迷宮の外は黄昏時だった。
夕食は昼とは別の料理屋で食べた。
野菜のスープとパンの軽めの食事だった。
店を出ると、ファリーは少し歩こうと言い、河辺りを歩き出した。
何か話があるのだろうと思ったのだが、ずっと黙っているので、こちらから話しかけた。
「今日は色々ありがとう。本当に助かったよ」
「ううん、それはいいの」
「何か、話したい事、有るんだろ?」
「貴方、本当は幾つ?」
ちょっと笑いながら聞いてきた。
「28」
「え、ウソっ。もっと上かと」
話し方がフランクになったり、敬語になったりするのはそのせいもあるのか。
「失礼な。色んな意味で」
笑いながら言うと、やっと笑顔になった。
「絶対、そっちの方が良い」
「え?」
「笑顔」
「もう」
「話して」
「うん。大した事じゃないんだけどね」
彼女はゆっくり話し始めた。
騎士団同期にとても仲のいい男女がいた。
三人でよく迷宮にも入っていたそうだ。
有る日、ファリーは体調を崩して勤務を休んだけど、二人は大丈夫だと言って迷宮に入ったらしい。
昨日も三人で入った階層だし、魔物4匹くらい平気と判断しての事だろう。
しかし、彼らは帰ってこなかった。15層中程に二人の装備が固まって落ちていたそうだ。
捜索隊の隊員が調査したところ、装備品は折り重なるように見えたそうだ。騎士団二人なら油断しなければ倒される所でも無いらしい。
「私が居れば、いや、油断さえしなければ。ああっ」
目には涙。
「ごめん、こんな所でさせる話じゃなかったな」
「いや、私が話した、聞いてほしかったんだ」
「せめて捜索隊が見つけてくれた事に感謝しよう」
「ホントにオジさんね。ちょっと悔しいわ」
少しだけ、笑ってくれた。
「帰りましょう」
と言ってファリーは歩き出す。
向かう先は決まっているようだ。宿屋に案内してくれるのだろう。
しかし、そこは宿屋では無かった。そのくらいは分かる。安いマンションかアパートっぽい。
「ここは?」
「私の部屋」
「んんと・・・、はい?」
「お茶ぐらい出すわ」
「いや、そうじゃなく」
「お茶、嫌い?」
「お邪魔します」
彼女は振り向きざま、キスをしてきた。
俺もこれに応じる。
応じた事に安心したのか、一度離した唇をもう一度重ねた。
さっきよりも少し長いキス。
「して」
「ああ。でも、装備、外させて」
「フフ。はい」
俺は装着時同様、脱ぐのもなかなかぎこちないが、彼女の方はあっという間だ。
夕食前にガントレットは外しているし、革のベルトを外し、ニーハイブーツを脱ぐ。タイツも脱いでいる。
先に終わったので俺の方を手伝ってくれた。
俺は紅白ストレートのワンピースを捲り上げた。
昼間に立ち寄った店にはカボチャパンツしか無かったので期待していなかったが、パンティだ。上の方まで捲るとブラまで見える。上に関しては、Tシャツや“さらし”ぐらいしか無かったので完全に諦めていた。
ビックリしていると、
「これ、どう?カワイイでしょ?皇都の高級服屋で買ったの?この辺じゃ売ってないのよ!」
「いや、そこじゃなくて、いや、カワイイけど、それ、どうやって?」
「見た事あるの?」
「ああ、いや。その店のオーナーかデザイナーの名前知らないか?」
「知らない。でも、店の人は輸入品だって言ってた」
「輸入元の国は?」
「知らないわよ。店の人に聞いたら?」
「ああ、そうだな、皇都の高級服屋か?今度案内してくれる?」
「ええ、いいわ。昼と夜奢りね」
「喜んで!」
気付く訳無いが、居酒屋の店員っぽく言ってみた。
何かよく分からないが、嬉しそうに笑ってた。
もう一度キスをした。
優しくワンピースを脱がせる。
後ろから抱きしめ、ブラとパンティに触れる。
「優しくしてね。初めてなの」
もう一度抱きしめ、首筋にキスした。
「大丈夫。俺も初めてだ(こっちの世界では)」
顔をこちらに振り向かせ、左目横のホクロにもキスした。
口を吸いながら、胸を揉む、着痩せするタイプだな。
手には以外に大きな柔らかい塊が乗っかる。
「あ、」
我慢するも少しずつ声が洩れる。
かわいい。
「君は本当にかわいいね」
半分聞こえてないだろう。
ブラとパンティを脱がせた。
「イヤ」
「本当にイヤならやめるよ?」
「いじわる」
「ごめん。いくよ」
「うん」
ゆっくり、優しく、ファリーの中に入った。
「痛い!痛いよう!」
ちょっとべそをかいてる。
動きを止めて、抱きしめる。
「少しこのまま・・・・・・もう、いいよ」
「無理しなくていいからね」
腰を止めてキスをする。
胸を揉んでキスをする。
顔を引き寄せキスをする。
頬にあてた手を押し抱きスリスリしてきた。
少し腰を動かす。徐々に動かす。
「んっ、あん、んあ」
だんだん抽挿が早くなる。
「あ、ああっ、お願い、お願い、来て」
初めてで、キテ、なんて言える程余裕出来た?
んな訳無いか。
「んっ、んんん!」
「あっ、あああ!」
息があってきた。
二人とも果てた。
と、見せてくれたのだろうか?
ファリーに覆い被さり、脱力した。
彼女も息が荒い。
お互い息が整うようになった頃、彼女の中の息子が起きた。
「まだいける?」
答える代わりにキスをしてくれた。
この後、三回、した。
「ねえ、