アフタートーク座談会〜朝のコーヒーと、昨日のコト〜
なでしこ: 「ふぁ〜……。昨日のキャンプ、今までで一番ぐっすり眠れた気がするよ〜。起きたらなんだか身体が軽いの!」
りん: 「……そりゃあ、あんなに全部出し切ればね。私は逆に腰が……。なでしこ、少しは加減ってものを覚えなよ」
千明: 「ガハハ! 何言ってんだ、りん! 最初にあんなテクニカルな指使いでなでしこを攻め立てたのはお前だろーが。見てるこっちが感心しちまったぜ」
あおい: 「ちあきも、なでしこちゃんの胸に顔埋めて『甘い〜』とか言うて、一番はしゃいでたやん。うそやで、なんて言う暇もないくらい、必死やったなぁ」
千明: 「う、うるせー! お前だって、あの『癒やしの手』で一番えぐいところ突いてただろ! なでしこが噴き出した時、一番満足そうな顔してたのはあおいだ!」
なでしこ: 「えへへ……でもね、みんなが私のことをあんなに……なんていうか、深く愛してくれたのが伝わってきて、私、本当に野クルに入ってよかったなって思ったんだよ」
りん: 「……素直すぎるのも考えものだけど。まあ、あの海鮮トマトクリーム鍋も、四人の味が混ざって最高だったし。……あんな風に一つになれるなら、たまには悪くないかもね」
あおい: 「そうやね。先生や桜さん、綾乃ちゃんも、きっとそれぞれの場所でいい夢見てたんやろなぁ」
千明: 「よし! こうなったら次は『野クル・全国ツアー・愛の野営』の計画を立てるぞ! 各地のキャンプ場で、現地の美女(?)をなでしこが攻略していくんだ!」
りん: 「……それ、なでしこが倒れるのが先か、私たちが焼きもちで喧嘩するのが先かどっちかだと思うけど」
なでしこ: 「ええ〜っ! でも、みんなと一緒にいられるなら、私どこまででも行くよ〜!」
あおい: 「あはは、ほんまになでしこちゃんは太陽みたいやなぁ。……さて、それじゃあ現実に帰る前に、最後にもう一杯、コーヒー淹れよか?」
三人: 「「「賛成!」」」
大人の秘密の反省会〜グビ姉と桜、火照り冷ましの寄り道〜
ある平日の夜。場所はいつもの、駅前にある小さな居酒屋。 カウンターの隅で、鳥羽美波と各務原桜は並んでジョッキを傾けていました。
美波: 「……ぷはぁっ! 染みる〜! やっぱり、仕事終わりの一杯はこれに限るわねぇ」
桜: 「鳥羽先生、飲み過ぎですよ。……と言いたいところですが、今日ばかりは私も付き合います」
美波: 「あら、桜さんからそんなこと言うなんて珍しい。……さては、例のキャンプの後の『余韻』、まだ引きずってるんでしょ?」
桜: (少し顔を赤らめて)「……なでしこの奴、あの日から妙に表情が明るくて。……それに、私を見る目が、なんというか、今まで以上に真っ直ぐすぎるんです」
美波: 「あはは! 分かるわ。あおいさんもそうよ。授業中に目が合うと、ふふって含み笑いして……。私、生きた心地がしないわ。あの子の『癒やし』、お酒より依存性が高いんだもの」
桜: 「……先生も、結構なことされていましたよね。あの朝、あなたの髪が少し乱れていたの、私、見逃していませんから」
美波: 「やだ、桜さんだって! 私、あの夜のあなたの指の感触……今でも肌が覚えてるわよ。あんなに冷静な顔して、あんなに……」
桜: 「……っ! 声が大きいです、先生。ここは外なんですから」
美波: 「ふふ、ごめんなさい。でも、いいじゃない。私たち、毎日『しっかりした大人』を演じてるんだもの。たまには、あの子たちに溶かされた思い出を肴に、だらしなく飲んだってバチは当たらないわ」
桜: 「……そうですね。責任を背負うのも、ストッパーでいるのも、あの子たちのあの熱情を知った後では、少しだけ楽になった気がします。……美波さん」
美波: 「……ん、今なんて?」
桜: 「……何でもありません。さあ、次は熱燗にしましょうか。今日は、朝まで付き合いますよ」
美波: 「……名指しで呼ばれたら、断れないわね。よし、今日は大人の解放、第二戦といきましょうか!」
二人のジョッキが、再びカチンと音を立てて重なりました。 夜の街の喧騒の中、彼女たちの頬は、お酒のせいだけではない熱を帯びて、いつまでも赤く染まっていました。