※この作品はR-18です。

ワルキューレの迷宮騎行   作:葵翠

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029 命名

夜。紅宅

 

 

 今晩はどうしようか?

 もう紅にも、フィナにも了解は得たんだから、碧さんの所に行っても良いよね?

 と、思っていたら、紅が少しご機嫌ナナメ、少しモジモジしながら、部屋に来た。

 

 布団の上にちょこんと座り、

 

「兄様。その、フィナちゃんの事、ありがとうございました。でも、その・・・ずるいです。フィナちゃんだけ、ずるいです」

 

「ちょっと待て。フィナをけしかけたの、紅だろ?」

 

「そこじゃありません。もう!」

 どこ?

「名前です!」

 

「名前って、フィナか?」

 

「そうです!」

 

「いや、だってあれは、フィナが、“フィーア”が嫌いって言うから」

 

「それはどうでもいいんです」

「じゃ何が駄目なの?」

 

「兄様が、兄様だけの、兄様の名前をあげたって所です。フィナちゃんだけずるいんです。私にも兄様だけの名前を下さい!」

 

「別に“くれない”がいやなわけじゃ無いだろう?」

 

「だ・か・ら・~そこじゃ無くて、兄様が。って所なんです!」

 

「分かった。分かりました。考えるよ。そんなに怒んないで」

 実は考えていた。

 フィナの名前を発表した時、一瞬、紅の表情が曇った気がしていたので、考えておこうと思ったのだ。

 ただ、これというのが無く、悩んでいた。

 

「本当ですか?嬉しい!」

 

「う~ん、そうだなぁ~。クレアは何か違うし・・・」

 

「ワクワク」

 

「ん~。レイナ・・・麗奈。

 レナ!

 レナはどう?」

 

「レナ。・・・素敵。ありがとうございます。私は今日からレナです。兄様ありがとう。大好き!」

 

 感極まって、俺に抱きつき、泣きだした。

 

「このまま、抱いて下さい♥️」

 

「好きだよ。レナ」

 今、キュンってなったの、分かった。キス。

 胸の前で両手を重ねて握りしめ、ちょっと身震いして顔がフルフルってなった。

 それにまた、興奮した。

 

「私もです。いいえ。私の方がずっともっとです!」

 

「なぁにぃうぉ~。俺の方が絶対、好きだしぃ」

 

「私は誰にも負けません」

 

「ムムム~。そんな事言う子にはお仕置きだ~」

 寝間着の中に手を滑り込ませ、乳房を揉みし抱いた。

 

「きゃっ」

 モミモミ・・・モミモミ・・・

 

「兄様、そこばっかりぃ」

 

「ん?いいの?ダメなの?」

 

「あふ、い、いいん」

 

「ちゃんと言わないと分かんないよ?」

 

「いい、ダメん」

 

「ほらほら、言わないと止めちゃうぞ~」

 

「お願いします。もっとぉ」

 

「じゃ今度はこっちね」

 

 股を開いて顔をうずめる。

 下着をずらして秘部を露にし、すすって舐めあげた。

 中まで舌を入れて上へ下へ、右へ左へ這いずった。

 例のあの、小陰唇右にある俺だけの黒子を執拗に舐めたが、これには気付かなかった。

 ボソっと呟いた。

 

「ここ、俺だけの黒子」

 

「ふ、うん、あぁんん、やん。それ、ダメぇ」

 

 多分、ほとんど聞こえてない。

 

「行くよ」

 

「はい。キテ、きて!」

 

 そっとあてがい、挿入する。

 

「んんん。はふ」

 

 まだまだキツそうだが、

「まだまだ、これからだよ?」

 

「も、もうダメ。死んじゃうん」

 

「ダメだ。許さないよん。もっともっと行くよ!」

 

「あぁ、あああ」

 

 夜は長い。最長最高回数記録かも知れない。

 

 

朝。

 

「皆さん、紅改め、レナとなりました。よろしくお願いいたします」

 レナが恭しくお辞儀した。

 

「紅ちゃんもお兄ちゃんに名前付けて貰ったんだね。おめでとう。レナちゃん」

 

「おめでとう、レナちゃん」

 

「みんな、ありがとう。これからも一層、兄様の剣として魔物を倒しまくります」

 

「頼むな、レナ。でも、無理は禁物だからね」

 

「はい」

 

 

 む~ん。どうせなら二人の、せめてフィナだけでもインテリジェンスカードを書き換えてあげたいな~。

 村長の権限では新生児の名付けしか出来ないらしい。

 騎士の権限ではどうだろう。奴隷、盗賊なんかの身分更新だけなのかな?

 奴隷商人は?これも奴隷、盗賊等の身分更新と奴隷の所持者の登録と遺言の登録か。奴隷売買時、心機一転、人生やり直す時に名前を変えたりする事は無いのだろうか?犯罪履歴が無い奴隷とかなら、有りなのでは?

 

 それに、俺の武器についても相談したいな・・・。

 ここはファリーに会いに行くかな?

 

「ミシフへ行こうと思う。フィナ、ファリーの所だ。一緒に来るか?」

 

「ファリーお姉ちゃん?行く~」

 

「それではミシフまで行ってきます。昼に戻ってこれるかどうか分からないので、昼飯は食べておいて下さい」

 

「行ってらっしゃいませ、主様」

「行ってらっしゃい、フィナちゃん」

 

 

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