冒険者はつらいよ 冒険者歴10年選手の日常とエロス 作:みなぽん
アルとミレーヌ 雪月花の魔法騎士
アルディーンはミレーヌと共に冒険者ギルドのクエスト掲示板の前にいた。
いつも一緒にいるエルフのセルシア、聖導女のメイベル、フェンリル族のヴァレリア、魔導士のリュミエールの姿はない。
セルシアはサドラに誘われてエルフの里へ里帰り、メイベルは孤児院の子供達と聖星祭の準備で忙しい。
ヴァレリアはギルドの鑑定士のエリゼと仲良く干し肉づくり、リュミエールは養女のマルシルに魔導書を買うためポリィの本屋にいっている。
ギルドの扉を押し開け、外の空気に触れた瞬間、ミレーヌはふっと肩の力を抜いたように笑った。
「久しぶりね、二人きりって」
白銀の髪をかきあげて彼女が笑う。。
その声音には、どこか懐かしさと喜びが滲んでいた。
アルは軽く肩をすくめる。
大人数のパーティーに囲まれている時とは違う、妙に静かな感覚があった。
「たまにはいいだろ。大所帯だと動きづらいしな」
手にしている依頼書は簡潔だった。
旧坑道ダンジョンの調査と魔物掃討――危険ではあるが、彼らにとっては軽い部類の仕事だ。
「軽めの依頼だな」
「ええ、腕慣らしにはちょうどいいわ」
ミレーヌは迷いなくそう言った。
その横顔には自信がある。いや、“揺るがない実力に裏打ちされた余裕”と言った方が正しい。
剣も魔法も一流。攻防隙のないオールラウンダーの魔法剣士。
雪族の聖騎士 ヴァルキュリアの一人であった過去を持つ、
剣術と体術が頼りのアルとは違い華のある冒険者だ。
冴えない自分に過ぎたるパートナーだと彼は思う。
「ふふふアルと二人っきり❤️」
――だが。ミレーヌはいつにも増して上機嫌だ。
アルは視線を逸らし、ふと昔を思い出す。
(あの頃は、よく睨まれてたな)
理由はわかっている。
彼女から見れば、自分は中途半端な冒険者だったのだから。
突出した才能はない。
剣もそこそこ、魔法もそこそこ。
それでも――しぶとく生き残っていた。
聖騎士で潔ぎの良い死生感を持っている彼女にとって
それが、気に入らなかったのだろう。
ダンジョン手前の森で、二人は夜を迎えた。
アルが干し肉と野草で器用にスープを作り、小麦粉を湧き水でねって平たい岩に貼り付けてパンを焼く。
ミレーヌより、アルの方が料理は断然にうまい。彼女は川に行き、流れの淵に氷結呪文を叩き込んで川魚を4匹ほど捕まえてきた。
お互いに段取りを伝えなくても、会うの呼吸で準備が整っていく。
焚き火の炎が静かに揺れ、ぱちぱちと薪が弾ける音だけが、闇の中に広がっていく。
沈黙は心地よかった。
だが、その沈黙を破ったのはミレーヌだった。
「ねえアル」
視線は火に落とされたまま。
「私、昔あなたのこと見下してたわよね」
あまりにも真っ直ぐで、躊躇のない言葉だった。
アルは苦笑する。
驚きはない。むしろ、ようやく言ったか、という感覚だった。
「知ってる」
「よね」
ミレーヌは小さく息を吐く。
「何も突出してない。剣もそこそこ、魔法もそこそこ」
「ぐさぐさ来るな」
軽口を返しながらも、アルの内心は静かだった。
もうその言葉に傷つくことはない。
なぜなら、それは事実だったからだ。
「でも」
ミレーヌの声が、わずかに柔らかくなる。
「それでも生き残ってた」
炎が揺れる。
その言葉の裏にあるものを、アルは感じ取る。
疑問。苛立ち。理解できない何か。
「不思議だったの」
「で?」
「ムカついた」
思わず吹き出しそうになる。
「やっぱりな」
二人は小さく笑った。
だがその笑いの奥には、確かに“過去”があった。
⸻
「ある時、私は自分の力を証明したくなったの」
ミレーヌの声は、過去へと沈んでいく。
若かった頃の自分。
無敵だと信じていた頃の自分。
「高難易度のダンジョンに、一人で挑んだ」
止める声など、耳に入らなかった。
自分が負けるはずがないと、本気で思っていたからだ。
そして――出会った。
「……ゴブリンキング」
その名を口にした瞬間、空気が重くなる。
暗いダンジョン。血の臭い。
積み上げられた骨の山。
壁際には鎖で繋がれて孕み袋と化した女たち
その頂に座る、異様な存在。
ただのゴブリンではない。
知性と統率、そして圧倒的な力を持つ“王”。
「最初は勝てると思った」
剣が走る。魔法が弾ける。
だが。
効かない。
手応えが、あまりにも軽い。
(嘘でしょ……)
その一瞬の迷いが、致命的だった。
振り下ろされる一撃。
重い衝撃。骨が軋む音。
視界が揺れ、足元が崩れる。
「防げなかった」
地面に叩きつけられ、肺から空気が抜ける。
呼吸ができない。
動けない。
そして理解する。
(私……弱い……)
その事実が、何よりも恐ろしかった。
敗北の記憶、それはミレーヌの祖国クバルディアの滅亡の記憶を呼び覚ます
北の半島国家であるクバルディアが魔族の大軍に襲撃され滅亡した。ミレーヌはクバルディアの聖騎士の1人であり、えりすぐりの7人の騎士ワルキューレの1人だった。彼女は相打ちで魔将エカテリーナを倒し重症を負った。間違いなく、彼女は、あの時仲間たちと共に死ぬはずだった。しかし駆けつけたリーキスト教連合軍 メイベルの師匠 マザーテレザートの奇跡のヒーリングによって、息を吹き返したのだった。
彼女が目を覚ましたのは、戦いから1ヵ月後、もはやクバルディアは滅亡していた。
そのまま生きるために冒険者の道に入った。しかし、国と仲間を失った彼女の心には、耐えざる死への渇望があった。
ゴブリンキングの陵辱 ミレーヌ視点
ゴブリンキング!それはゴブリンとは全く別格の生き物だった。筋力はオーガをしのぎ、ズル賢い知能も持っていた。
でっぷりと太った巨大な影が私に近づいてくる。多分私はこれからあいつの棍棒で原型を留めぬほどに殴り潰されるのだろうか?
もしくは鎖に繋がれ孕み袋となった女たちのように、死と狂気の境をさまようのだろうか。私はそれを天罰だと思った。誇りある。ワルキューレの騎士として、亡国の際にあった祖国で死ぬことなく、おめおめと生きながらえていたのだ。そして1人、悲しみを背負ったような顔をして、仲間も作らず、人々とも触れ合わず。ただ力をふるい無目的に生きていたのだ。
私は冷たく湿った石床に押さえつけられたまま、荒い息を整えようとした。視界いっぱいに広がるのは、醜悪な緑色の巨体。ゴブリンキングが低く唸りながらゆっくりと覆いかぶさってくる。その口から滴る唾液が頬に落ち、異様な甘ったるい臭いが鼻腔を刺し
「ククッ……ワルキューレの聖騎士か。骨がある獲物だ」下等なゴブリンと違って、キングは言葉を話す
頭に直接響くような低い声。魔法か?それともこの生物の特異能力か?思考がまとまらない。
手首をつかまれた瞬間、反射的に『ファイアボール』を詠唱開始。しか「無駄だ」詠唱が喉まで出かけたところで魔法式が霧散する。首輪が微かに青白く発光し、私の魔力を封印した。
「魔力封じの呪具……ッ!」
歯噛みする私の唇をゴブリンキングの太い指が乱暴になぞる。爪先が口内へ侵入し、舌を押し潰す。
「抵抗するか?人間よ、だがそう言う獲物ほど燃える」
咀嚼されるように唇を奪われる。粘着質の唾液が喉へ流れ込む。
吐き気が込み上げるが、飲み込まなければ窒息するほどの圧迫感。
(まずい……これは毒じゃなく……催淫作用を含む粘液)
体内を這う熱に抗うため神経を研ぎ澄ませるが、効果は早く脳裏に霞がかかっていく
胸当てを引き裂かれながら乳首に這い寄る舌は鉛のように重く鈍い痛みとともにひんやりとした感触が広がる。ざらついた舌が肌に触れる度に望まぬ快楽が刻まれた。「痛っ……!」
乳首が固くなっていくのが分かる。
私は眉を寄せ、「こんなことに反応するなんて」と自分に失望した。
しかし、次の瞬間、ゴブリンキングは手を緩めることなく私の乳房全体を握り締めた。鋭い爪が食い込み、皮膚を切り裂く。鮮血が飛び散り、床に赤い斑点を作る。
「あぅっ!」激痛と共に叫ぶ私の声が洞窟内で反響する。私の目から涙が溢れる。
「ぐひひひ」
私の足首を強く掴み、両脚を大きく広げる。陰部が露わになり、冷たい風が当たる感覚を感じた
「やめて……」震える声で懇願する私を無視し、ゴブリンキングは獣のような唸り声を上げながら接近してきた。
彼の指先が私の秘部に触れた瞬間、「やめて!」と大声で叫んだ。その言葉すら無視され、指は更に深く入り込んでくる。グチュリと湿った音が響く中、「いやっ!いやぁ!」必死に抵抗するものの力及ばず次第に意識が遠退いていく……
足首を掴まれ強制的に開かされた姿勢で唇を塞がれ続ける。意識が混濁しはじめると同時に腰の奥から突き上がる疼き。「くっ……う…!」
執拗に舌で弄ばれた乳首はじんじんと熱を持ち始めている。自分の身体が意志に反して敏感になっていく事実に嫌悪と焦燥が募った。
「これがワルキューレの肉体か?」ゴブリンキングが満足げに喉奥で笑う。
私の膝裏を抱え込むようにしてさらに股間を割り広げてくる。身悶えながら「離してッ!」と叫ぶも虚しくその指先は容赦なく秘裂へと差し込まれた
「あ……いやっ!そこだけは許してェッ!!」恥じらいすら忘れ悲鳴混じりに叫んだ刹那ヌプリとした感触とともに濡れた入口に潜り込んで来た二本の指先が激しい水音を立てながら私の中で暴れ始める
「やめなさい!」
怒号を浴びせるも激しく動かし続けられてしまう!心が拒んでも身体はどんどん反応してしまっていくのだ
「あああっ!!そんなところ触っちゃだめ!」羞恥心と快感でどうにかなりそうだ!「お願いぃいやぁ止め、、やめないでああっ気持ち良すぎるぅひぃいいいっー」
絶頂に追いやられそうになった寸前で手を離された。「ハァハァ……」大きく呼吸をしてなんとか落ち着こうとするけれど未だ収まる気配は無いのだ……
「なんだもう限界か?」嘲笑う様子を見せる魔物に対し悔しさとともに涙があふれてしまう
再び襲ってきた刺激により我慢できずに悲鳴のような喘ぎ声が出てしまう「醜い魔物め!」言葉で抵抗しても一方的に蹂躙されてゆくばかりなのだ。
「四つん這いになれ!」ゴブリンキングの腕力で、私は無理矢理に四つん這いにさせられた。人間として最悪の屈辱だ。
膝をつき四つん這い状態となる私に向かい後ろから覆いかぶさるように密着してきたゴブリンキングの体重がかかると同時に下半身の方から強烈な異物感を感じた!
ズシンとした衝撃と共に一気に根元まで挿入されてしまった!
凄まじい質量物による圧迫感を感じ激しい抽送が始まってしまう。
パァンッバンッ!バヂュンッ! 肉同士のぶつかる乾いた音!
液体の絡み合う卑猥極まりない淫靡な雰囲気が充満する。
「ひいぎいいっ、、いやぁ、殺して、、ひとおもいに私を殺し、、」
繰り返される暴力的な性行為に対して何度も何度も悲鳴じみた嬌声を漏らしてしまう自分が情けなく思えて仕方がない
ズブゥウウッ!メリメリイッギチィイイイイッ! 耳元で聞こえる生々しい音と激しい水音だけが私の聴覚を支配していく!
「ぐひいいいいいいいい!」私の体は、まるで人形のように、ゴブリンキングに抱えられてつのものを受け入れていた!
一際強く腰を打ち付けられビクンッと跳ね上がってしまった
その瞬間! ドピュッドプッドックンドクンッと大量の精子が放たれ中に出されてしまったらしい 生暖かいものが注ぎ込まれるのが伝わる感覚と同時に全身から力が抜け落ちた。
「たっぷり出してやったぞ」
ゴブリンキングはそう言うとペニスを引き抜いた! 私は四つん這いで俯いてしまう
大量に射精されたようで股間からは白濁色の汁が溢れ出て来ている状態となっていることだろう。嗚咽が漏れる
「しゃぶれ!奉仕しろ!」
ゴブリンキングが私の髪を掴み汚いイチモツを押し付ける!
「ううっ噛みちぎってやる!」私はゴブリンキングのものに噛み付いた。しかしゴムのような硬い弾力を持つ。一物は何らダメージを与えられる事はなかった。
「ぐふふこの凶暴なメスめ!ワカラセてやる必要があるな!」ゴブリンキングのものが私の気道を塞ぐ!
「ごげぇええええええ、、ぐうううう苦しい、おえっえええええ」ゴブリンキングは私の髪の毛をつかんで、性欲処理の道具のように揺さぶった。涙と鼻水と涎が溢れて、下半身では苦しさのあまり失禁している!
「わしのちんぽで窒息させてやろうか!」ゴブリンキングは私の頭を掴む手を離した。
私は床に崩れ落ちる!「ゲホォッオエエッ!!!」激しく咳き込んでしまった
苦しさのあまり嘔吐してしまう、、
「クソ生意気な牝犬が!今楽にしてやるよ!!!」
ゴブリンキングは再び私の頭をつかみ!大きく腰を振ったあと!口の中一杯に射精してきた!! ドビュッドビュッーーーーー!
熱くて濃い液体が喉を通り胃の中に溜まっていくのを感じる、そのまま倒れ込んでしまう、、。それは完全な敗北だった。戦闘で破れ、性欲処理の道具として使われる。もはや私の中に抵抗する意思は残されていなかった。
このままゴブリンたちのおもちゃにされて、私は息絶えるのだろう。
こんな死に方をするならば、祖国の地で名誉ある戦いで死にたかった。
私の心に絶望が満ちてくる! 以上ミレーヌ視点
意識が遠のく中で、ミレーヌは死を覚悟していた。
そのはずだった。
「……なんで来るのよ」
ぼやけた視界の中に、ひとつの影が立つ。
見慣れた背中。
アル ディーンだった。
「助けに来たに決まってるだろ」
当たり前のように言うその声に、ミレーヌは苛立ちすら覚える。自分の勝てなかった相手に、こんな冴えない冒険者が書けるわけがない。
「来ちゃダメ、。勝てないわよ…殺されるわ…!」
「知ってる」
あっさりと返された。
冒険者とは計算高いものたちだ。だから、本当の意味で命を張るような戦いはしない。ましてや100%敗北が明らかな戦いに自ら飛び込んでくるなど理解が追いつかない。
「じゃあなんで!」
アルは答えない。
ただ剣を構える。
「すまん、女を見殺しにするほど、合理的じゃないんでな」
その言葉は、理屈ではなく――男の在り方だった。
「雑魚が殺されに来たか?」
ゴブリンキングが動く。
巨体が迫る。
「殺される気もないがな」
アルは真正面から受けない。
転がる。避ける。誘う。
彼女が陵辱されている間に彼は密かにゴブリンキングの周りにトラップを巡らしていた。その量は呆れるほどだ。
罠が作動する。足場が崩れる。煙が視界を奪う。油が炎を呼ぶ。聖騎士ではとても考えられない狡い戦い方だ。
「……全部小細工じゃない」
ミレーヌは呟く。
それは、かつて自分が軽蔑していた戦い方。
「生き残るための手段だ!格好いいも悪いもない!」
アルは強かに笑った。
真の勇者は、死の一歩手前でも迷いがないと言う。
その笑顔は、どこまでも泥臭くて――そして強かった。
戦いは、美しくなかった。
剣技の競い合いでも、魔法のぶつかり合いでもない。
逃げて、誘導して、削る。
ただ生きるための戦い。
「おのれ小細工を!」
「ぐわぁ!」24
アルの肩に一撃が入る。
身体が吹き飛ぶ。
それでも立つ。
「なんで……」
ミレーヌの胸が震える。
(こんな戦い方……)
誇りも華もない。
だが――
(諦めない 懸命に 生きてる)
その事実が、何よりも重かった。
自分は何をこだわっていたんだ!名誉だ!騎士道だと、言い訳ばかりだ。諦めずに戦い続ける!生きるために立ち上がる!彼の姿が輝いて見えた。
ミレーヌは歯を食いしばり、立ち上がる。
膝が震える。
恐怖が消えたわけではない。
それでも。
「……アル」
「なんだ」
「私も戦う」
一瞬だけ、アルが笑った。
「待ってた!手伝え!ミレーヌ」
その一言が、胸に刺さる。
ミレーヌは剣を握る。
震えていた手は、もう止まっていた。
「もう、見下さない」
魔力が収束する。
「一緒に倒すわ」
「ぐおおおおおおおおっっっ!」
ゴブリンキングが咆哮する。
突進。
アルが受け流し、軌道を逸らす。
その一瞬。
「今!」
ミレーヌは跳んだ。
全てを賭けた一撃。
「断ち切れ――」
空気が凍る。
「絶刀――雪月花!!」
光が走る。
時間が止まるような感覚。
そして――ザシュ!
ゴブリンキングの肩口から胸元へ斬りさげた!吹き出す鮮血!巨体が崩れ落ちた。
ダンジョンの外に出た時、朝日が差し込んでいた。
ミレーヌはその場に座り込む。
全身の力が抜ける。
「……勝った、、生き残った」
実感が遅れてやってくる。
アルが隣で笑う。
「だな」
短い言葉。
だが、それで十分だった。
「ありがとう」
ミレーヌは言う。
「命の恩人」
アルは肩をすくめる。
「お互い様だろ」
その言葉に、ミレーヌは少しだけ目を細めた。
焚き火の前。
現在へと戻る。
炎は変わらず揺れている。
だが、二人はもう違う。
「ねえアル」
「なんだ」
「今でも、器用貧乏って思ってる?」
アルは少し考える。
そして、あっさり答えた。
「まあな」
ミレーヌはくすくす笑う。
「でもね」
火を見つめながら、静かに言う。
「あなたみたいな人が、一番強いのかもしれないわ」
その言葉に、アルは何も返さなかった。
ただ薪をくべる。
炎が大きくなる。
まるで、過去を燃やすように。
そして二人は立ち上がる。
「行くか」
「ええ」
もう過去ではない。
並び立つ現在の二人として。
ダンジョンへ――踏み出した。
旧坑道ダンジョンの内部は、想像以上に静かだった。
湿った空気。滴る水音。
足音だけが、やけに大きく響く。
「……妙ね」
ミレーヌが小さく呟く。
アルも頷いた。
「ああ。魔物の気配が薄い」
本来なら、入口付近でも雑魚の群れがいるはずだ。
だが、気配が“消えている”。
まるで――
「何かに、食われた後みたいね」
ミレーヌの言葉に、アルはわずかに口角を上げる。
「言い方が物騒だな」
「事実でしょ?」
軽口を交わしながらも、二人の歩幅は自然と揃っていた。
意識しているわけではない。
だが、互いの間合い、呼吸、次の一手――
全部が、無言で共有されている。
それは、かつてはなかったものだった。
⸻
最初の魔物が現れたのは、曲がり角を抜けた直後だった。
ゴブリンの群れ。
だが、その数も質も――
「弱いわね」
ミレーヌが一歩踏み出す。
同時にアルは半歩下がる。
それだけで役割が決まる。
前衛と支点。
ミレーヌの剣が走る。
無駄のない軌道。
一体、二体、三体。
斬撃は流れるように繋がり、止まらない。
そこに割り込もうとした個体を――
アルが蹴り飛ばす。
「右、来るぞ」
「見えてる」
短いやり取り。
だが、ズレはない。
アルが投げた短剣が、一体の目を潰す。
動きが止まった瞬間、ミレーヌの剣が首を落とす。
連携というより――
一つの生き物のようだった。
数分後。
全てが沈黙した。
「……終わり?」
ミレーヌが首を傾げる。
アルは周囲を見渡しながら言う。
「ウォーミングアップにもならんな」
ミレーヌはくすっと笑った。
「あなたがそんなこと言うなんてね」
その言葉には、少しだけ嬉しさが混ざっていた。
かつては“生き残るだけ”だった男が、今は余裕を口にする。
それが、どこか誇らしかった。
奥へ進むほど、空気が変わっていく。
重い。
圧迫感。
そして――
「来るわ」
ミレーヌが低く言う。
同時に、奥の闇が蠢いた。
現れたのは、巨大な影。
筋肉の塊のような体躯。
歪な王冠のような骨飾り。
「……また会ったな、、といっても別個体だが」
アルが呟く。
ゴブリンキング。
だが以前とは違う。
ミレーヌの心は――揺れなかった。
(もう怖くない)
それどころか。
(遅い)
ゴブリンキングが咆哮し、突進してくる。
地面が揺れる。
だが。
「アル」
「任せろ」
アルが一歩前に出る。
盾で受ける――のではない。
角度をずらす。
流す。
勢いを殺す。
その瞬間にはもう、ミレーヌが動いている。
「そこ」
剣が閃く。
以前なら通らなかった斬撃が、深く食い込む。
ゴブリンキングが苦悶の声を上げる。
「……軽いな」
アルが呟く。
「ええ、拍子抜けするくらい」
呼吸は乱れない。
恐怖もない。
ただの“強い敵”にすぎない。
アルが足元に罠を仕掛ける。
踏み抜いた瞬間、体勢が崩れる。
「今」
「了解」
ミレーヌが跳ぶ。
魔力が集束する。
だが――以前とは違う。
無理に全力を出さない。
確実に、仕留める。
「――斬る」
一閃。
それだけで十分だった。
ゴブリンキングの首が、静かに落ちた
静寂。
あまりにもあっけない決着。
ミレーヌは息を吐く。
「……こんなものだったかしら」
アルは苦笑する。
「いや、お前が強くなりすぎただけだろ」
ミレーヌはちらりとアルを見る。
「“私が”?」
「俺たちが、だな」
訂正する。
その一言に、ミレーヌの胸がわずかに熱くなる。
「……そうね」
彼女は小さく笑った。
そして、少しだけ悪戯っぽく言う。
「でも、さっきの連携。完璧だったわよ?」
「そりゃどうも」
「もっと褒めていいのよ?」
「調子乗るだろ」
「もう乗ってるわ」
軽く笑い合う。
その距離は、昔よりずっと近い。
言葉にしなくても分かる。
背中を預けてもいいと思える。
それだけで――十分だった。
だが、その空気を。
次の瞬間、何かが“歪めた”。
ぞわり、と。
肌が粟立つ。
アルの表情が消える。
「……おい」
ミレーヌも同時に感じていた。
「ええ」
それは、さっきまでの敵とは“質”が違う。
圧。
存在そのものが重い。
ゴブリンキングの死体が――
微かに震えた。
「……嘘でしょ」
ミレーヌの声が低くなる。
だが、それは“蘇生”ではない。
死体の奥。
影の中から――
何かが“這い出てくる”。
肉が裂ける音。
骨が軋む音。
そして現れたのは――
「……上位種か、、違う何か別のものだ。」
アルが呟く。
それは、ゴブリンキングの形をしていながら、まるで別物だった。
黒い外皮。
脈動するような魔力。
目は理性を持たず、ただ“捕食”だけを宿している。
「さっきのが子供に見えるわね」
ミレーヌが剣を構える。
その声に、震えはない。
だが、緊張はある。
――久しぶりの感覚だった。
アルは小さく息を吐く。
そして、隣に立つ。
「なあミレーヌ」
「なに?」
「今度は、逃げないぞ」
ミレーヌは一瞬だけ目を細める。
あの時の言葉。
あの時の背中。
それを思い出して――
ふっと笑った。
「当たり前でしょ」
剣を握る。
魔力が満ちる。
そして、少しだけ顔を近づけて囁く。
「今は、一人じゃないもの」
アルは一瞬だけ言葉に詰まり――
小さく笑った。
「……それは強いな」
黒き上位種が咆哮する。
ダンジョンが震える。
だが二人は、動かない。
逃げない。
ただ、並び立つ。
「行くわよ」
「ああ」
今度は試練ではない。
これは――
“今の二人”の戦いだ。
闇が、弾けた。
黒い上位種は、ゆっくりとその身を起こした。
――いや。
正確には、“起こしている”。
ゴブリンキングの死体を。
肉が内側から蠢く。
骨が軋み、ありえない角度にねじ曲がる。
まるで糸で操られた人形のように。
「……気持ち悪いわね」
ミレーヌが眉をひそめる。
その嫌悪は本能的なものだった。
強さとは別種の、不快さ。
アルは目を細める。
「違うな、あれ」
「ええ。中にいる」
次の瞬間。
ゴブリンキングの口が、がくりと開いた。
喉の奥――暗闇の中で。
何かが、蠢いた。
細く、長い影。
ぬるり、と。
それが覗いた瞬間、空気が変わる。
「……ヒキサルか」
アルが低く呟く。
憑依型魔物。
宿主の死体を操り、時には“強化”する異質な存在。
しかも――
「かなり大物ね」
ミレーヌが言う。
ただの寄生体ではない。
魔力の密度が異常だ。
その時。
“それ”が喋った。
「……ミツケタ」
声は二重だった。
ゴブリンキングの喉を使った声と、
その奥で響く別の音。
ぞわりと背筋が粟立つ。
「……趣味悪いわね」
ミレーヌは吐き捨てるように言うが、視線は逸らさない。
アルは小さく息を吐いた。
「本体は中だな」
「ええ、外殻はただの肉人形」
問題はそこじゃない。
(どうやって引きずり出すか)
そう考えた瞬間――
ヒキサルが動いた。
速い。
先ほどのゴブリンキングとは比べ物にならない。
「っ!」
アルが割り込む。
振り下ろされる腕を、盾で逸らす。
だが重い。
衝撃が腕を痺れさせる。
(強化してやがる……!)
ただ操っているだけじゃない。
魔力で“上乗せ”している。
「アル!」
ミレーヌの声。
同時に、斬撃が走る。
だが――
止まる。
刃が、肉に“沈まない”。
「硬い……!?」
「表面に魔力皮膜だ!」
アルが叫ぶ。
物理だけでは通らない。
だが、魔法だけでも足りない。
「……面倒ね」
ミレーヌが舌打ちする。
だがその目は、冷静だった。
むしろ――楽しんでいるようにも見える。
ヒキサルが再び迫る。
今度は三連撃。
速さも重さも桁違い。
アルは後退しながら、わずかに軌道を逸らす。
完全には防がない。
“流す”。
その隙間に、ミレーヌが滑り込む。
「左、空くわよ」
「分かってる」
アルが足元に瓶を投げる。
割れる。
油が広がる。
次の瞬間、ミレーヌの火属性魔法が走る。
爆ぜる炎。
視界が揺らぐ。
「今!」
だが。
ヒキサルは怯まない。
炎の中から、突っ込んでくる。
「しつこい!」
ミレーヌが距離を取る。
(違う)
アルは気づく。
(こいつ、宿主を消耗しても構わない動きだ)
普通なら、体を守る。
だがヒキサルは違う。
壊れてもいい。
乗り換えればいい。
「ミレーヌ!」
「ええ、分かってる!」
視線が合う。
それだけで通じる。
“外殻は無視する”
狙うは――中身。
「ちょっと近づくわよ」
ミレーヌが言う。
アルは一瞬だけ眉をひそめる。
「無茶するな」
「あなたがいるでしょ?」
間髪入れない返し。
アルは、思わず苦笑した。
「……信用されてるな」
「今さら?」
ミレーヌは一歩踏み込む。
わざと。
大きく。
隙を見せるように。
ヒキサルが食いつく。
その瞬間。
アルが背後から投げたのは――閃光のスクロール
一瞬だけ視界が白に染まる。
「もらった!」
ミレーヌが懐に潜り込む。
至近距離。
ゴブリンキングの口元。
蠢く“それ”が、はっきり見える。
細長い、黒い寄生体。
「気持ち悪……!」
だが、躊躇はない。
魔力を収束する。
「凍てつけ――」
ヒキサルが反応する。
引っ込もうとする。
だが遅い。
「逃がさない!」
アルが腕を叩き落とし、動きを止める。
ほんの一瞬。
それで十分だった。
「――雪月花」
今度は、静かだった。
凍気が一点に集まる。
斬るのではない。貫く!l
一閃。
刃が口内を貫き――
内部のヒキサルを、正確に断ち切った。
動きが止まる。
巨体が、ぐらりと揺れる。
そして――崩れ落ちた。
今度こそ、完全に。
静寂。
ミレーヌは息を吐く。
「……終わりね」
アルも肩の力を抜く。
「厄介だったな」
「ええ。でも」
ミレーヌはアルを見る。
少しだけ、柔らかい目で。
「楽しかった」
アルは一瞬だけ目を丸くして――笑った。
~魔石と温泉と、二人の夜~
「はい、確認いたしました」
カウンターの向こうで、リディアの瞳が大きく見開かれた。
彼女はギルドの受付嬢として十年以上務めている。それなりに大物も見てきた。Sランクパーティーの討伐報告だって何度も処理してきた。
だが――
「これは……本物ですか?」
震える指先で提示されたのは、2つの魔石。
1つは禍々しい紫色を纏った欠片。明らかにゴブリンキングの残留思念が宿っているとわかる代物だった。
もう1つは漆黒の核。中心で小さく鼓動している。まるで闇が生きているかのように脈打つそれが、ヒキサルのコアであった。
「すごいヒキサルの闇のコア、、これほどのものを見るのは初めてです」
「今日、取れたて新鮮の本物だ。」
アルが淡々と告げると、横でミレーヌが腕を組んで笑った。
「で? 報酬は?」
リディアは慌てて専用鑑定書を取り出し、魔石を査定する。。
数字を見て彼女は目眩を覚えた。
「ゴブリンキングは金貨100枚ですが……ヒキサルはプレミアがありまして……ええと……」
紙片にペンを走らせ、額を書き込む。
その値を見てアルは思わず眼を細めた。
「ヒキサルすげぇ、、これ……並の冒険者の年収の超えてるな」
ミレーヌが軽く伸びをして言う。
「ならロゼリア温泉行けるわね」
アルは頬を掻く。
「……誘うつもりだったのに先越されたな」
「先越されたくなくて早めに言ったの」
「そういうことか」
二人は視線を合わせて笑った。
ロゼリアの湯 露天風呂*
深夜近くの宿屋は貸し切りに近い状態だった。
湯けむりが淡く立ち昇る岩造りの露天風呂で、
ミレーヌは髪をまとめつつ微笑んだ。
「贅沢ね」
「仕事後の湯は最高だよな」
アルは桶にお湯を汲み、頭から流した。まだ熱の残る筋肉を解すように肩をほぐす。
ミレーヌはそんなアルをじっと眺め――ふと視線を下ろした。
もちろん華奢ではない。無骨な剣士のような筋肉ではなく、
戦場で生き延びてきた者の蓄積がある。
細かい傷痕もそこかしこにある。
彼女はそっと湯船に足を入れた。少しぬるめの温泉は心地よく肌を包み込む。
「アル」
「ん?」
「今日は本当に助かったわ。あなたがいなかったら危なかったかも」
アルは穏やかに笑う。
「そりゃこっちの台詞だ。お前の一刀が決め手だったろ」
「ふふ、共同作業ってことで」
「違いないな」
湯に浸かりながら二人はしばらく星空を眺めた。
明日も仕事だ。世界は平和になったわけではないし、平和になられたら商売上がったりだ。ー
だが今この瞬間だけは――何もなかった。
夜更けの客室
夕飯は豪華なものだった。
山海珍味というわけではなかったが、
質素ながら温もりのある郷土料理と葡萄の地酒は疲れた体によく染みた。
布団を敷き終えた後、
ミレーヌは帯を解いて下着一枚になった。
「おふっ!」
その姿にアルが僅かに息を飲む。
「なに?」
「いや、綺麗だなぁと思って」
「……っ、褒めても何も出ないわよ」
あまりストレートに言われるとは思っていなかったミレーヌは頬を朱に染めた。
しかしすぐに平静を取り戻し、布団の上で正座する。
「来て」
小さな声だったが、芯があった。
アルは黙って近づく。
灯りは落とされ、窓から滲む月明かりのみが二人を照らしていた。
「ねぇアル」
「ん?」
そっと手を伸ばしてアルの頬を撫でた。
「今日くらいは、あなたのこと独り占めしたいわ」
「俺も同じだ」
アルはゆっくりとミレーヌを抱き寄せる。
その胸の高鳴りを感じながら、
彼女もそっと背中に腕を回した。
「ミレーヌ❤️」
最初は優しい口づけだった。
唇が触れ合い、体温を確かめ合うように重ねられる。
徐々に深くなり、吐息が混ざっていく。
アルの手が襟元をずらすと白い肌が露わになった。
首筋から鎖骨へ、そして豊かな膨らみへと唇が降りていく。
「んっ……」
ミレーヌが小さく喘いだ。
普段は凛々しい騎士然とした彼女も、今夜はひとりの女性だった。
そのギャップにアルの興奮も増していく。
指先が乳房の頂点を探り当てるとミレーヌは身を捩らせた。
「や……ん…アル……」
「可愛いな」
囁きながら吸い付き舌先で転がす。
ぴくんっと反応する肢体は愛おしくてたまらない。
更に下腹部へ向かえば薄い茂みの奥にはすでに蜜が溢れていた。
「すごい濡れてるな……」
「言わなくていいから……っ」
恥じらいながらも期待するような視線を感じつつ花弁へ指を沈める。
「あっ!♡」「熱いな……」
くちゅり……
淫靡な音を立てて蜜壺を掻き回せば淫らな蜜が溢れだしてくるのだ。
ぐちょッくちゅッジュポっ!ぢゅぷっ!
「んん〜っ!!????♥♡♥♡♥」
ビクンッ!!
突然与えられた激しい快感に驚愕し腰を引いて逃げようとするもののがっちりホールドされていて身動きできないようだ。
ガッチリ抱きしめられ逃げ場がない状況であることが逆に安心感を与えるのか、抵抗する気力もなくされるがままになってしまうのだ。
「アルぅ……もっとぉ……好きにしてぇ♡♡♡」
普段は凛としたミレーヌに蕩け切った甘ったるい声音で求められてしまえば断ることなど出来ようはずもない。
「ミレーヌ!」
ズブリと押し込まれた肉棒が膣壁を擦り上げていく。
「そこ゛ッ❤️はいったら、だッ❤️だめっおかしく、、ぉ゛っ❤️おッ、 お゛いいっ、❤️いやぁ、、おほお゛ぉ~~❤️」
アルのペニスに膣壁を蹂躙される!
「ミレーヌゥゥゥ!!!」
パンッパチュンッグチャっぐちょっ
激しい抽送が始まる!
(おっきすぎて苦しいのに幸せ……!)
今まで誰にも許したことのない大切な部分に太く逞しいモノを迎え入れることができる悦びを感じながら膣を収縮させて愛しい人の欲望を受け入れようとするのだ。
(ダメなのっあたま真っ白になっちゃう~!)
パンッずちゅぱんっぱぁん!
ピストン運動が加速していきラストスパートを迎えた瞬間!
ドビュッビューっビューー!ドクンドクン
大量の精子が放出されて胎内を埋め尽くす。
あまりの量と勢いに耐えきれずミレーヌは達し背中を仰け反らせてしまう。
「アル~~イぐぅ❤️! お゛ぉおッッ❤️ほ、んぉおッッ❤️ ❤️やめ、やめぇ……っ、❤️ぉっ❤️ぉお゛っ❤️ーーーーふ、ぅう…………好き❤️わたしもうむりぃっ!」
ビクン!ビクン!ビクン!と大きな痙攣を起こし脱力するミレーヌ!
その瞼からは一筋の涙が流れている。
「はぁ……はぁ……」
荒い呼吸を整えながら、二人は布団の上で寄り添った。
ミレーヌの髪が乱れ、頬は紅潮し、瞳は潤んでいる。
普段の凛々しさとは別の、
女として満たされた表情。
アルはそんな彼女を、
まるで宝物を見るように見つめた。
「……大丈夫か?」
「ええ。ただ……すごく良かったわ」
はにかむような笑みに、
アルの胸がキュッと締め付けられる。
(惚れてるな……)
「なぁミレーヌ」
「なに?」
「これからもずっと……俺と一緒にいてくれるか?」
唐突な問いかけに、
ミレーヌは一瞬驚いた表情を見せたが、
すぐに柔らかく微笑んだ。
「バカね。今さら聞くの?」
そう言って、彼女の方から唇を重ねた。
初めは軽く触れ合うだけのキス。
しかし次第に深くなっていく。
名残惜しむように何度も繰り返すうちに、
二人の間にあった最後の距離が溶けていった。
「愛してる」
囁くようにアルが言うと、
ミレーヌは小さく頷きながら、
「私もよ。アル……」
静かに答え―――
月光に照らされた部屋で、
永遠に感じるほどのキスを交わしたのだった。