島風の肩の震えが止まる。
項垂れていた顔をゆっくりと上げた時、その唇の端は、再び不敵な弧を描いていた。
「あーあ……提督にこんな度胸があったなんて思わなかったです。……反省反省」
鈴の鳴るような声。しかし、そこには先ほどまでの怯えなど微塵もない。
彼は執務机に横たわったまま、しなやかな肢体をくねらせ、挑発的に足を組み替えた。乱れたセーラー服から覗く細い腰、そして少女と見紛う美貌。それらすべてが、提督を誘惑し、弄ぶための武器へと変貌する。
島風は上目遣いに、艶然とした眼差しを提督へ向けた。
「怯えたふり、効きました? 提督って、やっぱり単純。島風を捕まえたつもりで、本当は島風に捕まっちゃってるんじゃないですか?」
彼は細い指先を自分の喉元から胸元へと滑らせ、Tバック状のボトムスの縁にそっと掛けた。そのまま、布地をわずかに押し下げる。
「いいですよ、『わからせ』てみてください。島風のここ、提督にめちゃくちゃにされるの、待ってるのかも……しれませんし?」
言葉とは裏腹に、その瞳は依然として「自分の方が上だ」と確信している王者の輝きを失っていない。この状況すらも、彼は「最速の自分」が提督という「鈍重な獲物」を翻弄するゲームの一部だと思っているのだ。
連装砲ちゃんたちが、机の周りでカタカタと楽しげに跳ねる。
「……でも、おっそーいのは嫌ですよ? 島風を満足させる自信、あるんですか?」
提督の手がおもむろに島風の下着へとのびる。
そして、あっけなく下へと引きずり下ろす。
遮るもののなくなった島風の「男の子の証」が露わになった。
それは、驚くほどに白く、未成熟な美しさを湛えていた。
まだ産毛すら生え揃わぬ滑らかな肌に包まれ、そこにあるのは、瑞々しくも反り立つ一本の槍。皮は綺麗に剥け、瑞々しい先端が執務室の灯りを反射して鈍く光っている。
それが、島風という存在が抱く「オス」としての、そして「最速」を自負する駆逐艦としての、歪で純粋なプライドの象徴なのだろう。
「……っ……、あ……」
己の最も秘めたる部分を白日の下に晒され、島風の頬に朱が走る。艶然とした笑みを浮かべていた唇がわずかに戦慄き、強張った指先が机の端をぎゅっと掴んだ。剥き出しにされた亀頭が、冷たい外気に触れてピクリと跳ねる。
「……見て、どうするんですか? 提督。島風の……ここ、そんなに珍しい? 女の子の島風がいいなら、見なきゃいいじゃないですか」
声は震えている。だが、その赤い瞳はまだ死んでいない。彼は溢れそうになる気恥ずかしさを必死に抑え込み、自慢の部位を誇示するように、わずかに腰を浮かせて見せた。
「ほら、見てくださいよ。島風のこれ、綺麗でしょう? 誰よりも、何よりも……速く、強くなれる。島風は、男の子なんだから……っ」
その言葉は、提督への挑発であると同時に、自分自身に「自分はまだ支配されていない」と言い聞かせるための呪文のようでもあった。
しかし、その「証」は、提督の視線に晒されるだけで、本人の意思に反して熱を帯び、脈打ち始めている。
✳ 誇り高い「島風くん」
提督は無言のまま、軍服のズボンを下ろすと、自身の股間に鎮座する「暴力的なまでの事実」を解放した。
それは、島風が誇らしげに提示していたものとは、次元の異なる代物であった。
ドクン、ドクンと、野卑なまでの生命力を漲らせて脈打つ巨根。島風の瑞々しい「島風くん」を二回りも三回りも凌駕する太さと、怒張して赤黒く変色した竿、そして今にも弾けそうなほどパンパンに膨らんだズル剥けの亀頭。そこからは、濃厚なオスの臭気が立ち昇り、狭い執務室の空気を一気に支配していく。
「……っ、…………ぁ…………」
島風の時間が、止まった。
先ほどまで浮かべていた強気な笑みは、その圧倒的な質量を前にして、文字通り霧散した。彼は大きく目を見開き、信じられないものを見るかのように、提督の股間と自分のそれを交互に見つめる。
自身の「証」が、提督のそれと比較すれば、まるで産まれたての小鹿のようにか弱く、未熟なものであるという残酷な現実。島風が抱いていた「オス」としてのプライドが、その巨躯の影に飲み込まれ、音を立てて崩れ去っていく。
「う、……うそ……なに、それ…………」
震える声が漏れる。島風の剥き出しの先端からは、恐怖か、あるいは本能的な期待か、透明な先走り液がポタリと机に滴り落ちた。
「……提督、……それ、……そんなの、入るわけ……っ」
島風は腰を引こうとするが、逃げ場のない机の上、提督の巨根が眼前に迫る。
彼は自身の細い手で、必死に自分のモノを隠そうとするが、その指の間からは、提督のモノを意識してより一層硬く、熱くなった「島風くん」が健気に突き出していた。
提督は、絶望と情欲に染まりつつある島風の顔を掴み、その眼前に自身の「オスの象徴」を突きつける。
存分に見せつけた後に、提督は、傍らの棚から一本のボトルを手に取った。
それは戦場には不釣り合いな、粘度の高い無色透明の液体——ローション。なぜ艦隊の指揮を執る執務室に、このような「潤滑剤」が常備されているのか。その矛盾に触れる者はいない。ただ、提督という男が、あらゆる事態を想定し、準備を怠らない「気遣いの出来る男」であるという証に他ならなかった。
✳ 実際の戦場でもローションは必需品だ!
保湿、保温、そしてもちろん潤滑剤としても大活躍するぞ!
「……っ、……な、なんですか、それ……」
島風の引き攣った瞳が、提督の指先に絡みつく銀色の糸を追う。提督はあえて島風に見せつけるように、ゆっくりと、その長い指にローションを塗りたくった。
「や……だ……。提督、……そこは、だめっ……」
本能的な恐怖に、島風は執務机の上を這うようにして逃げようとする。だが、提督の力強い掌が、その細い足首をガシリと掴んで引き戻した。
「ひぅっ、あぁっ!」
無理やりM字に開かされた足。その中心、島風が「オス」としての誇りを懸命に保っていた場所のすぐ裏側——未知の「聖域」に、ローションを纏った冷たくて熱い指先が、容赦なく突き立てられた。
「あ、……っ、……や、だ……! な、なに、して……ッ!!」
島風の身体が弓なりに反り、特徴的なカチューシャが激しく揺れる。
提督の指は、気遣いを感じさせながらも、確実な力で窄まりを割って侵入していく。最初は拒むように固く閉じていた肉環も、滑らかな液体に唆され、次第にその熱い指を飲み込んでいった。
「あ、……う、ぁあ……っ! 変な、かんじ……そこ、……っ!」
島風の喉から、男の子とは思えない、高く甘い悲鳴が漏れ始める。
提督の指が内側の柔らかな粘膜を抉るたびに、机の上に投げ出された彼の「島風くん」は、本人の意思を裏切ってビクビクと激しく脈打ち、透明な雫を溢れさせていた。
「はっ、……ぁ……提督……っ。島風、……おかしく、……なっちゃ……」
艶然とした態度はどこへやら。島風は乱れた髪を振り乱し、よだれを垂らしながら、提督の指がもたらす異物感と、そこから広がる痺れるような快感に、その小さな脳を白く染め上げられていく。
提督は、指を二本、三本と増やし、さらに奥の「急所」を探り当てるべく、丹念に、そして無慈悲に「ほぐし」を続けていく。
「あ、……ぁ、あ゙ッ!!」
提督の指が、内側の最も熱く、敏感な場所に触れた瞬間だった。島風の身体は、まるで雷に打たれたかのように激しく硬直する。
まだ本格的に始まってすらいない、ただの「準備」の段階に過ぎないというのに。
島風の「島風くん」は激しく脈打ち、その先端から白濁した熱い液体を、執務机の上に勢いよくぶちまけた。
腰がガクガクと震え、視線は定まらず、口元からは締まりなく涎が垂れる。その様は、先ほどまでの「最速」のプライドなど見る影もない、ただの無力な獲物そのものだった。
「……はぁ、……はぁ、……あ、……ぁ……っ」
絶頂の余韻に身を任せ、島風は力なく机に沈み込む。
建造されて間もないというのに、異物を拒むことなく、むしろ貪るように受け入れたその肉体。それは駆逐艦としての性能なのか、あるいは彼自身が秘めていた、蹂躙されることへの天賦の才能なのか。
提督は、精を吐き出してピクピクと震える島風の未熟なモノを眺め、その耳元で低く、しかし確かな愉悦を込めて囁いた。
「はやいな。……流石は島風だ。誉めてやるよ」
「……っ……、ぅ……あ…………」
屈辱。
「速い」ことを何よりも誇りにしていた彼にとって、これほど残酷で、これほど甘美な敗北宣言があるだろうか。島風は顔を真っ赤に染め、涙に濡れた瞳を泳がせながら、弱々しく抗議の声を絞り出す。
「ちが……これは、提督が……変なところ、いじるから……っ。島風、まだ……まけて、ない……」
そう言いながらも、解された後ろの穴は、更なる侵入を期待するようにヒクヒクと、淫らに提督の指を締め付けていた。一度の絶頂で、彼の「防波堤」は完全に決壊し、その奥底にある雌の本能が、提督という圧倒的な「オス」を求めて疼き始めている。
「ね、ねぇ……提督……もう、いいでしょ……? 島風、……わかったから……っ」
強がりを言いながらも、その手は提督の逞しい腕を、縋るようにして掴んでいた。
提督の冷徹な命令が下る。
島風は、自身の吐き出した精液で汚れた執務机から、力の入らない足で下ろされた。
「……っ、あ……提督……?」
されるがままに背を向けさせられ、目の前の机に手をつくよう促される。先ほどまでの「速さ」という自信を失い、一度の絶頂で腰を砕かれた少年の顔には、もはや隠しようのない困惑と、支配されることへの怯えが張り付いていた。
「……こう、……ですか……?」
震える手で机の端を掴み、島風は言われるがままに、その華奢な腰を背後へと突き出した。
短すぎるセーラー服の裾が完全に捲り上がり、そこには、先ほど提督の指に徹底的に蹂躙され、ローションと愛液でドロドロに濡れそぼった「入り口」が、赤く上気してヒクヒクと開閉を繰り返している。
「……う、……ぅ…………」
島風は、自分の最も無防備で、最も恥ずかしい場所が、背後に立つ提督の眼前に曝け出されていることに耐えかね、顔を伏せて首を振った。ウサ耳のようなカチューシャが、情けなく左右に揺れる。
「……提督、……そんなに、見ないで……。島風、……変になっちゃう……っ」
突き出された尻は、まるで熟した果実のように瑞々しく、そして今にも提督の「暴力」を迎え入れようと、期待に震えている。
「はやい」絶頂の余韻で、島風の「島風くん」は再び瑞々しい熱を帯び、机に押し付けられる形でその先端を濡らしていた。
提督は、その無防備な窄まりの直近に、自身の怒張した巨根を添える。
熱い先端が、島風の窄まりを軽く叩くように触れるたび、彼は「ひぃっ……!」と短く、甘い悲鳴を上げた。
提督の大きな掌が、島風の白く滑らかな尻に置かれる。
ボトルの口から注がれた冷たいローションが、上気した肌を滑り落ち、割れ目を伝って「入り口」を濡らしていく。提督はその粘つく液体を、慈しむような手つきで、しかし隅々まで逃さず丹念に塗り広げていった。
「ひ、……ぁ、……っ、あ……」
指先が窄まりの周囲を円を描くように撫で回し、時折、先ほど解したばかりの内側へと浅く潜り込む。そのたびに、島風の細い身体がビクンと跳ね、机をつかむ指に力がこもった。
提督は、耳元まで顔を寄せ、熱い吐息とともに静かに問いかける。
「こんなに綺麗な尻をして、あんなに可愛らしくイってたのに……まだ自分を男だと言うのか?」
「……っ……、ぁ……」
島風は、反論しようと口を開きかけたが、そこから漏れたのは言葉ではなく、熱を孕んだ吐息だった。
提督の掌から伝わる絶対的なオスの体温と、執拗に弄られる「雌の入り口」の感覚。自身の未熟なモノが机の角に擦れ、じわじわと二度目の熱を溜め込んでいく屈辱。
「島風は……お、とこの子……ですよ……。……でも、……っ、提督に……こんなに、されて……」
声が震え、次第に小さくなっていく。
プライドという名の薄い膜が、提督の慈愛を装った蹂躙によって、一枚ずつ丁寧に剥がされていく。島風は、突き出した尻が勝手に提督の手に擦り寄っていくのを、もう止めることができなかった。
「……提督、……の……すごく、熱いのが……すぐ後ろに、あるの……わかります……。……島風、……もう……わかんない、です……っ」
首を左右に振りながら、彼はついに自らの意志で、その後ろの穴を小さく、求めるように収縮させた。それは言葉以上に雄弁な、敗北と期待のサインだった。
「……ふ、ふふっ。島風は、もう、どうなっても知らないですからね……っ」
島風は、涙に濡れた瞳を背後に向け、提督を挑発するように、そして誘うようにその唇を歪めた。その瞳の奥には、恐怖を塗りつぶすほどの、抗いようのない熱が渦巻いている。
「……でも、いいんですか? 島風は男の子、なんですよ……? そんな島風を、こんなふうに犯したがる提督は……ホモの、変態さんですねっ……あはっ!」
掠れた声で吐き出された、精一杯の憎まれ口。
しかし、その声に以前のような嘲笑の響きはない。むしろ、自分を「変態」の毒牙にかかる哀れな獲物として位置づけることで、この先に待つ快楽という名の暴力から、自分自身のプライドを守ろうとしているかのようだった。
「ほら……変態さんの、おっきいの……島風の穴に……入れて、ください……っ」
島風は自ら、その真っ赤に上気した窄まりをひくつかせ、提督の怒張した先端を、迎え入れるように尻を左右に振った。
その「男の子」の証は、机の角に押し付けられ、白濁した涙を絶え間なく溢れさせている。その健気で淫らな姿は、いかなる罵言よりも強く、提督の征服欲を煽り立てた。
次回、島風くんは島風ちゃんになってしまうのか……!?
✳ なります。