夜、自室。
「あのね、お兄ちゃん」
「うん?」
「私ね。私の事、ううん、私の名前、嫌いなの」
まあ、そうだよな・・・。
ヌマー・フィーアって、英語でナンバーフォウ。日本語に直せば四番目って事だもんな。
研究所?の奴らが勝手に付けたんだろう。生まれた時にそう命名されたのか、インテリジェンスカードを書き換えられたのかは分からないが、子供に四番目なんて名前を付けるなんて、酷いことしやがる。
「だからね、お兄ちゃんに名前、お兄ちゃんが付けてくれた、私に名前を付けて欲しいの」
「俺にはそんな事」
「ダメ?」
「そうじゃなくて、俺にはインテリジェンスカードを書き換えるなんて事は」
「ううん、お兄ちゃんに、お兄ちゃんが付けてくれた、名前で呼んで欲しいの」
「そうか。・・・分かった。う~ん、う~ん、と・・・」
フィーアはフィーアだから、出来るだけフィーアに似た感じで、可愛くて、語感が良くて、戦闘時に呼びやすくて、短い音数で・・・。フィアナ?長い。フィオ?フィナ?うん、フィナ!音数も2音だし、可愛いよね。
「フィナ。フィナってどうかな?」
「フィナ?フィナ・・・」
何か噛みしめてるな・・・気に入らなかったかな?
「嫌だったか?なら・・・」
言い掛けた所で、
「ううん、これがいい。フィナがいい。今日から私はフィナ。お兄ちゃんのフィナになる!」
「気に入ってくれた?」
「うん、ありがとう、お兄ちゃん。大好き!」
「今までゴメンな、嫌な呼び方して。実はあの名前、嫌なんじゃないかって思ってたんだ」
「ううん、そんなの、全然。あ、じゃあ、・・・ニヤリ」
あ、その笑みは・・・?
「私を可愛がって!?」
やっぱり。
「あのな、フィー、フィナ?」
「なぁに?」
嬉しそうに、すっ惚けて顎を上げ、フンフフ~ンと鼻をならして言いやがる。
「いや、だから、」
「嫌なの?碧お姉ちゃんや紅ちゃんは良いのに私はダメなの?」
今度は、涙目になってるじゃないか。
いや、ちょっと待て、碧さんとの事は知らない筈じゃ?
「そうじゃない、嫌なんかじゃない。好きだよ。でも、助けくれたからとか、名前をくれたから、ってんじゃ」
「違うよ!違うもん!私、本当にお兄ちゃんが好きで、ファリーお姉ちゃんの事も碧お姉ちゃんの事も、紅ちゃんの事も大好きだけど、でも、ずっと我慢して、ずっと、ずっと・・・・・・だよ」
最後の方は良く聞こえなかったが、
「碧にも、紅にも言ったけど、一度始めたら止められないぞ?いいか?」
「うん」
首肯した。
そして今度は顎をちょっと上げ、唇を尖らせてせがんだ。
唇をちゅっと重ね、放すと、更に要求してくる。
今度はたっぷりと口の中を堪能し、尖らせた舌を吸う。
じっくり味わう。ゆっくり舐め廻す。
どっぷり口腔内を責めた次は、乳房に移る。
ずっと黙っていたが、俺はおっぱい星人である。
好きである。好きで好きでたまらないのである。
俺の勝手な脳内測定だけど、碧はCuteだ。
紅はExcellentで、フィナはFantasticなのである。
言ってる意味、分かるよね?
フィナは見た目は美しい女性、おねいさんである。
おっきいし、スタイルも抜群だし、褐色の肌も綺麗だ。
背も高い。173の俺より少しだけ低いがヒールを履いたらちょっと高いかな?
綺麗な銀髪、吸い込まれそうな碧眼、細く高く伸びた鼻梁、細長く尖った耳、美しくカーブを描く顎のライン、ピンク色の愛らしい唇。
ゆっくり円を描きながら揉み上げられる乳房。
優しく丁寧に摘ままれるピンクの乳首。
片手を下へ伸ばし、秘部へと到達する。
草原は少し薄く、色も淡い。
やがて、可愛い声が漏れ聞こえてきた。
「う、うん、やん」
指の動きに合わせて音とお汁の量も増えてきた。
くちゅくちゅ言ってるし、洪水だ。
「可愛いよ。もっと聞かせて」
「やだ、恥ずかしいよぅ」
アソコに顔をうずめて敢えて大きな音を立てる。
じゅるじゅるといやらしい。
「とってもエッチだね」
「お兄ちゃんがわざとやってるんだもん。フィナはエッチじゃないよぅ」
「そんなエッチな子にはお仕置きをあげなきゃね」
「やだやだ、お仕置きやだ~」
言いながら顔は期待に満ちている。
「ゆっくりするからね。じっとして?」
目はうるうるしている。
「うん、優しくしてね」
「ああ、力を抜いて」
手で顔を隠して見えなくしている。
「うん」
「いくよ」
「はい」
必死で押し殺しているが、声が漏れる。
「痛っ」
しばらくじっとして動かない。
「ゴメン。ちょっとだけ、我慢して」
「うん」
この子は我慢している時も美しい。
汗だくの姿も美しいし、破瓜の華ですら美しい。
徐々にペースを上げる。
「あ、ああ、うん、あふ、いいん」
「フィナ、フィナ、フィナ、フィナぁー!」
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃ~ん!」
「好きだ、好きだよ、俺のフィナ!」
「好き、好きなの、私のお兄ちゃん!」
「いくよ。受け止めて!」
「来て、ちょうだい!」
「うう!」
「ああ!」
そして、やっぱりと言うか、当然と言うか。
「ゴメン、やっぱり止められない」
「うん、もっとして」
前から後ろから、横から逆から、上から下から。
腰を浮かせたり、足を抱えたり、乳首を吸ったり、お尻を鷲掴みにしたり。
キスもした。上から下から右から左から。
フィナも一生懸命してくれた。
俺の乳首を舐めたり、後ろから抱きしめたり、頭のてっぺんから足の先まで舐めてくれた。
「もう放さない」「はい」
「何処にも行くな」「うん」
「俺だけを愛して」「わかった」
「俺と一緒に生きろ」「そうする」
「お前の全部が好きだ」
「私の全てをあげる」
「フィナ!」
「お兄ちゃん!」
「イク!」「イクゥ!」
長い静寂のあと、フィナは俺にしがみついたまま、
「お兄ちゃん大好き」
と言うと、やがて寝息を立て始めた。
俺もこの幸せそうな顔を見ながら、すぐ眠りに着いた。
少し気だるい目覚め。
身体の右横に感じる体温。
若干肌寒い朝の大気。
清々しい朝だ。
「おはよう、フィナ」
「おはようございます、お兄ちゃん」
フィナと呼ぶたび、ニコニコになる。
「いつもと一緒でいいよ?」
と言うと、また笑顔になって、言い直す。
「おはよう、お兄ちゃん」
そして、おはようのキスを交わす。
フィナはもうすっかり元気になった。