※この作品はR-18です。

艦これ「古鷹の話」琥珀色の幸せ   作:ひびきん屋

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その33

古鷹は疲れて眠りにつく

 

それを夫である提督は愛おしそうに見つめ、そっと布団をかける

お腹に宿る2人の子供、そして古鷹の幸せそうな顔が1日の疲れを飛ばしてくる

 

 

他の娘達にも同じ様に布団をかけなおし笑顔で寝姿を見つめる・・

今日ははしゃぎすぎて疲れたのだろう、皆帰宅早々疲れて寝てしまった

 

 

 

提督は古鷹のスヤスヤと可愛い寝顔で寝息たてるのを確認して、そっと部屋を出た

そして、一部屋だけ明かりのついた部屋へと向う

 

 

 

「今日はお疲れ様」

「いえ、こちらこそ今日は本当に有り難う御座いました・・2人にとって良い思いでになりました」

 

部屋に入るなり、謝意を述べる提督、そこには大和や閣下をはじめ、鈴木とあかりも居た

 

「本当に良い式だったな・・もう泣かすなよ」

「は・・はぁ、気をつけます」

 

閣下に出だしから釘を刺され頭が上がらない提督はそのまま席につく

それを鈴木がニヤニヤしながら意地悪そうに見ていた

その鈴木をあかりは、こいつは・・と言うような目で、じと~と見ていた

 

 

 

 

「さて、話を始めるか」

 

 

 

 

閣下が提督の着座を確認したのを機に話を始める

 

 

 

 

「これからの事だが・・まだ内々の話だが、心してよく聞け、お前達の将来にもかかわる」

閣下は真剣な面持ちで今ここに居る面々に告げるのであった

 

 

その話の内容は、今、水面下で、敵、深海棲艦ついての調査、索敵が秘密裏に行われている

その集められた情報いかん、その状況によって近々反攻作戦が行われると言うものであった

 

この一連の行動は、提督達を襲った先日の深海棲艦の大進行に原因がある

 

奴らの目的は何か?なぜこのタイミングであれだけの大艦隊をあの場所に?

この謎ばかりの敵の動きがまったく読めない・・読めないと言う事実は即、見えない恐怖となる

その見えない恐怖は即座に上層部に襲い掛かった・・ならばこちらも打てる手を打つべきではないのか?

 

 

この急速で、あわただしい動きと、その先に待ち構えている結論は人類の焦りでもあった

 

 

そしてその反攻作戦に際して、今後大規模な軍の編成が行われる

このワシ自信も予備役を解かれ、再び戦場に出向く事は確実・・

 

話は今までの様には行かないという内容のものであった

 

 

 

「そこでだ、再編成で引っ掻き回される前にこの機を逃す手は無いと思ってな・・」

 

 

 

提督は少将へと昇格し、今となっては本部就きの高官となった、

それにより現場への出向は極端に減るだろうと告げる

 

これに伴い、数名の部下・・側近を支配下に置かなくてはならない、階級は最低でも少佐以上の者

その部下の件についてだと話を簡単にまとめ、そして切り出す

 

 

「どうだ、お前達こいつの下に入るつもりは無いか?」

閣下の提案は提督の直下に鈴木とあかりをつけると言う案であった

 

「はっきり言ってワシのおせっかい、横槍にすぎないが

 今後の事を考えるとその方が良いと思っての提案なのだが・・

 まったく無関係な者を部下にするよりマシだと思ってな・・・どうだ?

 鈴木、あかり、その気は、こいつの下に入る気は無いか?」

 

閣下の真剣な眼差しが2人を見つめる

 

 

「・・・・」

 

 

最初に口火を切ったのは鈴木だった

 

 

「俺は・・・いいですよ」

鈴木は考える間もなく、しれっと述べた

 

「本部付きと言う事は、1年の大半は本土に居れるという事ですよね・・悪い話じゃない、自分は歓迎です!

 どうも最近飛龍達に負担をかけすぎてる気がしていたから・・自分的には願ったり叶ったりです!

 それにこいつの力になってやりたいですし・・自分はこの話お受けします」

 

鈴木は閣下に深々と頭を下げ、提案に乗った、そして提督へ親指を立ててニカっと白い歯を見せた

その笑顔にありがとうと提督は微笑んだ

 

「あかりは?」

閣下はあかりの顔を見た

 

「わたしは・・・」

あかりには珍しく、少し考えている様であった

 

いつもなら、表情1つ変えずに是でも非でも即決即断で応えるあかりが今回ばかりは返答に困っている

その姿にあかりを知る者は戸惑いをみせた

 

「どうした、あかり?お前変だぞ・・」

みんなの疑問を見透かしたように鈴木があかりに問う

 

「・・・・」

 

「どうしたんだよ、あかり・・」

 

「あかり・・?」

 

あかりは1人思考の彼方へ出向いていた

 

 

「・・・・」

 

 

「まぁ・・無理にとは言わん、あくまでもワシの・・」

暫くしたのち、閣下があかりからは提案に対しての良き返事が貰えないと判断して話を進めようとした

 

・・が、あかりがそれを遮った

 

「閣下、それは今即断して、即着任となりますか?」

「あ・・いや・・そんな事は無い、まだ先の話だ・・少なくとも今の話ではない、近い将来と言う話だ」

閣下は鋭く迫るあかりに言葉が詰まる

 

「では・・今すぐにと言う事ではないのですね?」

「あぁ・・しかし少なくとも1ヶ月以内には着任してもらう事になると思うが」

 

その言葉を確認してあかりは決した

 

「分かりました、その話お受けします」

 

「あかり!」

提督がいいのか?と言う顔をしてあかりを見つめる

 

「すまん、この話自体は全然OKな話だったんだ・・・自分もお前の下で動ける事は嬉しい

 友の元で働け、同じ釜の飯を喰らい、戦える事は私も願っていた事だ

 しかし、今抱えてる事案をほっとけなくてな・・それを片付けたいと思っていたのでな・・

 すまんな・・変な心配をさせてしまった・・すまん」

 

あかりは提督に頭を下げ、閣下に頭を下げた

 

「事案とは・・・」

閣下があかりに差し支えなければと・・話を振る

もしかしたら自分達も手助けできるのではと・・

 

「大丈夫です、これは自分で解決しなければならない事案なので・・

 終わり次第、必ず合流させて頂きます」

 

「そうか・・・しかし、もし・・もしもの時はワシを頼れ、いいな」

閣下はあかりの事案は何か?と推測はせずに必要なら力を貸すとだけ告げた

 

「はい・・有り難う御座います、閣下」

あかりは閣下の優しさに頭を下げた

 

「あかり、俺達もお前が欲すれば力を貸す、なぁ、鈴木!」

「おぉよ!俺達は幼馴染の腐れ縁だw 今までもそうしてきた様に、これからもお前の力になる!」

提督は調子のいい事を言う鈴木を見てクスクスと笑う、そしてあかりもそれに釣られて笑う

 

「な・・なんだよ、お前ら」

 

 

いっきに場が和む

 

 

閣下は大和と目が合い、やれやれという表情を大和に向ける

それを受け取った大和は、ほんとにね・・と微笑んだ

 

 

「では、話は決した!」

 

 

それを機に大和がお茶の支度をしてくるわね・・と席を立ち

閣下は、この話はここでお仕舞いと話を打ち切った

 

 

 

「とにかくだ、後日辞令が行くと思う・・2人とも心して受け取れ!

 そして、お前は明後日から会議が続く、今の内に英気を養っとけ・・魑魅魍魎ども相手に暫く休めんぞ」

 

提督に高官になっても楽は出来んぞと釘をさし笑った

 

 

 

そして大和の用意したお茶をみんなで楽しんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、そのように話を進める」

 

玄関先でそのように告げ閣下は、用意してあった車に乗り込むために名取を連れてあとにする

外はもう真っ暗で、人々がそろそろ寝床に入り、熟睡している時間であった

 

 

「閣下、気をつけてね・・」

大和が閣下の軍服についていた埃を掃い、名残惜しそうに見つめる

 

「あぁ、大和・・お前も身体には充分気をつけてくれ」

閣下も大和との別れを名残惜しそうに見つめた

 

名取はそれをただただ見つめていた

 

 

「あれ?おじさん、もう・・・かえるの?」

「ん?」

寝ぼけながら突然加古が現れた・・どうやら行き先を間違えて玄関に来てしまったようだ

 

「こら、加古・・閣下に対してーっ」

大和が言葉使いを諌める

 

「あ・・あぁいい、加古は寝ぼけてるんだろう、いつもの事だ」

そう微笑み加古の言動を許した

 

「あぁ、おじさんは明日が有るからな、もう帰るのさ」

「ふ~・・・・・ん・・・そうなんだ・・きをつけ・・zzz」

加古は寝ぼけたまま閣下の側に近寄りバイバイと手を振る

 

その姿に微笑みながら閣下は加古の頭を撫でた

「あぁ気を付けて帰るから、お前もちゃんとゆっくり寝なさい」

「うん・・・わかった・・・zzz」

 

閣下の顔はどこか嬉しくも寂しいと言う表情であった・・

それを名取と大和は見つめていた

 

 

「ん~・・・・あれ・・?」

「ん、どうした?」

「ん・・なんだろ・・なんか・・なつかしいきがした・・あれ・・なんだろ・・あれ・・?」

加古が寝ぼけながらも何かを思いだした様な事を口にした

 

一瞬閣下の表情が変わる・・

 

大和も「えっ?」とした表情を見せ、もしかして・・・と、大和は可能性を感じ閣下を見つめる

 

しかし、閣下はいつもの表情に戻り温かい眼差しで加古を見つめた

 

「ふふふ・・気のせいだ、さぁ身体が冷えたら大変だ、早く戻りなさい」

「は~・・い・・zzz」

そういうと閣下は加古の頭から手を離し、そっと送り出した

 

 

「閣下・・・」

大和は閣下の目を見つめる

 

閣下は目を閉じ「良いんだ・・大和」と首を横にふり苦笑いをした

 

 

「大和、今宵は大いに世話になった、また近い内に会おう・・さぁ名取帰るぞ!」

そういい残すと閣下は名取と共に車に乗り込み提督宅を後にした

 

大和は車が見えなくなるまで、手を振り見送る

「もう・・どこまでも不器用なんだから、貴方は・・」

そう言い残し、大和もみんなが寝息をたてている屋敷に戻ったのであった

 

 

 

 

 

閣下を乗せた車は、自宅の少し手前で停車した

 

「今宵の風は気持ちよいので、少し歩いて帰る事にする・・」

そう告げると、このまま先に帰るようにと名取を車に残し、自分は歩いて帰ると車を下車した

 

「閣下・・自分もご一緒させて下さい」

名取はそう告げると一緒に車を降りて閣下に寄り添う様に横に立つ

 

「ん?家までまだだいぶ有るぞ?お前疲れてるだろ、大人しく車で・・」

「嫌です!自分もご一緒させて下さい」

 

いつもと違う名取の懸命さに押され、閣下は一緒に歩いて帰る事とした

 

 

「先は長いぞ・・後悔するなよ」

そう微笑み歩き出す

 

 

月夜が綺麗な今宵は気持ちの良い風が2人包む様にそよそよと流れていた

 

「気持ちいいな・・名取」

「はい・・・」

 

閣下は今日の式を振り返りながら、ご満悦な表情で歩き続ける

 

「なぁ名取・・そろそろお前も嫁がなければならないな」

その言葉に名取は黙ったまま返事をせず、閣下の1歩後ろを歩いていた

 

「お前を大事にしてくれる、活きの良いのを2、3人探してくるからな・・その中から選べ・・

 必ず、お前を幸せにしてやる・・お前の門出を心から祝える相手を用意してやる」

閣下は提督から託された名取を自分の娘、いや孫の様に大事にしていた、そして名取の幸せを願っていた

 

 

「・・・・」

 

「ん? どうした名取・・?」

 

名取はうつむいたまま歩いていた

 

 

「すまん、ワシは何か嫌な事、言ってしまったかな?」

名取の表情の暗さが、自分はなにか不味い事でも言ってしまったのか?と閣下を不安にさせた

 

 

「いえ・・」

「なら、どうした?先ほどまでの明るさがないぞ?名取・・ん?」

立ち止まり気遣うように、目線を名取より少し下になる様に名取の前にしゃがみこんだ

 

 

「閣下・・・お願いがあるんです・・」

 

 

その言葉に閣下はきょとんとした

 

 

「わたし・・私・・このままじゃ駄目でしょうか?」

「・・・このまま閣下のお側に居ちゃ駄目でしょうか?」

名取が意を決して思いのたけを閣下に吐露する

 

「急にどうした?名取・・お前変だぞ?」

急な告白にどう対処していいのか困惑する閣下

 

「閣下のお側に居たいんです、閣下の艦娘になりたいんです!」

「おいおい・・こんなじじぃの・・・」

「私、閣下と一緒に・・閣下にお使えしたいんです・・・」

 

名取の目は真剣で、懸命であった・・

その思いをむげにする事が出来ない閣下は困り果てた顔をしたまま固まっていた

 

 

「駄目ですか・・」

名取は自分の願いは受け入れられないと分かりきっていた

しかし、自分の気持ちには嘘をつきたくない、それ故に懸命であった

 

 

「私・・今まで・・・閣下にお会いするまで・・自分、提督のおも・・ゃ・・・」

「名取・・もう言うな・・・」

閣下は名取が、自分の辿った過去を懸命に話そうとする事に気付き言葉を遮る

 

「わたし・・色々嫌な思いしました、正直なんで艦娘なんだろうと毎日思う日々でした・・・

 いっそ、死んだ方がとも・・主が替わろうとも、運命は変わらない・・

 また同じ事の繰り返しかと思ったんです・・ 

 でも、提督さんに助けてもらって・・転属が決まって・・閣下に引き合わせてもらって・・

 ・・・目の前の閣下は違って・・私にもみんなにも・・閣下は私達艦娘に優しくて・・」

 

名取が懸命に思いを伝えようとするその行動に閣下は口を挟めなくなってしまった

 

「私・・閣下と一緒に暮らして・・私、閣下とずっと一緒に居たいと思うようになって・・ 

 わたし・・わたし・・・知らない間に、閣下の事好きになってて・・・」

名取の瞳から雫がこぼれ始める、その姿を閣下はずっと見つめる

 

「私じゃ駄目ですか?加古さんの替わりになりませんか?

 わたし・・頑張りますから、加古さんの様になれないかもしれないけど、頑張りますから」

 

「名取、それをどこで聞いた・・」

閣下は加古の名前が出た事に驚き、顔色が変わる

そして名取が自分の過去を知ってしまっている事を知るのであった

 

「わたし・・調べたんです・・この前、他の人が閣下の昔の話をしてて、それを小耳に挟んで・・

 それで・・それで・・閣下の事知りたくて・・そしたら加古さんの事を知って・・

 加古さんを守れなかったって・・だから・・・閣下は今でも加古さんを・・」

 

「なとり・・・、お前・・・」

 

「でも・・でも・・そんなつもりではなかったんです・・なかったんです・・ただ・・ただ・・」

 

名取は閣下に「勝手な事をしてごめんなさい、ごめんなさい」と

勝手に閣下の過去を調べた事、そして知られたくない過去を知ってしまった事を詫び続けた

 

 

「名取、もういい・・それ以上口にするな」

閣下は名取の行動を諌める気はなかった

 

 

閣下は立ち上がり、泣き続ける名取を見て、一息ため息をついた・・

 

 

「名取、お前の気持ちは嬉しい・・しかし情に流されるな・・情に流されて自分の一生を不意にするな!

お前は若い、お前には未来がある、こんな老い先短いクソジジィの為にそれを棒に振るな!」

閣下は再度名取に思いとどまる様に促す・・

 

しかし、名取は聞き入れない・・

 

「嫌です!私、嫌です!情に流されます!私、女の子です、情に流されます!だって・・だって女の子です!

 情に流されて好きになっちゃ駄目ですか?閣下の事好きになっちゃ駄目ですか?

 私、閣下の艦娘になりたいです・・ずっとお供したいです・・最後まで一緒に居たいです・・」

 

そして名取の涙はとめどなく溢れ、閣下の目の前で滴り落ちていく・・

女の涙を見続ける閣下は困り果てていた

 

 

 

「名取・・」

 

 

 

 

「後悔するなよ・・」

 

 

「!?」

 

「ワシの艦娘になったからといって楽は出来んぞ・・むしろ寝る間もなくなるぞ」

閣下は観念したようにつぶやいた・・・

 

名取は顔を見つめる・・

 

「それじゃ・・」

「あぁ・・」

 

閣下は名取を直視出来ず、そっぽを向いて手を差し伸べる

 

「よろしく頼むな」

 

その照れた姿に名取は微笑み、差し伸べた手をすり抜け閣下に抱きついた

 

 

「お、おい」

その行動に閣下は赤面する

 

「わ、わたし・・わたし、ご迷惑をおかけしないように、が、頑張ります!」

名取は今言える言葉で精一杯の感謝を述べる

そしてその言葉と行動を受け留めて微笑む閣下

 

 

「あぁ・・これから大変だぞ、音を上げるなよ」

「は、はい!が、頑張ります!」

 

 

ようやっといつもの名取になったと安堵した閣下

 

 

 

「では、契約を交わそうか・・名取」

 

 

 

閣下は懐からナイフを取り出し、自分の左手の親指の腹を切った

そして、その切った指先から滴り落ちる血を名取は口にする

 

「すまんな・・名取、ワシはもう歳ゆえにお前を抱く事が出来ないのでこの方法しかないんだ」

「いえ・・私は大丈夫です・・それ以上に共に歩める事が嬉しいです」

名取は閣下の血を体内に受け入れ、初めて閣下の指揮下に入れた事を喜んでいた

 

 

「これから、よろしくな・・」

「はい、閣下!」

 

「それから・・あと、加古の事は忘れろ・・お前は、お前だ」

「はい、閣下!」

 

その言葉に名取は大きくうなずき、再び涙を流した

その涙をそっと拭う閣下は名取の頭を愛おしそうに撫でたのである

 

 

こうして2人だけの神聖なる儀式は終わり、晴れて名取は閣下の艦娘となったのである

このあと、2人を襲う試練は計り知れないであろうが、きっと2人なら・・と思う2人を

夜空に浮かぶ月だけが、そっとその優しい明かりで包み込んでいた

 

 

 

「さて、明日も早い・・急いで帰るぞ」

「はい!」

 

 

 

 

 

2人は月夜の中、仲睦まじく帰るのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

後日誓いを交わした名取は、閣下の側に堂々と立ち並び、

居並ぶ艦娘に引けを取らない活躍を見せ、戦場を勇敢に駆け抜けるのであった・・

 

しかし、それはもっと後の話である。

 

 

 

 

 

 

今はただ、月夜の中、仲睦まじく帰るだけであった・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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