※この作品はR-18です。

冒険者はつらいよ 冒険者歴10年選手の日常とエロス   作:みなぽん

43 / 63
ベルセルクなお母さん ノエル親子 VS 寄生獣に支配された村!

◆ ノエル・ペンテシレイア

• 種族/年齢:アマゾネス/34歳

• 異名:「殺戮の旋風」

• 人物像:

息子を守るため王国を脱走。現在は酪農で生計を立てる母。

 

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◆ カイン・ペンテシレイア

• 年齢:15歳

• 職能:魔法戦士志望

• 人物像:

マザコン気質。剣も魔法も中途半端だが成長途上。

 

 

 

プロローグ ― コケモモの森の声

 

山岳地帯の開拓村。

春の雪解けが終わったばかりの、まだ冷たい午後だった。

 

十一歳の少女、エウロパは籠を抱えて森に入っていた。

赤く熟れたコケモモを摘むのが、彼女の役目だった。

 

「お父さん、今日はたくさん取ってくるね!」

 

父は病で寝込み、母は畑を守っている。

だから、エウロパは頑張りたかった。

 

小さな手で、一粒ずつ実を摘みながら、彼女は鼻歌を歌う。

村の子供たちの中でも、いちばん明るい声だった。

 

その時。

 

――かすかな声が聞こえた。

 

「……お嬢ちゃん」

 

エウロパは顔を上げた。

 

風の音?

鳥の声?

 

違う。

 

確かに、誰かが呼んだ。

 

森の奥から。

 

「……こっちだよ」

 

エウロパは迷った。

母は言っていた。

 

森の奥には行くな。昔の魔族との戦の名残がある。

 

でも。

 

声は優しかった。

 

まるで、おじいちゃんみたいに。

 

「この下に……宝があるよ」

 

宝?

 

胸がドキン、と鳴った。

 

「持って帰れば、お父さんもお母さんも喜ぶよ」

 

エウロパの足が、勝手に動いた。

 

父の笑顔。

母の驚く顔。

 

それが見たかった。

 

森の奥は、急に静かだった。

鳥も鳴かない。風も止まる。

 

やがて、小さな石の祠が現れた。

 

苔むした古い祠。

誰も祈らなくなった、忘れられた神様の家。

 

声は、その下から聞こえた。

 

「石をどかして……」

 

エウロパの手は震えた。

 

でも。

 

「宝だよ」

 

その言葉が、背中を押した。

 

彼女は、小さな力で石を動かす。

重かった。何度も滑った。

 

やっと動いた。

 

下には、古い壺があった。

 

封印の縄が、黒く腐っている。

 

「開けて……」

 

エウロパは、蓋を持ち上げた。

 

その瞬間。

 

中から、ぬるり、と何かが動いた。

 

黒く、濡れた、巨大なヒルのようなもの。

 

白い歯のない口。

ぬめる体。

音もなく、彼女の腕に巻きつく。

 

エウロパは叫んだ。

 

「いやあああああ!!」

 

籠の中のコケモモが、地面に散らばる。

 

赤い実が、土に潰れた

エウロパの叫び声が森に吸い込まれていく。逃げようにも、黒い塊が彼女の細い腕に巻きつき、蛇のように締め上げる。

 

「離してっ!お願い!」

 

涙が頬を伝う。その雫すら黒いヒルの表面で蒸発していく。ヒルは無言。

ただ蠢きながら、ゆっくりとエウロパの服の隙間に触手を忍ばせていく。

 

 

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(気持ち悪い……!)

 

冷たいヌメりが肌に触れ、反射的に身をよじる。しかしヒルの触手は思いのほか強靭で、逆にエウロパの動きを助長するかのように彼女の胴体に巻き付く。

 

「いやっ!やめて!」

 

必死の抵抗も虚しく、一本の長い触手がエウロパの内腿を這い上がる。

 

 

湿気を帯びた肌が粟立つ。不意に触手の先端が開き、細かい突起を持つ口のような器官が露わになる。その中央部からは透明な液体が垂れ落ちる。

 

「ひぃ……?」

 

それまで痛みばかり感じていたエウロパだが、突然全身を覆うような痺れが走る。液体に触れた部分が燃えるように熱くなる。恐怖とは違う甘い疼きが、脳髄まで届く。

 

「な……何これ……?」

 

黒い触手がさらに深く這い寄り、敏感な箇所へ迫る。本来なら拒絶すべきなのに、エウロパの身体は奇妙に弛緩していた。

催淫効果のある体液が全身を支配しつつあるのだ。

 

「あっ……ん…」

 

漏れる声が変わり始める。

苦痛ではなく、陶酔。ヒルは機を見計らい、太い触手を器用に操作して彼女の秘裂へ滑り込ませた。

 

「!?」

 

初めての侵入。痛みよりも強烈な熱感が股間から腰骨へ突き抜ける。同時に大量の催淫液が内部へ注ぎ込まれ、肉壁を激しく刺激する。

 

「いや……嫌なのに……どうしてこんな……」

 

理性が警告を発しても、肉体は正直だった。愛液が溢れ出し、触手を受け入れるように収縮が始まる。エウロパ自身も自分の身体の変化に戸惑う。

 

「助けて……でも……もう……」

 

心の葛藤と裏腹に、膣は触手を貪欲に飲み込んでいく。内部で蠕動運動が始まり、強制的な射精が近づいていることを示唆する。ヒルの本体が波打ち、一層強く締め付けを強めた。

 

「出すぞ……人間の娘よ……」

 

低く濁った声が脳内に響く。まるで意識を直接侵す呪文のように。同時に膨大な量の粘液が噴出される。温かい奔流が子宮口へ叩きつけられ、その衝撃でエウロパは絶頂を迎える。

 

「ああぁ───!!」

 

弓なりにしなる身体。四肢の自由を奪われたまま、断続的な絶頂の波に晒される。魔物の精液は純粋な毒であり媚薬。一度味わえば忘れられない禁断の快楽だ。

 

数分後、ようやく触手が引き抜かれた。ポッカリ空いた穴から白濁した混合液が滴り落ちる。エウロパは放心状態で地面に横たわり、荒い息だけを繰り返していた。

 

「次は……中に入ろう……」

 

ヒルが囁く。小さな黒い個体が無数に分裂し始め、それらがエウロパの体内へ入り込む。肛門から潜入したものや乳房の谷間へ潜むもの。最も大きな一個体は再び女性器を目指す。

 

「いや……もう……」

 

弱々しい抵抗。しかしその声にもわずかな期待が滲んでいた。既に身体は屈服し、これから始まる更なる陵辱を予感しているのだ。

エウロパの唇が自然と開き、口腔へ招き入れられる新たな触手を迎える。最初は躊躇していた舌が、いつしか積極的に絡みつくようになっていた。

 

「チュッ……ンフ……」

 

甘美な水音を立てながら吸い上げる。喉奥を刺激する生臭い体液の味さえ、今では至高の蜜だ。舌先で器用に粘膜を擦りながら吸引する彼女の表情は恍惚そのもの。涙が乾いた頬には紅潮した笑みが浮かんでいる。

 

「美味しい……もっとちょうだい……」

 

かつての純朴な少女は消え失せ、ここにいるのは淫蕩な肉奴隷だった。触手が喉を塞ぐほどの深さまで押し入ると、彼女は自主的に頭を前後に揺すり始めた。

フェラチオと呼べるレベルを超えた強制口淫にも関わらず、エウロパの瞳は情欲に潤んでいる。

 

 

一方で下半身の方でも凄惨な光景が広がっていた。数匹の黒いヒルが膣腔内で共食いを始めているのだ。狭い空間で競争する彼らは互いの柔組織を喰らい合いながら成長していく。

結合した断片同士が次第に一つの巨大な存在へ統合されていく様は異様な生命進化を見せていた。

 

「グゥッ!?」

 

突如エウロパの腹部が歪に膨らむ。腸内で育った異形が腸壁を突き破らんばかりに暴れているのだ。排便とは異なる激痛に悶えながらも、彼女は従順に受け入れていた。むしろこの破壊こそが最高の快楽だと錯覚している。

 

「出してぇ……全部出して……!」

 

その叫びと共に、膣内の異形が臨界点を超え爆発的に肥大化した。限界まで引き伸ばされた陰唇から血色の汁が飛び散る。それは尿とも経血ともつかない混合液──俗に言う「血尿」そのものだった。鮮やかな赤と粘度高い白濁が混ざり合う光景は狂気じみて美しい。

「ア゛ァァァ!」

獣じみた喘ぎ声を上げつつも、エウロパの顔には満足げな微笑みが刻まれていた。ついに一つとなった肉塊が膣道を通って外へ排出される。産卵行為にも似た壮絶な産み落としに、彼女は失神寸前の絶頂を迎えていた。秘所から溢れる大量の体液と血液の海に沈みながら。

こうしてエウロパは完全にヒルと一体化した。表面上は普通の少女でも体内では異形が蠢動しており、いずれ完全支配下に置かれることだろう。しかし今はただの雌肉として快楽に溺れ続けるのみ……。その股間から流れ出す赤黒い蜜河が全てを物語っていたのであった。

森の小道を歩むエウロパの足取りはふらついていた。血色の悪い肌に薄く脂汗が光り、ときおり腰を振るような卑猥な姿勢を見せる。その股間からは白濁と鮮血が入り混じった分泌物が糸を引いていた。

「……みんな……待ってる……」

呟きは夢見心地のよう。

 

かつての陽気さとは全く異なる妖艶な笑みを湛えながら、彼女は村へと向かった。

 

鍛冶屋ルンガイ

 

まず目に飛び込んだのは鉄打ちの炎。

鍛冶屋のルンガイは四十路の巨漢で、毎日炉の前で汗を流していた。

「おい、エウロパじゃないか?そんな恰好でどうした?」

作業着が煤で黒ずむ逞しい体躯に思わずエウロパは目眩を覚える。

 

「おなか……痛くて……」

そう言って股間を押さえれば、無垢な少女の演技は完璧だった。実際には子宮内で蠢く寄生虫が内側から腸壁を押し上げていたのだが。

 

「そりゃいかん!医者呼んでくるからここで休んでろ」

 

奥の粗末な休憩室へ案内される。炉の熱が残る室内に鉄と汗の臭いが充満している。ここで充分だ。

ベッド代わりの藁束の上に横になると、彼女はわざとらしくスカートを乱した。

 

「お願い……私を可愛がって…ルンガイさん……」

涙声の懇願。しかし瞳孔は異様に拡大し、発情期の牝猫じみた表情。ルンガイの喉仏がごくりと動く。

「馬鹿言うんじゃない……」

そう言いながらも、作業着のズボンを脱ぎ始める男。少年時代から知る少女への罪悪感と淫靡な誘惑が鬩ぎ合っていた。結局、欲望が勝った。剥き出しの女陰から滴る異様な体液にも気づかぬほどに。

 

「ダメェ……こんなことしたら……私…赤ちゃんできちゃうかも……」

 

喘ぎながら拒否を演じつつも、自ら尻を高く掲げる。幼い子宮へ容赦なく打ち込まれる剛直。

抽送のたびに結合部から噴き出すのは愛液だけではない。

 

 

「ンンッ!もっと……奥までぇ!」

 

絶頂寸前に彼女は体内から孵化させた小型寄生虫を放出。ルンガイの尿道を逆流しながら侵入した。

 

「ア゛!?」

睾丸内で暴れる異物に絶叫しながら射精。その種子を飲み干しながらエウロパは嘲笑う。

「ザーメンと一緒に私の種もプレゼント♡」

 

 

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毛織職人マーズ

続いて向かったのは織物工房。

中年のマーズは独り暮らしの孤独を紛らわすため常備酒を飲んでいた。

「親方~♪新作のショール見せてくださいっ」

媚びた口調で編みかけの布を広げる彼女。しかしすぐに膝を付き、「くらくらするぅ……」と倒れかかる。

柔らかな胸部が職人の太腿へ押し当てられた。

 

「こ、こら……いけない子だ……」

 

抗えない興奮。酒精の回った理性では抑圧できない。エウロパの背中に回した腕が震えている。

 

「いいんですよぉ……私、親方にずっと憧れてたんです……」

 

嘘偽りのない甘言。なぜなら寄生虫が脳内に放出する擬似恋愛ホルモンは強力だ。

布機の足台に乗せられ、大きく開脚した姿勢。未成熟な陰部はすでに洪水状態。マーズの逸物がそこに埋没していく。

 

「ひゃあん!当たるぅ!いいところにズボズボ来るぅ!」

 

悲鳴じみた嬌声。突かれるたびに工房内に羊毛の微粉が舞う。

結合部から飛び散る精液と寄生体の混合液

「イクゥッ!!中に全部出してぇ!!」

体内射精と同時刻、エウロパの肛門から巨大な管状触手が伸びた。

それはマーズの口に一直線へ伸び、喉奥へ潜り込む。

「ゴホォ……」

窒息寸前。しかし口内の粘膜へ直接注入された種子は確実に食道を通過し胃袋で孵化を開始する。

 

農夫ボルフ

夕闇迫る納屋で飼い牛の世話をする老人。

そこへ裸同然のエウロパが駆け寄ってきた。

「助けてボルフおじさん!狼に襲われたの!」

胸元には引っかき傷があり、実際に出血している。無論これは自ら傷つけたものだ。

「どれどれ……見せてみなさい」

 

近づくボルフへ飛びつく。年老いた肩にしがみつくと耳元で囁く。

「……怖い……もう一人じゃ眠れない……」

既に下穿きは脱いでいた。湿った茂みが老人の大腿骨へ直接密着する感触。

「馬鹿な真似をするでない……」

拒絶の言葉とは裏腹に股間が怒張している。七十を過ぎても雄としての本能は衰えていないようだ。

藁屑の中で繰り広げられる老若交合。エウロパは巧みに騎乗位へ移行すると腰を旋回させる。

「ボルフおじさんのおちんぽ……すごい……おっきいよぉ……」

 

嘘だ。勃起は軟弱でほぼ機能不全。

しかし膣内の寄生生物が補っている。伸縮自在な筋繊維が肉棒を包み込むことで擬似的な硬度を与えていた。

「うっ……出る……」

呆気ない絶頂。老婆のような嘔吐音とともに少量の白濁液が放出される。しかしそこに宿る生命力は乏しい。代わりに膣から湧き出したのは十数匹ものワーム型幼体。

それらは尿道から逆行し前立腺へ進入。

精巣そのものが「苗床」と化していく様は皮肉なものだった。

「ありがとう……おじさんの赤ちゃん……ちゃんと産んであげるからね♡」

エウロパの表情は慈母のごとき聖性を湛えている。

その一方で陰茎の根元に吸盤で張り付いた巨大な蛭が次の獲物を探すように首を巡らせていた。

 

村長ユング

深夜、執務室の蝋燭だけが揺らめく館内。書類整理中の村長へノックもなしにエウロパが飛び込む。

「エウロパ……どこへ行ってたんだ……大丈夫か?」

問いに応えず、ふらりと机に凭れかかる。ブラウスはボタンが引き千切られており乳房が半分露出している。

乳首に絡みつく小さな寄生体が微細な脈動を繰り返していた。

 

「助けて……体が……おかしいの……おじいちゃん……」

 

泣きじゃくる演技。ユングは孫娘を見る眼差しで近づいた。彼が最後の防壁であったことは明白である。

その最後の一線も易々と突破される。

 

「ああ……なんてことだ……」

 

指先で触れた肌から伝わる異様な熱。寄生虫による炎症反応だが、老人には発情以外に見えない。

唇を重ねるキスは一方的に濃厚。舌を絡める技術は娼婦顔負けだった。

唾液と共に口腔へ注ぎ込まれる無数の極小線虫。

「おじいちゃん……気持ちいい?ねぇ?もっと吸ってぇ!」

 

咽頭反射すら快楽に変換する寄生体の超能力。

歯列の裏へ潜入した幼虫たちが脳幹へ昇り始めると共に、ユングの人格が書き換えられていく。

善意の長老は跡形もない。そこにいたのは勃起中枢に直接作用され涎を垂らす醜悪な猿であった。

 

「出すぞ……出すぞよ……エウロパ……儂の孫娘……」

机上への背面騎乗位。公文書の羊皮紙が愛液と精液で汚れ飛沫が散る。

数分後の射精と同時に子宮内部で「融合種」が完成した。これまで宿してきたすべての寄生系統が合流した究極体だ。

 

「キャハッ♡これでおじいちゃんも仲間入りだね!」

絶頂の余韻で痙攣する肢体から触手が数十本も発芽。

それらは天井や柱へ吸着し根を張ると急速に成長する。

翌朝、村人たちが異常に気づいた時には遅すぎた。

「お父さん……お母さん……見ててね……これが私の……新しい家族なんだぁ♡」

哄笑と共に吐き出される催淫ガスが広場を覆う。

村人たちは発情しながら互いを犯し合いながら魔物へ堕ちていった。

 

朝靄の立ちこめるロゼリアタウン郊外。

 なだらかな丘の上に建つ、木造の小さな牧舎から、軽やかな鼻歌が聞こえてくる。

「よしよし、今日もいい子ね。ミルク、たっぷり出してちょうだい」

 乳搾りをしながら、優しく牛の首を撫でる女――

 ノエル・ペンテシレイア、三十四歳。

 滑らかな肌に、引き締まった肢体。胸と腰は豊かで、筋肉と女性的な丸みが同居したグラマラスな体つき。

 今は素朴なエプロンドレス姿だが、その正体を知る者は少なくない。

 

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 かつて――

 アマゾネス王国勇士団《Amazoness Kingdom Braves》、通称AKB。

 その第七席に名を連ね、「殺戮の旋風(ブラッディ・テンペスト)」の二つ名で恐れられた狂戦士。

巨大な斬馬刀を振るえば、敵は血飛沫と共に薙ぎ払われる。

 彼女が戦場に立つだけで、風向きが変わると言われた。

 しかし今、彼女の手にあるのは斬馬刀ではなく、木桶いっぱいの牛乳だった。

「カイン、起きてるー? 行商の準備するわよー」

「……もう起きてるよ母さん!」

 納屋の奥から顔を出した少年が、不機嫌そうに答える。

 黒髪で精悍な顔立ち。まだ少年の域だが、瞳には芯の強さが宿っている。

 カイン・ペンテシレイア、十五歳。

 アマゾネスにおいて、本来なら生まれた瞬間に命を絶たれるはずだった“男児”。

 だがノエルはその掟に背き、息子を抱えて国を脱走した。

それから十五年。

 二人はこの地で静かに生き、牛乳やチーズを売って生計を立ててきた

ロゼリアの丘を、二人の影がゆっくりと進んでいた。

荷車には丸いチーズの山、樽に詰めた牛乳、そして母の鼻歌。

 

「母さん、半年ぶりだな、この村」

 

「ええ。エウロパちゃん、背が伸びてるかしら」

 

カインは苦笑した。

母は誰にでも優しい。

それが誇らしく、少しだけ独占したくて、胸がむず痒い。

山間の開拓村は、いつものように素朴で静かだった。

子どもたちは駆け寄り、チーズをかじり、笑い声が響く。

――けれど。

笑顔の奥に、何かが引っかかっていた。

 

誰もが、ほんの少しだけ、同じ間で瞬きをする。

 

ノエル親子は夕食に招かれる。宿屋のないこの街では、当たり前の親切だ。

エウロパはカインの袖を引き、

「お兄ちゃん、また剣教えて」

無邪気だった。

だが、笑った瞬間、瞳の奥が濁った。

村長ユングは言った。

「この村は静かでいい。外の戦争など知らぬまま生きたい」

その声は、どこか空洞だった。

夜。

ノエルは剣の柄に手を置く。

「カイン、明日、少し森を見てきましょう」

母の直感だった。

森の奥。

倒れた鹿。

頭蓋だけ、奇妙に空洞。

骨の中で、何かが蠢いた。

ヒルのような生き物、。

「寄生獣?」

冒険者学校の教科書で見たような気がす

カインの喉が乾く。

 

村に戻ると、全員が迎えに立っていた。

笑顔で。

同じ笑顔で。

同じ角度で。

ノエルの背筋に、冷たい風が走った。

 

 

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子供たちが、突然泣き出した。

「カインお兄ちゃん……お化けが来るよう……助けて……」

エウロパが抱きつく。

「エウロパちゃん、大丈夫だよ。俺がついてる。」

カインが彼女を抱きしめた瞬間

彼女の瞳が裏返り、背中から黒い触腕が伸びた。

「逃げるのよ、カイン!!」

ノエルの怒号。

村人たちの頭蓋が裂け、異形が這い出す。

記憶を喰らい、人語を真似る怪物。

村は、もう村ではなかった。

 

「お兄ちゃん……」

エウロパの声が歪む。かすかに震えた唇から、黒い粘液が糸を引いた。

瞳は漆黒に濁り、虹彩の代わりに蜘蛛の巣状の網目が浮かんでいる。それでも——

その網目の奥で、怯えた幼子の光がかすかに瞬いた。

「逃げて……!」

カインの脳裏に閃いた。

だが遅かった。

エウロパの足元から黒い触腕が爆ぜた。鋼線のような細胞束が稲妻のごとく伸び、カインの両足首を締め上げる。

「うわっ!」

地面に叩きつけられる背骨。

革鎧が砕ける鈍い音。

触腕は即座に上半身へ這い上がった。素早い八本が肋骨を固定し、もう二本が首を絞める。

呼吸が苦しい。肺が潰れる——と思った瞬間、奇妙な感覚が脊椎を駆け上がる。

 

 

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毒ではない。強制的な快感だった。

 

「くっ……なにを……!」

 

「お兄ちゃん……すき……」

エウロパの舌が肥大化し、人型の範疇を超えはじめる。

舌先から透明な粘液が滴り落ち、カインの鎖骨を伝う。途端に肌が焼けつくような熱を帯びた。

衣服が溶けた。鎧の下から剥き出しになった胸板に、黒い触腕が幾重にも絡みつく。

 

「いやだ……やめてくれ……エウロパ……!」

 

絶叫は喉奥で霧散した。

触腕のひとつが口腔を貫通する。軟体動物のごとき柔らかさで舌と上顎の境を這い回り、脳幹近くまで粘液を分泌する。

視界が白く染まる。思考が麻痺する。

同時に股間を別の腕が握りしめた。

幼い少女の柔肌とは思えぬ握力。なのに痛みはなく、代わりに粘膜に貼りついた無数の吸盤が前立腺へ直接刺激を送ってくる。

 

「やっ……めろ……っ!」

 

射精感が堰を切る。

精通直後の体は抗いきれず、黒い掌の中に白濁を撒き散らした。羞恥と絶望が脳内で火花を散らす。

だが放つたびに寄生体は活性化する。

エウロパの額に割れ目ができ、第二の口が開いた。

「おいしい……お兄ちゃんの……」

第三の瞳が浮かび上がり、ニヤリと細められる。

 

カインは絶叫した。

「エウロパ!君はエウロパだろ!?聞こえるか!?」

触腕の拘束が一瞬緩む。

瞳の奥で幼子の光が再び明滅した。

「お兄……ちゃん……たすけ……て…」

泣き声。

助けを求める幼い心臓の鼓動。

だがすぐに無数の触腕がそれを塗り潰す。

「違うよ……お兄ちゃんはわたしの旦那様になるの」

黒い裂け目から伸びた巨大な生殖腕が股間を狙う。

尖端は男性器にも似た形状をしており、脈打つ血管から銀色の粘液が滴る。

「だめだ!やめろ!!」

カインの理性が沸騰した。

全身の細胞が拒絶反応を起こす。

だが——

股間に鋭い違和感。

すでに触腕の一部が尿道へ侵入していた。

「ひっ……ぎ…!?」

 

尿道から膀胱まで逆流する感覚。痛くはない。だが恥辱と恐怖で脳が焼き切れる。

黒い触腕が根本まで達した刹那、異形の生殖腕が股間へ覆いかぶさった。

カインの性器全体を吸い込む形で密着し、細かな襞が亀頭から陰嚢までを丹念に舐め回す。

「あっ……あぁっ……やめ……!」

声にならない嗚咽。

射精どころか全身が痙攣する。

寄生体の分泌液が陰茎の内外から浸透し、神経終末を直接刺激する。

抗えない絶頂。意思に関係なく精液が噴き出し続けた。

「まだまだ……足りない❤️もっと……」

エウロパの顔面は崩壊寸前だった。

眼球が溶解し、白濁した眼球液が溢れ出す。

代わりに青白い触角が八本も生え、それぞれが独自の意思を持つかのように蠢く。

触腕はさらに深く侵入した。

前立腺だけでなく精索、副性腺まで徹底的に愛撫し、犯そうとする。

その瞬間——

「カイン!!」

母の怒号が轟いた。

ノエルの手にある斬馬刀が光を弾く。

エウロパの顔に一瞬だけ人間の輪郭が戻った。

「……ノエルさん……」

涙の一雫が黒い触腕を伝い落ちる。

だがそれは安堵なのか恐怖なのか判別できない。

「許せない……!私の可愛い息子を……!」

怒りに燃える母の咆哮と共に、斬馬刀が光の弧を描いた。

エウロパは完全に異形と化していた。

かつての少女の輪郭はとうに失せ、触腕が鞭のようにしなりながら地面を叩くたびに、土埃が巻き上がる。

カインの体は未だ触腕に拘束され、自由が利かない。四肢は麻痺し、息苦しさが喉奥に張りついていた。

「母さん……エウロパが……っ!」

「あなたは黙ってなさい!」

ノエルの剣が風を切る。鋭い刃が少女の肉を斬り裂こうとしたその瞬間、黒い触腕が蛇のように螺旋を描いて絡みついた。だが、斬馬刀の軌道はブレない。鋼の軌跡が鞭を断ち切り、触腕の群れを引き裂いた。

血にも似た赤黒い粘液が噴き出す。エウロパの口から、悲鳴とも笑いともつかぬ叫びが漏れた。「助けてお兄ちゃん! !」

「魔族が人間の真似をするんじゃないわ!」ノエルの斬馬刀は垂直に、彼女の体を両断した!

少女の体は紙切れのように崩れ落ちた。

触腕が力なく垂れ、痙攣し、最後には沈黙した。

カインは地面に投げ出され、激しく咳き込みながら母親を見上げた。ノエルは剣を振り払い、地面に突き立てる。

「ノエルさん、村を救ってください」

村長ユングの声。しかし言葉とは裏腹に彼女を後ろから羽交い締めにする。

その直後、首が歪み、怪物が露わになる

「ノエルさん、!」「ノエルさぁう仲良くやりまぢぃう」

村人の集団がノエルを襲う。

 

ノエルが振り向く間もなく、村長の背中から無数の黒触腕が爆ぜた。それは彼女が討ち果たしたはずの怪物よりも遥かに凶暴だった。剣を振るう暇も与えず、太腿を締め上げる。

「ぐっ……!」

「ノエルさん……美しい……」

ユングの声が歪んだ。皺深い顔に鱗模様が浮かび、口から黒い糸を垂らす。彼の触腕が乳房に迫った。

「母さん!」

カインの叫びに応えようと踏ん張るノエル。しかし触腕が膝裏を折り曲げさせ、エプロンドレスが捲れ上がる。黒い腕が内腿を這う感触に、肌が粟立った。

 

ユングがノエルの背後で触腕を螺旋状に編み上げる。それは鉄環のような首枷となり、彼女の自由を奪う。

「おとなしくしてくださいよ……抵抗すればカイン坊ちゃんが危ないですぞ?」 耳朶を舐めながら囁く声にノエルは歯噛みした。カインは未だエウロパの残骸に縛り付けられ、触腕が陰茎を弄ばれ続けていた。

他の村人が次々と化け物化する。

「わかったわ、私ならどうなってもいいから、息子に手を出さないでちょうだい。」

「私たちを楽しませてくれたら考えてあげますよ」

「くっ卑怯者」

男も女も関係なく黒触腕を生やす。彼らが触れた瞬間、エプロンは簡単に裂けた。

服が宙を舞う。露わになった乳房に複数の触腕が這い上がり、先端から分泌液が滴る。その液に触れた肌が淡い桜色に染まり、ノエルは呻いた。

「こんな……ものに……」言い終える前に乳首を吸盤で吸い上げられる。疼痛と快楽が脳髄を焼いた。

 

 

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「シャーーーーーー」

ユングの口から銀色の霧が漏れた。呼吸を止めようとしても触腕が鼻を塞ぎ、無理矢理吸入させる。

瞼の裏で火花が散る。全身の毛穴が開き、膣口がじくじくと熱を帯びる。太ももを伝う雫にノエル自身が目を見開いた。

「嘘……いや❤️だ…」

触腕の一本が股間へ伸びる。先端が花弁を開くと同時に、熱い滴りが糸を引いた。

「ぐひぃいいい」

村人たちが歓声を上げる。

異形の性器――槍状に硬化した触腕が次々とノエルの背後へ迫る。

最初の一本が膣を満たした瞬間、電流が脊髄を駆け抜けた。

「ぁあっ……!」

求めてもいないのに子宮が疼く。奥で脈打つ異物を感じるほどに体が跳ねる。

「やめ……て…カインみないでっ」

力なく言い放つノエルの耳元でユングが嗤う。

「お母さんだって女ですぞ? ほら、カイン坊ちゃんも見てますよ?」

 

カインは涙目で母を見つめていた。自分の下半身を弄ぶ触腕よりも、その視線の方が辛い。母が喘ぎながら拒絶する姿が哀しくて仕方ない。

「母さん……俺のせいだ……」 しかしノエルの瞳は遠くを見ていた。息子の声が届いていない。触腕が次々と彼女を穿ち、淫靡な水音が辺りに響く。 「もっと……」

母の唇から漏れた声にカインは凍りついた。それはかつて聞いたこともない色香を帯びていた。

ユングは母の髪を掴み後ろへ仰け反らせる。首枷を外したと思えば今度は額へ触腕を挿入し始めた。

脳幹に直接快楽物質を注入される。ノエルの目から意志の光が徐々に溶けていく。

口に侵入するのは青年兵だった者の残骸。喉奥まで突き刺す凶器じみた触腕が何度も往復する。

「ん゛……ぐ……」

両乳房にも複数の触腕が食らいつく。吸盤が乳首を吸いながら内部で棘状の繊毛が蠢き、ノエルの声が裏返る。「ひぃい……乳首……壊れる……!」

膣内を占領する触腕は四本まで増えた。互いに押し合いながら最奥を掻き混ぜる。愛液が泡立ち太腿を伝う。

ノエルの腰が勝手に踊る。強制的な絶頂が押し寄せ、母子の視線が交差した。

「か……いん……見ないで……」

言いながらも彼女の膣が一層締まり、異形を悦ばせる。

「ほら、見ろよ。お前の母親、俺たちのもので腰を振ってるぜ。」

村人たちが口々に嘲りの言葉を浴びせる。

「母さん!母さん!」

カインが必死に叫ぶが、触腕が再び彼の口を塞いだ。彼の目は、母が弄ばれる姿から離れられない。

「やめろ!やめてくれ!」カインの叫びは虚しく、村人たちの狂った歓声にかき消される。

「あんたの母親は、俺たちの慰み者だよ」一人の男が嘲るように言った。その顔はすでに異形化し、人間の面影はどこにもなかった。

ユングの触腕が、ノエルの首を締め上げる。窒息寸前のノエルの顔は紅潮し、苦悶の表情を浮かべる。だが、その苦しみは、すぐに別の感情へと変わる。

「もっと……もっと強く……!」ノエルの声が、歪んだ快楽に染まっていく。

カインの目が見開かれる。母の豹変に、信じられない思いが込み上げてくる。

「母さん……どうして……?」カインの声は震えている。

ノエルの視線が、息子に向く。その瞳は、すでに快楽に堕ちていた。

「なにす……っ、やめっ!そ゛こだめッッ!! いや、んんっ、。恥ずかしい、んんあっ❤️あ、、ぁ、、、、ぁんっ、、あ、、、あ、、んくっ❤️」

「母さんっ!!」カインの絶叫が虚しく響く。

触腕はなおもノエルを責め立てる。乳首を捻り上げ、膣壁を抉り、喉奥を突き刺す。そのたびにノエルの体は痙攣し、快楽の叫びが絶え間なく漏れ出す。

「あぁっ❤️だめっ、そんなに動かさないでっ❤️イッちゃう、イッちゃうぅぅぅっっ❤️❤️❤️」

絶頂の波に飲み込まれるノエル。全身が硬直し、目を見開いたまま意識が遠のいていく。

だが、異形の蹂躙は終わらない。

「ほら、カイン坊ちゃんも見てますよ? お母さんが俺たちに犯されてイクところをね」

ユングが耳元で囁く。

その声は、快楽に堕ちたノエルにはもはや届かない。

ノエルは、虚ろな目で虚空を見つめる。母としての誇りも、冒険者としての矜持も、快楽の渦に飲み込まれ、消え去っていく。

「母さん!母さん! !」カインの絶叫が、再び響き渡る。

「くぅ……ッ入れんなァ…いぐぅっ…ッ!おぉ゛ッッ!、そんなとこ、 やめ、やめ゛てぇ゛ッッ♡゛んんっ❤️い゛い゛、お゛いぅぅぅいぐぅっーーーーー!」

触腕が乳房を捻り上げ、乳首を吸引し、喉奥を抉る。膣内を満たす触腕が蠢き、子宮口をノックする。ドビュッドビュッ

「おぉ゛ッッ!、んんっ、乳首ぃっ、もっどぉ……ぉ゛う゛ッ! もっどぉ……ん゛ん゛っっ! そこっっ、、ぁっ、そこっ、、おぉ゛ッッ!……ぉっ♡ そこぉ゛おぉーーーーーー!」ドビュッドビュッドビュッ

「ノエルさぁん、そろそろ本番ですよぉ❤️」ユングの声が響き、触腕の先端が割れる。無数の小さな吸盤が陰核を包み込み、振動を与え始めた。

次々と、彼女の中に白濁が吐き出される。

「ひぃ゛い゛い゛い゛ッ!やめッ、ん゛ッ、ソコだめッ、もう、やぁ、いぎ、いぃくぅ、あぁぁぁぁああああああぁーーーーーーーー❤️❤️❤️」ドビュッドビュッドビュッ

ノエルの体が弓なりに反り返る。子宮が痙攣し、愛液が洪水のように溢れ出す。

「くぅぅ……イッグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ❤️」ノエルは絶叫し、身体を何度も痙攣させる。

「俺たちの精子、子宮で全部受け止めてくれよぉ❤️」ユングの声が響き、触腕の先端から大量の白濁液が注ぎ込まれた。

ドビュッドビュッドビュッ

「ぉ゛ッ! やだぁ゛ッ! 熱いのぉ゛ッ! 子宮にぃ゛い゛ッ!」

ドビュッドビュッドビュッ

「孕ませてやるからなぁ❤️」 ドビュッドビュッドビュッ

「ぉ゛ッ! こんなのぉ゛ッ! 妊娠しちゃぅ゛ぅ゛ッ! ぉ゛ォ゛ォ゛ッ!」

ドビュッドビュッドビュッ

「ひぐぅ゛ぅ゛ッ! もうやめぇ゛ぇ゛ッ!」 ドビュッドビュッドビュッ

「お前の子宮、俺たちのモノでいっぱいだなぁ❤️」ドビュッドビュッドビュッ

「ぉ゛ッ! イッちゃぅ゛ぅ゛ッ! 正気ぃ゛い゛ッ!」 ドビュッドビュッドビュッ

「うぅ゛あ゛あ゛ッ! やめてぇ゛ぇ゛ッ!」 ドビュッ

村の男たちが次々と彼女に向かって射精する。彼女の全身が白濁に染まっていた。

「僕が母さんを助けなきゃ!」カインは震えながら詠唱する。

彼の精一杯の最大の魔法。ファイアランス!学校で一度しか成功したことがない。

カインは必死だった。

 

カインの掌から迸った炎の槍が、ユングの触腕を焼き払う!

「ぐぎゃあああっ!」

腐敗した肉が焦げた悪臭が鼻を突く。拘束が緩んだ刹那、ノエルは地面を蹴った。エプロンの切れ端を翻し、全裸のまま獣のように低く構える。肌には粘液が光り、乳首は硬く尖っていた。

「よくやったわ❤️カイン……」

その声に殺意が漲る。

「…あなたはそこで見ていてね」

次の瞬間、ノエルの姿が消えた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

ギィィィン!

金属が空間を切り裂く音。

ユングの右腕――触腕の根元が肩口から吹き飛んだ。断面から黒血が噴き出す。

「ぐぅおおおおっ!? ノエルゥゥ!」

村人たちが悲鳴を上げる。だが、それらを聞く前に彼らの頭蓋骨が次々と弾け飛んだ。斬馬刀が縦横無尽に弧を描く。

「……ッ殺戮の旋風(ブラッディ・テンペスト)……」

カインは母の背中を呆然と見つめる。あの姿は、まさに伝説の鬼神だった。全裸の肢体が躍動するたび、空中に血飛沫が扇状に広がる。乳房が鞭のように跳ね、その動きすら攻撃動作だ。

「かかって来い下等生物共! うちの子の恨み、晴らさせてもらう!」

吼えた瞬間、斬馬刀が左旋回する。

「ヒュガアアッ!」

正面から突進した異形の胸骨を貫き、そのまま背後へ回り込む。剣先で背骨を抉り抜く。

「が……ば…」

「寄生獣め、ゴミだな」

言い捨てると同時に踏み込み。踵落としで頭蓋を破砕。脳漿が地面を汚す。

「次!」

右斜め前方。三本の触腕が槍衾のごとく刺し掛かる。

ノエルはその場で一回転。剣を横薙ぎに払い、全ての触腕を根本から切断。切断面から白い靄のような気体が漏れ出す。

「ひひぃいいっ!」

怪物と化した女の悲鳴。しかし次の瞬間には喉笛を裂かれ事切れる。

「ノエルさぁん!」

別の異形が抱きつくような形で襲いかかる。かつての知人かもしれない。だが。

「邪魔だ」

振り向きざま、肘鉄。肋骨ごと臓腑を圧潰し、背後へ突き飛ばす。背中が他の異形へぶつかり、二体まとめて転倒する。

そこへ馬乗りになり、剣で胸板を垂直に突き刺す。剣柄を捻りながら引き抜くと、血液混じりの白濁液が噴出した。

「ハァァアッ!」

気合とともに大地を蹴り上げる。砂煙が舞い上がり視界を遮る。だがその隙にノエルは村人の中心へ飛び込んでいた。

「くたばれぇ!寄生獣」

左右の触腕が挟み撃ち。しかし、ノエルはしゃがむより早く股間を潜り抜ける。両足で敵の膝裏を刈り、バランスを崩させた。

そのまま剣で背中を袈裟懸けに斬り裂く。肉片が飛び散り地面を濡らす。

「ごふ……」

背後に忍び寄る影。しかし振り向きざまに裏拳。鼻骨が粉砕される音が響く。

「遅い」

手首を返し肘打ち。相手の顎が砕け顔面が拉げる。

「ん゛ごおおっ!」

倒れ込もうとするそいつの胸へ跳び蹴り。肋骨数本をへし折りながら吹き飛ばす。

その間にも周囲から迫る攻撃。だが全てを予測済み。最小限の動きで回避し反撃する。

「この平和な村をよくも!寄生獣め!貴様らの存在自体が罪だ!」

触腕による包囲網。ノエルは天を仰ぐように上体を反らせ、宙返りで舞う。落下と同時に敵の頚椎へ踵を落とした。

「がはっ!」

一人が潰れる音。

着地と同時に前転し、間合いを詰める。

「ここだ!」

斬馬刀が閃光のごとく煌めく。

「ぶひぃ!」

二体を纏めて串刺し。刃を引き抜く際、内臓がぶちまけられた。

「まだ終わってないぞ!」

背後から迫る気配。ノエルは振り返らず片膝をつきながら剣を投擲。切先が眉間へ吸い込まれていく。

「がああっ!」

倒れる寸前に起き上がり掴みかかる愚か者。その顎を掌底で打ち砕く。歯牙が飛び散った。

「お前らなんぞに!」

蹴りで距離を取り、落ちてきた剣をキャッチ。左手で地面から石ころを拾い上げる。

「人々のはい、日常を壊させはしないッ!!」

全力投球。高速回転する小石が敵の眼窩へめり込んだ。脳髄が圧縮され、頭部が破裂する。

「うがあああっ!」

残った一人が泣きながら逃げ出す。ノエルは疾風のごとく追い越し正面へ回り込んだ。

「往生際が悪いぞ」

「ひいいっ! 助けて! 誰かぁ!」

無慈悲な一撃。横薙ぎで腰から切り離す。下半身だけが走り続ける滑稽な光景が続く。

「……」

静寂。斬馬刀を支えにして立ち上がる。周囲には数百を超える屍骸が転がっていた。

「カイン!」

呼ぶと同時に駆け寄る。息子の縛めを解くと同時に抱き寄せる。

「大丈夫か!?」

「う……ん…」

少年の頬に涙の痕。それでも微笑みかける。

「良かった……本当に……」

抱擁は長く続いた。

やがてノエルは息子から離れ立ち上がる。全裸のまま赤く染まった地面へ仁王立ちとなる。

「もう誰も残っていないな……?」

声に応えるものは何もない。ただ夜風だけが血煙を運んでいった。

 

夜明け前の丘の麓。

血の匂いが立ち込め、草叢は鈍い紅褐色に染まっていた。

ノエル・ペンテシレイアは息子を背負い、無言で歩いている。

彼女の白い肌には未だ黒い粘液がこびり付き、乳房から太腿まで薄く光沢を帯びていた。

斬馬刀を杖代わりに、時折カインの身体を肩で支え直す。

ノエルは一人ずつ、墓を作った。

カインはエウロパの花を供える。

「守れなかったな」

 

「いいえ。苦しみから解放したのよ」

 

ノエルの声は震えていた。

 

戦士は泣かない。

母は、泣く。

 

その違いを、カインは初めて知った。

 

荷車は軽くなった。

 

チーズは売れず、

村も消えた。

 

けれど、カインは歩く。

 

母の隣で。

 

「俺、もっと強くなる」

 

ノエルは笑った。

 

「ええ。でも、優しさは捨てないで」

 

夕焼けの丘。

二つの影。

 

戦いは終わらない。

でも、家に帰れる。

 

カインは思う。

 

――この人を守れる日まで、俺は戦う。

 

ノエルは思う。

 

――この子が戦わなくていい日を、私は守る。

 

風が吹き、草が揺れた。

 

⭐️母の愛に包まれて

カインが家の扉を開けると、埃っぽい空気が彼を迎えた。血と汗で汚れきった二人にとって、この家こそが唯一の安全な場所だった。

 

「母さん……もう疲れちゃったよ」

カインは床に座り込み、膝を抱えた。目に浮かぶのは村人たちの変わり果てた姿、エウロパの絶望の表情、そして自らが触手に弄ばれた記憶。全身に残る不快な痕跡が疼くように蘇る。

 

ノエルはそっと息子の傍に膝をつき、震える肩を抱き寄せた。柔らかな乳房がカインの頬に当たる。温かく、母らしい包容力に満ちた感触だった。

 

「かわいそうな子……こんな目に遭わせて……母さんが弱かったばかりに……」

彼女の声は涙で震えていた。強い母でありながら、息子を守れなかった無力感に苛まれている。彼女はカインの頭を胸に埋めさせ、優しく髪を撫でた。

 

「母さんは弱くないよ。一番強かった……でも……」

カインの声は途切れがちだった。母の体温に包まれながらも、彼の心は混乱していた。恐怖と悲しみの裏で、母の肉体に対する違和感が生まれつつあった。大きく膨らんだ乳房、豊かな腰回り、そしてつい先ほどまで触手に弄ばれていた彼女の姿——それらが混ざり合い、新たな衝動となって胸の奥で渦巻いていた。

 

「母さん……ごめんね……僕が弱いから……」

 

カインは顔を上げようとしたが、胸の谷間に顔を埋めたまま動けなくなった。甘美な香りが鼻腔を満たし、心拍数が早くなる。

 

「謝るのは私の方よ。あなたを守れなかった」

ノエルは息子の頭をさらに強く抱きしめた。母性本能が彼女の中であふれ出す。彼女は自らの乳房を押し付け、カインの顔全体を柔らかい肉で包み込んだ。

 

「でも……母さん……」

カインの声は掠れていた。彼の視線は無意識のうちに母の乳首へ向かう。柔らかな膨らみの先端で硬くなっている小さな蕾に、彼の指が伸びかけた。

 

「どうしたの?」

ノエルは気づいたが、特に咎めるつもりはなかった。むしろ息子の不安を受け入れようとしているようだった。彼女はそっとカインの手を取り、自らの胸に導いた。

 

「怖かったでしょう?何もかも……」

彼女の指先がカインの手の甲を撫でる。同時に息子の頭を胸に押しつけた。

 

「母さんの身体で忘れさせてあげる」

その言葉は命令ではなく、深い愛情からの申し出だった。カインは戸惑いながらも母の温もりに溺れていく自分を感じた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「僕……母さんのこと好きだよ」

カインは顔を上げ、潤んだ瞳で母を見つめた。

そこには敬愛と、それに伴う何かが渦巻いていた。

 

ノエルは微笑み返し、ゆっくりと息子の上に体を重ねた。ベッドではない床の上で、二人は互いを求め合い始める。

 

「私もあなたのことが大切よ」

彼女はそっとカインの唇にキスをした。最初は軽く触れ合う程度だったが、次第に深く、貪るように変わっていく。息子の舌を探り当て、優しく絡め取る。

 

「んっ……」

カインの喉から小さく声が漏れた。彼の手は迷いながらも母の背中に回り、肌に刻まれた傷跡を辿っていた。

 

ノエルは息子のシャツをたくし上げ、露わになった肌に唇を這わせる。小さな乳首を舌先で転がしながら、片方の手は下腹部へと降りていった。すでに硬くなっているものを布越しに感じ取り、布越しに指で輪郭をなぞる。

 

「かわいい……」

彼女は呟き、ベルトを外すために立ち上がった。息子を見下ろす彼女の姿は、月明かりに照らされて神々しくさえあった。大きく膨らんだ乳房が重そうに揺れている。

 

カインは目を逸らせなかった。母の裸体が放つ魅力に囚われていた。乳房の表面には細かい汗の粒が光り、その中央でピンク色の乳首がツンと立ち上がっている。そして腹部のあたりには小さな古傷があったが、それさえも彼女の強さを象徴しているようで美しいと思った。

 

「カイン……」

ノエルは息子のズボンを下ろし、既に立ち上がっているものの先端に指を添えた。彼女はゆっくりと上下に動かし始める。

 

「あっ……」

カインの体が弓なりに反り返った。母の手の温もりがおすの領域を刺激する。彼は無意識のうちに腰を浮かせ、さらなる快感を求めてしまう。

 

「かわいい子……」

ノエルは微笑みながら、自分のスカートの裾をまくり上げた。白い肌に浮かぶ黒い粘液の跡が残っていたが、その下には鮮やかな茂みがあった。彼女はカインの手を取り、そっと自らの秘所へ導く。

 

「触ってみて……」

息子の指が柔らかな肉唇に触れた瞬間、ノエルの体が震えた。彼女は自らの指をカインのものに沿わせ、さらに速く動かし始める。

 

「母さん……気持ちいい……」

 

カインの声は掠れていた。母の指によって導かれる快感に没頭していく。

 

「もっと気持ちよくしてあげる」

ノエルは息子の体に跨り、自らの秘所を彼のものに押し当てた。滑らかな割れ目が肉棒を包み込み、僅かに濡れた感触が伝わる。

 

「僕……母さんに……」

カインは混乱していた。母と繋がることへの畏れと期待が入り混じる。

 

「大丈夫よ。私の中に来て……」

ノエルは息子の腰を引き寄せ、ゆっくりと身体を下ろした。入口がわずかに開き、硬いものが侵入してくる。

 

「あぁっ……」

母の声が天井に響いた。狭い膣壁が息子の形に拡がっていく感覚に震える。

 

「母さん……」

カインは母の腰を抱きしめ、自分からも腰を動かし始めた。戸惑いながらも、本能的に奥へと進めようとする。

 

「いい子ね……そのまま……」

ノエルは息子の動きに合わせて腰を振り始めた。彼女の大きな乳房が上下に揺れ、カインの胸に擦りつけられる。

 

「もっと強くしても大丈夫よ」

彼女は息子の耳元で囁き、背中に爪を立てた。痛みと共に快感が背筋を駆け上がる。

 

「母さんの中……すごい……」

カインは母の内部の柔らかさと温かさに歓喜した。締め付けるような圧力と優しく包み込むような感覚が交互に襲ってくる。

 

「あなたも素敵よ……」

ノエルは息を荒げながら、自らの乳房を揉みしだいた。ピンクの乳首が勃起し、さらに硬くなっていく。

 

「母さんのおっぱい……」

カインの手が無意識のうちに伸ばされた。母の胸を掴み、その重量感を味わう。指の間から溢れるような乳房の柔らかさに夢中になった。

 

「そう……吸ってみて……」

ノエルは体勢を変え、息子の上に覆いかぶさるようにした。彼の顔の前に乳房が押し出され、カインは乳首に吸い付いた。

 

「んんっ……」

母の体が震える。乳首から微かな快感が走り抜ける。カインの手が腰に回り、より深く押し付けようとする力を感じた。

 

「もっと……奥まで……」

ノエルは息子の要求に応え、腰の動きを速めた。パンパンという音が部屋に響き渡る。二人の結合部からは蜜が溢れ出し、床に滴り落ちた。

 

「母さん……もう……」

カインの声が上ずった。限界が近づいているようだ。

 

「出して……私の奥で……」

ノエルは息子の胸に顔を埋め、激しく腰を振り始めた。カインの手が母の尻を掴み、さらに強い抽送を促す。

 

「ああっ!来る……!」

ノエルの体が弓なりに反り返った。息子の放出と共に出迎えるように痙攣が始まる。彼女の膣壁が収縮し、全てを搾り取ろうとする。

 

「母さん……母さん……」

カインは母の名を呼びながら最後の一滴まで放出した。二人はしばらくの間、動かずにその余韻に浸っていた。

 

「よくできたわね……」

ノエルは息子の額にキスをし、優しく髪を撫でた。結合したままの状態で、カインの頭を胸に抱きしめる。

 

「僕……母さんのことが……」

 

言葉に詰まる息子を遮るように、ノエルは唇を重ねた。舌を絡ませる濃厚なキスが続き、再び情熱が燃え上がる。

 

「これからもずっと一緒にいましょうね……」

ノエルの囁きに、カインは小さく頷いた。二人の新たな関係が始まろうとしていた。それは単なる親子以上の絆——時に慰め合い、時に高め合う特別な関係だった。

 

部屋の隅でランプの灯が揺らめき、二人の影を壁に映し出していた。それは互いに寄り添う、一つの大きな影だった。

 

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