世界への挑戦編の次の章でとある描写をしたく、その前に一度こういう話を挟んでおきたかったのですが、ジ・エンパイア戦が一番こういう描写しやすかったので。
西城 side
『日本代表、これはどうしたことか!キャプテンにして守護神である円堂、チームの司令塔である鬼道も不在!そればかりか、監督もベンチに見当たりません!』
「(まさかこんなことになるとはな...)」
俺は左腕につけられたキャプテンマークを握りしめながら、アルゼンチン代表ジ・エンパイアのメンバーを見つめていた。
俺達はあれから韓国代表ファイアードラゴンとの試合に勝利し、世界大会本選へと駒を進めることができた。そして決勝トーナメントへ進む4チームを決める予選リーグ1回戦、イギリス代表のナイツオブクイーンに勝利したのであった。
そして2回戦のアルゼンチン代表ジ・エンパイアとの試合...原作同様、円堂、鬼道、不動、佐久間が不在。そして久遠監督に響木さんの不在。
円堂がいないだけで、こんなにも不安になるんだな...改めて、円堂というキーパーの偉大さがわかった。
「立向居。厳しい戦いになるだろうが、ゴールは任せたぞ。」
「は、はい!」
だがこの立向居も円堂に匹敵する実力を持っている。
俺というイレギュラーがいて、この試合がどう転ぶかもわからない。
俺がキャプテンマークを付けている以上、この試合は俺が何とかするんだ!
「東也先輩...」
「西城さん、大丈夫でしょうか...」
「きっと大丈夫ですよ!東也先輩ならきっと...」
「ここは西城くんに期待するしかないでしょうね...」
そしてとうとう試合が開始した。
フォワードに豪炎寺、染岡、虎丸。ミッドフィルダーに俺、風丸、ヒロト。ディフェンダーに壁山、飛鷹、綱海、木暮。キーパーに立向居。
この試合、なんとしても俺たちが勝つ!
だが現実は無情だ。俺が鬼道がやっていたように見様見真似で司令塔を務めたことで、原作よりは早く連携がうまくいきだしたのだが、それでもテレスという絶対的な防御力の前に1点が遠い。
そしてその防御力があるからこその攻撃力に、1点、また1点とゴールを奪われてしまった。今大会無失点を誇るチーム相手に2失点...チームの士気もかなり下がってしまっていた。
だが立向居が魔王・ザ・ハンドを習得し、シュートを止めたことで再び気力を取り戻した俺達は、まずは何としてでも1点を奪うと決め、全員で攻撃に転じる。
そして1年生たちの活躍もあり、アンデスの蟻地獄を突破。
豪炎寺、虎丸、ヒロトによるグランドファイアによって1点を奪うことができた。
そして、原作よりも早く動けたことでここで試合終了とならず、まだ試合時間は残っている!
「俺たちが点を許すとはな...このままじゃ終わらせない!お前たち!なんとしてももう1点を取ってやるぞ!」
「「「「おう!」」」」
「まだ時間はある!もう1点、必ず奪うぞ!」
「「「「おう!」」」」
そして残り時間あとわずかの中、ジ・エンパイアのボールで試合が再開。
時間を潰すことなく攻め込んでくるジ・エンパイアに敬意を表しながら、俺たちは果敢にボールを奪いに行く。
「レオーネ!」
「っ!もらった!」
「し、しまった!」
「よし!全員上がれ!」
俺達の執念が一枚上手だったのか、ヒロトが相手のパスをカットすることに成功した。
俺は全員に上がるよう指示を出し、俺自身もゴール前へと上がっていく。
「お前ら!さっきの奴らにシュートは打たせるな!」
そんな中、テレスも先ほどのシュートを警戒しているのか、ディフェンスに指示を出す。
それによって、豪炎寺、虎丸は完全に包囲されるような状態となってしまった。
「くっ...これじゃあグランドファイアを打てない...!」
「っ....(何やってるんだ俺は!今のキャプテンは俺だろ!この試合、俺ができたことなんて何もない...豪炎寺やヒロト、虎丸、立向居...栗松や小暮、壁山たち1年があんなに頑張ってるのに...俺は...!)....ヒロト!俺にボールを!」
「っ!西城くん、任せた!」
『こ、これは!日本代表の西城、ボールを受け取ってものすごい速さでフィールドを駆け抜けていきます!』
『これはすごいですね。これほど早いドリブルは見たことがありません。ですが...』
『はい、この速さ...ほかのチームメイトはついていけていないようです!』
「さ、西城!?」
「どうしちゃったんですか、西城さん!?」
「いや...あれは...」
「なんだかわからねえが、正面から来たってこの俺は抜けねえぜ!」
「(円堂...鬼道...今さら、お前らの凄さを再認識したよ。俺なんて何の役にも立たない雑魚だって...でも...それでも!)」
「頑張って!東也先輩!」
「頑張れー!東也先輩!」
「西城さん...頑張れ...!」
「(あの子たちが見てる前で、これ以上ダサい姿を晒せるかよ!)」
「ここはとおさん!アイアンウォール!」
「うおおおおおおおおお!」
「な、なんだ!?(こいつの後ろに...ライオン!?幻覚か!?)」
俺は無我夢中で、その名前を叫ぶ。
「これが俺の必殺技!スクラッチ・レイド!」
「う、うわああああああああああああ!」
腕をクロスさせ、その後右手を大きく振りかぶって、目の前のテレスを引き裂くように右手を振りぬく。すると俺の後ろにいたライオンも同じ動作をして、爪から放たれた衝撃波はテレスのアイアンウォールを粉々に砕き、テレスも吹き飛ばす。
『な、なんということでしょう!無敵と思われたジ・エンパイアの要塞、テレス・トルーエ敗れる!日本代表イナズマジャパン!まさに眠れる獅子が目を覚ましたかのようです!』
『素晴らしいですね。しかもこれでゴール前はがら空きです!』
「このチャンス、絶対決める!」
「無敵の要塞を誇る俺たちが、何度も失点してたまるか!来い!」
「決める...!くらえ!ブレイブショット!」
「うおおおおお!ミリオンハンズ!」
「いけええええええええええ!」
「うおおおおお!...ぐっ...な、なんだこのパワーは!?うわああああああああああああ!」
『ゴーオオオオオオオオオオオオオオオオオル!日本代表、追加点!無敵の要塞と呼ばれたアルゼンチン代表ジ・エンパイアから奇跡の2得点目!これで同点です!』
『チームの危機を救う会心の一発...西城選手、素晴らしいプレーでした。』
「(これで同点...だが、ここまでのようだな。)」
俺がそう考えていると、審判の笛がフィールドに鳴り響いた。
これで時間切れ...試合終了のホイッスルだ。
俺ができたのは、同点にするまで...か。
「ハァ...ハァ...」
俺はかなり体力を消耗したのか、ゴール前に座り込んで動けなくなっていた。
そんな俺の前に、テレスが立っていた。
「ほら、立てるか?」
「ハァ...ハァ...すまんな...」
差し出されたテレスの手を掴み、引っ張ってもらってようやく立ち上がることができた。
それにしてもテレスは全然疲れてなさそうだな...ま、それだけ俺達だけ必死に攻めたってことか?
「お前、名前は?」
「ハァ...ハァ....西城....東也...」
「東也か。フン...覚えておくぜ。いいか。次は絶対に負けねえ!...決勝リーグでまた会おうぜ。」
「ハァ...ハァ....ふっ....ああ、楽しみにしてる。」
「フン!」
テレスは俺の答えに満足すると、チームの元へと帰っていった。
その後、入れ替わるように豪炎寺たちが俺のもとへと走ってくる。
「やったな、西城!」
「あれが西城さんの本気なんスね!」
「すごかったぞ、西城!」
「ハァ...ハァ......ああ、何とか同点...負けはしなかったな...」
「西城...お前...」
「ハァ...ハァ....豪炎寺....すまん....あとはまかせた....」
「西城!?」
さすがに疲れた...
俺は驚く豪炎寺の顔を見たのを最後に、意識を失ってしまうのであった。
.....
....
...
..
.
「....っ!」
目を覚まして飛び起きると、そこは日本代表の宿舎の医務室だった。
どうやらあの後、俺はここに運ばれたようだな。
「あ、起きたんですね!」
「春奈...」
「良かった...私たちマネージャーで交代で見てて...全然目を覚まさないから心配したんですよ?」
「そうか...」
チラッと時計を見ると、もう深夜の時間帯だった。
試合は午後3時から始まって、夕方に終わったから...半日寝てたんだな。
よく見ると、ユニフォームを着たままだ。
「心配かけてすまなかったな。」
「本当ですよ!...でも、先輩が無事でよかったです。」
「大袈裟だな。疲れて気を失ってただけだろ。」
「でも!全然目を覚まさないし、呼吸はしてるけど脈が弱いって言われてて...死んじゃうんじゃないかって...」
春奈はそう言いながら、涙を流していた。
そんなに俺は弱っていたのか...それは本当に心配をかけたな。
「悪かった。」
「先輩....っ....ぐすっ...」
俺は春奈を抱きしめながら、頭を撫でた。
春奈もこらえきれなくなったのか、さらに涙を流しているようだった。
「ほら...俺はもう大丈夫だし、春奈ももう休め。」
「でも...」
「いいから。....」
「....いえ!まだここにいます!」
「春奈...」
「先輩、何か隠してませんか?私には話せませんか?」
どうやら、俺が思っている以上に春奈は俺のことを見ているようだな。
悟られないよう、追い出したかったんだが...
「わかった、話すよ。......悔しかったんだ。このキャプテンマークを付けて、初めて実感した。キャプテンの重み、チームを勝利に導く責任感。今まで全部円堂が抱えてくれていたものだからな。」
「先輩...」
「俺がもっと強かったら...俺がもっと頑張ってたら....今日の試合だって勝てたかもしれない...そう考えると、悔しくて......っ.....」
気付けば俺は涙を流していた。
ここまで本気でサッカーに取り組んだのは、たぶん初めてかもしれない。
なんだかんだ今までは円堂というキャプテンがいて、豪炎寺というエースストライカーがいて、鬼道という司令塔がいて...どこか甘えていたのかもしれない。
最年長だってのに、情けねえよな....
「先輩....」
「春奈...」
「大丈夫ですよ。先輩は頑張ってました。先輩はすごかったです。」
情けなく涙を流す俺を、春奈はそっと抱きしめてくれた。
そのまま春奈はぽつぽつと喋り始めた。
「今日の試合、先輩はキャプテンとして、司令塔としてチームを引っ張ってくれました。最年長として、いつも以上に先輩は頼もしかったです。先輩は気を失ってたから知らないと思いますけど、壁山くんや栗松くんたち1年生はずっと医務室で先輩を見守っていたんですよ?それにキャプテンや豪炎寺さん、お兄ちゃんたちも...」
「あいつらが....」
「それに久遠監督と響木監督も....眠ってる先輩の頭を撫でて、よく頑張ったなって...だから先輩が気に病むことなんて何もないんです。だから...元気出してください。」
「春奈.........ああ、ありがとう.....ありがとうな。」
「よかった...元気になったみたいですね。」
「ああ...」
「ふふ.....あ、こっちも元気になってますよ?」
「っ!こ、これは...」
「ふふ♡」
「は、春奈...!」
春奈は妖艶な笑みを浮かべながら、俺のチンポをズボンの上から擦ってくる。
いろいろあって疲れもあるからか、いつの間にか勃起していたみたいだ。
「先輩...今ならみんな寝てますから♡ここでエッチしましょ♡」
「春奈...っ....だが...」
「大丈夫ですよ♡誰も来ませんから♡」
「春奈...っ!」
春奈はそのまま俺のズボンを下ろすと、あらわになったチンポを擦り続ける。
時折、笑みを浮かべながら俺を見上げてくる春奈はまるで小悪魔だった。
「っ...それ以上は....ダメだ...」
「でも、こんなに固くなってますよ♡ふふ...先輩、本当はエッチしたいですよね♡」
「それは...っ...」
「フーッ♡」
「っ!ハァ...ハァ....はるな....っ...」
「あはっ♡先輩、今日は随分と敏感ですね♡もうおちんちん、ビクビクしてますよ♡」
「っ...ダメだ...はるな...ぁ...」
疲れてるせいか、俺は春奈のなすがままになっていた。
体が動かず、春奈の手で擦られている気持ちよさから涎まで出てしまっている。
「先輩....春奈の手の中にたくさん、びゅーっびゅーっって出してください♡」
「っ...だめだ....出る...っ!」
「きゃっ♡」
春奈の手で擦られることに耐えられず、俺は思い切り射精する。
出された精液が春奈の手を飛び越え、春奈の頭に大量にかかっていた。
「っ....(やばい...なんでこんなに簡単に...)」
「ふふ♡こんなにたくさん...でも、まだまだ元気ですね♡」
「は、はるな...これ以上は...」
「大丈夫です先輩♡先輩は横になってるだけでいいですから♡」
春奈はそう言って、俺をベッドへと押し倒す。
疲れ果てている俺はそれに抵抗できず、そのままベッドに寝かされることになった。
「はるな...」
「ハァ♡ハァ♡大丈夫ですから♡気持ちよくしてあげますから♡(弱ってる先輩♡かわいい♡)」
「うぅ...はるな...っ...」
「アッ♡ンンッ♡先輩のおちんちん♡入ってきたぁ♡」
春奈は俺の上にのしかかると、そのまま騎乗位で俺のチンポを挿入する。
普段はこうやって俺が受けのような姿勢になることはないので、新鮮な気持ちにはなるが...春奈がかなりハイになってるように見えてやばい。
「アッ♡アッ♡先輩♡好きっ♡好きっ♡」
「うっ....は、はるな...っ!」
「アンッ♡アンッ♡先輩のおちんちんっ♡固くて、熱くて♡やっぱり素敵♡」
「っ...気持ちいい...っ...!」
「私もっ♡先輩のおちんちん気持ちいい♡」
「うぅ...はるなぁ...!」
「アッ♡アッ♡アッ♡(やばい♡先輩の顔♡涎垂らして、気持ちよさそうにして♡先輩を犯してるみたいで、いつも以上にキてる♡)」
春奈は興奮しているのか、腰の動きを止めず動かし続ける。
休むことなく続く刺激に、俺は頭がクラクラしてくるのを感じていた。
「っ...だめだ...はるな....もう出る...!」
「アンッ♡アンッ♡出してください♡先輩の精液♡春奈の中に出してぇ♡」
「うぅ...やばい....それっ....もう...!」
「アッ♡アッ♡アッ♡イクッ♡私も♡イきます♡」
「うっ....出る....っ!」
「あああああああああああああああああ♡」
俺は春奈の騎乗位に耐えられず、春奈の中に射精する。
その瞬間、頭の中で何かがはじけたような感覚に陥り、目の前が真っ白になった。
そして俺はそのまま意識を失うのであった。
翌朝、秋に連れられて春奈に謝罪された。
秋に随分と絞られたようで、かなり落ち込んでいたが....
たまには攻められるのも悪くないと思ってしまう俺であった。
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