「お勤めご苦労様でした、貴官の帰還が無事であります様に!」

 

 

疾風のごとく、千歳は第一琥珀艦隊の停泊地から去っていったのであった。

「なぁ古鷹・・千歳さんは古鷹に何が言いたかったんだぁ・・?」

「ん?そうね・・これからもみんなと一緒に提督の為に頑張れって言ってたのよ・・」

「・・・そっか・・・」

ニュアンスを少しづらして語る古鷹、それについて深く探求をしない加古

二人は暫し千歳を見送り続けるのであった。

 

 

 

「さて、加古・・2日後には引継ぎの艦隊が到着するわ・・支度、急ぐわよ!」

「了解!久しぶりの本土、そして帝都だなんて・・きっと美味しいものいっぱいだな!」

 

 

「なっ楽しみだな、古鷹!」

加古の瞳が輝きだす

 

「うふふ、楽しみだね、加古」

そして古鷹の顔も輝きだす

 

 

 

そして、日が暮れかかっている中

二人は笑顔で提督の元に駆け出すのであった!

 

 

 

つづく

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