※この作品はR-18です。

ワルキューレの迷宮騎行   作:葵翠

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026 フィーア

夜、自室。

 

 

「あのね、お兄ちゃん」

 

「うん?」

 

「私ね。私の事、ううん、私の名前、嫌いなの」

 

 まあ、そうだよな・・・。

 ヌマー・フィーアって、英語でナンバーフォウ。日本語に直せば四番目って事だもんな。

 

 研究所?の奴らが勝手に付けたんだろう。生まれた時にそう命名されたのか、インテリジェンスカードを書き換えられたのかは分からないが、子供に四番目なんて名前を付けるなんて、酷いことしやがる。

 

「だからね、お兄ちゃんに名前、お兄ちゃんが付けてくれた、私に名前を付けて欲しいの」

 

「俺にはそんな事」

「ダメ?」

「そうじゃなくて、俺にはインテリジェンスカードを書き換えるなんて事は」

「ううん、お兄ちゃんに、お兄ちゃんが付けてくれた、名前で呼んで欲しいの」

 

「そうか。・・・分かった。う~ん、う~ん、と・・・」

 

 フィーアはフィーアだから、出来るだけフィーアに似た感じで、可愛くて、語感が良くて、戦闘時に呼びやすくて、短い音数で・・・。フィアナ?長い。フィオ?フィナ?うん、フィナ!音数も2音だし、可愛いよね。

 

「フィナ。フィナってどうかな?」

 

「フィナ?フィナ・・・」

 

 何か噛みしめてるな・・・気に入らなかったかな?

 

「嫌だったか?なら・・・」

 

 言い掛けた所で、

「ううん、これがいい。フィナがいい。今日から私はフィナ。お兄ちゃんのフィナになる!」

 

「気に入ってくれた?」

 

「うん、ありがとう、お兄ちゃん。大好き!」

 

「今までゴメンな、嫌な呼び方して。実はあの名前、嫌なんじゃないかって思ってたんだ」

 

「ううん、そんなの、全然。あ、じゃあ、・・・ニヤリ」

 

 あ、その笑みは・・・?

 

「私を可愛がって!?」

 

 やっぱり。

 

「あのな、フィー、フィナ?」

 

「なぁに?」

 嬉しそうに、すっ惚けて顎を上げ、フンフフ~ンと鼻をならして言いやがる。

 

「いや、だから、」

 

「嫌なの?碧お姉ちゃんや紅ちゃんは良いのに私はダメなの?」

 今度は、涙目になってるじゃないか。

 いや、ちょっと待て、碧さんとの事は知らない筈じゃ?

 

「そうじゃない、嫌なんかじゃない。好きだよ。でも、助けくれたからとか、名前をくれたから、ってんじゃ」

 

「違うよ!違うもん!私、本当にお兄ちゃんが好きで、ファリーお姉ちゃんの事も碧お姉ちゃんの事も、紅ちゃんの事も大好きだけど、でも、ずっと我慢して、ずっと、ずっと・・・・・・だよ」

 

 最後の方は良く聞こえなかったが、

「碧にも、紅にも言ったけど、一度始めたら止められないぞ?いいか?」

 

「うん」

 首肯した。

 そして今度は顎をちょっと上げ、唇を尖らせてせがんだ。

 唇をちゅっと重ね、放すと、更に要求してくる。

 今度はたっぷりと口の中を堪能し、尖らせた舌を吸う。

 じっくり味わう。ゆっくり舐め廻す。

 

 どっぷり口腔内を責めた次は、乳房に移る。

 ずっと黙っていたが、俺はおっぱい星人である。

 好きである。好きで好きでたまらないのである。

 

 俺の勝手な脳内測定だけど、碧はCuteだ。

 紅はExcellentで、フィナはFantasticなのである。

 言ってる意味、分かるよね?

 

 フィナは見た目は美しい女性、おねいさんである。

 おっきいし、スタイルも抜群だし、褐色の肌も綺麗だ。

 背も高い。173の俺より少しだけ低いがヒールを履いたらちょっと高いかな?

 

 綺麗な銀髪、吸い込まれそうな碧眼、細く高く伸びた鼻梁、細長く尖った耳、美しくカーブを描く顎のライン、ピンク色の愛らしい唇。

 

 ゆっくり円を描きながら揉み上げられる乳房。

 優しく丁寧に摘ままれるピンクの乳首。

 片手を下へ伸ばし、秘部へと到達する。

 草原は少し薄く、色も淡い。

 やがて、可愛い声が漏れ聞こえてきた。

 

「う、うん、やん」

 

 指の動きに合わせて音とお汁の量も増えてきた。

 くちゅくちゅ言ってるし、洪水だ。

 

「可愛いよ。もっと聞かせて」

 

「やだ、恥ずかしいよぅ」

 

 アソコに顔をうずめて敢えて大きな音を立てる。

 じゅるじゅるといやらしい。

 

「とってもエッチだね」

 

「お兄ちゃんがわざとやってるんだもん。フィナはエッチじゃないよぅ」

 

「そんなエッチな子にはお仕置きをあげなきゃね」

 

「やだやだ、お仕置きやだ~」

 言いながら顔は期待に満ちている。

 

「ゆっくりするからね。じっとして?」

 

 目はうるうるしている。

 

「うん、優しくしてね」

 

「ああ、力を抜いて」

 

 手で顔を隠して見えなくしている。

 

「うん」

 

「いくよ」

 

「はい」

 

 必死で押し殺しているが、声が漏れる。

「痛っ」

 

 しばらくじっとして動かない。

 

「ゴメン。ちょっとだけ、我慢して」

 

「うん」

 この子は我慢している時も美しい。

 汗だくの姿も美しいし、破瓜の華ですら美しい。

 徐々にペースを上げる。

 

「あ、ああ、うん、あふ、いいん」

 

「フィナ、フィナ、フィナ、フィナぁー!」

「お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃ~ん!」

 

「好きだ、好きだよ、俺のフィナ!」

「好き、好きなの、私のお兄ちゃん!」

 

「いくよ。受け止めて!」

「来て、ちょうだい!」

 

「うう!」

「ああ!」

 

 そして、やっぱりと言うか、当然と言うか。

「ゴメン、やっぱり止められない」

「うん、もっとして」

 

 前から後ろから、横から逆から、上から下から。

 腰を浮かせたり、足を抱えたり、乳首を吸ったり、お尻を鷲掴みにしたり。

 キスもした。上から下から右から左から。

 

 フィナも一生懸命してくれた。

 俺の乳首を舐めたり、後ろから抱きしめたり、頭のてっぺんから足の先まで舐めてくれた。

 

「もう放さない」「はい」

「何処にも行くな」「うん」

「俺だけを愛して」「わかった」

「俺と一緒に生きろ」「そうする」

 

「お前の全部が好きだ」

「私の全てをあげる」

 

「フィナ!」

「お兄ちゃん!」

 

「イク!」「イクゥ!」

 

 

 長い静寂のあと、フィナは俺にしがみついたまま、

「お兄ちゃん大好き」

 と言うと、やがて寝息を立て始めた。

 俺もこの幸せそうな顔を見ながら、すぐ眠りに着いた。

 

 

 少し気だるい目覚め。

 身体の右横に感じる体温。

 若干肌寒い朝の大気。

 清々しい朝だ。

 

「おはよう、フィナ」

 

「おはようございます、お兄ちゃん」

 フィナと呼ぶたび、ニコニコになる。

 

「いつもと一緒でいいよ?」

 と言うと、また笑顔になって、言い直す。

 

「おはよう、お兄ちゃん」

 

 そして、おはようのキスを交わす。

 フィナはもうすっかり元気になった。

 

 

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