※この作品はR-18です。

冒険者はつらいよ 冒険者歴10年選手の日常とエロス   作:みなぽん

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アル ディーン 本編の主人公、年齢30歳 キャリア10年の冒険者。等級は10年かかってやっとシルバー片手剣と丸盾、半弓なども器用に使う。サバイバルや罠の解除にもたけていて、簡単な魔法も使える一言で言うと器用貧乏な男。
冒険者パーティー Roseliaサバイヴァーズのリーダー

ミレーヌ エルフェンリート 年齢45歳  雪族で見た目はティーンエイジャーに見える。純白の髪の清楚系魔法騎士の彼女は一見すると清楚で優しい常識人だが愛刀雪月花から放つ剣技は凄まじい。攻撃魔法も使えるオールラウンドプレイヤー、アルとは古い付き合い。
「アルったらもっと私を頼っていいんだからね」「断ち切れ絶刀!雪月花!」
冒険者パーティー Roseliaサバイヴァーズの副リーダー 
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セルシア ミストラル 年齢81歳 エルフ族 銀の髪に、氷のように澄んだ瞳。小柄な体躯だが百発百中で獲物を射抜く弓の達人。優秀な兄弟たちのもとで育ったせいか自己肯定感が極めて低い。すぐに卑屈になっていじける癖がある。
「私の矢には正義を貫く力がある」「私はグループのお荷物ですから、邪魔になったら捨てて行ってください」
冒険者パーティー Roseliaサバイヴァーズのメンバー 
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メイベル・リングベル。年齢20歳 リーキスト教団の聖導女 聖印の刻まれた杖を抱え、柔らかな雰囲気を纏っている娘。
回復系魔法を使う、性格的にも心優しく100%の癒し系。戒律に従順でアルへ寄せる恋心に罪悪感を感じている。
「慈悲深き地母神よこのものに癒しの光を!」「ああ、女神よお許しください。私はまた淫で邪な感情を」
冒険者パーティー Roseliaサバイヴァーズのメンバー


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ヴァレリア・ラース 獣人種 31歳
フェンリルの血を宿す黒髪の女魔狼騎士。食欲旺盛な食いしん坊でグラマラスボディ!天真爛漫な性格で感情の爆発で強くなる。
基本的にいろんな欲望に対して貪欲なタイプ。強いフィジカルで巨大な鉄盾と長剣ツヴァイヘンダーを軽々と扱う重装歩兵
「お腹いっぱいになったから、私はとっても元気だゾ!(^ ^)こい!フェンリルの力見せてやる!」
冒険者パーティー Roseliaサバイヴァーズのメンバー

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リュミエール・ノクスフィリア、人間族、22歳 魔法使い
リシリオン王国の宮廷魔法使いであったが出奔。珍しい予知能力の使い手。
彼女は知っている。未来を予知する事が必ずしも幸福な未来を招かないことを。
彼女は、仲間を失いたくないばかりに時に自己犠牲的な行動に走ることがある。
「私は未来を選択することが怖いのです。大切な人、もう誰も失いたくないから。」
冒険者パーティー Roseliaサバイヴァーズのメンバー

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マルシル・チェル 15歳 ??? 雑用係
リュミエールが旅の途中に拾った身寄りのない少女。
彼女の亡き妹のマーガレットの面影がある。リュミエールの使用人、たまに冒険にもついてくる。
「私はリュミエール様に拾っていただいた命、リュミエール様のためにこの命を捧げます。」

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リディア マーカス 冒険者ギルドの受付嬢 清楚で真面目なギルドのアイドル的存在。
「冒険者に大事な事は生き残ることです。無事のご帰還をお祈りしています。」

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エリゼ バスクチュアル 素材の鑑定に詳しいリディアの同僚のギルド嬢。彼女の判定結果は、冒険者を一喜一憂させる。
「これはなかなか保存状態がいいですね。この値段で買取させていただいてよろしいですか?」
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アリステラ キュッキィ
冒険者 はやぶさのゲイツの奥さん、ゲイツの10歳年下の幼妻 白魔導士。貧乏で冴えないゲイツを支えて頑張る健気な人。

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グリムニル・フレアハート 通称 グリム ドワーフ 42歳。
燃えるような深紅の長髪を高く束ねたグラマラスな美女。名鍛治師ドヴァルの一人娘
自ら鍛え上げた魔槍。炎鍛槍《ブレイズ・アンヴィル》を所持、l槍身に刻まれたルーンにより、「打つ・突く・焼く」を同時に行える。
「アル、あたしはお前の鍛治師しだよ、どーんと頼っていいんだからね」

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サファリア・イル=ナハル アズライール教《ル=ザイード》出身の舞闘女。
魂の純潔と死後の旅装束を模した、白と金を基調とした聖舞装束。
あらゆる暗殺技に通じ、「魂に触れる手を持つ者」と評される存在。
孤児の彼女を育てたのは告死天使と呼ばれた最強の舞闘女、lおレイラ・イル=ナハル だった。
日頃はポンコツで優しいお姉さん。
「汝、死を忘れるな 」

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聖導女メイベル・リングベル 被虐の異端審問

 

聖導女メイベル・リングベル

――慈愛と懺悔のあいだで祈る少女――

 

第一章 清らかな朝は、祈りから始まる

朝の鐘が鳴るよりも少し早く、メイベル・リングベルは目を覚ます。

石造りの小さな教会、その奥に併設された孤児院。壁は古く、床板はきしむが、どこか温もりに満ちている場所だった。

彼女は簡素な白衣に身を包み、胸の前で手を組む。

「――慈悲深き地母神よ。本日も、弱き者に光を……」

リーキスト教の教義は、清貧・奉仕・懺悔。

富や名誉を求めることは戒められ、神の愛は行動によって示されねばならない。

祈りを終えたメイベルは、孤児院の台所へ向かう。

麦粥をかき混ぜながら、子供たちが目を覚ます足音を聞くのが、彼女の一日の始まりだった。

 

 

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「メイベルせんせー!」

「今日はパンある?」

「昨日のお肉、おいしかった!」

「ふふ、大丈夫ですよ。みんなの分、ちゃんとあります」

彼女は笑う。

それだけで、孤児たちの一日は明るくなる。

 

第二章 小さな教会と、溢れる愛情

孤児院の子供たちは、戦争や疫病、魔物の襲撃で家族を失った子ばかりだ。

それでも、ここでは泣き声よりも笑い声の方が多い。

メイベルは一人一人の名前を覚え、頭を撫で、怪我をすればすぐに癒しの祈りを捧げる。

「転んだんですか?……大丈夫。ほら、もう痛くありません」

淡い光が傷を包み、子供は驚いた顔で笑った。

「すげー!」

「メイベルせんせーは女神さまだ!」

「……そんなこと、ありません」

その言葉は本心だった。

彼女は自分を、罪深い人間だと思っている。

 

第三章 冒険者ギルドへ

孤児たちを見送ると、メイベルは聖印の刻まれた杖を抱え、街へ出る。

目的地は冒険者ギルド。

受付嬢のリディア・マーカスが、いつもの微笑みで迎える。

「おはようございます、メイベル様。今日もお仕事をお探しですか?」

「はい。できれば、治療や護衛の依頼を……」

「でしたらこちらを」

アル達との仕事がない時に、彼女が選ぶ仕事はいつも同じだ。

報酬よりも、安全性と、人の役に立つかどうか。

得た報酬は、すべて孤児院の食料、教材、衣服へと消えていく。

それでも、後悔はなかった。

――ただ一つの想いを除いて。

 

第四章 Roseliaサバイヴァーズ

冒険者ギルドの一角。

そこに集うのは、歴戦のパーティー。

Roseliaサバイヴァーズ。

 

「よ、メイベル。今日もクエストの帰りか?」

声をかけてきたのは、リーダーのアル・ディーン。

年齢三十、器用貧乏と自嘲する男だが、彼の背中はいつも頼もしい。

「は、はい……アルさん」

心臓が、少し早くなる。

「無理はするなよ。回復役は俺たちの命綱なんだから」

「……はい」

その何気ない言葉が、胸に刺さるほど嬉しい。

それが罪だと分かっていても。

ミレーヌがからかうように微笑む。

「もう、アルったら。メイベルに優しすぎるんじゃない?」

「そ、そうか?」

 

「アルったら下心がミエ見えよ。汝姦淫する勿れってね」

冗談めかした空気の中、メイベルは杖を強く握る。

 

――私は、聖導女。

――恋など、許されない。

 

第五章 懺悔室の闇

 

 

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夜。

孤児たちが眠りについた後、メイベルは一人、懺悔室にこもる。

扉を閉め、膝をつき、小さな鞭を手に取る。

「……ああ、女神よ。お許しください」

アルの笑顔が、脳裏に浮かぶ。

それだけで、胸が温かくなる自分が、恐ろしい。

「私は……淫で、邪な感情を……」

細い腕に、赤い線が浮かぶ。

痛みこそが、救いだった。

罰を受けなければ、彼を想ってしまう自分を赦せない。

赤い鞭痕が、白い肌に浮かび上がる。

鋭い痛みは一瞬の恍惚に変わり、また次の痛みを欲する。

「なぜ……こんなにも……」

涙が滲む瞳には、アルの笑顔が焼きついている。

屈託なく話しかけられるたびに感じる熱情。

その胸元に飛び込みたくなる衝動。

許されざる欲望。

「あっ……」

指先が自然と内腿へ滑り落ちていく。

禁断の行為と知りつつも、震える指先は止まらない。

濡れた秘裂を辿ると、甘い痺れが駆け抜けた。

「お許しください……地母神様……」

囁きながらも手の動きは激しさを増し、小さな蜜壷が音を立てて潤んでゆく。脳裏に浮かぶのは、アルの逞しい腕や首筋。

「アル……さん…」

想像の中で彼の名を呼んだ瞬間、体の奥底が収縮した。

「んっ……!」

押し殺した喘ぎが薄暗い部屋に漏れる。

月光が窓枠を銀色に染める孤児院の一室で、メイベルはさらに深みへと堕ちていった。懺悔のための鞭を放り投げ、自身の身体へと全ての意識を集中させる。

「こんなことは……いけません……」

唇を噛み締める一方で右手は乳房を揉みしだき、左手は割れ目の奥へと侵入していく。

聖布が湿り気を帯び始めると羞恥で全身が火照った。

それでも止められない欲求に戸惑いながらも従順になっていく自分に戸惑いつつも興奮していることに気づく。

(こんな私が聖職者として資格など無いはずなのに……)

そんな思いとは裏腹に快楽だけが高まっていく

「いやぁッ!!」

突然湧き上がった強い刺激で絶叫してしまう。

頭の中ではアルの顔ばかり浮かんでくる (ごめんなさい……アルさん……)

「あっ……イク❤️あぁぁ……!」

メイベルは抑えきれず零れた声と共に達してしまった。

湧き上がる深い後悔と共に余韻の中で横たわっていると窓辺からの冷たい風を感じてハッと我に返った 「私って最低……」

静寂の中に響く小さな嗚咽だけが残ったまま時間だけが過ぎていった……

 

第六章 救済を拒む依頼

 

それは、冒険者ギルドに持ち込まれた一件の依頼から始まった。

「スラムのアズライール教徒の街区で疫病が発生しました。子供たちの多くが発症して、今にも命を落とすかもしれません。」

リディアの声は珍しく硬い。

「はい。

 スラム街の下層で、疫病が発生しています。

 リーキスト教会に助けを求めたのですが……」

メイベルは小さく息を呑んだ。

 

「……断られた、のですか?」

 

「ええ。アズライール教徒は呪われた存在、ゆえに疫病は神罰。戒律に反する介入はできない”と」

 

リーキスト教の教義には、神罰への過度な干渉を戒める戒律が存在する。

病や飢えが「神の試練」と判断された場合、教会は介入しない。

「……そんな……」

指先が震える。

教会へ戻ったメイベルは、主祭壇の前に膝をついた。

彼女が垣間見たスラムの様子。高熱に苦しむ子供、命を落とした小さな骸。母親たちの泣き叫ぶ声、閉鎖されたスラムには濃厚な死の匂いが漂っていた。

「女神よ……あれは、試練なのですか……?」

思い浮かぶのは、スラムで苦しむ子供たち。

孤児院の子たちと、何も変わらない年頃だ。

――助けたい。

――癒したい。

だが、それは戒律違反。

聖導女が教義を破れば、教会そのものの権威が揺らぐ。

「……私は、聖導女……」

その言葉が、今は鎖のように重かった。

 

第七章 アルの決断

メイベルはまるで神に救いを求めるかのようにアルのもとへ行った。

「行くぞ」

アル・ディーンは短く言った。

「アルさん……?」

「放っておけるかよ。子供が病で死ぬのを、“教義”の一言で見過ごすなんて、辛いんだろう、メイベルのそんな辛そうな顔、初めて見たぜ」

ミレーヌが剣を肩に担ぐ。

「ま、そういうこと。戒律より命でしょ?」

セルシアは俯きながらも弓を握る。

「……私の矢に、正義があるなら……」

ヴァレリアは牙を見せて笑った。

「子供を泣かせるやつは嫌いだゾ!」

リュミエールは静かに告げる。

「……この未来は、変えなければなりません」

全員の視線が、メイベルに集まる。

「……メイベル」

アルは、優しく、しかし真剣に言った。

「お前はどうしたい?」

答えは、すでに心の中にあった。

「……行きます」

その声は、小さいが、確かだった。

「私は……聖導女としてではなく……一人の人間として、祈ります」

アル達はメイベルを守って、スラムへと突入する。

「メイベル様!ここは汚れた土地です。お入りになってはいけません。」

「通してください。聖導女 メイベルリングベル、私の責任で、このスラムの子供達を癒しに来たのです。」

封鎖線を張る騎士を押しのけての侵入した。

スラムは瘴気に満ち、子供たちは衰弱していた。

メイベルは、膝をつき、杖を地に突き立てる。

「慈悲深き地母神よ……どうか、どうか……!」

戒律では禁じられた、異教徒への大規模治癒祈祷。

これは神を否定する行為?慈悲の力は与えられないかもしれない。

だが、光は降り注いだ。

温かく、優しく、母のような光が。

子供たちの咳が止まり、瞳に力が戻る。

その瞬間――

聖印の杖に、聖なる紋章が浮かび上がった。

 

第八章 異端審問部の断罪

 

 

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数日後。

リーキスト教異端審問部ジャッジメントの尋問官 クズネッホは、メイベルを召喚した。

「聖導女メイベル・リングベル。貴女は戒律を破り、神罰に介入した」

クズネッホと2人の部下が彼女のもとに現れた。

「よって、異端審問にかける―ついて来なければ、孤児院ごと焼き払う」

「私は抵抗しません。手荒なことはしないでください。」

異端審問室は、光のない円形の部屋だった。

壁にはリーキスト教の戒律が刻まれ、

中央には――懺悔の床。

クズネッホを中心に三人の尋問官が座している。

「聖導女メイベル・リングベル」

「汝は、神罰と定められた疫病に介入し、

 教義第三戒“試練不干渉”を破った」

「……はい」

「さらに、未承認の奇跡を行使した疑いがある」

彼女の杖が、無造作に床へ置かれる。―あの、孤児たちを救った杖。

「答えよ。汝は、己の意思で奇跡を選んだのか?」

メイベルは、震える唇で答えた。

「……私は……目の前で苦しむ子どもたちを、」

「……私は……」声が、掠れる。「私は……ただ……助けたかっただけ、です……」

「異教徒だぞ!それが罪だと、なぜ理解できぬ?」

「聖導女メイベル、戒律を破り開き直るか!さて、悪魔も取り憑いているな!我らジャッジメントがその体に真実を問うてやろう❤️」

 

異端審問室の冷たい石床にメイベルの白衣がゆっくりと落ちた。

「聖導女様……やはり神に仕える御身でも、俗世の業からは逃れられぬようですなぁ」

クズネッホの脂ぎった声が壁に跳ね返る。三人の審問官が円形に並び、彼女の裸身を見据えていた。

 

「あっ……お願いです……そんな目で見ないでください……」

 

乳房は豊かに隆起し、白磁のような肌が汗で光る。先端の桜色の尖りは微かに震えていた。下腹部の柔毛は薄く茂り、割れ目は慎ましく閉じられている。

「ほう……なかなか美しいモノを持っているではないか」

 

一人の男が鼻を鳴らし、ニヤリと口角を上げた。

 

「聖導女のふりをして、これは誘惑の悪夢かもしれんな……」

別の審問官が言い放つと同時に、男の太い指がメイベルの右胸を鷲掴みにする。

「ひゃんっ!」

「ほら見ろ。こんなにも感じやすい体でよく聖職者が務まるものだ」

指先が乳輪をなぞり、尖った乳首を摘まみ上げる。思わず腰が跳ねた拍子に、太腿の間から透明な雫が一筋垂れた。

「ふん…いやらしい乳…なんと浅ましい」

クズネッホが吐き捨てるように言いながら近づき、今度は左胸をまさぐる。二つの掌が交互に乳房を揉みしだき、時に抓るように責め立てる。

「痛っ……やめて……くだ……さぃ……」

「痛い? 馬鹿なことを言うな。お前の体は喜んでいるぞ」

男たちの卑猥な哄笑が地下室に響く。

「ああ……ダメぇ……そこは……」

彼らの無遠慮な手が次第に下肢へと伸びていく。

クズネッホの太い指が割れ目を押し広げた時、

「いやあぁっ!」

彼女の喉から悲鳴が迸った。

「見てみろ。この淫らな花弁……神への貞操を誓った身でありながら」

「ああっ……見ないで……許して……」

クズネッホは指でメイベルの花芯を探り当てると、爪で軽く弾いた。

「ひっ!」

鋭い痺れが下腹部を貫き、彼女は反射的に内股を擦り合わせてしまう。

「何だ? 小さな蕾が腫れているではないか」

「これは……これは違います……!」

必死に否定する声は上ずり、紅潮した頬がさらに熱を帯びる。

「違わないだろう? 真に清らかな聖導女ならば、このような反応はせぬはずだがな」

一人の審問官が嘲笑しながら、両手で臀部を持ち上げた。割れ目が無防備に晒され、薄紅色の粘膜が僅かに露わになる。

「ああっ……こんなの……ひどすぎます……」

「酷い? 我々は神の意志に従い、お前の真を問うているのだ」

男の指が膣口を優しく撫で上げるたび、甘美な刺激が脊髄を駆け抜ける。

「ダメ……です……本当に……」

抗おうとすればするほど敏感になり、小粒の乳首は硬く尖りを増し、秘唇からはとろりとした蜜が滴り始めた。

「おお? 清廉潔白を誇る聖導女ともあろう者が……」

三人の下卑た視線が集まり、メイベルは己の体が裏切るような錯覚に苛まれる。つい先ほどまで子供たちのために祈っていた聖女が、今は男たちの玩具になっているという倒錯的な状況。

「私は……私はただ……」

震える声で何かを訴えようとした刹那、クズネッホの太い指がついに割れ目に差し込まれた。

「あああっ!」

内部を掻き混ぜられる度に水音が響き渡り、恥辱に塗れた快感が全身を支配していく。理性では拒否しても肉体は正直に反応し、その矛盾が彼女を狂わせた。

「どうだ? 気持ちいいか?」

耳元で囁かれると同時にクリトリスを摘まれ、稲妻のような悦楽が駆け巡った。

「あぅっ♡」

思わぬ甘い悲鳴に男たちは勝利の笑みを浮かべる。

「認めろ……本当のお前を」

「わ……私…は……」

呼吸を乱しながらも辛うじて言葉を紡ぐメイベルに対し、他の二人も加わり三方向から同時攻撃が始まった。

一人の男が舌先で乳首を舐め上げると同時に両側から太腿を持ち上げられM字開脚させられる屈辱的な体勢となる。

「これが聖導女の姿か? なんと情けない有様だ」

嘲弄とともに指の動きが加速され愛液が溢れる。

「イクんだ!しかるのちに我らの聖なる肉槍で串刺しにしてやろうぞ!」

「だ……だめ……これ以上は……」

最後の抵抗虚しく、三人の男達が一斉にペニスを取り出した。…

冷たい石床に横たわるメイベルの豊かな乳房と滑らかな曲線を描く腹部が露わになっていた。

「さて、聖導女。証明してもらおうか」

クズネッホが下卑た笑みを浮かべ、三人の審問官が彼女を取り囲む。

「や、やめてください……」

震える声で訴えるメイベル。だが、その哀願は逆に男たちの嗜虐心を煽るだけだった。

一人の審問官がメイベルの右腕を押さえつけ、もう一人が彼女の左足首を掴む。そして、クズネッホはゆっくりと彼女の太ももを広げさせた。

「いやっ……!」

羞恥に顔を赤らめるメイベルの濡れた秘部が緊張と恐怖で震えていた。

「ほう……芳醇な蜜をたたえて男を誘っているな。」

クズネッホはにやりと笑い、メイベルの割れ目へ指を這わせた。

「ひっ!」

敏感な部分に触れた瞬間、彼女の身体が大きく跳ねる。

「や、やめて……」

懇願するメイベルを無視し、クズネッホはさらに執拗に愛撫を続ける。陰核を指で捏ねくり回したり、膣口をなぞったりする度に、彼女は小さく喘いだ。

「んんっ……やぁ……」

必死に耐えるメイベルだったが、やがて限界が訪れてしまった。ビクンっと腰を突き出し、大量の潮を噴出させてしまったのである。

「や、、ああ、、イク❤️」割れ目が潮吹き床を濡らす

「おおっと! これは随分と派手にイキましたねぇ」

愉悦に満ちた表情で嘲笑する三人の審問官。絶頂を迎えたばかりの彼女に向かい合い、一斉に勃起した陰茎を見せつける。

「そ、そんな……」

涙目になりながら後退ろうとするメイベルだが、背後には壁があるため逃げ場はない。そして、ついにクズネッホの巨根が一気に挿入されたのである。

「あぐぅ!?」

突然の衝撃により悲鳴を上げる彼女であったが、それも束の間のことであった。すぐに快楽に支配されてしまい、自ら積極的に腰を動かし始める。

パンッ!パァン!!という肉同士がぶつかり合う音と共に結合部から愛液が流れ出していく。

「あぁ、お願いだから許してください。こんなことひどすぎます。」

「ふん!まだ聖導女の皮を被っているのか?媚薬を塗り込んだちんぽでアヘリ狂わせてやる。」

「そんなものを使われたら……私はもう……」

しかし、もはや逃れる術はなかった。クズネッホの巨大なペニスが改めて彼女の入口に触れると同時に強引に押し入ってくる。

「ぐぅ……ううっ……あっ……」

苦悶の声を上げつつも受け入れざるを得ない状況に追い込まれてしまった。

「どうだ?気持ちいいか?」

容赦なくピストン運動を繰り返す男に対し、涙を流しながら必死に耐える姿はあまりにも惨めである。

「そ、そんなことはありません!私は絶対に負けたりしません!」

凛とした声で言い放つものの、その表情は既に快楽に蕩け切っていた。

「ははは!強がる割には随分と感じているようだな」

「ち、違います!これは媚薬のせいであって……」

羞恥心と悔しさで唇を噛むメイベルだったが、その反応を見た男達は次第に調子づいてきた。

「ならばもっと強く突いてやる」

宣言通り激しい抽送が始まった途端、子宮口まで届くような突き上げを受けて喘ぎ声が止まらなくなってしまった。

「だめぇ!そんなとこ、ダメです。」

半狂乱になりながら懇願するも聞き入れられるはずもなく、むしろ益々激しさを増すばかりだ。

「だめ、神よお許しください、ああ、犯されてイク、イっちゃう!おかしくなっちゃう〜〜」

膣内の敏感な部分を擦られ続けるうちに絶頂感が高まっていく!

(だめっ!このままじゃ本当に壊れちゃう!!)

「イケよ。神に代わって裁いてやる!中だしだ!」クズネッホが叫ぶ。

「いや……だめぇ!!!」

ビクンッ! 一際大きな痙攣と共に大量の潮を吹き出すメイベル。

それと同時に膣内が激しく収縮し精液を搾り取ろうとするかのように蠢き始めた。

「うおおっ射精るっ!」ドビュッドビュッドビュッ! 大量の精子が放出される。

その衝撃で再び絶頂を迎えてしまったメイベルは放心状態になり、ぐったりとして動かない。すると、今度は別の男が覆いかぶさってきた。今度はバックから挿入され激しく突き上げられる!

「ああんっ♡あっあっあっ♡」

もはや抵抗する気力もなくされるがままになってしまう彼女。

「ほら、俺のちんぽをしゃぶってもらおうか。この淫売聖導女!」

口にチンポをぶちこまれ、メイベルは啜り泣く。

「んんっ……ぷはぁ……ゲボ、、や、やめてください……」

涙目になりながら訴えるメイベルだが、当然聞き入れられるわけがない。三人目の男が彼女の頭を掴み、無理やりフェラチオさせ始める。

「んぐっ……んん~ッ!」

喉奥まで突き入れられ嘔吐感に襲われるが、構わず抽送を続ける。その間も他の二人はそれぞれ上下左右に腰を振り続け、休む暇を与えない。

「あぐっ……んん~っ!!」

涙を流しながら耐えるしかないメイベルだったが、やがて限界が訪れた。膣内で射精された瞬間、盛大に潮を吹き出して絶頂を迎えたのである。

「や、、イク、、だめ、、ああ!」

しかし、それで終わりではなかった。

「くそ!、おら!聖導女の口に中出し!」ドビュッドビュッドビュッ!

「あぁ!だめっんんんんぐううう、、おげおええええ」

口内に放出されたザーメンを飲み込むことも出来ず吐き出してしまう。

「ごぼ、がはっごほ、、やめてくださいぃいいいっ!!」

泣き叫ぶメイベルの哀願など無視して凌辱は続く。

それから男たちは、彼女の口と割れ目に、何度も精液を吐き出した」

「聖導女というより性導女だな、こいつは!」ボロ雑巾のように横たわる彼女を見下しながら男たちは笑った。

 

第九章 解放

その頃、冒険者ギルドでは、噂が広がっていた。

「聖導女が異端審問だと?」

「……あの子が?」

アルは、無言で拳を握る。

「……ふざけるな」

ミレーヌが、静かに剣を撫でる。

「宗教ってのは……人を救うためにあるんじゃないの?」

リュミエールは、青ざめた顔で呟いた。

「……このままでは彼女が、壊れてしまう……」

独房の中。ボロボロの体で、彼女は横たわっていた。メイベルは、かすかな光を見つめていた。

「……女神リーキストよ」声は、弱い。

「もし……私が聖導女でなくなっても……」

小さく、しかし確かに。

「……それでも、人を愛することだけは……許してください……」

その祈りは、もはや誰にも届かない祈りかに思われた。

 

しかし、彼女のことを思う者たちは黙ってはいなかった。

 

「……戦えば、楽だ」

 

アル・ディーンはそう呟いた。

 

異端審問の噂が確信に変わった夜、

彼の手は自然と剣の柄に伸びていた。

だが――握らなかった。

「メイベルが望まない」

それだけが理由だった。

彼女は、暴力で救われることを拒む。

祈りと、人の心で世界を変えようとする少女だ。

「なら……俺は、別のやり方で行く」

アルは、ギルドを出た。

アルは、Roseliaタウンを歩いた。

孤児院の前で立ち止まり、

パン屋で、鍛冶屋で、酒場で、広場で――

一人ずつ、人に話しかけた。

アルの仲間たちも、手分けして、人々に伝えた。

「知ってるか?あの孤児院の子ども、誰が育ててると思う?」

「怪我した時、誰が無償で治してくれた?」

「お前の親父の葬儀で、最後まで祈ってくれた聖導女は誰だ?」

最初は戸惑い、やがて怒り、最後には――思い出す。

「あ……」

「あの子か……」

「……あれを異端扱いするってのか?」

噂は、怒りへと変わった。

 

冒険者ギルドの前。「行くわよ、アル」

ミレーヌが剣を背負う。

「剣は抜かない。でも、背中は見せる」

セルシアが弓を握る。

「……私、声を上げるのは苦手だけど……今回は……黙れない」

ヴァレリアは拳を鳴らした。

「腹立つ話だゾ!メイベルは、街の仲間だ!」

リュミエールは、静かに言った。

「この未来は……“皆で立つ”未来なら、救われます」

冒険者、商人、職人、母親、老人、子ども。

誰もが知っていた。

メイベルリングベル――あの白衣の聖導女を。

中央大聖堂。

その門の前に、人が集まった。

百人。二百人。

やがて――千を超える群衆。

怒号はない。武器もない。

あるのは、声だけ。

「聖導女メイベルを返せ!」

「祈りを罪にするな!」

「子どもを救っただけだ!」

その中心に、アルが立つ。

「――彼女は、異端じゃない」

その声は、剣よりも強かった。

「俺たちの街を、俺たちの命を、祈りで守ってきた人だ!」

沈黙。

そして――門が、開いた。

高壇に現れたのは、白髪の法王だった。

群衆を見渡し、深く息を吐く。

「……これほどの声が、教義に背くはずがない」

法王は、はっきりと告げた。

「聖導女メイベル・リングベルに対する異端容疑は、ここに撤回する」

歓声が、爆発した。

だが、法王は続ける。

「さらに――異端審問の過程において、不当な取り調べを主導したクズネッホ司教を即時更迭」

ざわめき。

「信仰は、人を縛るための鎖ではない。人を救うための、灯火だ」

その言葉は、教義を越えた宣言だった。

重い扉が、開く。

薄暗い回廊から、

一人の娘が、よろめきながら現れた。

「……?」

メイベル・リングベル。

痩せ、憔悴し、

それでも――人を想う瞳だけは失われていない。

「……皆……さま……?」

一瞬の静寂。

そして――

「メイベル!!」歓喜の声が、聖堂前の広場を揺らした。

子どもたちが駆け寄り、大人たちが泣き、冒険者たちが笑った。

アルは、彼女の前に立つ。

「メイベル……迎えに来た」

メイベルの目から、涙が溢れた。

「……アル……さん……私……怖くて……」

アルは、優しく肩に手を置いた。

「もう、終わりだ、Roseliaタウンに帰ろう。俺たちの街に」

聖導女は、街の中へ

その日、Roseliaタウンは祝祭に包まれた。

教会の鐘が鳴り、孤児院には花が溢れ、人々は笑い、語り、祈った。

メイベルは、壇上で深く頭を下げる。

「……私は、皆さんに救われました」

そして、顔を上げ、微笑む。

「これからも……祈り続けます。聖導女として いえ、この街の一人として」

拍手と歓声。

アルは、少し離れた場所でそれを見つめ、静かに呟いた。

「……ああ。それでいい」

一人の娘が、祈る自由を取り戻した。

 

エピローグ

聖なる夜に 清らかな血の契約

地母神の祝福は血に宿り 祈りは褥に燃ゆ

濁世の罪咎 拭うはただひとつの接吻

―古代聖典『愛の贖罪篇』より

 

その夜、聖堂の鐘が最後の音を響かせたあと――

メイベルは孤児院の自室にひとり残った。

窓辺で揺れる燭台の灯りが、波打つベールを蒼白く浮かび上がらせている。

彼女は静かに十字架を胸に当てた。

「……主よ どうかこの穢れを洗い清めたまえ……」

かつて信徒の前で唱えた祝詞が、いまは呪詛のように重かった。

「クズネッホ」

名を口にした瞬間、背筋を悪寒が走る。

尋問室で剥かれた肌の感覚――脂ぎった指が乳房を蹂躙し

腐臭を帯びた舌が秘裂を舐め尽くした記憶が鮮血のように蘇る。

「わたしは……娼婦と同じです……」

涙は出なかった。ただ乾いた笑いが喉を灼いた。

(もう……聖導女に戻れない……)

 

 

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不意にノックの音がした。

扉を開くと、アルが立っていた。

鎧も剣も外し、ただの青年の装いで。

「……寝てたか?」

「いいえ……少し考え事をしていました」

嘘だ。考えたのではない。震えていただけだ。

アルは黙って室内に入り、燭台の炎をじっと見つめた。

「今日……よかったな」

「はい……皆さんのおかげです」

「違う。お前の勇気が勝ったんだ」

その言葉に、メイベルの胸が引き裂かれる。

「勇気なんかじゃありません……わたしはただ……逃げなかっただけで……」

声が詰まる。涙が溢れた。

「私は……もう……清らかじゃないんです……」

「なぜ?」

「……審問室で……クズネッホ司教に……」

言葉が途切れる。その先は、汚泥にまみれた地獄の記憶。

アルの眉間に深い皺が刻まれた。

「メイベル ここから先は 誰にも聞かせなくていい」

低い声だった。けれど鉄のように硬かった。

「俺にだけ話してくれ。全部だ」

その瞬間 彼女の魂が崩れた。

「彼の……指が……私の体を這い回り……」

声は震え 言葉は支離滅裂になった。

「舌が……私の一番大事なところを……舐め……犯し……そして……!」

「もういい」

アルが優しく肩を抱いた。

「これ以上は 俺が嫌だ」

温かい手のひらが、凍えた骨を溶かすように馴染んだ。

「犯され穢された…私は……もう……聖女なんかじゃ……」

「お前は聖女だ」

強い断言だった。

「神が決めたんじゃない。この街の子どもたちが決めた」

燭台の炎が大きく揺れた。

「それに……俺が決めた」

メイベルの瞳に映るアルの影がゆらゆらと歪む。

「お前は 汚れてなんかいない」

その言葉と同時に アルはそっと彼女をベッドへ導いた。

月光がカーテン越しに白いシーツを濡らす。

メイベルはベールを脱ぎ落とし アルを見上げた。

「怖くないのか?」

「あなたが……相手なら……平気です」

アルは長いため息をつくと 祈るように彼女の額に口づけた。

「今日からは 新しい祈りをしよう」

「どんな……祈りですか?」

「愛と赦しの儀式だ」

そう言って 彼はメイベルの衣を一枚ずつ解き放った。

聖導女の白衣が無垢な花弁のように散り落ちる。

月下に浮かび上がる 無防備な肢体。

クズネッホに汚されたはずの肌が 不思議な輝きを帯びていた。

アルはまず その頬に触れた。

「泣かなくていい。メイベルは俺の女だ!それを思い出させてやる」

掌で額から首筋へ 首筋から肩へ。

(この人は……壊れものを扱うみたいに……)

次に唇が 胸の谷間に触れた。

聖職者の証である金環が静かに外される。

「聖導女が、、こんなこと…」

「いまはいいんだ」

優しい愛撫が鎖骨をなぞり 乳房を包む。

「この胸を穢した奴はもういない」

「ああ……」

心地よい疼きが湧き上がる。

彼の指が乳頭を摘まむと 清らかな吐息が漏れた。

「聖母みたいだ」

「違います……私は……」

「違わない」

アルは跪き 両手で彼女の膝を割った。

夜露に濡れた蓮の蕾のような秘処。

「ここも……癒すからな」

暖かな息がかかり 細い指が内腿を登る。

「……んっ……」

拒むべきなのか 求めているのかわからない。

ただ本能が疼いた。

(アルさんが欲しい……)

舌先が小さな粒を弾く。

「んっ!」

背筋が弓なりにしなる。

クズネッホに弄ばれた場所が 今 新たな快楽で塗り替えられていく。

「痛かったか?」

「いいえ……すごく……温かい……」

アルは顔を上げると 額に汗を滲ませた。

「俺もだ」

彼の雄々しいものが 天を向いていた。

「あなたの……もの……」

メイベルはそれを両手でそっと包み込んだ。

「私も……奉仕したいです」

唇が熱塊を捕らえる。

(これが……アルさんの……)

舌で輪郭をなぞり 吸い上げ 唾液で潤す。

「メイベル……!」

呻き声とともに 先端から透明な蜜が溢れた。

(私で感じてくれてる……)

嬉しさが込み上げる。

やがてアルは彼女を仰向けにし 両脚を肩にかけた。

「行くぞ」

「はい……来てください……」

硬いものが割れ目を押し開く。

「ん……くっ……」

初めてではないのに なぜか新鮮な痛みが走った。

「息を吸え!楽にしろ、俺の形を刻み込んでやるっ」

言われるまま深呼吸すると 圧迫感が少しずつ快感に変わる。

(私の中……彼でいっぱいになっていく……)

奥へ進むたび 背筋が震えた。

そして完全に埋没したとき――

「ああっ!」

快感の爆発があった。

(神様……これが愛の祈りなんですね……)

アルがゆっくり動き出す。

「動くぞ」

「はい……どうぞ……」

引き抜かれ 突き入れられるたび 星屑のような閃光が走る。

「気持ちいいか?」

「はい……すごく……幸せです……」

ベッドが軋む音と 二人の呼吸と 粘膜の奏でる水音。

「イク……もうすぐ……」

「わたしも……いっしょに……」

絶頂への階段を二人で昇る。

「メイベル……!」

「アルさん……!」

白い閃光が視界を埋め尽くし 同時に果てた。

長い静寂のあと アルは優しく彼女を抱きしめた。

「これで……赦せるか?」

「はい……ありがとう……」

朝焼けが 二人の肌を茜色に染めるころまで

メイベルはアルの胸に寄り添っていた。

「ねえ……アルさん」

「なんだ?」

「もし……またわたしが怯えたら……」

「何度だって抱くさ」

聖導女は微笑み 彼の頬に口づけた。

「あなたは私の騎士です」

「お前は俺の祈りだ」

窓から射す朝日が ベッド上の二人を黄金色に彩った。

新たな一日が 静かに幕を開けた。

 

番外編 クズネッホの最後

夕暮れの酒場に、

鈴の音がひとつ、またひとつと落ちていく。

 

白い布が翻り、

金の装飾が灯火を受けて柔らかく煌めいた。

 

両腕を天へ掲げ、静かに息を吸う。

しなやかに腰を振り、煽情的でありながらも、どこか神聖な舞。

 

酒場の視線を集めながら、

彼女は音もなく、空気を支配していく。

 

サファリア・イル=ナハル

 

アズライール教文化圏、

南方砂海沿岸都市国家《ル=ザイード》出身の舞闘女。

 

魂の純潔と死後の旅装束を模した、

白と金を基調とした聖舞装束。

あらゆる暗殺技に通じ、

アズライール教で「魂に触れる手を持つ者」と評される存在。

サファリアは孤児だ。幼い頃、家族を失い、アズライール教の暗殺教団に拾われた。死を恐れ、夜ごと泣き叫ぶ彼女の手を取ったのが、かつて告死天使と呼ばれた最強の舞闘女、lおレイラ・イル=ナハル だった。

 

 

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疫病。

スラムを襲った死の波は、

彼女から多くの友人を奪った。

目に見えない死の前では、彼女の暗殺術も無力であった

そして、彼女を絶望から救ったのは、白衣の聖女の祈りだった。

「慈悲深き地母神よ……」

言葉も、宗派も違う。

それでも、

その祈りは、確かに命を繋いだ。

彼女はその名を覚えている。

――メイベル・リングベル。

 

知ってしまった企み

失脚した司教クズネッホ。

酒場の片隅で、彼は吐き捨てるように笑っていた。

 

「……聖導女だと?守られているうちが華だ……」

 

酒に酔った舌は、余計なことを語る。

 

「孤児院……あいつが留守の時に、火をつけてやる

 あの小娘が守っている“宝物”を……壊してやればいい……」

 

その言葉を、

サファリアは聞いた。

 

舞の最中、

鈴の音の奥で、すべてを聞いていた。

 

――あの祈りを、

――あの優しさを、

――奪わせはしない。

 

それが、彼女の選択だった。

 

告死の舞

 

鈴の音が、近づく。

 

ひとつ。

またひとつ。

 

クズネッホは眉をひそめた。

 

「……なんだ?

 踊り子か……?」

 

彼女は答えない。

 

舞は、祈りであり、送別だ。

 

サファリアは、腰の内側に隠した

ごく短い短剣を、指先に収める。

 

その刃は、装飾もなく、

ただ――正確に命を断つためだけの形。

 

一刺し

 

彼女は、舞の終わりに近づく。

 

身を翻し、

距離は、呼吸ひとつ分。

 

そして――

一瞬。

 

刃は、

肋骨の隙間から、

正確に心臓へ。

 

音はない。

血も、ほとんど流れない。

 

それは、

“殺し”ではなく、

旅立ちを早める処置だった。

 

サファリアは、耳元で静かに告げる。

 

「……汝、死を忘れるな」

 

そして、かつて師が教えた言葉を、

自分の祈りとして続ける。

 

「……されど、恐れるな」

 

クズネッホは、

何かを言おうとして、

そのまま――静かに崩れ落ちた。

 

夜の終わり

 

鈴の音が、最後にひとつ。

 

サファリアは、舞を終える。

 

酒場の客たちは、

ただ“酔い潰れた男”を見ただけだった。

 

誰も、裁きを見ていない。

誰も、断罪を知らない。

 

それでいい。

 

 

夜風の中、

サファリアは歩きながら空を仰ぐ。

 

遠い異国の街。

そこに、小さな教会と、孤児院がある。

 

「……ありがとう、聖導女」

 

声に出さず、そう告げる。

 

彼女は、信徒ではない。

だが――

祈りを守る者だ。

 

鈴の音が、砂のように夜へ溶ける。

 

その夜、

メイベル・リングベルの未来を脅かす影は、

誰にも知られぬまま――

確かに、消え去った。

 

 

 

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