夜。紅宅
今晩はどうしようか?
もう紅にも、フィナにも了解は得たんだから、碧さんの所に行っても良いよね?
と、思っていたら、紅が少しご機嫌ナナメ、少しモジモジしながら、部屋に来た。
布団の上にちょこんと座り、
「兄様。その、フィナちゃんの事、ありがとうございました。でも、その・・・ずるいです。フィナちゃんだけ、ずるいです」
「ちょっと待て。フィナをけしかけたの、紅だろ?」
「そこじゃありません。もう!」
どこ?
「名前です!」
「名前って、フィナか?」
「そうです!」
「いや、だってあれは、フィナが、“フィーア”が嫌いって言うから」
「それはどうでもいいんです」
「じゃ何が駄目なの?」
「兄様が、兄様だけの、兄様の名前をあげたって所です。フィナちゃんだけずるいんです。私にも兄様だけの名前を下さい!」
「別に“くれない”がいやなわけじゃ無いだろう?」
「だ・か・ら・~そこじゃ無くて、兄様が。って所なんです!」
「分かった。分かりました。考えるよ。そんなに怒んないで」
実は考えていた。
フィナの名前を発表した時、一瞬、紅の表情が曇った気がしていたので、考えておこうと思ったのだ。
ただ、これというのが無く、悩んでいた。
「本当ですか?嬉しい!」
「う~ん、そうだなぁ~。クレアは何か違うし・・・」
「ワクワク」
「ん~。レイナ・・・麗奈。
レナ!
レナはどう?」
「レナ。・・・素敵。ありがとうございます。私は今日からレナです。兄様ありがとう。大好き!」
感極まって、俺に抱きつき、泣きだした。
「このまま、抱いて下さい♥️」
「好きだよ。レナ」
今、キュンってなったの、分かった。キス。
胸の前で両手を重ねて握りしめ、ちょっと身震いして顔がフルフルってなった。
それにまた、興奮した。
「私もです。いいえ。私の方がずっともっとです!」
「なぁにぃうぉ~。俺の方が絶対、好きだしぃ」
「私は誰にも負けません」
「ムムム~。そんな事言う子にはお仕置きだ~」
寝間着の中に手を滑り込ませ、乳房を揉みし抱いた。
「きゃっ」
モミモミ・・・モミモミ・・・
「兄様、そこばっかりぃ」
「ん?いいの?ダメなの?」
「あふ、い、いいん」
「ちゃんと言わないと分かんないよ?」
「いい、ダメん」
「ほらほら、言わないと止めちゃうぞ~」
「お願いします。もっとぉ」
「じゃ今度はこっちね」
股を開いて顔をうずめる。
下着をずらして秘部を露にし、すすって舐めあげた。
中まで舌を入れて上へ下へ、右へ左へ這いずった。
例のあの、小陰唇右にある俺だけの黒子を執拗に舐めたが、これには気付かなかった。
ボソっと呟いた。
「ここ、俺だけの黒子」
「ふ、うん、あぁんん、やん。それ、ダメぇ」
多分、ほとんど聞こえてない。
「行くよ」
「はい。キテ、きて!」
そっとあてがい、挿入する。
「んんん。はふ」
まだまだキツそうだが、
「まだまだ、これからだよ?」
「も、もうダメ。死んじゃうん」
「ダメだ。許さないよん。もっともっと行くよ!」
「あぁ、あああ」
夜は長い。最長最高回数記録かも知れない。
朝。
「皆さん、紅改め、レナとなりました。よろしくお願いいたします」
レナが恭しくお辞儀した。
「紅ちゃんもお兄ちゃんに名前付けて貰ったんだね。おめでとう。レナちゃん」
「おめでとう、レナちゃん」
「みんな、ありがとう。これからも一層、兄様の剣として魔物を倒しまくります」
「頼むな、レナ。でも、無理は禁物だからね」
「はい」
む~ん。どうせなら二人の、せめてフィナだけでもインテリジェンスカードを書き換えてあげたいな~。
村長の権限では新生児の名付けしか出来ないらしい。
騎士の権限ではどうだろう。奴隷、盗賊なんかの身分更新だけなのかな?
奴隷商人は?これも奴隷、盗賊等の身分更新と奴隷の所持者の登録と遺言の登録か。奴隷売買時、心機一転、人生やり直す時に名前を変えたりする事は無いのだろうか?犯罪履歴が無い奴隷とかなら、有りなのでは?
それに、俺の武器についても相談したいな・・・。
ここはファリーに会いに行くかな?
「ミシフへ行こうと思う。フィナ、ファリーの所だ。一緒に来るか?」
「ファリーお姉ちゃん?行く~」
「それではミシフまで行ってきます。昼に戻ってこれるかどうか分からないので、昼飯は食べておいて下さい」
「行ってらっしゃいませ、主様」
「行ってらっしゃい、フィナちゃん」