※この作品はR-18です。

ちび陰キャがハイスペ高身長王子様系ふたなりにパコられる話。   作:年若年増

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幕間:ユキ、ガチオナをする

 たいへんに、緊急の事態である。

 

 読者諸氏は知っているだろうか。世の中には定期テストというものがある。小学生のときはやたらと簡単で「ノー勉でも100点余裕だろ」って思ってたのが、中学生ごろからドロップアウトするひとが増え始めるあれ。

 うちの学校、定期テストは普通レベルだと……思う。問題そのものは見返してみればそこまで難しくない。ただ、うちの学校では赤点を取る人が四〇パーセントを超えている(参考までに、うちの赤点ラインはテスト四○点である)理由はテストにはない。

 

 それは、授業である。

 

 テストが簡単な割に授業が難しい。具体的に言うと教科書に書かれている基礎レベルのことをあまりさらわずに、すーぐ応用に飛んで行ってしまう。先生からしてみれば『予習しとけ』ということなのだろうが。

 

「毎度毎度、ムズすぎるんだよなあ」

 

 今ちょーどテスト前。先生が教えてくれなかったことを自分で勉強しなおしているところ。ちらりとカレンダーを見る。テストまで残り二週間とちょっと。

 

「……部活、やってないよなあ」

 

 かりかりかりかり。

 やめろ。気にするな私。

 

「…………チヅもこうして勉強してんのかな」

 

 かりかりかりかり。かりかりかりかりかりかり。

 たぶんしてないぞ。勉強に集中しろ私。

 

 かりかり、かりかりかりかり──

 

「……ここわかんないなあ」

 

 数学の設問3,(4)。ここは授業で説明されたような気がするが、一歩遅れてついていくのがやっとな私が授業に追いつけるはずもない。

 はあ。

 

 私の勉強はこう、ガソリンとって加速するレースゲームみたいというか。解けるときは波に乗って三時間くらいイけるが、解けない問題の壁にいちどぶち当たると、義務感で始めた勉強もだいたいストップする。

 机の左端に並んだプリントの山を見た。これ全部二週間後に出す予定の課題で、ほとんどはもうすでに終わらせてある。……つまり、ホントは勉強しなくてもまあいい。

 

 勉強しなくてもまあ、いいのだ。

 ぎりぎりだろうけどどうせ赤点は回避するだろうし。補修とかしたことないし。

 

 かり。

 

「んっ」

 

 甘い声が漏れた。

 

「待て待て私何してんだ」

 

 あわててシャーペンを胸から離して、ノートに向き直る。

 ノートに向き直……そうだ。わかんないんだった。

 

 はーあ。

 

 はーーああ。

 

『問題わかんない? ユキ強情なとこあるからなあ──あのね、わかんないときは素直に答え見るといいよ。もしくはAIに解説作ってもらえ』

 

 あたまいいやつ(チヅル)の言葉が頭によぎる。

 

 はーあ、ほんと。

 

 あいつの声、聴きたいなあ。

 

 かり、かり。

 

「……んっ♡」

 

 ご存じだろうか。テスト前はオナニーしたくなるものである。

 そう、いつもしたくなるのだ。これは習慣なんだ。勉強みたいな。やらなくちゃいけない習慣だから、やりたくなってやってしまってもしょうがないのだ。

 

 震える手でスマホに手を伸ばす。充電器から乱暴に外すと、『残り20%』の文字がちらりと見えた。

 上々。

 

 ロックを外し、ボイレコアプリを展開する。ずらりと録音のリストが並んだ一番上をタップして、私は再びシャーペンを手に取った。

 

『ユキさあ』

 

 彼女の声のスキマに、汚らしい喘鳴が響いている。じゃまだ。うるさい。ほんとにあんあんうるせーんだよ雌ブタ。

 

『ぶっちゃけドMだよね』

「っ♡」

 

 そのタイミングで乳首を引っ搔いた。厚手のブラウス越しだけど気持ちがいい。

 

『違うっ♡しぃ……♡』

『違うことないでしょ。ほら、くるくる~っと……』

 

 女のほうはもうトロかされた後なのか、すでに声は甘々だ。ブラウスを首まで脱いで、口で留める。ブラジャー越しにシャーペン突き立てるのは気持ちがいい。

 きっとブラジャーなしだったら、もっと気持ちがいいんだろうな。

 

「んおっ♡ふ……んっ♡♡」

 

 そう思ったら早かった。ブラジャーとついでにさっきまで弄ってたノートを背後のベッドへ投げ飛ばし、机にゆっくり倒れこむ。ひんやりとした感触が胸を押しつぶしていった。

 私はこういう壁に押し付けるのが大好きだ。逃げられないし、逃げないし、全身をまんべんなく刺激してくれる。ついでにこの姿勢だと、

 

「あっうあ♡♡ん゛~~っ……♡♡♡」

『ほら、もう乳首びんびんだし』

 

 ……ついでにこの姿勢だと、勃ったって感触がよくわかる。

 

『ひゅー……♡っひゅ、ぅー……♡♡』

『私、五秒触って離しただけなんだけどなあ』

 

 録音の”指示”どおり、五秒間だけ乳首を机に押し付けて離す。こつはちょっと前後に動くことだけど、あんまり動きが大きいと胸が痛くなるからダメだ。

 

『わ、ほら見てよ見てよ。乳輪にあわせてぞりぞりーってするたびに愛液が奥のほうから垂れてくる。これでマゾじゃないは無理があるでしょ』

『んっ♡♡やあ、マゾじゃないのお゛……♡♡♡』

 

 録音の中の私はとっても気持ちよさそうだ。

 さっきはうるさいぞ雌ブタって言ったけど、まあ、気持ちはよくわかる。あいつの手はすごい気持ちいいし、……っあ思い出すとムラつき止まんない……♡♡

 

 

 はーーーー。

 

「……もういいや、今日」

 

 ぱちんと電気を消してベッドの上に寝転がる。ズボンを適当なところへ放り投げてパンツを足首まで下げ、相棒のボールペンを持って準備は完了だ。これで今日気絶しても明日が台無しになることはない。

 ボールペンを握ってクリップの部分を女性器に押し当てた。さっきパンツ脱ぐときに気づいてたけど、さっきのチクニーですっかり濡れている。

 

「んっ…………♡」

 

 まず手始めに、ボールペンを回転させながら刺激を与える。ぬちゃぬちゃと粘液が飛び散るのと一緒に、クリが左右へ引っ張られる。

 

「あ゛~~……♡、っぎ、お゛~ー…………♡♡」

 

 弄ってくれるほかの誰かがいないわけではないから、もはや聞いていないのに喘ぎ声を垂れ流しまくっている録音の女みたいに許しを請う必要はない。『イく』とも、べつに言わなくていい。でも、

 

 でも、

 

『ユキ、────イけ♡♡』

「イっくう゛っ♡♡────んあ゛♡♡……お゛~~……♡♡」

 

 クリップをかりりと引っ張ったところで、私はあまぁくイった。潮を吹くとまではいかなかったが、愛液のもっと濃ゆいのがベッドのシーツへ零れ落ちる。

 

「っまだ、足りない──♡♡」

 

 ボールペンを割れ目に沿わせなおして、そのまま前後にこすり付ける。

 

「ん゛っ♡、あう゛♡♡、──お゛~~……イ゛っ♡♡」

 

 クリにひっかかったり、びらびらにひっかかったり、イイ感じの刺激がえんえんと与えられる。そのうちボールペンより私の腰のがよく動くようになって、自分から押し付けて行ったりもする。

 

『わたしの指きもちい? ユキかわいー』

「ん゛♡♡──ふ、ぉ゛…………♡♡」

 

 ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ──

 

『やば、これ見て。指ちょーっと離したらさ──』

 

 ちゅこ、ちゅ、っ──

 

『自分から指追っかけて、しかも腰擦り付けてくる。ほぼオナニーでしょこれ』

 

 さわって♡♡さわって♡♡

 

 私の脳内はまっピンクになって、ボールペンに自発的に触ってもらうことを求め始める。腰を浮かして、また降ろす。両ひざと片手は逃げてくボールペンを追っかけるようにして自分を持ち上げているから、オナニー中の私はなかばブリッジみたいな姿勢になっていた。

 

『しょーがないなあ、ユキ』

「! っん♡♡、んお゛~~……♡♡」

『待ってねー。待て待て。まだいける。はいあとゴ、ヨン、──』

 

 この二秒間だけはやたらと快楽が蓄積していく。背筋からぞわぞわした電流が流れてきて、これが脳まで貫いたときにイくんだと直感で理解した。むりくり腰のところで押さえつけて、私はボールペンをまた動かし始める。

 

『サン』

 

 電流が首のあたりまで来た。へそから下の感覚がニブくなってきて、どこがベッドに接しててどこが足なのかわからなくなってくる。それでもボールペンを握る手と快楽の発生源ははっきりしているのだから、人間とは奇妙なものだ。

 まだいける。浅い息を連続的に吐くと、快楽の進行が少しだけ遅まった──気がした。

 

『ニ』

 

 くびもとの結界がわずかにほつれ始める。後頭部をぐりぐりと枕に押し付けて霧散させようとするが、頭を後ろに下げると今度は腰が上がっていくわけで。腰が上がると、ボールペンのクリップ部分が待っているわけで。顎のあたりまで快感が上ってきた。

 

『イチ』

「お゛っあ♡♡、やばい、イくイくイくう──っ♡♡」

 

 かくかく。かくかくかく。

 腰がけいれんし始めて、フライングで絶頂をキめそうになる。非常にまずい。急いでボールペンを離す(手がマヒって取り落としたとも言う)が、たぶんこれ、止められないやつだ。

 

 あっヤバ、もうダメ、イ────

 

『ゼロ♡ イけ、イけ、イけ~~~~♡♡』

 

 

 ぷしっ。

 

「んお゛♡♡っ、イ゛ぐっっ♡♡お゛っほ、お゛♡♡~~……あ゛♡♡っぐ♡、イ゛~~♡♡」

 

 しゅっ、しゅっ、しょおおおおぉお~~~~…………♡♡

 

 潮だけではない。黄金の液体もいっしょに流れ始めて、気づいた時にはもう手遅れだった。

 

 しょろろろろ、しょろ~……♡ちょろ……。

 

「ん゛おっ♡♡♡」

 

 体から液体という液体を吐き出したとき、今日イチの喘ぎ声が飛び出した。

 

 肩で息を吐く。まだ熱冷めやらぬおバカ頭でスマホを手に取って、インカメ起動。

 

「ぇへ……♡オナニーでガチイキ記念……♡♡」

 

 転送、『宛名:チヅル』。

 

「わたしでオナニーしてくれたら、いいなあ……♡」

 

 布団をかぶることもなく、私はそのまま寝てしまうのだった。




ありがたいことにたくさんの人に見てもらって、なろうの瞬間風速は日間三〇位まで行きました。どうもありがとうございました。

評価および乾燥お待ちしております。あとついでに簡単なアンケートとるかもなので、表示されてたら投票お願いします。

ちなみに次書くとしたら何がいい?(大変申し訳ない。初体験はぜったい出会い編のあとにやろうと思ってたのを忘れてアンケートとってたので、すいません作り直しという形にさせていただきたく……。)

  • チヅルのガチオナ編
  • ユキのガチオナ編2
  • ユキ、チヅルに全力ご奉仕してみるの回
  • 媚薬えっち編
  • ユキ、催眠にかけられる編
  • 百合えっち増やせ
  • エロ少なくてもいいから学校生活増やせ
  • 一時的にでもいいからユキにもはやしてみろ
  • いっそ逆転させろ
  • ユキとチヅルの出会い編
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