※この作品はR-18です。

ちび陰キャがハイスペ高身長王子様系ふたなりにパコられる話。   作:年若年増

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第五に、クリスマスイブがいちばんエロいと思う

 そういうわけで私の初ご奉仕は終わりを迎えたわけである。

 最初レイプだと思ったものも、回数をこなせばだんだんラクになってきて、お互い素でコミュニケーションもとれるようになってきた。「そうしてもらえるとそそる」っていうので、あんがい素の物言いもウケいいらしい。ふたなりというやつはよくわからん。

 

 ……そうそう、少し前に「ふたなりパートナー(私と同じ境遇の)知り合い」がいるって説明したっけ。あれ、レイ先輩の恋人。どーでもいいけど。

 

 そして、そしてだ。冬休みに両足つっこんだ私は祝うべきことがある。

 

 あいつがイブに予定を入れやがった。

 あいつがイブに予定を入れやがった。

 

「……ふふふ」

 

 気持ちが悪い笑みもこぼれようというもの。によによしながらスマホをスクロールする指が止められない。

 

『ユキ、24日空いてない?』

 

 

 ふふふふふふふふ。

 ふははははははははは。

 

 

『あいてるけど』

『一緒にどこか行かない?』

 

 ほかでもない、私と。

 ぽすんと背後のベッドに倒れてじたばたする。なるほどそうか。うんそうだよな、あいつみたいなのが私以外の異性とどこかにいけるわけがない。ふたなりなんざみんな恋人作ってるから誘いようもない。私を選ぶのは必然なのだ。

 仕方がない。ふだんの付き合いもある──ここはでかい顔して、乗ってあげようじゃないか。

 

『仕方ないから行ってあげる』

 

 私はやったんだぁーっ。

 

 ▲▽▲

 

 私と彼女の自宅は意外と遠くない。駅にして三つ。デートスポットもそこに集中してるとなれば必然、集合場所はその真ん中になった。

 

「ごめーん!! 待った!?」

 

 向こうのほうからチヅが猛ダッシュしてくる。「待ってないし」時計を見る。いや本当に待っていない。時間にしてだいたい五分くらいだろうか? そっちは全く問題ないけど、いままだ集合時間の45分前とかだぞ。ちょっと早すぎる。

 

「じゃあまあ、ちょっと早いけど、……いこっか」

 

 ちょっとどころじゃねえって。こんな早くにくんな。

 まあ、はじめてのエスコートとしてはいいほうなんじゃないだろうか。「ん」マフラーで覆った口元から、またまた不愛想な首肯が漏れてきた。

 

「今日の予定なんだけど、まず映画見てそれから──」

 

 いろいろあるなあ。

 

 ──────────

 

 まあ、いろいろあった。

 

 もちろん私に歩調を合わせてくれたし、自然と車道側を歩いていたし、自転車が通ったときは私を抱き寄せてくれたし(認めよう。ちょっとドキッとした)、そういうことされてれば私もだんだんアクセル踏めるようになるというもので、実は陰で袖引いたり映画に大げさなリアクションして身を寄せたりとかした。

 

 ああ、彼女の行動でいちばんヤバかったのはあれだ。お昼ご飯にフードコートでオムライス頼んだとき、おもむろに私のオムライス切り取って「あーん」してきたやつ。顔から火吹くかと思った。

 食べたけど。

 食べたけどね。

 

「楽しかったー!!」

 

 そういう時間も終わりは来るというもので、日は完全に沈み切っていた。あのあれ、ぎりぎり夕方なのか夜なのかわからなくなる時間。月がまだあんまり光ってないなーって時間。どちらにせよ、いい子は帰らなければいけない時間──

 

 チヅルが思いっきり両手を振り上げる。スマホ、財布、定期と視線が動いていって、「今日はありがと」最後に私に向いた。「ん」

 

「……ユキさん? その、さっきからずっと気になってたけど袖引くのはなに?」

「んーん」

「私と迷子にならないためなのかなとか思ってたけど帰るときまで引っ張られてたら動きにくいっていうか」

「んーん……」

「エッちょ、やほんとに、私はまだいいとしてユキは夜遅くまで外にいるとダメというか」

「家にいたら、やってもいいわけ」

「……え? あや、それはちょっと言葉の綾というか重箱の隅というか揚げ足というか」

 

 あれこれと御託並べるチヅルを横に、私は袖を引いてホームに突っ込んだ。「ちょ、運賃」──いいだろべつに。学校はチヅル側の駅にあるから、私は行きも帰りも集合に定期を利用できて運賃タダ。チヅルはチヅルで、こいつの性格のことだから、ICカードには1500円は軽く入ってるに違いない。それなら、軽く二往復はできる。

 

 そのまま電車に飛び乗って二駅。そこから五分十分くらい歩いて二階建ての一軒家(大人は二日ほど旅行中でいない)に潜り込み、「ただいま」と適当に声を投げ入れ、知らない人のにおいに駆け寄ってくる犬を押しのけ、階段を駆け上って、廊下のつきあたりが私の部屋だ。

 

「…………あの、ユキさん? 毛布ってあらかじめ敷かない派なんですか?」

「映画、見よ」

「あの、ユキさん」

 

 ポップコーンとかコーラとかは私が欲しかったから、あらかじめ部屋にセットしておいた。部屋のモニタはちょっと小さいけど何かを見るには十分なサイズで、ネトフリ契約済みだからパワーも十分。

 

「あのそれごりっごりのホラー映画ですよね」

 

 いーでしょ別に。私は縮こまって床に正座したチヅルの横に座って、再生ボタンをタップした。

 

「……あの、集中できない」

「映画中に声上げるやつよかまし」

「そうじゃなくてね?」

 

 ぴったり頭を肩にくっつける。ホラー映画より私にびっくりどっきりしてるのがなんだかおもしろくなって、私はまたもーっちょっとすり寄る。びくっとした。

 

「あの」

「膝空いてるでしょ。貸して」

「あの??」

 

 膝に手をついて乗る。やわらかい肢体は床よりはるかに柔らかくて座り心地がいい。……首元にやけにデカいクッションがあって、私はちょっとムカついた。頭を思いっきり後ろに下げると、クッションが押しつぶされて形がかわる。

 えいえいえい。

 チヅのあごが私の頭にぶつかった。

 

「……ユキさん……?」

「なに」

「あの、離れてもらえると助かるっていうとありがたいというか」

「いまさらじゃん」

「そうなんだけどね?」

 

 裸の付き合いとかお互い押しつぶすみたいな超至近距離の接触とか、もう死ぬほどやってるでしょ。

 

「なに。私のこと、嫌い?」

「エッあッいや別にそんなことは全然ないんですけど」

「じゃいいでしょ」

 

「ウン」不服そうな声が漏れて、一拍。私の体をチヅがぎゅっと抱きしめた。

 

「っ、……ん……」

「反撃にはよわよわなんだ……」

 

 ぎゅゔ。ふいにチヅのにおいが濃くなって、私はちょっと体を震わせた。いいけど足を足で挟むな。私の肩に頭をのせるな。わきの中に手を入れるなくすぐったい。

 

「んっ……♡…………」

「あいやそのこれは全然違くて。不可抗力というかなんというか、えっとその」

 

 ふふ。気づけば私のお尻に硬いものが当たっていた。ちょっとだけ前のほうに体重をのっけて、リモコンに手を伸ばした。

 

「あーチャンネル変えたくなってきたなーっと」

「ちょッ゛……お尻当たってるんですけど」

 

 ぐり。

 

「あれー、あんまり取れないなー」

「嘘つっ……ぅ……♡♡っ」

 

 ぐりぐりぐり。

 

「お尻で挟むなぁ~~……♡♡」

「何のことかわかんなーい」

 

 ぐいー。

 

「あの、ちょ、そろそろ……♡」

「あ電源押せた押せた。ほら早く膝戻して、うちまたになってないで私の場所もどして」

「ぁえっ」

 

 ぐりぐり、ぐいー、ぐりぐりぐいぐい。

 

 お尻で挟む。押し付ける。挟んだままお尻を押し付けて上下にこすり上げてみたりする。

 

「♡」

 

 振り返ったとき、すっごい顔のチヅを見た。ともすれば人殺しちゃいそうな怖い顔。かっこいいからもうちょっと見せて。

 

「っ、んとっ、我慢の限界……っ♡♡」

 

 私の腰をチヅルががっしりとつかんだ。「んひゃっ」そのまま真後ろのベッドにぶん投げられる。思わず縮こまって目をつぶった私の隣で、ぎしっとベッドのスプリングがうなった。

 

「ほんとっ、さんざんバカにしやがって、この……♡家にふたなり連れ込むとか何されても文句ないよな……♡♡」

 

 首の横に手を置かれ、股の間に足を入れられて、私はもう逃げらんなくなった。とどめとばかりに先輩の視線が私の両眼を打ち抜いて、そうなったらもうダメ。「ん……♡っ」ってうなずくことしかできなくなる。暖房あらかじめ付けといてよかったと思った。

 

 あれよあれよという間に私は服を脱がされて、ベッドの上に大の字になる。チヅは……まだ服脱いでないけど、被服ごときでガチガチのおちんぽの主張が見えなくなるわけがない。ばっちり見えてる。

 

「私さ。ずっと気になってたんだよね」

 

 ……あ、非常にまずい。大丈夫だろとたかくくってたんだけど、たった今それを後悔した。こいつ私にだけはポンコツになるけど、私以外には十二分に優秀なのだということをすっかり忘れていた。いつの間にスリとっていたのか、私の私物をポケットやらカバンから二つ三つ取り出して、私の目の前に見せつけてくる。

 

「──()()さ、何?」

 

 何って、そりゃ。

 

「っ……♡♡()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()……♡」

 

 心臓が早鐘を打つ。やらかした。せめて棚の奥深くとかに押し込んでおくべきだった。鉛筆立ての影、リモコンのしたっかわ、ベッドの枕元、エトセトラ。ちょっと目を凝らしたら見つけられるような場所に置くんじゃなかった。

 

「今日これ使って責めちゃおっかなー、……なんて」

「……♡♡」

 

 早くも股ぐらがぺたつき始める。

 これらで責められる妄想オナニー、何回したっけ。おめでとう。あの時のわたし、報われたぞ。

 

「……ぇへ」

「ニヤついてるしこの子。ほんっとドMなんだから」

 

 そそそっとピンク色のたまごが私の体をはい回る。ちょっとひんやりしてるピンクローターは、遠隔でもスイッチがつけられるコードレスタイプだ。チヅルは私の体をぷにぷに押し込んだりしてひとしきり遊んだあと、ぴっと電源を付けた。

 

「んひゃっ♡ん゛、っひ、ふぉ゛おおお~……♡♡」

 

 声が漏れる。

 乳腺ぜんぶ刺激するみたいに横乳を撫で上げられて、私はぎゅっと体を縮こませた。

 縮こませた。縮こませ……

 

「っ、……?」

 

 足がうまく閉じない。何か硬いものがある感じがす──

 

「ぁ」

「あたまよわよわのユキちゃんも理解できた? これほら、普段使ってるバイブちゃん」

 

 おまんこの入口をぴったり全部覆うみたいに、わたしの電マが押し当てられていた。

 

「だめっ……♡」

 

 身をよじる。逃げようとしたらもう片手で押さえつけられたり、乳首にピンクローター押し当てられたり「だっ……♡♡め゛♡♡ぉ゛~~……」(すっごいあたまぱちぱちした)、至近距離で「逃げんな♡」ってささやかれたり(頭ぱちぱちしてるときにされたからたまったものではない)。

 

 いや、ほんとにだめだ。

 押しつぶすみたいにおまんこの全体をマッサージするのはオナニーでもよくやることだが、私のそれは気絶だのなんだので手からバイブが離れることで終わる。

 一回イったら力が抜けてかってに終わるからコスパがいい。オナニーのコスパって何? ……ええと、それで、たまに一回イってもくっつきっぱなしのときがあって、その時はもう大変だ。シーツはびちゃびちゃだし服なんて着れたものじゃなくなるし、気絶なんて確定事項だから翌朝にすっごくイヤな気持ちになる。

 

 それをチヅルが二回ごときで許してくれるとは思えない。

 まって。

 やめて。

 あたまほんとにバカんなる。しあわせのミルフィーユ、麻薬キメる以上の多幸感、好きな人に気絶するまでイカされるなんて、かんたんに人を廃人にできるくらいの力を持ってる。

 

 ぬちょ。まだ電源つけてないバイブが、もう愛液でべっちょべちょになっていた。

 

「いくねっ」

「……だ……だめだめだめっ♡♡♡」

 

 ささいな抵抗として、足をぎゅ~~っと閉じた。ぴんと足が伸びることで、快楽が下方向に逃げてちょっと弱くなる──効果を、見込んでいるのだけれど。

 

 よく考えてみれば、バイブを自分からしっかり押し付けてることにほかならなかった。

 

 かちり。

 

 ぷしゃ。

 

「ぉ゛っ……♡♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡」

 

 おまんこのびらびらも、クリトリスも、全部全部たたいてあっちこっちに引っ張られる。気分はさながら電車切り替えポイントのレバー。ま左に行っても右に行っても、絶頂って駅につながってることは変わらないのだけれど。

 

「んーじゃあ……これに乳首もあわせてー……」

「ぉ゛♡♡っ、ぃ゛~~……♡♡みるくでりゅっ♡♡妊娠してないのにミルクでしゃうから乳首責めやめへぇ゛っ♡♡あ゛~~♡♡♡♡」

「出ないから安心してイっていいよ~」

 

 そんなことあるか?

 いやそうなんだけどさ。

 

 私が妊婦だったらまずワンパンで乳腺こじ開けられてミルクびゅっびゅって吐き出す乳牛になってただろうけど、そうなってないってことは私がミルクを出せないということに他ならない。……何言ってんだ私? まいっか幸せだし。

 

「あぃ゛っぐ♡いく♡♡いきます♡♡っ」

「おっけーおっけー。……今までのはイってなかったわけ?」

 

 うっさいうっさい。私は最後に思いっきり足を延ばして、腰も思いっきり反らした。こーすると全身に快感が回るみたいにイけてきもちがいい。

 ぐいっとバイブがもう一段押し付けられて、私はもちろんあえなくイ────

 

「♡♡♡──♡────……? イ゛って、ないっ…………?」

「ふっふっふっ」

「あっや゛すいっちだめ♡♡イ゛く♡♡またすぐイくから♡♡♡♡イ゛~~──……??」

 

 かくかく、かくかくかく。

 

「にゃんでっ♡にゃんでイかせてくれないのっ♡♡♡」

「さっき私にいたずらしたでしょ。お仕置き~」

「ほい゛っ……♡♡っ、また~~……♡♡っく」

 

 絶妙なタイミングでバイブが私から離れていく。

 くそ。くそくそくそ。声で絶頂のタイミングずらしてやろって思ったのに、こいつ、それすら見切ってくる。

 

 諸君らは寸止めの怖さを知ったほうがいい。

 もともと快楽のトリガーは平常時に押されないようたかめな場所に存在しているが、寸止めとはそのトリガーを思いっきり引っ張って押し下げる行為に他ならないのだ。私の場合は一回で1/2くらい、もう一回でさらに1/2、四回ほど寸止めされるときはもうひどいもので、思いっきりイかないと翌日の日常生活に支障が出るレベルになる。

 

 そういうわけで、三回くらいされた私はどうなるかというと。

 

「ぼへぇ゛♡♡……イがしぇてっ♡♡、意識トぶくらい強くひて……♡♡」

「うわ」

 

 そりゃもうとろっとろ。

 腰のカクつきはそれはそれはひどいもので、ちょっと聴覚に集中すると「ぱん♡♡ぱん♡♡」って音が聞こえてくる。シーツにおまんこ叩きつけて、がんばってバイブ探してるんだ。たぶんほんとのところは私に触れられない位置にあるんだろうが、ばかばか脳みそが理解してくれるはずもない。

 

「チヅだって……げんかいでしょっ♡♡、肉棒がっちがちにして、ほんとは私にぃっ♡……っほ、っ、しあわせでイくっ♡♡……っとは私に、つきこんでわからせたいくへにぃ……♡♡」

 

 エアコンの風で甘イキした。「ぅ……べつに、違うし……」チヅルがちょっと身を引く。お前しらばっくれんのはいいけどそのテントは隠せないからな。

 

 つんとつま先でテントの先端をつついてみる。「っひ♡」チヅルは私の服を剝いでいったが、どういう趣向か白い靴下は脱がせなかった。まあ、この際はすごくちょうどいい。親指と人差し指をぐっと開いて、両サイドから挟む。

 

「とししたにっ♡♡いいようにされて♡ほんとにいいの?」

「ゔ……っく、ユキの足コキやばすぎる……♡♡こんの、エロガキっ♡♡」

「ひゃん♡」

 

 ぺたん。バイブのかわりに、おまんこを押しつぶすように肉棒が置かれる。

 私はもちろん完全にできあがってるから、それだけで甘イきできる。あとは奥まで突っ込んでじゅぷ……♡ぐちゅ~……♡ってかき回してくればバンバンザイ。

 

 想像するだけでぞくぞくする。やば。

 

 きて。きてきてきて。

 

 ぴとっ。

 

「っ」

 

 

 ……?

 

 

「ぁ……う……その」

 

「えっと、その、……ダメじゃないか、って……」

 

 は?




 全力の据え膳が無碍にされて怒り心頭のユキちゃん。次回はちゃんといちゃラブせっくすするから許して。

アンケでもらったお題ほんとはここに突っ込もうと思ったんだけど、真冬に露出するのはエッチより先にヤバいやつでしかないよねという感想が降ってきてダメだった。

ぶっちゃけアンケのタイミングミスったかなとは思った。感想が多いと投稿頻度高くなるから三番に入れた人は感想ぜひ書いてください。

澪カップルの情事って需要あるの?

  • あるよ
  • 本筋もっと進めてほしいけど見たいよ
  • 更新頻度上げてね
  • ぶっちゃけチヅルとユキのほうが見てたい
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