034 ティナ
夜。紅宅シン私室
ティナが来た。
新調した寝間着も着て、準備万端である。
「なんで来ちゃうかなぁ」
「あ、あの。やっぱり私なんかじゃあ・・・」
そして、なんでこう、自己肯定感が低いかなぁ?
「そうじゃ無くて、君は奴隷じゃないし、体目的で仲間にした訳でも無いからね」
「それでは、一体?」
「パーティーメンバーとして、仲間になったの!」
「私が、私達が、ですか?」
「そうだよ。君のタンクによって安定感が大幅に上がったし、ミーの火力も十分素晴らしいんだよ?」
「そんな、私達が旦那様のお役になれるだなんて」
「あと、君達に魅力が無いって訳でもないからね。ミーは兎も角、君は随分体型の事を気にしているが、俺は、その、君の様な感じも大好きなんだよ」
自分で言ってて恥ずかしい。
”太ましい”ぐらいが、ちょうどいいってだけだからね。
「あ、あの。私は、恐らくミーも。処女ですから、病気の心配は・・・」
「だからね、そういう事を言ってるんじゃ無くてだな」
「それなら、やはり、私にご奉仕させて下さい!私だって女です。強くて一流の男性に愛して欲しいって欲も有ります」
「俺が強いんじゃ無くて、いろんな能力のおかげなんだけどなぁ」
「それも含めて旦那様の魅力なんです。ご自身の自己評価も見直される必要が有りますね?フフ」
あれ?今初めて笑ったんじゃない?
「君の笑顔は素敵だね」
「そ、そんな事言われたの初めてです」
「もっと良く見せて」
そう言って顔を近付けるともう我慢出来なくなってキスしてしまった。
「あ、ん」
「今ならまだ間に合うよ?」
「私、もう止められません」
「ンン、あん」
また。キスしまくる。頭のてっぺんから足の爪先まで、体中あらゆる箇所にキスしまくった。全ての箇所がすべすべでゆるふわで気持ちいい。
「もう俺のモノだ。誰にもやらないし、何処にも行くなよ」
「はい。私を旦那様で一杯にして下さい。旦那様だけのモノにして下さい」
「ティナ。ティナ。ティナを俺のモノにする為に、俺からお前に受け取って欲しいモノがあるんだ」
「何でも、どんなものでも欲しいです」
「ティナ・ティファニー。今日からお前は俺の“テテ”だ!」
「テテ?テテ・・・嬉しい。夢みたい。今日からテテは旦那様だけのテテです!」
「俺も嬉しいよ。気に入ってくれた?」
「もちろんです!」
「それじゃ、いくよ?」
「来て。証を。旦那様の所有物である証を下さい!」
「テテ!」
ヌマ。スブスブ。
「あ、あああ!いいン」
「うん、うん。いいよテテ、お前は最高だ!」
胸を鷲掴みにして揉む。むちムチで気持ちいい。Great だ。こんなに気持ちいいなんて男だったら誰でも堕ちるだろう。いや、テテは俺のモノだから他の男は関係無い。
生まれて来てくれて、ありがとう。俺の所へ来てくれて、ありがとう。と言いたい。
夢中で貪った。何度も突いた。前から後ろから横から上から、中に。口、膣、菊に。外に。顔、胸、腹、尻に。
一杯出した。疲れた。
「すみません。私、旦那様にご奉仕するって言ったのに、私ばっかり気持ちよくして頂いて」
「良かったって事?」
「・・・はい」
「好きだよ」
「ありがとうございます。私もお慕い申し上げております」
「ちゅ。所でテテはお料理出来る?ちゅ。」
「美味しいかどうかは、ちゅ。分かりませんが、ちゅ。一応は、んん、あむ。」
「掃除、んちゅ。洗濯は?」
「ミーと二人で生きてきましたから、あむ。一通りは」
ずっとちゅっちゅが止まらない。
「そうか、じゃ、今後、手が空いてたら、碧を手伝ってあげて」
「はい、畏まりました」
疲れてはいるけど、まだ少し話しした。もう少し話したかったけど、やがて睡魔に負けてしまった。
俺はテテのふくよかな胸の中で幸せな夢を見た。
夢だけど夢じゃない幸せ・・・。
朝。
めちゃくちゃ気分がいい。
若干、またか、と言う顔で見てくる者もいるが、きっと気のせいだ。そうに違いない。
「みんな、おはよう」
「「「「「おはようございます」」」」」
「みんな、今日から一緒に戦うテテだ。よろしくな?」
「あらあらまあまあ、そうなの。よろしくね?テテさん」
「ええ~姉々、名前貰ったの?いいな、いいな~」
「さ、今日も張り切っていこう。あ、でもみんな無理しちゃダメだからね」
誤魔化した。
アイダ迷宮5階層
「アイダ5階層だ。ここはニートアントで毒攻撃があるから気をつけて。それからグリーンキャタピラーも出る。こいつは糸を絡めてくるから要注意だ。とは言っても前回、ボス待機部屋前まで来ているから、いきなりボスのハントアントだな。下手にフィールドで複数敵と戦うより一匹と集中して戦う方がいいだろう。いいか?テテ?」
「はい、旦那様」
「よし、待ってる冒険者も居ないな。毒消し丸をミー、テテにも渡しておくが、テテは刺されたと思ったら無理して自分で薬を飲もうとしなくていい。俺か周りの誰かがのませる。とにかく大声で合図する様に」
「はい」
「大丈夫。まだ俺が付いてる」
「はい!」
俺のフリッシュヒンメル、御披露目はもう少し先かなぁ?
「行くぞ!ディフェンダー!ゴー!」
「フラッシュ!」
「背後へ!遅い!」
「毒来るぞ。盾で防御!」
「いいぞ。毒を盾で防御出来るなら、そこから動くな!」
「ヘイトはフラッシュでいい。無理して攻撃するな!」
「俺も攻撃するぞ!ウォーターボール!」
皆に注意喚起の為、敢えてスキル名を叫ぶ。
ほどなくしてハントアントは煙に消えた。