※この作品はR-18です。

ワルキューレの迷宮騎行   作:葵翠

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059 魔道士

今日は朝レナ、昼フィナが居残りの日である。

 

 

 探索は、ノサヨ迷宮は15階層、アイダ迷宮は31階層から廻る。

 

 ノサヨ迷宮の探索は、道中敵に苦労しないにしても時間が掛かる。

 加えて、今朝はレナが居ない。パーティー内トップのDPSが居ないのだ。

 

 午前中でおおよそマップ3分の2程しか廻れなくなってきた。

 途中の小部屋に着いた所で昼休みにする。

 昼からも、ノサヨ迷宮だ。

 

 今度はパーティー内2位のDPSにして、敵を1ヶ所に纏める攻撃スキルが無い。

 フィナが居ないのも結果的にはパーティー全体のDPSが下がる。

 

 それに15階層には蜂が出る。毒だ。

 中断出来るフィナとアイ2人同時には外せない。

 

 少しフォーメーションを変更する。

 テテ12時はそのまま、レナ10時、アイ6時も動かさない。

 俺が2時に移動し、ミミはパンダの後は4時に廻る。

 レナ霊剣、俺聖剣、アイ宝槍の三剣豪は、開幕のパンダ直後と、蜂を滅した後のみに限定する。アイを中断に専念させる為だ。

 

 これで随分安定した。

 ボスのキラービーもこのフォーメーションでいけた。

 このまま、16階層に上がる。

 

 

 

ノサヨ迷宮16階層

 

 

 ここは蝙蝠。階層ハットバット、ボス、パットバット

 ここから階層敵が最大5匹になる。

 開幕パンダ、三剣豪の後は毒持ち敵にのみ気をつければ、どうと言う事はない。

 空中を浮遊しているが、開幕パンダで撃ち落とす。

 階層中間ぐらいで終了した。

 

 

 

翌日。朝フィナ、昼ミミが居残りの日。

 

 

 ボスもクリアした。

 17階層。

 階層ビッチバタフライ。

 

 

 

翌々日。朝ミミ、昼テテが居残り。

 

 

 テテ不在は大きい。ナビが無いので接敵率が落ちるし、ヘイトも安定しない。

 ミミ白虎でタンクを務めて貰う。

 結構、ヘイトが散るので、俺がサブタンクとして散ろうとする魔物を集めて、ミミの居る所まで誘導する。

 フィナも捕縛で魔物を集める助けをしてくれる。

 

 ボスのマダムバタフライも撃破した。

 

 

 

更にその翌日。朝テテ、昼アイが居残り。

 

 

 18階層。

 階層ピッグホッグ。

 ボスピックホッグ。

 

 ここはバラ肉が手に入る。周回する。

 

 

 

さらに更に翌日。

 

 

 朝アイの居残り、昼は休みの日だが、休みが多すぎる。

 コスヤさんにお願いして、全員迷宮入りする事を許して貰った。

 その代わり、その次の日、全日休みなので、コスヤさんにはお休みにして貰う事にした。

 

 午前中は18階層を周回してからボス戦。

 19階層の入口に上がってから、一旦ファリー宅に戻る。

 

 昼からはアイダ迷宮に行く事にした。

 

 

 

アイダ迷宮31階層

 

 

 しまった。ここにはハーフハーブが現れる。つまり、麻黄が獲れる。万能丸の元だ。

 ここで周回すれば良かった。

 

 そろそろボス部屋かな?と言う所で、一瞬、気が抜けていたのかも知れない。

 

 不用意に壁に手をついてしまった。

 不自然に見えない扉が開き、全員、奥に引きずり込まれた。

 

 モンスターハウスだ!!

 亀、鯉、一つ目、鳥等々・・・。

 まずいマズイ!

「全員、何処か角を取るんだ!」

 

「主様、こちらへ!」

「フィナ!出来るだけでいい、捕縛で魔物を集めろ!テテ、ミミ、俺が隕石を落とす。その間にパンダ詠唱を!アイとレナは打ち洩らしを刈るんだ!メテオクラッシュ!!」

 

 ゴゴゴゴゴ‼️

 

「オーバードライブ!」

 ブリーズストーム!螢!ファイヤーストーム!

 

「熊猫檄迅烈翔脚(ションマオスーパーキック)」

「白狼(バイセンヴォルフ)」

「斬奸改!」

「紫電一閃!」

「プロテクション。ハニー・・・」

 

「テテ!ダメよ!ヘイトを集めないで!」

 

「はい!シールドバッシュ!」

 

「白虎嵬変」

「オーバーロード!オーバーキル!猛虎硬山!」

 

「靠!」

 

 オーバードライブが切れる!

「ウォータース・・・」

 

「いけません!主様!それ以上は!!」

 

 クソッ!デュランダルに持ち替えている暇が無い!

 

「レヴァンティン!シュベルトフォルム!フルスラッシュブースト!」

 

 

 ・・・やっとこさ、全滅してくれた。

 

「みんな、無事か?レナ、皆に回復を。強壮剤も飲むんだぞ!」

 

「はい!全体手当て。漸次回復」

 

「ふぅ、何とかやったな・・・。みんな、済まなかった。俺が魔物部屋の釦を押してしまったばかりに・・・」

 

「とんでもありません。寧ろ、フルメンバーの時で良かった、と考えるべきです」

 

「ありがとう、レナ。君はいつも優しいね?」

 

「いえ、そんな・・・」

 恥ずかしがっている。可愛い。

 

 

 一気にレベルが上がった。魔法使いがレベル50を越え、魔道士を取得していた。

 

魔道士 Lv1

効果 知力中上昇 MP小上昇 精神微上昇 体力微上昇

スキル 中級火魔法 中級水魔法 中級風魔法 中級土魔法 下級氷魔法 下級雷魔法

 

 オオオ。いいね、魔道士、カッコいい~。

 魔法使いから魔道士に付け替える。

 

「アイ、魔道士の魔法のスキル名は分かる?」

 

「はい、火はバーン、水はアクア、風はウィンド、土はダート、水・土がアイス、無属性がサンダー稀に麻痺、です」

 

「そっか~間違えない様にしないとね~。バーン、アクア、ウィンド、ダート、アイス、サンダー・・・・・・ブツブツ」

 

「兄々~ドロップ品全部集め終わった~」

 

「うし、もういっちょ、行くか~」

 

 ボスのハートハーブなんて楽勝だった。

 

 

 

アイダ迷宮32階層

 

 

 全員で迷宮を廻れる内に32階層を進めておきたい。

 

 この階層ではシザーリザードが現れた。

 

 こいつもハサミさえ気を付ければそれほど脅威とはならなかった。

 

 余り迷わず、割とすぐに中間部屋まで着いた。

 テテの調子も良さそうだった。

 

 

 

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