ノサヨ村ファリー邸。
で、結局、こうなった。
戦巫女Lv10
所有者 桧上慎
刀匠Lv10
所有者 桧上慎
魔剣士Lv4
所有者 桧上慎
虎王Lv29 stages 2
所有者 桧上慎
熊王Lv29 stages 2
所有者 桧上慎
もうこれで良いっか。
妻とも、家族兄弟とも思えるし。
ファリー私室。
また、二人きりになった。
「ファリーありがとな。また、大きな借りが出来たな」
「そういうの、嫌い。って言ったでしょ?それに、今後、あの温泉に入り放題なんて、大き過ぎるわ」
「そっか~。んじゃ入場券でも刷るかな?」
「勿論、無期限
「ハハ。作る意味無いな~」
「フフ。こまめに来てよ?」
「りょ~かい。・・・・・・あのさ、ずっと気になってたんだけど」
「何?」
「ちょっと太った?」
コツン。
おでこを小突かれた。
「失礼ねっ!普通、こんな太り方しないでしょ」
「いや、だって」
「判らない?」
「いやまさか?他のおとっ、あう!」
割と強めに小突かれた。
「私、貴方しか知らないわよ!」
「あの一回で?」
「一晩で、でしょ?あんなにしたらそりゃ、ね」
「何、しれっとしてるんだよ?そんな悠長な事!」アワアワ
「落ち着きなさい。もう随分楽になってきたのよ?」
「それにしたって、助産師さんは?マタニティグッズは?服!そうか、こんな時こそ防具製造の服。アイ!ぐはっ!」
かなり強めにど突かれた。
「だから、落ち着きなさいってば!助産師さんは居るから大丈夫だって」
「そうなの?でも何か俺に出来る事・・・」
「そうね。何かあればお願いするね」
「それこそ、俺が恩返しする最高の機会じゃないか。兎に角、頻繁に来る様にするな。いや、出産、成長、いや、もうずっと俺の所へ、どわっ!」
殴られた。痛くない。夢か?
「ああ、もう。本当に必要な時はお願いするし、もしかしたら、そっちへお願い。とか、言うかもだけど、今はこれでいいから!」
「本当?」
「本当よ。もう、可愛い人ね」
「な、なぁ、お腹、ちょっといい?」
「ええ、いいわよ」
「まだ動いたりはしないか・・・」
お腹に手を当ててさすったり、耳をつけてみたりしたが、何も動かなかった。
「ずっと、こっちに居ようかなぁ」
「馬鹿。キザマに仕事、有るんでしょ?」
「ん~。誰か、一人ぐらい、常駐して貰おうかな。それぐらい、構わないだろう?」
「いいけど、もう・・・」
その夜はファリーのお腹に顔を付けたまま、寝た。
翌朝。
「みんな、お願いがあるんだ」
神妙な面持ちで頼み込む。
「本当に嫌なら断ってくれてもいいし、だからと言って、一切不利益になる様な事にはしない。当然、命令なんかでも無い」
「それは主様にとって、とても大事な事なのでしょう?」
「それを私たちが断る筈、ありません。兄様?」
「みんな・・・」
「そうですよ旦那様」
「ミミ、何でもするよ~」
「お兄ちゃんのお願いだもん。得点アップのチャンスだよね?」
得点って何?
「ありがとう、みんな。話を聞いてからでも断ってくれていいからね?」
そう言ってから話を切り出す。
「実はファリーなんだけど。今、身重なんだ」
「まあ!」
一瞬、レナの表情が曇った気がしたが、すぐに笑顔に戻った。
「お姉ちゃん、本当?」
「おめでとうございます~」
驚きはするが、概ね歓迎ムードである。
「今のところ、ファリーとしてはこっちに居たいそうだし、こちらで既に用意も進めていたりするらしい。なので、誰か一人無いし二人ぐらい、こちらに常駐して欲しいんだけど、どうだろうか?」
ミミは若干、よく分かって無いが、
「それはいいお考えだと思います」
「完全に入れ替え制にすると、引き継ぎ事項の連絡漏れに繋がる恐れが有りますから、二人常駐の一人ずつ入れ替えにする、というのは如何でしょうか?」
「なる程、AB、BC、CD、DAの順に。という事ですね?まずはどうしましょう?アイ、レナ。として、フィナ、ミミ、テテ、ここで一週して、アイ。として行きますか?」
「何か、慣れてるわね?」
「銭湯の運営なんかで、確かにみんな慣れてきたかも?」
「そのまま銭湯の係とも連動して、家の当番なんかも一緒にしましようか?」
「昨日がテテの日だったから、今日はアイ、俺の場合は?」
「“お兄ちゃん“の部分は“みんな“にして、こうしたら?」
テテ、アイ
みんな
みんな
アイ、レナ
レナ、フィナ
フィナ、ミミ
ミミ、テテ
テテ、アイ
で一週、と。
以前有った“休み“は無し。だ。
休みが無いのは申し訳ないが、日を開けるのは怖い。
みんな、ゴメンね?
こっちとキザマの両方を二人でってのは大変なので、
[キザマ当番] [ノサヨ当番]
1️⃣ テテ、アイ みんな
2️⃣ みんな みんな(実質シン+誰か)
3️⃣ みんな レナ、フィナ
4️⃣ アイ、レナ フィナ、ミミ
5️⃣ レナ、フィナ ミミ、テテ
6️⃣ フィナ、ミミ テテ、アイ
7️⃣ ミミ、テテ アイ、レナ
1️⃣’ テテ、アイ みんな
: : :
今日はアイの日だったので、テテ、アイにキザマ村に残って貰い、他の四人でノサヨ村に宿泊。となる。
明日はアイ、レナ、フィナ、ミミにキザマ村。テテ、俺でノサヨ村に残る。
取り敢えず、これで行こうか。問題があれば、その都度。って事で。
まずは助産師さんに挨拶を済ませた後、
キザマ村に戻ってこの事を村長に報告。
然る後に、一度迷宮に入り、キザマ村に戻る。
ここでテテ、アイを残し、ノサヨ村までワープ。ここ、結構キツい気がする。
次の日、キザマ村に戻ってテテ、アイを拾ってから、迷宮へ。
迷宮から戻ったら、テテ、レナ、フィナ、ミミをキザマ村に残して、アイと俺がノサヨ村に戻る。
その次は、テテ、ミミ、アイ、俺はキザマ村、レナ、フィナはノサヨ村だ。
俺はレナ、フィナをノサヨ村に送ってから、キザマ村まで戻る。
なんか、ややこしいな。もうちょっと簡単にならないかな?ま、その内、誰かがいい案を出してくれるだろう。
助産師さんは近くに住む、コスヤさん、という方だ。
本当に近所のおばさんだ。
成人した俺を捕まえて、「シンちゃん」とか呼びそうな人だった。
キザマ村長に報告も済ませた。当分は銭湯も一日一組限りを継続させて貰った。
キザマ村再建計画は順調らしい。出来るだけ空き時間があれば俺達も手伝うが、一応、軌道に乗ったので、あとは村人だけで何とかなるそうだ。
アイダ迷宮27階層
前回、ボス待機部屋まで来ていた。
ボスはカーブカープだ。
フォーメーションは前回と同じ。
「12時にテテ、10時にレナ、2時にフィナ、
6時にアイ、4時にミミ。
8時に俺だ」
「戦法も同じく、
俺の目眩まし魔法、
テテのフラッシュ、
フィナの鞭の捕縛、もう一度俺の魔法、
パンダ、
三剣豪、
で、フルぼっこだ」
「「「「「了解」」」」」
「ディフェンダー。ゴー!」
「オーバードライブ!ファイヤーストーム」
「フラッシュ」
フィナはボス部屋に入る前から剣を鞭状態にしている。
「レヴァンティン!捕縛!」
「ファイヤーストーム」
「
「レヴァンティン!シュベルトフォルム(剣状態)!」
「
この後、ふるぼっこで、敵は全滅した。
完封!
キザマ村自宅。
ミミとテテがレベルアップに伴い、新たなジョブを手に入れた。
ミミ 虎王 →
テテ 熊王 →
森(しん)の獣の王様に、山(さん)の獣の王様って事ね。
この世界の創造主は洒落が好きなのかね?それも、日本語通の。
晨獣旺Lv1
効果 腕力大上昇 体力中上昇 HP中上昇 敏捷中上昇 MP小上昇
スキル オーバーキル オーバーロード 白虎嵬変 猛虎硬山
燦獣凰Lv1
効果 体力大上昇 HP大上昇 防御力中上昇 腕力中上昇 MP小上昇
スキル プロテクション ハニーフラッシュ シールドバッシュ
晨獣旺のオーバーキル、オーバーロード、白虎嵬変は分かる。
猛虎硬山は何だろう?単体攻撃かな?要調査だな。
燦獣凰のプロテクション、ハニーフラッシュ、シールドバッシュもいいだろう。
「ミミ、テテの手を握ってみて?」
ミミがテテの手を握った時に、二人を鑑定すると、
「ミミ、テテ、パンダ攻撃弐って念じてみて?、呪文詠唱はしなくていいから」
「兄々、パンチとキックが選択出来るよ~?」
「パンチは
「旦那様、
何か、漢字は格好いいのに、読みはミミくさいんだよな~。
兎に角、実験は明日以降だな。
「それじゃテテ、アイ、済まないが、こちらは頼む。俺達はノサヨに向かう」
「はい、旦那様」
「行ってらっしゃいませ、主様」
「姉々、バイバ~イ」