※この作品はR-18です。

冒険者はつらいよ 冒険者歴10年選手の日常とエロス   作:みなぽん

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冒険者達の冬の暮らし❤️ビックフットクエスト

◆ アル・ディーン

• 種族/年齢:人間/30歳

• 立場:本編主人公・パーティーリーダー

• 経歴:冒険者歴10年/等級シルバー

• 戦闘・技能:片手剣+丸盾、半弓サバイバル、罠解除簡単な魔法

• 人物像:

万能だが突出しない“器用貧乏”。堅実で生存第一主義の現実派。

 

◆ ミレーヌ・エルフェンリート

• 種族/年齢:雪族/45歳(外見はティーン)

• 立場:副リーダー

• 戦闘・技能:

• 魔法剣士 愛刀《雪月花》による超一流の剣技攻撃魔法も扱うオールラウンダー

• 人物像:

清楚で優しい常識人に見えて、戦闘では苛烈。アルとは古い付き合い。

「アルったら、もっと私を頼っていいんだからね」

「断ち切れ絶刀!雪月花!」

 

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◆ セルシア・ミストラル

• 種族/年齢:エルフ/81歳

• 戦闘・技能:弓術(百発百中)

• 人物像:

小柄な弓の達人だが、自己肯定感が極端に低い。すぐ卑屈になる。

「私の矢には正義を貫く力がある」

「私はお荷物ですから……」

 

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◆ メイベル・リングベル

• 種族/年齢:人間/20歳

• 立場:リーキスト教団・聖導女

• 戦闘・技能:回復・補助魔法

• 人物像:

心優しい癒し系。戒律に忠実だが、アルへの恋心に罪悪感を抱く。

「慈悲深き地母神よ、この者に癒しの光を!」

「ああ女神よ……私はまた淫で邪な感情を……」

 

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◆ ヴァレリア・ラース

• 種族/年齢:獣人種(魔狼)/31歳

• 戦闘・技能:

• 巨大鉄盾+ツヴァイヘンダー

• 重装歩兵

• 人物像:

フェンリルの血を引く食いしん坊。感情が高ぶるほど強くなる。

「お腹いっぱい!私は今とっても元気だゾ!」

 

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◆ リディア・マーカス

• 職業:冒険者ギルド受付嬢

• 人物像:

清楚で真面目、冒険者たちのアイドル的存在。

• 台詞:

「無事のご帰還をお祈りしています」

 

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◆ エリゼ・バスクチュアル

• 職業:鑑定担当ギルド嬢

• 人物像:

素材鑑定の腕は一流。その一言で冒険者の明暗が分かれる。

• 台詞:

「この状態なら、この価格で……」

 

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■ フリーバーズ

 

◆ ハヤブサのゲイツ・オルソン

• 立場:フリーバーズ・リーダー

• 人物像:

冴えない中年だが実力は確か。妻想い。親父ギャグ担当。

 

◆ シラサギのアリステラ(キュッキィ)

• 職能:白魔導士

• 人物像:

ゲイツを支える健気な幼妻。

 

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⸻

 

◆ ツバクロのユージーン・ハリス

• 種族:小人族

• 職能:偵察・罠解除

• 人物像:

器用だが戦闘力は低め。夫婦のイチャイチャに辟易。

 

◆ 鳳(おおとり)のサドラ・ミストラル

• 種族:エルフ族

• 立場:フリーバーズ・メンバー

• 戦闘・技能弓術の達人 月属性の精霊術(現在は封印中)

• 人物像:

淫乱で自堕落、酒と怠惰を愛するポンコツエルフ。

しかしその正体は、かつて伝説の勇者パーティーに名を連ねた

《月の勇者 サドラムーンライト》。

 

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⭐️冒険者の長い冬

 

冬が来ると、冒険者ギルドの掲示板から、目に見えて依頼書が減っていく。

 

秋までは、毎朝のように新しい紙が貼られていた。

 

「ゴブリンの巣を討伐してほしい」「街道に出没するオーガを警戒してほしい」「薬草の採取を頼む」「護衛を頼みたい」――。

 

それが、冬になると嘘のように少なくなる。

 

理由は単純だった。

 

寒いからだ。

 

人間だけではない。モンスターもまた、生き物である。

 

雪が積もれば活動範囲は狭まり、餌を求めて動き回る個体も減る。洞窟や巣穴にこもるものも多い。危険な魔獣でさえ、冬の間だけは活動を鈍らせることがある。

 

つまり、冒険者にとって冬は「稼ぎ時」ではない。

 

むしろ、一年のうちで最も金が減る季節だった。

 

Roseliaタウンの冒険者ギルドも、秋までの喧騒が嘘のように静まり返っていた。

 

受付嬢のリディア・マーカスが、依頼書を整理しながら小さく息を吐く。

 

「今年も冬が来ましたね」

 

「来ちゃったねえ」

 

隣のアル・ディーンが腕を組んで掲示板を見る。

 

残っている依頼は、雪かき、薪割り、家畜小屋の修繕、凍結した水路の復旧。

 

冒険者らしい依頼は、ほとんどない。

 

「……雪かきって、冒険者の仕事なのか?」

 

「依頼主が報酬を払うなら、冒険者の仕事よ」

 

リディアが微笑む。

 

アルはしばらく黙っていた。

 

その横から、ミレーヌが顔を覗かせる。

 

「アルったら、そんなに難しく考えなくてもいいんじゃない?」

 

「いや、考えるだろ。俺たち六人とマルシルの生活費だぞ」

 

「七人です」

 

後ろからメイベルが訂正した。

 

「私もいます」

 

「……そうだった」

 

「ひどいです、アルさん」

 

メイベルが頬を膨らませる。

 

セルシアはその後ろで申し訳なさそうに俯いていた。

 

「わ、私の食費は少ないですから……」

 

「セルシア」

 

アルが振り返る。

 

「そういう問題じゃない」

 

「す、すみません……」

 

「謝るなって」

 

冬の冒険者生活は、戦闘能力よりも生活能力がものをいう。

 

アルはそれを、十年の冒険者生活で嫌というほど知っていた。

 

そして、その日の夕方。

 

Roseliaサバイヴァーズの作戦会議は、宿の食堂ではなく、ギルドの一角で行われていた。

 

テーブルの上には、冬の支出を書き出した紙が広げられている。

 

家賃。

 

食費。

 

薪。

 

灯油。

 

武器の手入れ。

 

防寒具。

 

魔法触媒。

 

馬の飼料。

 

そして、税金。

 

「……思ったより減るな」

 

アルが頭を抱える。

 

「だから言ったでしょう。冬は食料を保存しておくべきだって」

 

ミレーヌが干し肉を指差す。

 

「秋のうちに買い込んでおけばいいのよ」

 

「買い込む金がなかったんだよ」

 

「じゃあ作ればいいじゃない」

 

「何を?」

 

ミレーヌは胸を張った。

 

「仕事を」

 

アルは顔を上げた。

 

「……冒険者なのに?」

 

「冒険者だからよ」

 

ミレーヌの言葉に、アルは少し考えた。

 

翌日から、Roseliaサバイヴァーズの冬の仕事が始まった。

 

最初は、街道沿いの農家から依頼された雪かきだった。

 

次は、倉庫の屋根の補修。

 

その次は、凍った井戸の氷割り。

 

セルシアは森の中で、冬でも採れる薬草を探した。

 

「ありました……」

 

雪の下から小さな緑を見つけると、彼女は目を輝かせる。

 

「これなら薬師ギルドで買い取ってもらえると思います」

 

「私の矢より役に立ってる……」

 

「セルシア、それは比較するものじゃないぞ」

 

アルが笑う。

 

メイベルは教会とギルドを行き来して、冬場に増える老人や子供の軽い病気を治療した。

 

もちろん無料ではない。

 

教団の規則に従い、貧困者には配慮しながらも、払える者からは適正な謝礼を受け取る。

 

ヴァレリアはというと――。

 

「雪かき終わったぞ!」

 

大量の雪を巨大な鉄盾で押し退けていた。

 

「すごい……」

 

マルシルが呟く。

 

「これなら普通の男が十人がかりでやる仕事を一人で……」

 

「腹が減った!」

 

ヴァレリアが叫んだ。

 

「そこまで計算に入れてくれ!」

 

アルが頭を抱える。

 

そしてリュミエールは、意外な仕事を見つけた。

 

冬場に商人たちが最も恐れるのは、雪による物流の停滞だった。

 

彼女の不完全な未来視は、ちょっとした天気予報になった。それはキャラバンにとって遭難を防ぐために大変重要な情報であり、アル達は毎日、瓦版を作り商人たちに売り歩いた

 

「三日後、大雪が降りますから、この峠は通らない方がいいです」

 

リュミエールが地図を見ながら言う。

 

「根拠は?」

 

「……夢で見ました」

 

商人は困った顔をした。

 

だが、翌日。

 

別の商隊がその峠で立ち往生したという知らせが届いた。

 

それ以来、リュミエールの予知は「当たるかもしれない情報」として、少しずつ商人たちに利用されるようになった

 

アルは平和で、退屈な冬の暮らしを笑った

 

「俺たち、冬は冒険者っていうより、便利屋だな」

 

「いいじゃない」

 

ミレーヌが笑う。

 

「春になれば、また魔物が動き始める。それまで生き残ればいいんでしょう?」

 

アルは窓の外を見る。

 

白い雪が静かに降っていた。

 

冒険者とは、怪物を倒す人間ではない。

 

危険な場所で生き残り、必要とされる場所で働き、次の季節まで仲間を食わせる人間でもある。

 

十年も冒険者を続けてきたアルには、それがよく分かっていた。

 

「……まあ、悪くない冬だな」

 

「でしょう?」

 

ミレーヌが笑う。

 

その隣では、セルシアが薬草を乾燥させ、メイベルが保存食を整理している。

 

 

ヴァレリアは台所で鍋を覗き込んでいた。

 

「今日の夕飯は何だ!」

 

「豆と干し肉の煮込み」

 

「肉!」

 

ヴァレリアの目が輝く。

 

「よし! 冬、大好き!」

 

アルは笑った。

 

外は寒いし仕事は少ない。金も潤沢ではない。

それでも、仲間がいて、暖炉が燃えていて、鍋から湯気が立っている。

冒険者にとって、冬を越せるということは、それだけで一つの勝利だった。

 

⭐️フリーバーズ

 

「仕事がない」

ゲイツ・オルソンは、冒険者ギルドの掲示板を見ながら呟いた。

「ないなあ……」隣のユージーンも腕を組む。

「本当にないすね」

二人の目の前にある依頼書は、雪かき、薪割り、屋根の補修。

冒険者としての仕事はほとんどない。

「どうします?」ユージーンが聞いた。

ゲイツは真剣な顔で答えた。

「冬眠」

「あんた人間でしょうが」

そこへアリステラがやってきた。

「ゲイツさん、お仕事は?」

彼女のつぶらな瞳には、不安の色が濃い

冬が始まってまだ間もないというのに、蓄えは目に見えて減っていた。

原因は、サドラ・ミストラルの酒と、ゲイツの賭博だった。

 

「サドラさん……」

 

アリステラは、空になった酒瓶が並ぶ棚を見て、半泣きになっていた。

 

「どうしてこんなに飲んだんですか……」

 

「寒かったからよ」

 

サドラは悪びれもせず、次の酒瓶を傾ける。

 

「冬は体を温めないといけないでしょう?」

 

「それは暖炉で十分です!」

 

「お酒の方が手っ取り早いのよ」

 

「手っ取り早くお金がなくなっています!」

 

アリステラの声が震える。

 

その隣では、ゲイツが机に突っ伏していた。

 

「ゲイツさんは……?」

 

「俺はちょっと増やそうと思っただけだ」

 

「何をですか?」

 

「金を」

 

「どうして減っているんですか?」

 

「……運が悪かった」

 

「何をしたんですか?」

 

「カードを少々」

 

「少々で、どうして今月の食費までなくなるんですか!」

 

ゲイツは視線を逸らした。

 

「途中までは勝ってたんだ」

 

「途中までは、ですか……」

 

「そこから流れが変わってな」

 

「流れで食費を賭けないでください!」

アリステラは家計簿を握りしめた。

「これでは、春まで持ちません……」

「やべえぞ、ゲイツ!アリステラが泣き出すぞ」

ユージーンが頭を抱えた。

「ちょっと待ってろ!俺が割の良い仕事を探してくるからよ!」

 

「あったぞ!」

 

ゲイツが息を切らして宿に飛び込んできた。

 

アリステラが家計簿から涙目で顔を上げる。

 

「…雪かきですか?」

 

「違う!冒険者っぽい仕事だ!」

 

ゲイツは依頼書を卓上に広げた。

 

ユージーンが身を乗せる。

 

「ビッグフット…?」

 

「雪山に生息する巨大類人猿の亜種。冬場になると縄張り意識が強くなり、雪山の峠を通る商隊を襲う」

 

ゲイツが依頼書を指で辿りながら読み上げる。

 

「依頼主は――モンスター研究家?」

 

アリステラが首を傾げた。

 

「研究者がなんでビッグフットの討伐を?」

 

「討伐じゃねえんだ」

 

ゲイツは首を振る。

 

「研究のサポートだ」

 

 

翌朝、フリーバーズの四人はRoseliaタウンの北門で依頼主と待ち合わせた。

 

門柱の陰に、妙な塊があった。

 

最初、ゲイツは荷物だと思った。

 

雪の積もった巨大な木箱が置かれているのかと。

 

だが、その荷物は動いた。

 

「あー、冒険者の方々ですか?」

 

雪を払いのけながら立ち上がったのは、一人の人間だった。

 

ぼさぼさの緑髪。

 

痩せぎすで胸元も薄く、ぶかぶかの研究ローブに身体が埋もれている。背中には本人より大きいのではと思うほどの本箱を背負っていた。

 

本箱には留め具がついており、一冊も落ちないよう工夫されている。だが、その分、歩くたびにガタガタと音がして、雪の上に深い轍が残った。

 

「…あの、どなたでしょうか」

 

アリステラが恐る恐る尋ねる。

 

「ミルティ・エインズです」

 

緑髪の人物は、凍えた指で眼鏡の位置を直した。

 

「モンスター研究を専門としている学者です」

 

「学者が…雪山に?」

 

「ええ。ビッグフットの冬季行動パターンを観察したくて」

 

ミルティ・エインズは、依頼書を広げながら説明した。

 

ビッグフットは通常、人間を襲わない。

 

だが冬場は例外だった。

 

餌が減り、縄張りを広げる個体が現れる。商隊の馬を襲い、積荷を奪う。まれに人間を負傷させることもある。

 

「だから討伐してほしい、というわけではありません」

 

ミルティは言った。

 

「生体調査に協力してほしい」

 

「生体調査?」

 

ゲイツが眉を上げる。

 

「大きさ、足跡、食痕の残り方。雪の上なら追跡が容易です。冬のビッグフットに関する実地データは、学界でもほとんど蓄積されていない」

 

ミルティの目が、眼鏡の奥で静かに燃えた。

 

学者の目だった。

 

だが、それと同時に、どこか危うい目でもあった。

 

寒さに赤くなった頬。霜のついた睫毛。ローブの下から覗く細い手首。

 

この人物が、一人で雪山に登ろうとしていたのか。

 

アリステラが無意識にゲイツを見た。

 

ゲイツは腕を組んだまま、ミルティを眺めている。

 

ユージーンが小声で囁いた。

 

「…この人、一人で山に入るつもりだったんすか?」

 

「そうですね」

 

ミルティは平然と答えた。

 

「護衛がいれば望ましいですが、いなくても調査は――」

 

「止まれ」

 

ゲイツが手を挙げた。

 

「お前さん、自分が何を言ってるか分かってるか?」

 

ミルティはきょとんとした。

 

「ビッグフットの生態調査を――」

 

「違う。雪山に、一人で、ビッグフットの縄張りに、入るって言ってるんだ」

 

「ええ」

 

ゲイツは深いため息をついた。

 

「…報酬はいくらだ」

 

「銀貨二十枚です」

 

「少ねえ!」

 

「雪山踏破にビッグフット対応で銀貨二十枚じゃ安すぎます!」

 

アリステラが叫んだ。

 

「予算があまりなくて…」

 

ミルティが申し訳なさそうに視線を落とす。

 

ゲイツはしばらく沈黙した。

 

それから、依頼書を折り畳んで懐に入れた。

 

「…やるぞ」

 

「ゲイツさん!」

 

アリステラが抗議の声を上げる。

 

「報酬と危険が不釣り合いです!」

 

「冬の間、宿で腐ってるよりマシだ」

 

ゲイツはミルティに向き直った。

 

「ただし条件がある」

 

「なんでしょう」

 

「お前さんの指示には従う。だが、危険と判断した時は、俺が判断する」

 

ミルティは少し考えた。

 

それから、小さく頷いた。

 

「分かりました。冒険者の判断を尊重します」

 

「なら、行こうぜ」

 

ゲイツが背を向けた。

 

ユージーンが装備を点検しながら呟く。

 

「ビッグフットかあ。戦ったことねえな」

 

「冬場の個体は気性が荒い」

 

ミルティが本箱から一冊の本を取り出した。

 

『北方山岳地帯の霊長類魔獣に関する考察』

 

「…これ、全部読んだのか?」

 

「私が書きました」

 

表紙には確かにミルティ・エインズの名前があった。

 

ゲイツが分厚い本を受け取って、重さに顔をしかめた。

 

道はすぐに細くなった。

 

Roseliaタウンの北に広がる森林地帯を抜けると、勾配が急になる。雪は膝まで積もり、一歩進むだけで足が沈んだ。

 

「深いな…」

 

ユージーンが前に出て、雪を蹴って道を作る。

ミルティは本箱を背負ったまま、意外と足取りがしっかりしていた。

 

「先生、慣れてるんすね」

 

ユージーンが感心したように言う。

 

「山には何度も入っています」

 

ミルティは答えながら、雪面を観察していた。

 

「…おや」

 

足を止める。

 

「どうした」

 

ゲイツが振り返る。

 

ミルティは雪面にしゃがみ込み、手袋を外して素手で雪に触れた。

 

「この足跡」

 

雪の上に、大きな痕が残っていた。

 

人間のものではない。だが、熊とも違う。

 

五本の指がはっきりと残っている。長さは大人の頭ほどもある。

 

「ビッグフットだ」

 

ミルティの声が、微かに震えた。

 

恐怖ではない。

 

興奮だった。

 

「冬季個体の足跡、これは貴重なデータです。幅、深度、歩幅……」

 

手帳を取り出し、素早く記録し始める。

 

ゲイツは剣の柄を握り直した。

 

「新しそうだ。数時間以内の足跡か?」

 

「ええ。雪がまだ固まっていません。三時間以内だと思います」

 

「三時間…」

 

ゲイツは周囲の林を見渡した。

 

雪を被った樹木が静まり返っている。

 

鳥の声もしない。

 

「気をつけろ」

 

ゲイツが低く言った。

 

「近くにいる」

 

ミルティの手が止まった。

 

「…どのくらい近くに?」

 

「お前さんが足跡を調べてる間に、木陰から見られてたかもしれねえ程度にな」

 

ミルティはゆっくりと顔を上げた。

 

林の奥。

 

白い雪の壁のようなものが、一瞬だけ動いた。

 

気のせいかと思った。

 

だが、サドラが静かに銀の弓を構えた。

 

「いたわ」

 

サドラの声は、酒を飲んでいない時のそれだった。

 

鋭く、冷たい声。

 

「正面の林。距離、三十歩」

 

ゲイツは剣を抜いた。

 

「ミルティ。下がってろ」

 

「で、ですが、観察を――」

 

「下がれ」

 

ゲイツの声に、有無を言わせない響きがあった。

 

ミルティは口を閉じ、本箱を背負ったまま後退した。

 

林が揺れた。

 

雪が崩れる音。

 

そして、それは現れた。じゃあ。

「散開!」

 

ゲイツの怒号が雪山に響いた。

 

ビッグフットは巨体に似合わぬ敏捷さで雪面を駆けた。白い毛皮に覆われた腕が振り回され、雪煙が舞い上がる。その一撃は岩をも砕く威力で、まともに受ければ人間など紙屑のように吹き飛ばされるだろう。

 

「サドラ!」

 

「分かってるわよ!」

 

サドラの銀の弓弦が鳴り、風魔法を帯びた矢がビッグフットの足元を穿つ。雪が爆ぜ、ビッグフットが体勢を崩す。すかさず第二矢が放たれ、今度は巨腕に突き刺さる。咆哮と共にビッグフットが振り返ると、

 

「ユージーン!」

 

「おうっ!」

 

小人族のユージーンが雪を蹴り、ビッグフットの側面に回り込む。投げナイフによる牽制の一撃。刃は硬い毛皮に弾かれたが、ビッグフットは雪崩れ込むような勢いでそれを避けようと大きく飛び退いた。その先にあったのは、岩場の裂け目へと続く洞窟だった。

 

「巣穴だ」

 

ゲイツが短く告げる。

 

暗がりの中に巨大な影が沈んでいく。追い詰められた獣は巣穴へ逃げ込む。それは冒険者にとって好機であり、同時に危険の始まりでもあった。

 

「アリステラ!」

 

「はいっ!」

 

アリステラが杖を掲げる。風と氷の魔術が絡み合い、巣穴の入り口付近に見えない結界を張り巡らせる。逃げ場を失ったビッグフットは、奥底で怒り狂ったような咆哮を上げた。地響きのような音が洞窟の壁を伝い、雪の結晶が舞い落ちる。

 

フリーバーズは岩場の陰に陣取り、剣と弓を構えたまま様子を伺う。

 

「追い詰めたな」

 

ゲイツが息を整える。額に浮いた汗が冷たい風に晒される。

 

そこへ、ミルティがゆっくりと前に出た。

 

「先生! 危ねえぞ!」

 

ユージーンが止めるがミルティは振り返らない。眼鏡の奥の瞳が暗い洞窟の奥を凝視している。その眼差しは、獲物を狙う捕食者のそれにも似た異様な熱を帯びていた。学者の好奇心が、恐怖を凌駕しているのだ。

 

「捕獲完了……ではありません。あくまで追い込んだだけです。ここからが本番」

 

ミルティは背負った本箱を下ろし、留め具を外した。中から分厚い手帳とインク瓶、そして幾つかの小瓶を取り出す。小瓶には色とりどりの液体が入っており、それらはすべて身体強化系の触媒だった。

 

ローブの下から呪文の詠唱が漏れ始めた。

 

「身体強化……筋力増幅……耐久力向上……痛覚遮断……代謝活性化……そして……」

 

白い吐息が霧散する。ミルティの肌が薄く発光し、魔力が全身を駆け巡るのが見えた。痩せぎすだった体がわずかに引き締まり、雪の中にいるにもかかわらず赤みを帯びていく。血管が浮き上がり、心拍数が上がっているのが首筋から見て取れた。

 

「催淫……性感増幅……子宮拡張……分泌促進……」

 

その単語の羅列に、アリステラが息を呑んだ。

 

「えっ……? いま何て……?」

 

ミルティは震える指でローブの留め具に手をかけた。寒さのためか、それとも魔法の副作用か、その指は赤く染まり、微かに震えている。

 

「ミルティさん! 待ってください!」

 

アリステラが叫ぶ。

 

だが、バサリと音を立ててローブが雪の上に落ちた。

 

その下には何も着ていなかった。

 

白く細い肢体が、雪の冷気と洞窟の暗がりに晒される。小さな乳房、薄い腹、秘所を隠す僅かな陰毛。寒さで鳥肌が立っているはずなのに、肌は赤く火照り、乳首は硬く尖っていた。太腿の内側にはすでに透明な液体が伝わり始めている。催淫の魔法が体内を駆け巡り、彼女の身体を内側から熱くしていた。

 

「なっ……!」

 

ゲイツが目を見開く。ユージーンは言葉を失い、アリステラは顔を覆った。

 

「おい先生! 何を……!」

 

「観察です」

 

ミルティは裸のまま振り返り、涼しい顔で言った。ただしその顔は紅潮し、瞳は潤んでいた。冷静さを装っているが、身体の奥底で熱いものが渦巻いているのが明白だった。

 

「冬季個体の交尾行動に関するデータは皆無です。これは千載一遇の機会」

 

彼女は再び洞窟に向き直り、一歩踏み出した。雪の上に素足が触れ、冷気が肌を刺す。だがミルティの表情は変わらない。

 

「来なさい」

 

その声は、学者のそれではなく、淫魔の誘いのようだった。低く、湿り気を帯びた声。洞窟の壁に反響し、奥底の獣に届く。

 

暗闇から、荒い吐息が漏れた。

 

 

 

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ビッグフットが姿を現す。身長は三メートルを超える。白い毛皮に覆われた巨体。その股間には人間の腕ほどもある赤黒い肉棒が反り立っていた。冬場の発情期。そしてミルティ自身が放った催淫の魔法が放つフェロモン。それがビッグフットの本能に火をつけたのだ。肉棒は血管が浮き上がり、鈴口から先走り液が滴り落ちている。あの太さ、あの長さ、人間のものではない。異種族の雄の証だった。

 

ビッグフットは一歩踏み出し、巨大な手でミルティの細い腰を掴んだ。

 

「あぐっ……!」

 

骨が軋むような力強さ。太い指が腰骨に食い込み、白い肌が赤く圧痕される。だがミルティは悲鳴を上げない。手帳を握りしめただけだ。身体強化の魔法がなければ、この握力だけで内臓が破裂していただろう。

 

ビッグフットはミルティを軽々と持ち上げると、己の股間へと押し付けた。濡れそぼった秘所に灼熱のような亀頭が触れる。熱さと大きさに、ミルティの身体が反射的に震えた。

 

「挿入……確認……!」

 

ミルティの声が震える。それは恐怖ではなく、興奮と痛みの混じった声だった。

 

ビッグフットは待たなかった。

 

ズリュウウッ!

 

容赦のない一突き。

 

人間とは比べ物にならない巨大な楔が、ミルティの膣内を強引にこじ開けた。内壁が引き伸ばされ、子宮口が押し潰されるような圧迫感。子宮拡張の魔法が内壁を限界まで柔らかくし、破断を防いでいる。だがそれでも、人間の身体には異種族の雄を受け入れるための構造など備わっていない。

 

「ああっ! くっ……大きい……! 奥まで……奥まで入って……!」

 

ミルティの口から嬌声が漏れる。

催淫の魔法が限界まで高められた性感を暴き出し、身体強化の魔法が物理的な破壊から内臓を守る。痛みと快楽の境界が曖昧になり、彼女の理性が溶け始めていた。

 

ビッグフットは本能のままに腰を振った。

 

パン! パン! パンパン!

 

肉と肉が打ち合う鈍い音が雪山に響く。ミルティの小さな体が巨体の間でボロ人形のように揺さぶられる。白い腹がビッグフットの毛皮に擦れ、赤く染まっていく。太腿の間に挟み込まれた肉棒が、出入りするたびに濡れた音を立てる。愛液が溢れ出し、ビッグフットの下腹を濡らす。

 

「……交尾……速度……毎分……約百二十回……! 深度……子宮口……到達……!」

 

ミルティは涙で潤んだ目で自分の股間を見つめながら、震える声で記録を続ける。精液ではなく愛液が溢れ出し、ビッグフットの肉棒を濡らしていく。自分の身体が貫かれている様を、冷静に分析しようとする理性と、獣に犯される快楽に溺れる本能が、彼女の中でせめぎ合っている。

 

「あっ……あっ! 子宮口……押し開かれて……! あぐっ……!」

 

ビッグフットの亀頭が子宮口を直接突く。子宮拡張の魔法が限界まで働き、異物の侵入を許してしまう。子宮の中にまで肉棒が入り込み、内壁をこすり上げる。

 

「いやっ……そこは……だめ……! あああっ!」

 

ミルティの背中が反り、白い喉が天を向く。身体強化の魔法がなければ、この時点で内臓が破裂していただろう。

 

ビッグフットは容赦しなかった。獣は交尾の最中、相手の反応など気にしない。

ただ本能のままに、深く、強く、繰り返し腰を打ち付ける。ミルティの身体が上下に跳ねる度に柔らかな乳房が揺れ赤く腫れ上がった乳首が冷たい空気を切り裂く。白い尻にビッグフットの腰骨が当たり鈍い衝撃が伝わる。

 

「…孕み袋の習性 ビッグフットもなのね…膣内…… 出していいのよ!」

 

ミルティの呟きは最早誰にも聞き取れない程途切れ途切れになっていた。目は焦点を失いつつあり口元からは唾液が垂れている。

 

フリーバーズの面々はその光景を凝視していた。全員が言葉を失い固まっている。

 

ゲイツは剣を握りしめたまま固まっている。これが冒険者の仕事なのかという問いと目の前の狂気的な光景への嫌悪感がせめぎ合っている。彼の目は血走り呼吸は浅くなっている。人が異種族に犯されている光景に生理的な拒否感を感じていた。

 

サドラは面白そうに口元を歪め目を細めて観察している。「ふぅん……面白いわねぇ」と呟きながらもその視線はミルティの股間から離れない。弓を持つ手はゆったりと垂れ下がり戦闘態勢とは思えない余裕を見せている。まるで珍しい劇でも見るかのようにこの非日常的行為を楽しんでいるようだった。

 

ユージーンは顔を真っ赤にし視線を逸らしたいのに逸らせないでいた。彼が恥ずかしさで狼狽えている。片手で口元を抑えもう一方では無意識に自分の下半身を抑える仕草をしている。「すげぇ……こんなの見たことねぇよ……」という声がか細く漏れる。この異常な状況には完全に呑まれてしまっていた。

 

アリステラは指の隙間から覗き見ながら「ひどい……ひどすぎます……でもなぜか目が離せない……」と呟き続けていた。

神官である彼女は本来このような行為を見過ごせない立場だが同時に学者として研究熱心だったミルティに対し複雑な感情を抱いている。「もし助けたらデータ採取が中断されてしまいますよね……でもでも!」と葛藤しながら結局最後まで見てしまう自分に自己嫌悪していた。

 

「あっ! あっ! あっ! 来る……! 射精……兆候……!」

 

ビッグフットの動きが激しくなり唸り声が大きくなる。睾丸が収縮し睾丸内部で精子が急激に生成されている様子さえ感じ取れるほどだ。ミルティを抱きしめる腕に更なる力がこもり逃げられない拘束具となる。「苦しい」と思う余裕もなくただただ快楽信号ばかり送り続けられる脳内で必死になってデータ記録だけ思考しようと努めていたところ突然強い刺激を感じた瞬間全てぶち壊された。

 

ビッグフットは満足したように大きく息を吐きミルティを雪上投げ捨てようとする直前に一際強く突き入れたあと盛大射精した!

 

ドクンッ!!!!

 

凄まじ勢いで迸った熱液大量浴びせ掛けられ始める瞬間全身粟立ち恐怖感抱きつつも何か期待感も湧き上がって来る自分信じたくない思い抱え続けながら最終的決断下すこととなった……

熱い奔流ビッグフット巨根より放出された

「あぁぁぁっ……!! 熱っ……すごいっ……量っ!!!」

子宮内壁叩きつけられるごとに絶頂感味わいつつ更なる高み目指すメルティ。

ドクッドクッ…….

脈打つように注がれる精液…….彼女の小さな体が、そのたびにびくんびくんと痙攣した。

「すごい量です。あうっ❤️しかも発情させる成分は、ゴブリンの3倍!こんなのだめおかしくなる。」

おかしくないな

ビッグフットがミルティを雪の上に降ろした。

 

どさり、と音がした。彼女の股間からは白濁した液体が溢れ出し、太腿を伝って雪を黄色く染める。まだ子宮内に溜まった精液が、腹の中で重く温かい。

 

「……はぁ……はぁ……データ……まだ……」

 

ミルティは震える指で手帳を開こうとした。

 

だが、ビッグフットの肉棒は萎えていなかった。

 

むしろ、さっきよりも硬く大きく、血管を浮き上がらせてそそり立っている。先端からは精液と愛液が混じった粘液が糸を引いていた。

 

ビッグフットは低く唸ると、ミルティの後頭部を巨大な手で掴んだ。

 

「え……?」

 

次の瞬間、彼女の顔はビッグフットの股間に押し付けられていた。

 

生臭い雄の匂い。人間のものとは全く違う、獣の麝香のような刺激臭が鼻腔を突き抜ける。鼻先に亀頭が押し当てられ、先走り液が唇を濡らす。

 

「まって、まだ記録が……」

 

ビッグフットは待たなかった。

 

グチュッ。

 

巨大な肉棒が、ミルティの小さな口に捻じ込まれた。

 

「んぐっ! うぐぐ……っ!」

 

口の中が一瞬で満たされる。人間の二倍はある太さが顎を限界まで開かせ、舌が押し潰される。喉奥まで肉棒が到達し、呼吸が一瞬止まる。

 

「うぅ……! んぐ……んっ……!」

 

ミルティの目から涙が溢れた。生理的な嘔吐感。だが催淫の魔法と身体強化が、その苦痛さえも快楽に変換していく。喉の粘膜が肉棒の熱さを感じ取り、その熱が全身に広がっていく。

 

ビッグフットは容赦なく腰を動かし始めた。

 

グチュグチュグチュ!

 

口内を肉棒が蹂躙する。唇が擦れ、唾液が溢れ出し顎が外れそうになる。ミルティは必死に歯を立てないように口を開き続けた。もし噛んでしまえば、この獣は彼女の頭蓋を握り潰すだろう。

 

「んぐっ! んっ! んんんっ!」

 

喉奥を亀頭が突くたびにミルティの細い首が膨らむ。外からでも肉棒の形が浮き上がって見えるほど深くまで入り込んでいる。食道を異物が這い回る感覚。内臓を内側から犯されているような異様な快楽が、彼女の理性を蝕んでいく。

 

(……これは肉体だけではなくて、精神まで侵食される。これがモンスターの支配……)

 

ミルティは涙で霞む目を必死に開き、手帳にペンを走らせようとした。だが、ビッグフットの動きが激しくなり、ペンは雪の上に落ちた。

 

「んんんっ! んぐっ! うぅ……!」

 

ビッグフットの腰の動きが速くなる。睾丸がミルティの顎に打ち付けられ、パンパンという音が響く。喉奥で亀頭が膨張し始める。射精の兆候だ。

 

(射精前の膨張率……約三十パーセント……精液の粘度……唾液と混合して……)

 

ミルティの思考はまだ学者のそれだった。

 

 

だが、身体は違った。彼女の太腿の間から、新たな愛液が滴り落ちている。口を犯されているだけで、子宮が疼き膣が収縮している。完全な雌の反応だった。

 

ビッグフットが一際強く腰を突き入れた。

 

ドクンッ!

 

喉の奥で、灼熱の奔流が炸裂した。

 

「んぐうううっ!?」

 

濃厚な精液が食道を満たし胃に直接流れ込んでいく。一回、二回、三回。脈打つたびに大量の精液が注ぎ込まれ、ミルティの腹が内側から満たされていく。

 

(射精量……一回目よりも多い……喉越しの粘度……ゴブリンの約四倍……成分分析……後に……)

 

飲み込むしかなかった。口の中に溢れた精液を必死に嚥下する。喉を鳴らして飲み込む音が、静かな雪山に響く。その仕草はもはや観察者のそれではなく、雄の体液を貪欲に受け入れる雌のそれだった。

 

ビッグフットが肉棒を引き抜くと、大量の精液と唾液がミルティの口から溢れ出した。彼女は雪の上に四つん這いになり、激しく咳き込む。白濁した液体が顎から滴り落ち、雪の上に無数の穴を開ける。

 

「……はぁ……はぁ……口腔内射精…されちゃった……」

 

ミルティは震える声で呟いた。口元は精液と唾液でぐちゃぐちゃに濡れている。眼鏡は歪み、顔は紅潮し、目は虚ろだった。それでも彼女は雪の上に落ちた手帳を探そうと手を伸ばす。

 

(まだ……まだデータが……)

 

だが、ビッグフットは終わっていなかった。

 

「え……?」

 

巨大な手が再びミルティを掴み上げる。今度は彼女の身体を反転させ、自分の膝の上に向かい合わせに座らせた。赤ん坊を抱くような体勢だった。

 

「ちょっと……待っ……まだ……」

 

ビッグフットの肉棒が再びミルティの秘所にあてがわれる。まだ精液で満たされた膣に、再び灼熱の楔が挿入された。

 

「ああああっ!!」

 

さっきよりも深く、強く、容赦なく。

 

グチュグチュグチュ!

 

膝の上に座らせたまま、ビッグフットはミルティの腰を持ち上げては叩きつける。彼女の体重が全て肉棒に掛かり、自重で子宮の奥まで貫かれる。

 

「あっ! あっ! あっ! 深い! 深すぎる!」

 

ミルティの背中が反り返り小さな乳房が天を向く。ビッグフットの剛毛が彼女の背中と尻を擦り、白い肌を赤く染めていく。膝の上で跳ねるたびに、膣内の精液が泡立ち卑猥な水音が響く。

 

(この体勢……挿入深度……最大……子宮底まで到達……これは……あっ……あっ……!)

 

ビッグフットがミルティの腰を掴み、一気に持ち上げた。

 

そして、重力に任せて叩きつける。

 

ズドンッ!!

 

「ひぎぃっ!?」

 

腹の奥で何かが破裂しそうな衝撃。子宮が限界まで押し上げられ、内臓が圧迫される。ミルティの口から悲鳴とも嬌声ともつかない声が漏れた。

 

ビッグフットはそれを何度も繰り返す。

 

持ち上げては叩きつけ、持ち上げては叩きつけ。

 

そのたびにミルティの身体が浮き上がり、白い肢体が空中で跳ねる。重力と獣の腕力が合わさり、人間では決して到達できない深さまで肉棒が届いている。

 

「ああっ! あああっ! だめ! おかしくなる! ほんとにおかしくなる!」

 

ミルティの目が白目を剥き始める。

唾液が口元から垂れ、舌がだらしなく伸びている。学者としての理性はもう欠片も残っていなかった。あるのは、ただ獣に犯される雌の本能だけ。

 

「もっと! もっと! もっと突いて! 子宮ぐちゃぐちゃにして!」

 

彼女は自ら腰を振り始めた。細い腕でビッグフットの毛皮にしがみつき、必死に自分から打ち付ける。膣が肉棒を締め付け、子宮が亀頭を求めて下りてくる。

 

完全なメス落ちだった。

 

(もう……いい……データなんて……どうでも……あっ……あっ……気持ちいい……もっと……もっとほしい……)

 

ビッグフットの動きが最高潮に達する。

 

膝の上でミルティを跳ねさせながら、獣は咆哮を上げた。

 

ドクンッドクンッドクンッ!!

 

三度目の射精。今度は子宮の最奥で、直接、灼熱の精液が叩きつけられる。

 

「あああああっっっ!!!」

 

ミルティの身体が大きく跳ね背中が弓なりに反り返った。絶頂が全身を貫き、膣が痙攣し子宮が精液を貪欲に吸い上げる。彼女の腹は、精液で満たされてわずかに膨らんでいた。

 

ビッグフットがようやく動きを止め、ミルティを膝から降ろした。

 

彼女は雪の上に倒れ込みぴくぴくと痙攣している。股間からは大量の精液が溢れ出し、口元からも白濁した液体が垂れていた。目は虚ろで、焦点が合っていない。

 

「……あ…あぁ…いぐぅ…」

絶倫のビッグフットは1回出した位では全く萎えることがない

ミルティの口から漏れるのは、意味をなさない喘ぎ声だけだった。

ミルティは、最早獣に抱かれて悦ぶ雌だった。

ビッグフットの膝の上で浮き上がるほどに突き上げられ、彼女は獣の胸にしがみつきながら涎を垂れ流し、快楽に泣きわめいていた。

「あひぃっ! お、奥! 奥までとどいてるぅう!!」

ビッグフットの性器は子宮口をこじ開け、彼女の胎の最も奥を蹂躙する。

彼女の身体は、産道を異種の肉棒で抉られる度に雌としての悦びを叫んだ。

もう学術調査のことも、手帳のことも雪で冷えた指のことも、どうでもよかった。ただ目の前の巨獣に孕ませてほしいと願うだけであった。

「もっともっと! 私の子宮ぐちゃぐちゃにして! 子供産むまで犯して!」

その言葉に応えるようにビッグフットの律動が速くなる。彼女の胎内には、既に若い雌を妊娠させるには十分な量の精液が注ぎ込まれていた。

だが、ビッグフットの獣欲は留まるところを知らない。自分の子孫を確実に残すため、メスが妊娠するまで交尾をやめないのである。

「お……おなか……ふくれてきた……あひっ……!」

ミルティの下腹が大量の精液を受け入れて膨らんでいる。彼女は自分の腹に手を当て、その膨らみに恍惚の笑みを浮かべた。雪の中で凍えた手足が、火照った子宮の熱だけで生還していた。

「まだ……欲しい……! 子宮!!! ごぼっ❤️」

ビッグフットが精液を注ぐ。熱い液が、満杯になった彼女の膣から溢れて雪の上に流れ落ちる。それがまた新たな快楽を生み、ミルティは白目を剥いて痙攣した。子宮が獣の精子を全て自分のものにしようと蠢き、彼女自身がメスになってしまった証だった。

 

フリーバーズの面々は、ただ立ち尽くしていた。

 

ゲイツは剣を下ろし、重いため息をつく。

 

「……おいおいなんだかこっちまで興奮してしまった」

 

サドラは口元を歪めたまま「ねぇユージーン❤️あんたセックスしたくなったんじゃない?」と皮肉な笑みを浮かべる。

 

ユージーンは顔を真っ赤にしたままサドラの抜群のプロポーションも見つめている。

 

アリステラは泣きそうな顔で杖を握りしめ、「こんな淫らなこと回復魔法……かけます……今すぐかけます……」と震える声で呟き続けていた。

 

雪山には、獣の匂いと女の匂いが混じり合い、白い雪が様々な体液で汚されていた。

 

 

⭐️サドラ誘惑

 

 

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「ああっ❤️こんなの見せつけられたらもう収まりがつかないわ」

 

サドラは銀の弓を地面に突き立て、伸びをした。凍えた空気に晒された彼女の体は、興奮で熱を帯びていた。長い銀髪が風に揺れ、エルフ特有の尖った耳が赤く染まっている。

 

「ユージーン、今日は特別にやらせてあげるわ。美人エルフとセックスしたいでしょう?」

 

サドラは薄い唇を舐めながら、ユージーンを見上げた。

 

ユージーンは普段は皮肉屋で本心を言わないたちだった。だがサドラに対してだけは別だった。酒カスでだらしないが、世界で一番美人だと思っている。以前勇者だった彼女の姿をユージーンは憧れの目で見上げていた。彼女が自分たちのような3流パーティにいることは奇跡に近い。その長い金髪が雪に映えるたびに、彼は何度胸を熱くしたか分からなかった。

 

「サドラ❤️俺はおまえが……」

 

言葉が終わらないうちに、ユージーンはサドラに襯いかかった。

 

ドサリと雪の上に倒れ込み、サドラの豊かな乳房に顔を埋める。防寒着の上からでも分かるほどに豊かな胸が、彼の顔を包み込む。ミルティのものとは比べ物にならないほど豊満で、エルフの長身に似合わぬ柔らかさだった。

 

「んふぅ……あらあら、赤ちゃんみたいね」

 

サドラは優しくユージーンの頭を撫でた。長い指が彼の髪を梳き、耳の裏を撫でる。その仕草は母親のようでもあり、恋人のようでもあった。

 

「でも股間のものがすっかりたくましくなって、私の中にミルクを注ぎたがってるわ」

 

サドラは長い足でユージーンの腰を挟み込み、引き寄せた。彼の勃起が防寒着越しにサドラの下腹に当たる。その硬さと熱さが、彼の欲望の大きさを物語っていた。

 

「サドラ……もう我慢できねえ……」

 

ユージーンは防寒着の留め具に手をかけた。指が震えている。寒さのせいではない。十年分の想いが溢れ出していた。

 

「あら、そんなに慌てなくてもいいのよ。私が逃げるわけじゃあるまいし」

 

サドラは微笑みながら、自分の防寒着の留め具を外し始めた。一つずつ丁寧に外すたびに、白い肌が雪景色に晒される。エルフの肌は人間のものよりも白く、滑らかだった。十年の冒険生活で培われた筋肉が、その白さの下に浮き上がっている。

 

豊かな乳房が露わになると、冷たい空気が乳首を刺激した。ピンク色の乳首は寒さと興奮で硬く尖り、頂上に霜のような白さを帯びていた。

 

「……綺麗だ」

 

ユージーンは息を呑んだ。

 

「当たり前じゃない。私は月の勇者だよ、太陽の勇者 エステバンさえも執着した女、あなたのモノにできるかしら?」

 

サドラは笑いながら自分のズボンを下ろした。

長い脚が露わになり、太腿の間の僅かな銀色の陰毛が見える。エルフの体毛は人間のものよりも細く、光を反射して白銀に輝いていた。

 

ユージーンも防寒着を脱ぎ捨てた。

鍛え上げられた体が雪の上に晒される。彼もまた興奮で全身が赤く火照んでいた。

 

「綺麗だよ、サドラ」

 

「照れるでしょ 何度も綺麗だなんて言わないの」

 

「嘘じゃねえよ。そう思ってた」

 

サドラの目が少し潤んだ。エルフの長い寿命からすれば十年はほんの瞬間だ。だが人間にとっての十年は、人生の大きな部分だ。彼がその十年を自分の隣で過ごしてくれたことが、サドラには嬉しかった。

 

「……来て」

 

サドラはユージーンの首に腕を回し、引き寄せた。

 

唇が重なる。

 

最初は触れるだけの優しいキスだった。だがすぐに舌が絡み合い、唾液が混じり合う。想いを込めた接吻は、熱いというよりも、痛いほどに切ないものだった。

 

「んっ……んん……ふぅ……」

 

ユージーンの手がサドラの豊かな乳房を包み込む。柔らかさが指の間から溢れ出す。彼はその重みを確かめるように何度も握り直し、硬く尖った乳首を指で挟んだ。

 

「あんっ♡」

 

サドラの口から甘い声が漏れる。エルフの耳がピクリと震え、赤く染まった頬が彼の唇の熱さを伝える。

 

「ユージーン……下も……触って」

 

サドラは自分の手をユージーンの手に重ね、下腹部へと導いた。彼の手が秘所に触れた瞬間、サドラの体が跳ねた。すでに溢れ出していた愛液が彼の指を濡らす。

 

「こんなに濡れてる……」

 

「あんたのせいよ。」

 

サドラは悪戯っぽく笑った。だがその目は真剣だった。

 

ユージーンはサドラを抱き抱えた。エルフの長身は人間の女性よりも高く、だが彼の腕力であれば難しくなかった。サドラの長い脚が彼の腰に巻きつき、踵が彼の尻を押す。

 

「入れるぞ」

 

「ええ。来て」

 

ユージーンはサドラの体重を腰に受け止めながら、己の硬直を彼女の秘所に当てがった。熱い亀頭が濡れた入口を擦り、サドラの体が期待に震える。

 

「あっ……♡」

 

ズプッ。

 

先端が飲み込まれる。サドラの膣内が彼を迎え入れ、きつく締め付ける。エルフの膣は人間のものよりも長く、深かった。

 

「んっ……! きつい……!」

 

ユージーンが息を呑む。十年以上相棒を務めてきたが、この感覚を知るのは初めてだった。サドラの内壁が彼を包み込み、波打つように収縮する。

 

「ユージーン……もっと奥まで……」

 

サドラが腰を沈め、彼を根元まで飲み込んだ。

 

「ああっ♡ ユージーン……」

 

サドラの目が潤む。エルフの秘所は人間に比べて遥かに敏感だった。長寿種であるエルフの体は、交尾の快楽を人間の何倍にも増幅して感じる。

 

「動くぞ」

 

ユージーンはサドラを抱き抱えたまま、腰を動かし始めた。

 

騎乗位の体勢で、彼女の体重を腰に受けながら突き上げる。サドラの長い脚が彼の腰に絡みつき、踵がリズムに合わせて彼の尻を叩く。

 

パン! パン! パンパン!

 

肉と肉が打ち合う音が雪山に響く。

ミルティとビッグフットの交尾音よりも高い、乾いた音だった。人間とエルフ、相棒同士の結合。

 

「ああん♡ ああっ♡ すごい……硬い……溜まってるんじゃない?」

 

サドラの甘い嬌声が雪景色に溶ける。

普段は酒を飲んでだらしない彼女だが、セックスになると別人のように淫らになる。

 

「ああっ♡ そんなに乱暴にしたら子宮が壊れちゃうわ」

 

サドラはそう言いながらも、自ら腰を振って彼を受け入れている。口では拒みながら、身体は彼を求めている。矛盾した反応が、彼女の本心を露呈していた。

 

パンパンパンパン!

 

「サドラの中に出したい。出していいのか?孕ませておれの嫁さんにするんだ」

 

ユージーンの声が震えた。十年の片思いが、言葉となって溢れ出す。

 

「あん♡ ああん♡ そうよ、あなたは私のモノ、私はあなたのモノ。これから一生離さないわ」

 

サドラの目から涙がこぼれた。エルフの涙は人間のものよりも透明で、雪の上に落ちると宝石のように輝く。

 

「…どこまで私のことが好きなの?馬鹿」

 

その言葉に、ユージーンの心が熱くなる。

 

「サドラ…お前は俺の天使だ。女神だ。全てだ…!」

 

彼は激しく突き上げた。

 

騎乗位のまま、サドラの体を上下に揺さぶる。彼女の豊かな乳房が跳ね、エルフの銀髪が雪を舞い上げる。膣内の襞が彼の硬直を一本一本締め付け、子宮口が亀頭を求めて下りてくる。

 

「あっ! あっ! あっ! ユージーン! 奥に! 奥に当たってる!」

 

サドラの背中が反り返る。長い脚が彼の腰にきつく絡みつき、逃がさないとばかりに踵が彼の尻に食い込む。

 

「子宮……子宮口が開いてる……! あんっ♡ だめっ! そこらへん突かれたら……!」

 

ユージーンは腰の動きを速める。雪の上で二人の体が激しく交わる。

 

パンパンパンパンパンパン!

 

「ああっ♡ あああっ♡ すごい……すごい……こんなの…………!」

 

サドラの膣内が痙攣し始める。絶頂が近い。エルフの瞳が潤み、開いた口から涎が垂れる。普段の冷静なエルフの仮面が剥がれ落ち、ただの雌の顔が現れる。

 

「ユージーン! ユージーン! もっと! もっと奥! 子宮まで! 子宮までぶち込んで!」

 

サドラの口から普段の彼女からは想像もできない淫らな言葉が溢れ出す。酒に酔った時とはまた違う、快楽に酔った顔。

 

「出すぞ♡ 奥に出すぞ。お前も一緒にイケ!妊娠しろっ!」

 

ユージーンはサドラの腰を強く引き寄せ、最深部まで一気に突き入れた。

 

ズドンッ!!

 

「ああああっっっ!!♡」

 

子宮口に亀頭が直撃した瞬間、サドラの全身が跳ねた。エルフの細い体が弓なりに反り、金髪が雪を舞い上げる。豊かな乳房が天を向き、硬く尖った乳首が震える。

 

ドクンッ! ドクンッ! ドクンッ!

 

ユージーンの精液が、サドラの子宮の最奥で炸裂した。

 

「あっっ♡ ユージーン♡ いくっ! いくっ! いく〜〜っ♡♡♡」

 

サドラの甘い叫びが雪山の静寂を切り裂く。彼女の膣が痙攣し、彼の精液を貪るように収縮する。子宮が亀頭を吸い込み、一滴も漏らすまいとするかのように締め付ける。

 

「サドラ……! サドラ……!」

 

ユージーンは彼女を抱きしめたまま、深々と注ぎ続ける。十年分の精液が、サドラの子宮を満たしていく。

 

「ああ♡ ああ♡ 熱い……ユージーンの精液……熱い……♡」

 

サドラはユージーンの首に腕を回し、彼の肩に顔を埋める。エルフの長い耳が彼の頬をくすぐる。目からは涙が止まらず、口元は恍惚に緩んでいる。

 

「……妊娠したかも」

 

サドラが小さく呟いた。

 

エルフの妊娠率は人間のものよりも低い。だがこの分量ならば、可能性はゼロではない。

 

「妊娠したら……養ってくれる?」

 

「あたりまえだろ。覚悟はできてる」

 

ユージーンの声は不器用だった。だがその不器用さが、十年の想いの重さを物語っていた。

 

サドラは笑った。酒に酔った時のような、だるい笑みではない。心からの、幸せそうな笑みだった。

 

「……馬鹿」

 

雪の上で、二人は額を合わせていた。周囲の雪は彼らの体液で溶け、小さな水たまりができている。遠くでビッグフットの咆哮が聞こえたが、今の二人には関係のないことだった。

 

「あら、あなたたちまでサカっちゃったの」

 

ミルティがビッグフットの胸の上で寝転がりながら赤い顔でこちらを見ていた。股間からはビッグフットの精液がまだ溢れ出している。

 

⭐️ゲイツとアリステラ

 

 

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「いと慈悲深き地母神よ、淫な誘惑から我が身を守りたまえっ」

アリステラは洞窟の隅っこで壁に向かって祈っている。しかし、彼女の体は意思に反して興奮状態だった。そして彼女のパートナーであるゲイツはこの年下の恋人が恋しくてたまらない。

 

 

アリステラの純朴な祈りなど、彼の欲望の前には無力だった。10彼の股間は限界をとうに超えていた。彼はそんな自分を抑えながら、アリステラの後ろに立った。

 

「アリステラ」

ゲイツの声は低く、息が荒い。

 

「やめてっ……! み、みんなの前でするなんて!」

アリステラは祈りの手を解かず、声だけを震わせた。しかし彼女の膝は既に崩れている。何より、その白い修道服の下からは太腿を伝う透明な液体が冷たい空気に触れて白く湯気を立てていた。

 

「お前だって、見てただろ」

ゲイツはアリステラの肩を掴み、無理やり振り向かせた。

「あんなもの、見せられて。なあ俺がお前をどうするつもりか分かってるよな」

アリステラの瞳が涙で潤んで揺れる。彼女は小さく息を呑み、そして泣きそうな声で言った。

「……ゲイツさんは、いつもそう。私がダメだって言っても、ムリに……」

「いや、お前が可愛いのが悪い」

「……ひどい」

彼女の言葉は拒絶だがゲイツの手がアリステラの胸元に触れると、彼女は小さく喘いだ。首をそらし、目を閉じる。拒みながらも身体は正直だ。

 

「アリステラは俺の女だ」

ゲイツはそう言ってアリステラの服の前をはだけさせた。

 

純白の胸元から、汗ばんだ肌が覗く。アリステラの乳房は、愛らしく実っていた。乳輪は薄い桜色で、乳首は小さく尖っている。

「やぁ……見ないで……」

「いまさら何言ってんだ。お前が俺の前で、どれだけ乳を揺らして歩いてるか知ってるんだ」

「それは……その……」

アリステラは恥ずかしさで顔を真っ赤にする。彼女はゲイツと初めて身体を重ねた夜から今日まで、彼の視線に晒されるたびに女としての快感を知っていった。

 

「もう、ここなら誰にも見られないか」

ゲイツは周囲を見回した。雪に囲まれた洞窟は、まるで神殿の祭壇のように静かだ。獣たちの喘ぎ声が反響する中で、彼はアリステラの耳元に顔を寄せる。

「なあ、アリステラ。二人だけの儀式をしよう」

「そんなの……儀式じゃない……」

「いいや。地母神様だって、女の快楽を喜ぶさ」

ゲイツはアリステラの服を完全に脱がせた。彼女の白い裸身が、洞窟の暗がりの中で幽玄に浮かび上がる。豊満な乳房、窄めた臍そして茂った陰毛に覆われた秘所。彼女の体は、清らかで淫らだった。

「ほら、俺のも、お前を求めてる」

ゲイツは自分の下衣を下ろした。怒張した肉槍がアリステラの目の前に現れる。先端からは、既に透明な汁が溢れ雪の冷気に白く煙を上げている。

「触ってくれ。お前の手で」

「……」

アリステラはためらいながらも、ゲイツのそれに指を伸ばした。触れた瞬間、彼女の指がびくりと震える。熱く、硬く、脈打っている。

「こわい……」

「大丈夫だ。いつものとおりだ」

「……うそ。今日は、いつもより大きい」

アリステラの瞳が濡れる。それは恐怖ではなく、期待によるものだ。

「お前が可愛いからだ」

「……もう、そういうの、ずるいです」

アリステラはゲイツの肉槍を両手で包み込み、ゆっくりと上下に扱き始めた。まだ拙い手技だが、彼女の指が動くたびに肉槍は硬さを増していく。

「……ゲイツさん」

「なんだ」

「……愛してください」

ついに女の悦びを素直に求めた年下の聖女を、ゲイツは乱暴に抱き寄せた。

 

「ああ……ああぁ……」

雪の上に敷いた外套の上にアリステラを四つん這いにして、ゲイツは後ろから貫いた。ぬかった秘所は、彼を受け入れる準備をとっくに整えている。挿入の瞬間、アリステラの口から気の抜けたような甘い声が漏れた。

「すごっ……はげし……あっ! あっ!」

ゲイツの腰が容赦なく打ち付けられる。パンッ、パンッという乾いた音が洞窟にこだまする。

「おら、立てよ」

ゲイツはアリステラの手をとり、彼女の上体を起こさせた。立ちバックの体勢になり、アリステラの豊かな乳房が夜気に揺れる。彼は後ろから乳房を掴むと、硬く尖った乳首を引っ張り上げた。

「ひゃうっ! あっ! あっ! だめぇ……」

「だめじゃねえだろ。ほら、感じてる顔」

ゲイツはアリステラの顎を掴み、自分の方へ向けさせた。彼女の口元は涎で光り、目は焦点を失っている。男に抱かれて快楽に堕ちた今の顔は、ただのメスに過ぎない。

「お前、いまどんな気分だ」

「……あっ……き、気持ちいい……です……」

「ちゃんと腰振れ」

「……はい……あっ……」

アリステラは泣きじゃくりながらも、自ら腰を前後に動かし始めた。ゲイツの肉槍が、膣内のあらゆる場所を擦り上げる。

彼女は快楽に、自分の体がどうなってしまうのか分からなかった。それは、神に仕える身として許されないことだったが、その背徳感すらも快感へと変わってしまう。

 

「ゲイツさん、ゲイツさん……! あたし……も、もう……!」

「アリステラ❤️俺に見られながらイケ」

「あっ、あっ、あっ、イグ……イグぅ……♡♡」

アリステラが絶頂するとゲイツも肉槍を最奥まで突き入れ、熱い液を注いだ。

膣内に満ちる感覚に、アリステラの体がびくびくと痙攣する。二人分の精液と愛液が、太腿を伝って雪の上に点々とこぼれた。

 

彼らはまた絡み合っていた。

「もっ……むり……おかしくなります……♡」

アリステラはゲイツの上に跨り、女の子幹部のように腰を振っていた。

「お前から跨ったんだろ。そのまま一番好きな場所に挿れたいんだろが」

ゲイツは上向きに寝転がりながら彼女の腰を掴み、ガツガツと下から突き上げる。肉のぶつかる音が洞窟に響く。小さな乳房が揺れ、彼女の叫び声が山に木霊する。

 

「あっあっあっイグ……またイグ……あたしイグイグイグ〜〜〜っ♡♡♡」

何度イっても終わらない。ゲイツの性欲は底なしだった。

 

⭐️思わぬ報酬

フリーバーズはメルティらクエストの報酬の銀20枚をもらった。

少ない報酬だが、何故かゲイツはホクホクしている。

彼らは、洞窟からビックフットの精液を持ち帰っていたのだ。

ゴブリンの3倍の催淫作用の性液をアリステラが魔法の精油に蒸留した。

そして彼はそれを小瓶に小分けして、知り合いに売り払いフリーバーズの収入にするのだ。引きこもりの冬は、セックスの季節でもあるのだ。

 

⭐️アルと女たち

その瓶が回った経緯は単純だった。

リディアが一瓶を買い、その話を聞いたミレーヌが一瓶を求めた。

ミレーヌ・エルフェンリート。

雪族の魔法剣士。年齢四十五歳。だが外見は十代の少女そのもの。

雪族は長寿種であり、四十五歳は人間で言えばまだ二十代前半に相当する。

薄い銀色の髪に、雪のような白い肌。

清楚で優しい常識人に見えるが、戦闘になると苛烈になる。

愛刀《雪月花》を操る超一流の剣技と攻撃魔法を組み合わせたオールラウンダー。

Roseliaサバイヴァーズの副リーダー。

そしてアルとは十年の付き合いだった。

 

「アルったら、もっと私を頼っていいんだからね」

 

いつもそう言って彼の背中を押す。

だが、自分からは踏み込まない。

だが「冬の雫」を手にした夜。

ミレーヌの理性が、少しだけ緩んだ。

「アル、お茶淹れたから来て」

 

宿の食堂は静かだった。

冬の夜、他の仲間たちはそれぞれの部屋に引き込んでいる。

暖炉の火が揺れ、影が壁に踊る。

アルはテーブルの向かいに座り、湯気の立つ杯を手にした。

 

「ありがとう。今日は寒かったな」

 

「ええ。雪が強くなってきたわね」

 

ミレーヌはアルの向かいに座った。

杯を両手で包み込み、湯気を眺める。

銀色の睫毛が長く、揺れる火に照らされて琥珀色に光る。

 

ミレーヌは杯を手に取り、一口飲んだ。

その杯には「冬の雫」が一滴、混ぜられていた。

ミレーヌは知っていて飲んだ。

理性の枷を外すために。

 

「……あ」

 

身体が熱くなる。

雪族の体温は通常低い。だが薬が効き始めると、内側から火がついたように熱くなる。

白い肌が赤く染まり、蒼の瞳が潤む。

 

 

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「ミレーヌ、大丈夫か?顔が赤い」

 

「大丈夫……ちょっと、熱くて」

 

ミレーヌは立ち上がり、アルの隣に座った。

近い。

肩が触れる距離。

雪族特有の冷たい香りが、甘い熱に変わる。

 

「アル……」

 

ミレーヌの手が、アルの手に重なる。

冷たかったはずの手が、熱かった。

 

「ミレーヌ、お前……」

 

「抱きしめてもいい?」

 

「……」

 

「お願い。」

 

アルはミレーヌの銀色の瞳を見た。

潤んでいた。

いつも強く優しい彼女が、初めて弱さを見せていた。

アルは腕を伸ばし、ミレーヌを引き寄せた。

細い体が胸に触れる。

雪族の体は軽く、小さかった。

 

「……あったかい」

 

ミレーヌがアルの胸に顔を埋める。

 

「雪族は冷たいはずなのに、あなたの体温だけが、ずっと欲しかった」

 

「ミレーヌ」

 

「好き。好きよ、アル。もう待てない」

 

ミレーヌはアルの顔を両手で包み込み、唇を重ねた。

最初は触れるだけの優しい接吻。

だが「冬の雫」の効果が彼女の身体を駆け巡り、唇が離れた瞬間にはもう二度目の接吻が始まっていた。

舌が絡み合い、唾液が混じる。

ミレーヌの小さな体がアルの上に乗りかかる。

暖炉の火が二人の影を壁に映していた。

 

「んっ……アル……もっと……」

 

ミレーヌはアルの服に手をかけた。

ボタンを外す指が震えている。寒さではない。十年の想いが溢れて止まらない。

 

「ミレーヌ、ここは食堂だぞ」

 

「みんな部屋にいるわ。誰も来ない」

 

「でも……」

 

「私、もう一秒だって待てない」

 

ミレーヌは上目遣いでアルを見た。

清楚で優しい常識人が、こんな顔をするとは。

アルの理性が揺らいだ。

 

「……悪いな」

 

アルはミレーヌを抱き上げた。

雪族の体は軽い。羽毛のように。

「どこへ行くの?」

 

「お前の部屋だ。食堂でやるのはさすがに」

 

ミレーヌは嬉しそうに笑った。

少女のような笑顔。四十五歳の雪族が、十代の少女のように頬を染めて笑う。

 

「早く」

 

アルはミレーヌを抱えたまま、階段を上がった。

 

---

 

部屋の扉が閉まり、暖炉に薪がくべられた。

ミレーヌはベッドの上に座り、アルを見上げている。

暖炉の火が彼女の銀髪を金色に染める。

 

「……来て」

 

アルはミレーヌの前に座り、彼女の服を一枚ずつ脱がせた。

雪族の肌は白く、陶器のように滑らかだ。

薄い銀色の陰毛が、秘所を僅かに覆っている。

乳房は小さく、乳首は薄い桜色。

だが薬の効果で赤く硬く尖っていた。

 

「綺麗だ」

 

「……嘘。でもそう言ってくれると嬉しい」

 

ミレーヌはアルの手を自分の胸に導いた。

小さな乳房がアルの手の中に収まる。

乳首が硬く擦れる。

 

「んっ……」

 

ミレーヌが小さく声を漏らす。

雪族の性感は人間よりも鋭敏だ。

寒さに慣れた身体は、熱に弱い。

 

「アル……触って。下も」

 

アルの手がミレーヌの下腹部に滑り降りる。

陰毛の下の秘所は、すでに濡れていた。

指が割れ目に触れた瞬間、ミレーヌの腰が跳ねた。

 

「あっ!」

 

雪族の秘所は人間のものよりも冷たい。

だが内側は灼熱だった。

薬の効果と想いが、彼女の身体を内側から溶かしていた。

 

「アル……入れて。お願い」

 

アルはミレーヌの脚を開いた。

白い太腿が開かれ、秘所が露わになる。

濡れた入口に先端を当てる。

 

「いいか?」

 

「いい。来て」

 

ズプッ。

 

ゆっくりと挿入される。

ミレーヌの膣内がアルを迎え入れ、きつく締め付ける。

雪族の膣は人間のものよりも冷たく、だが内壁は熱い。

温度差がアルを包み込む。

 

「ああっ……! 来た……アルが……来た……!」

 

ミレーヌの目から涙がこぼれた。

十年待った瞬間が、今来た。

アルが自分の中にいる。

ただそれだけのことが、彼女を絶頂へと押し上げた。

 

「んっ! あっ! いく……! もういく!」

 

ミレーヌの膣が痙攣し、アルを締め付ける。

雪族の絶頂は人間のものよりも長く、全身を波のように駆け巡る。

白い体が震え、銀髪がシーツに散る。

 

「ミレーヌ……」

 

「大丈夫……だから……動いて」

 

アルはゆっくりと腰を動かし始めた。

ミレーヌの脚がアルの腰に絡み、踵が彼の尻を押す。

 

パン……パン……パン……

 

ゆっくりとしたリズム。

十年の想いを確かめるような、優しい動き。

 

「アル……好き……好きよ……!」

 

ミレーヌはアルの首に腕を巻き、耳元で囁く。

雪族の耳は冷たいが、囁きは熱かった。

 

「ずっと……ずっとこうしたかった……!」

 

「俺もだ」

 

「嘘」

 

「嘘じゃない」

 

「じゃあ……もっと……強く……!」

 

アルはミレーヌの腰を掴み、腰の動きを速めた。

 

パンパンパンパン!

 

「ああっ! あっ! あっ! アル……! アル……!」

 

ミレーヌの嬌声が部屋に響く。

普段は清楚で優しい彼女が、ベッドの上ではただの雌になる。

十年分の欲求が一度に爆発していた。

 

「もっと! もっと奥! 子宮まで……!」

 

「ミレーヌ……!」

 

「いいの……中に出して……! 私の中に……!」

 

アルは限界が近いのを感じた。

ミルティの薬の効果が、彼の身体にも影響を与えていた。

 

「ミレーヌ……出すぞ」

 

「出して……! 全部……全部出して……!」

 

アルはミレーヌの腰を強く引き寄せ、最深部まで突き入れた。

 

ドクンッ! ドクンッ! ドクンッ!

 

「ああっ……! 熱い……! アルの……熱い……!」

 

ミレーヌの身体が再び跳ねた。

二度目の絶頂。

子宮が精液を貪るように収縮し、アルの全てを吸い取ろうとする。

 

「……すべて吸い取られそうだ」

 

アルが苦笑する。

 

「全部受け取るわ」

 

ミレーヌは恍惚の笑みを浮かべた。

銀色の髪が汗で濡れ、白い肌が紅潮している。

清楚な副リーダーの顔はもうどこにもなかった。

あるのは、愛した男に抱かれて悦ぶ雌の顔だけ。

 

「……まだ足りない」

 

「え?」

 

「一回じゃ足りないわ」

 

ミレーヌはアルの上に乗った。

騎乗位。銀髪が揺れ、小さな乳房が跳ねる。

自ら腰を振り、アルを求める。

 

「朝まで……よね?」

 

「……お前、普段の印象と違すぎる」

 

「文句ある?」

 

「ない」

 

アルは笑った。

そして二人は、夜が明けるまで互いを求め合った。

 

⭐️セルシア・ミストラル

 

 

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翌朝、食堂でミレーヌは妙に機嫌が良かった。

「おはよう、アル。今日も寒いわね」

いつも通りの声で。だが頬が赤い。

 

セルシア・ミストラルは、その二人の間の空気の変化を感じ取った。

小柄なエルフの弓使い。年齢八十一歳。

だが外見は少女のまま。エルフの長寿は人間の常識を遥かに超える。

自己肯定感が極端に低い。

「私はお荷物ですから……」

それが口癖だった。

 

セルシアはミレーヌの首筋に、見慣れない痣を見た。

キスマークだ。

セルシアは何も言わなかった。だが、胸の奥が痛んだ。

彼女もまた、アルに心を寄せていた。

ただし、自分なんかがという想いが、いつも邪魔をした。

 

「セルシア、今日は薬草採取に行くか?」

 

アルが声をかける。セルシアは俯いたまま小さく頷いた。

 

「……はい。私は冬の薬草採取くらいしか、使えないですから」

 

「そういう言い方をするな」

 

「すみません……」

 

「謝るなって」

 

セルシアは森の中で一人、薬草を探しながら泣いていた。

涙が雪の上に落ちる。

「私なんか……私なんか……」

小さな体が震える。寒さのせいではない。

 

その時、リディアが現れた。

「セルシアさん、これ」

 

リディアが小さな瓶を差し出した。

琥珀色の液体。

 

「……これは?」

 

「冬の雫。ゲイツさんから買ったの。寒い夜に」

 

セルシアは瓶を受け取った。

蓋を開けると甘い香りが漂う。

エルフの鋭い嗅覚が、その成分を即座に分析した。

催淫成分。

だが、それだけではない。

身体を温める効果もある。

「……リディアさん、これを私に?」

 

「ミレーヌさんも使ったみたいだから」

 

リディアは意味深に微笑んだ。

セルシアは顔を赤くした。

 

「私が……アルさんに……そんな……私なんかが……」

 

「セルシアさん」

 

リディアはセルシアの手を握った。

 

「自分を卑下するのはやめて。あなたは立派な冒険者よ。百発百中の弓使い。アルさんが信頼している仲間よ」

 

「……」

 

「自信を持ちなさい。恋においても」

 

セルシアは瓶を握りしめた。

小さな手の中で、琥珀色の液体が揺れる。

 

---

 

その夜、セルシアはアルの部屋を訪れた。

薬は半分だけ使った。

全部使う勇気はなかった。

「あの……アルさん……薬草の分類表を……見てほしくて……」

 

嘘だ。

分類表なんてどうでもいい。

ただ、アルの顔が見たかった。

でも、薬の効果で身体が熱かった。

エルフの体は人間よりも薬に敏感だ。

半分でも十分だった。

 

「セルシア、遅い時間だぞ」

 

「すみません……やっぱり帰ります」

 

「待て」

 

アルがセルシアの腕を掴んだ。

小さな体がびくりと震える。

 

「顔が赤い。熱があるのか?」

 

「ち、違います……その……」

 

セルシアは俯いた。

エルフの尖った耳が赤く染まっている。

薬の効果か、それとも恥ずかしさか。

 

「アルさん……」

 

「ん?」

 

「私……アルさんのこと……」

 

「セルシア」

 

アルはセルシアの前にしゃがみ込んだ。

小柄な彼女と目線を合わせるためだ。

 

「何か言いたいことがあるんだろ。ゆっくりでいい」

 

セルシアの目から涙がこぼれた。

 

「……私、アルさんが好きです。でも私なんかが好きになる資格はないって……ずっと……」

 

「なんで」

 

「だって、私は弱いし、役に立たないし、みんなの足を引っ張るし……」

 

「それはお前が勝手に思ってるだけだ」

 

「でも……!」

 

「セルシア」

 

アルはセルシアの頬に手を添えた。

涙で濡れた小さな顔。エルフの大きな瞳が潤んでいる。

 

「お前の矢は、何度も俺たちを助けてくれた。お前がいるから、俺たちは生きてる」

 

「……」

 

「自分をそんな風に言うな。俺が悲しい」

 

セルシアは泣いた。

何年も溜め込んだ自己否定が、涙となって溢れ出す。

アルは彼女を抱きしめた。

小さな体が彼の胸に収まる。

 

「……アルさん……」

 

「ん」

 

「私を……抱いてくれませんか……」

 

アルは少し驚いた。

だがセルシアの震える体を感じて、頷いた。

 

「……いいぞ」

 

セルシアはベッドの端に座り、震える手で服を脱ぎ始めた。

小柄な体。乳房はミレーヌよりもさらに小さく、乳房というよりは膨らみ程度。

だがエルフの肌は雪よりも白く、滑らかだった。

乳首は小さく、桜色。

薬の効果で硬く尖っている。

 

「……小さいですよね」

 

「気にするな」

 

「気になります……」

 

「俺は気にしない」

 

セルシアは俯いたまま、最後の一枚を脱いだ。

薄い陰毛。エルフの体毛は細く、金色の産毛のように見える。

秘所は濡れていた。

薬の効果と、アルに抱かれるという期待で。

 

「……見ないで」

 

「見るよ。綺麗だから」

 

「嘘です……」

 

「嘘じゃない」

 

アルはセルシアの肩に手を置き、ゆっくりと押した。

セルシアはベッドに倒れ込む。白い天井が見える。

アルが上に覆いかぶさる。

 

「セルシア。俺がお前のこと、どう思ってるか分かるか」

 

「……仲間、ですよね」

 

「違う」

 

アルはセルシアの耳元で囁いた。

 

「お前が俺の隣にいてくれて、俺は嬉しいんだ。十年以上前から」

 

セルシアの目が見開かれた。

エルフの長い睫毛が震える。

 

「ほんと……ですか……?」

 

「本当だ」

 

「私なんかで……いいんですか……?」

 

「お前がいいんだ」

 

セルシアは泣きながら笑った。

自己否定の底から、初めて光が差した。

 

「……じゃあ……入れてください……」

 

アルはセルシアの脚を開いた。

小さな秘所に先端を当てる。

エルフの膣は人間のものよりも狭い。

セルシアは緊張で体を固くしている。

 

 

「力を抜け。痛くないようにするから」

 

「はい……」

 

ズプッ。

 

ゆっくりと。

セルシアの小さな体が緊張する。

だがアルは慎重に、少しずつ進めた。

 

「あっ……! あっ……大きい……! 入ってくる……!」

 

「大丈夫か?」

 

「大丈夫……です……! あっ……! 奥まで……!」

 

エルフの膣は狭く、長い。

人間のものとは構造が違う。

アルが根元まで挿入したとき、セルシアの背中が反った。

 

「ああっ……! アルさん……! アルさんが……私の中に……!」

 

「セルシア……!」

 

「動いて……! お願い……! 動いて……!」

 

アルはゆっくりと腰を動かした。

セルシアの小さな体がベッドの上で揺れる。

エルフの膣がアルをきつく締め付ける。

セルシアの目から涙が溢れる。だがそれは悲しみの涙ではない。

 

「あっ! あっ! あっ! アルさん……! 私……私…!」

 

「セルシア、感じるか?」

 

「感じます……! 気持ちいいです……! 初めて……こんな……!」

 

セルシアは自分の身体を抱きしめていた。

今まで自分を否定してきた手で、今はアルの背中を抱きしめている。

 

「私……私…役に立たないって……でも……! アルさんに抱かれて……! 役に立ってる……! 私……!」

 

「セルシア」

 

「私……アルさんに必要とされてる……! はぁ……はぁ……!」

 

セルシアの膣が痙攣し始めた。

エルフの絶頂は人間のものよりも深い。

全身の神経が快楽に浸される。

 

「いく……! いく……! アルさん……! 私……! ああああっ……!」

 

セルシアの小さな体が跳ねた。

絶頂。

エルフの瞳が潤み、口から涎が漏れる。

だがその顔は、今までで一番幸せそうだった。

 

「アルさん……中に……出してください……! 私の中に……!」

 

「セルシア……!」

 

「私を……役に立たせてください……! あなたの子供を……孕ませてください……!」

 

アルはセルシアの腰を掴み、最深部まで突き入れた。

 

ドクンッ!

 

「ああっ……! 熱い……! アルさんの精液……! 私の中に……!」

 

セルシアは恍惚の笑みを浮かべた。

自己肯定感の低かった彼女が、初めて「必要とされた」と感じた瞬間だった。

 

「……私、幸せです……」

 

「セルシア」

 

「私、アルさんに必要なんですよね……?」

 

「ああ。必要だ」

 

「……よかった」

 

セルシアは涙を流しながら微笑んだ。

小さな体がアルの精液で満たされ、エルフの長い耳が震えていた。

 

-⭐️メイベル・リングベル

 

 

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「慈悲深き地母神よ、私はまた淫で邪な感情を抱いてしまいました……」

 

メイベル・リングベルは、教会の礼拝堂で祈っていた。

リーキスト教団の聖導女。年齢二十歳。

心優しい癒し系。回復と補助魔法の使い手。

戒律に忠実。

だが、アルへの恋心が彼女を苦しめていた。

 

聖導女は恋愛を禁じられている。

ましてや肉体関係は論外だ。

だがメイベルの心は、戒律よりも強かった。

アルが好きだ。

ただそれだけのことが、彼女を毎夜苦しめる。

 

「女神よ、どうか私の邪な心をお清めください……」

 

だが女神は答えない。

代わりに、リディアが来た。

 

「メイベルさん、これを」

 

小さな瓶。

琥珀色の液体。

 

「……これは何ですか?」

 

「冬の夜の暖房用です」

 

リディアは嘘をついた。

いや、嘘ではない。暖房にはなる。

だがそれだけではない。

 

メイベルは素直に受け取った。

彼女はリディアを信じていた。

そしてその夜、瓶を開けた。

 

「……甘い香り」

 

薬の効果はすぐに現れた。

身体が熱くなり、心臓が速くなる。

そして、アルの顔が浮かんだ。

 

「いけない……! これは誘惑です……!」

 

メイベルは十字を切った。

だが身体は言うことを聞かない。

足元がふらつき、太腿の間が熱くなる。

 

「女神よ……! どうか……!」

 

だが祈りは途切れた。

代わりに、アルの部屋の扉を叩いていた。

 

---

 

「メイベル? こんな夜に」

 

「アルさん……あの……ごめんなさい……体調が悪くて……」

 

嘘だ。体調は悪くない。

むしろ良すぎる。

薬の効果で全身が熱く、肌が赤く染まっている。

聖導女の白い法衣の下で、乳首が硬く尖り、太腿の間が濡れている。

 

「顔が赤い。熱があるのか?」

 

「はい……その……」

 

メイベルは俯いた。

だがアルの手が彼女の額に触れたとき、全身が痺れた。

 

「熱いな。寝てたほうがいい」

 

「いえ……あの……アルさん……」

 

メイベルは涙を浮かべた。

罪悪感と欲求がせめぎ合う。

 

「私、罪を犯しています」

 

「何の?」

 

「戒律に反する、淫で邪な心を……」

 

アルはメイベルの顔を見た。

聖導女の目は潤み唇が震えている。

 

沈黙。

暖炉の火が爆ぜる。

 

「アルさんのことが好きです。でも、その想いが邪なものになってしまって……」

 

「邪になど」

 

「毎晩夢に見るんです。アルさんに抱かれる夢を」

 

メイベルは泣き出した。

 

「女神よ、私は……! お許しください……!」

 

「お前は何のために祈ってるんだ?」

 

「信仰のために……」

 

「違うだろう。自分の心を抑えるためにだ」

 

メイベルはハッとした。

 

「信仰は人を苦しめるためにあるんじゃない。人の心を救うためにあるんだ」

 

「アルさん……」

 

「メイベル、お前は何をしたいんだ?」

 

「……アルさんに抱かれたいです」

 

メイベルはついに言った。

心の底から溢れる言葉だった。

戒律は破られる。だがもう止められない。

 

 

「いいよ」

 

アルはメイベルを抱きしめた。

白い法衣の下の体が熱く火照っている。

 

「ここで?」

 

「教会で祈り続ける日々から私を救ってください」

アルはメイベルの法衣を脱がせた。

聖導女の白い肌が現れる。

鎖骨、胸元、腰、太腿。

純潔を守り続けてきた身体。

乳房は豊かで、聖母の絵画のように美しい。

乳首は薄い茶色。薬の効果で硬く尖っている。

 

「綺麗だ」

 

「やめて……恥ずかしいです……」

 

「恥ずかしいことじゃない」

 

アルはメイベルをベッドに横たえた。

聖導女の両手が胸の前で組まれる。祈りの姿勢のまま。

だが脚は開かれていた。

秘所が露わになる。

薄い茶色の陰毛。

聖務で鍛えられた身体の中心はすでに濡れていた。

 

「ああ……女神よ……! 私は……!」

 

「メイベル、女神に祈るか? 俺とセックスしながら」

 

「はい……祈ります……! 罪深き私をお許しください……!」

 

アルがゆっくりと挿入した。

 

熱いものが侵入してくる感覚に、メイベルは背を反らせた。

 

「あっ……! あっ……! 女神よ……!」

 

「感じるか?」

 

「感じます……! 戒律で禁じた快楽を……! 身体が覚えてしまいます……!」

 

「それが自然だ」

 

アルは腰を動かした。

メイベルの膣は狭く、きつい。

祈りを捧げ続けた清らかな身体が、快楽に痙攣する。

 

「あっ! あっ! あっ! 神よ……! お救いください……! 私の身体が……! おかしくなります……!」

 

「お前の女神は、快楽を否定してないんじゃないか?」

 

「でも……でも……!」

 

「地母神は豊穣の神だ。セックスも繁殖も、神聖なものだ」

 

アルはメイベルの唇を塞いだ。

聖導女は一瞬驚いたが、すぐに受け入れた。

舌が絡み合い、唾液が混じる。

 

「んっ……んん……!」

 

「お前は恥じる必要はない」

 

「でも……でも……!」

 

「メイベル」

 

アルはメイベルの胸を揉みしだいた。

豊かな乳房が彼の手の中で変形する。

乳首を指で転がす度に、メイベルの体が跳ねる。

 

「あっ! あっ! あっ! 神よ……! 私は……!」

 

「お前の信じる神は、お前を救ってくれるか?」

 

「はい……! ですが……私の心は……救いを……あなたに……!」

 

メイベルの目から涙がこぼれた。

罪悪感と快楽が混ざり合った、複雑な涙だった。

 

「アルさん……! 私を……! 私の心を救ってください……!」

 

「……ああ」

 

アルはメイベルの腰を掴み、腰の動きを速めた。

パンッパンッパンッ!

リズムが速くなり、聖導女の叫び声が部屋に響く。

 

「ああっ! ああっ! ああっ! 神よ! 私は……! 私は……!」

 

「神に祈るのは止めろ。俺だけを見ろ」

 

「アルさん……!」

 

「俺を見ろ。俺の名前を呼べ」

 

「アルさん……! アルさん……!」

 

メイベルの手がアルの背中に回った。

祈りの手が男の背中を掴む。

聖導女の身体が快楽に溺れ、信仰と恋愛が交差する。

 

「アルさん……! 私の中で……! 全てを注いで……!」

 

「メイベル……!」

 

「私……あなたのものになりたい……! 神よりも……! あなたの……!」

 

ついに聖導女は神を捨てた。

いや、神に背を向け、男の名前を求めた。

 

「いく……! いく……! アルさんと……! 一緒に……!」

 

ドクンッ!

 

「ああっ……!」

 

アルの精液がメイベルの子宮に注ぎ込まれる。

聖導女の身体が跳ね、白い肌が痙攣する。

絶頂の瞬間、メイベルの目から溢れる涙は罪悪感だけではなかった。

 

「アルさん……私は……あなたを……愛しています……」

 

「……ああ」

 

「これは……罪ですか……?」

 

「もし罪なら、全部背負ってやる」

 

アルはメイベルの額に口づけた。

聖導女は涙を流しながら笑った。

 

「慈悲深き地母神よ、私を許してください。いえ許さなくて結構です。私は、彼を選びました」

 

⭐️ヴァレリア・ラース

 

 

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「お腹減った!」

 

ヴァレリア・ラースがギルドの受付で騒いでいた。

獣人種。魔狼フェンリルの血を引く。年齢三十一歳。

巨大鉄盾とツヴァイヘンダーを操る重装歩兵。

戦闘では無類の強さを誇るが、普段は食いしん坊で単純な性格。

感情が高ぶるほど強くなる獣人の特性を持つ。

 

「ヴァレリア、静かに」

 

アルが窘める。

ヴァレリアはしょんぼりと耳を垂らした。

 

「でも冬は肉が足りないんだ」

 

「仕方ないだろ。春まで貯蓄だ」

 

リディアがカウンターの向こうから声をかけた。

 

「ヴァレリアさん、これ……どうぞ」

 

小さな瓶。

琥珀色の液体。

 

「何だ? うまい酒か?」

 

「……いいえ。体が温まりますよ」

 

リディアは微笑んだ。

ヴァレリアは瓶を受け取り、蓋を開けた。

甘い香り。

 

「おお、甘い香りだ! 飲めるか?」

 

「飲まないほうがいいかも……」

 

だがヴァレリアは一気に飲み干した。

 

「おいしい!」

 

「全部飲んだ……」

 

リディアは頭を抱えた。

 

その夜、ヴァレリアの身体が熱くなった。

獣人の体温は元々高い。だが薬の効果はそれを遥かに超えていた。

フェンリルの血が反応する。

獣の本能が目覚める。

 

「あれ? 変だぞ……」

 

ヴァレリアは自分の身体を見下ろした。

肌が赤く染まり、毛が逆立つ。

だが獣化はしない。

代わりに、身体の奥底で熱いものが渦巻く。

 

「アルに会いたい……」

 

純粋な衝動だった。

頭で考えるのではなく身体が求める。

獣人の本能は、パートナーを求めるときが一番強い。

 

「アル……」

 

ヴァレリアはアルの部屋の前でうずくまっていた。

尻尾が揺れている。

薬の効果で、身体の奥が疼いて仕方がない。

 

「ヴァレリア?」

 

アルが扉を開けた。

ヴァレリアがうずくまっていた。

顔が赤く、尻尾が揺れている。

獣人の耳がピンと立っている。

 

「アル……なんだか……変なんだ……」

 

「どうした」

 

「身体が熱い……そして……アルに触りたい……」

 

ヴァレリアは正直だった。

獣人は嘘をつかない。

感情がそのまま言葉になる。

 

「触っていいか?」

 

「ああ」

 

ヴァレリアはアルに飛びついた。

巨体がアルを押し倒す。

重装歩兵の筋肉質な体がアルの上に乗る。

 

「わるい……止まらない……」

 

「落ち着け」

 

「落ち着かない!」

 

ヴァレリアはアルの服を引っ張った。

獣人の筋力は人間のものとは比べ物にならない。

服が引き裂かれる。

 

「ヴァレリア!」

 

「ごめん……でも……匂いが……アルの匂いが……!」

 

ヴァレリアはアルの首筋に鼻を埋めた。

獣人の嗅覚は人間の百倍。

アルの匂いを嗅ぐだけで身体の奥が疼く。

 

「アルの匂い……大好き……! もっと嗅がせて……!」

 

「ヴァレリア、落ち着いて」

 

「落ち着かない! 私、アルが好きだ! ずっと前から!」

 

ヴァレリアは叫んだ。

感情が高ぶるほど強くなる獣人の特性。

だが今は戦闘ではなく恋愛で高ぶっていた。

 

「私、アルとセックスしたい!」

 

「……正直だな」

 

「獣人は嘘つかない!」

 

アルは苦笑した。

だがヴァレリアの真っ直ぐな瞳を見て頷いた。

 

「分かった」

 

「本当か!?」

 

「ああ」

 

ヴァレリアは尻尾を激しく振った。

犬のように。

だが彼女は犬ではない。フェンリルの血を引く魔狼だ。

 

「じゃあ、服脱ぐ!」

 

ヴァレリアは自分の服を引き裂いた。

筋肉質な体が現れる。

だぶだぶの服の下に隠されていた身体は、グラマラスだった

乳首は小さく、薬の効果で硬く尖っている。

太腿は太く、筋肉の塊だ。

秘所は濡れていた。

薄い金色の陰毛が、濡れた秘所を覆っている。

 

「どう? 私、女らしいか?」

 

「十分だ」

 

「本当か?」

 

「ああ。強くて綺麗だ」

 

「嬉しい!」

 

ヴァレリアはアルに抱きついた。

筋肉質の体がアルを包み込む。

だが触れ方は優しかった。

戦闘とは違う。愛する人のための力の使い方。

 

「アル……私、アルのこと、すごく好きだ」

 

「俺も」

 

「本当か?」

 

「ああ。お前は強くて、優しくて、真っ直ぐだ」

 

「じゃあ……抱いてくれ! 私の中に……!」

 

ヴァレリアは脚を開いた。

太い太腿が開かれ秘所が露わになる。

筋肉質の体の中心にある秘所は、驚くほど濡れていた。

 

「いいか?」

 

「うん!」

 

ズプッ。

 

「ああっ!」

 

ヴァレリアの背中が反った。

獣人の膣は人間のものよりも熱い。

体温が高い種族だからだ。

アルの肉棒が、灼熱の膣内に包まれる。

 

「熱っ……! ヴァレリア、熱い……!」

 

「私も……! アルが入ってきた……! 熱い……!」

 

ヴァレリアの身体が震えた。

フェンリルの血が反応する。

獣の本能が、雄を受け入れたと認識した。

 

「動いて! アル、動いて!」

 

「ああ」

 

アルは腰を動かした。

ヴァレリアの筋肉質な体が揺れる。

豊かな乳房が跳ね、太い太腿が震える。

パン! パン! パンパン!

獣人の膣は人間のものよりもきつい。

筋肉質の体の内壁が、アルをきつく締め付ける。

 

「あっ! あっ! あっ! アル……! アル……!」

 

「ヴァレリア……きつい……!」

 

「ごめん……でも……! 奥まで……! 奥まで欲しい……!」

 

ヴァレリアは自分の腰を動かし始めた。

重装歩兵の筋力が、腰の動きを加速させる。

人間のものとは比べ物にならない速さで、彼女は自ら腰を振った。

 

「すごっ……! ヴァレリア……!」

 

「私、アルのものだ……! アルの雌だ……!」

 

獣人の言葉は率直だった。

人間のような婉曲も嘘もない。

ただ真っ直ぐに、想いをぶつける。

 

「アルの中に……出して……! 私の中に……! 子供産みたい……!」

 

「ヴァレリア……!」

 

「私、アルの子供産みたい……! 強い子供……! アルと私の子供……!」

 

ヴァレリアの目が輝いていた。

獣人の瞳が金色に光る。

フェンリルの血が、繁殖の本能を刺激していた。

 

「出すぞ……!」

 

「出して……! いっぱい出して……!」

 

ドクンッ! ドクンッ! ドクンッ!

 

「ああっ……! 熱い……! アルの精液……! 私の中に……!」

 

ヴァレリアの身体が大きく跳ねた。

絶頂。

獣人の絶頂は人間のものよりも激しい。

全身の筋肉が痙攣し、膣がアルをきつく締め付ける。

 

「ああっ……! いく……! いく……!」

 

「ヴァレリア……!」

 

「アル……! アル……! 好き……! 大好き……!」

 

ヴァレリアはアルを抱きしめた。

筋肉質の腕が彼を包み込む。

だがその力は優しかった。

 

「アル……!」

 

「ん?」

 

「ご飯……食べたい」

 

「……腹減ったのか」

 

「うん……セックスすると腹が減る」

 

アルは笑った。

「分かった。何か作ってやる」

 

「やったー!」

 

ヴァレリアはアルの上で跳ねた。

まだ繋がったまま。

 

「おい、まだ入ってるぞ」

 

「えへへ」

 

アルは苦笑しながら、彼女の頭を撫でた。

獣人の耳が嬉しそうに揺れる。

 

「アル……ずっと一緒だ」

 

「ああ」

 

「約束だ」

 

「約束だ」

 

⭐️リディア・マーカス

 

 

【挿絵表示】

 

 

リディアは、自分の買った瓶を握りしめていた。

彼女は他の四人に瓶を渡した。

だが自分の分はまだ使っていなかった。

 

「……私なんかが」

 

受付嬢。

冒険者ではない。

戦えない。

ただ窓口で依頼書を渡すだけの存在。

 

「無事のご帰還をお祈りしています」

 

いつもそう言う。

冒険者たちが無事に帰ってくることを祈る。

だが、その言葉の裏に隠した想いは誰も知らない。

アルの無事を祈るたびに、胸が痛む。

彼が戦場で傷つく度に、受付の裏で泣く。

十年間。

 

「私なんかが……」

 

瓶の蓋を開けた。

甘い香り。

身体が熱くなる。

だが、アルの部屋へ行く勇気が出ない。

 

「……だめ」

 

蓋を閉めた。

 

---

 

だがその夜、リディアはギルドの受付で一人残っていた。

冬の夜。ギルドは静かだ。

暖炉の火が揺れる。

 

「リディア、まだいたのか」

 

アルが入ってきた。

雪かきの依頼書を届けに来たのだ。

 

「あ、アルさん……!」

 

リディアは慌てて立ち上がった。

椅子が倒れる音が響く。

 

「大丈夫か?」

 

「はい……大丈夫です……」

 

リディアは顔を赤くした。

薬の効果はまだ残っていた。

蓋を開けただけでも香りだけで身体が熱くなる。

 

「顔が赤い」

 

「あ……その……」

 

「風邪か?」

 

「いいえ……」

 

リディアは俯いた。

十年の想いが喉元まで出かけている。

 

「リディア」

 

「はい」

 

「お前、俺の帰還を祈ってくれてるよな」

 

「はい……当然です」

 

「俺、お前のアドバイスがいつも助けになってる」

 

「本当ですか……?」

 

リディアの目から涙がこぼれた。

 

「アルさん……私…」

 

「ん?」

 

「私、アルさんのことが……十年前から……」

 

リディアは泣き出した。

十年間隠してきた想いが溢れ出す。

 

「ごめんなさい……受付嬢が……冒険者さんに……そんなこと……」

 

「リディア」

 

アルはリディアの手を握った。

受付のカウンター越しに。

 

「俺もだ」

 

「え……?」

 

「十年前から。お前の笑顔が好きだった」

 

「……嘘です」

 

「嘘じゃない」

 

「私なんかで……いいんですか……?」

 

「お前がいいんだ」

 

リディアは泣いた。

「リディア」

 

「はい」

 

「俺が欲しいか?」

 

「……欲しいです」

 

「じゃあ、俺を」

 

「え……?」

 

「俺を抱いてくれ」

 

「私が……ですか……?」

 

「ああ」

 

アルはリディアを抱きしめた。

受付のカウンターに背を預け、二人の体が重なる。

 

「アルさん……」

 

リディアの目が潤んだ。

受付嬢の制服のボタンが一つずつ外される。

白い肌が露わになる。

乳房は豊かで、冒険者たちのアイドルに相応しい豊満さ。

乳首は桜色で、期待で硬く尖っている。

 

「綺麗だ」

 

「……ありがとうございます」

 

リディアは涙を拭いて微笑んだ。

十年間の片思いが今夜報われる。

 

「リディア……入れるぞ」

 

「はい……」

 

アルはリディアの脚を開いた。

受付嬢の制服の下の秘所。

薄い陰毛。

秘所は濡れていた。薬ではなく想いだけで。

 

「あっ……!」

 

ズプッ。

 

「ああっ……! アルさん……!」

 

リディアの背中が反った。

 

受付嬢の身体が冒険者の熱を受け入れる。

 

「リディア……!」

「アルさん……! 動いて……!」

 

パンパンパンパン!

受付のカウンターが揺れる。

依頼書が散らばる。

十年の片思いが、受付嬢と冒険者を結ぶ。

 

「ああっ! ああっ! 無事のご帰還を……! お祈り……! しています……!」

 

「リディア……!」

 

「アルさん……! アルさん……! 私……いく! ……!」

 

「俺もだ…………!」

 

「中に……! 中に出して……! 私の中に……!」

 

「リディア……!」

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

「ああっ……! 熱い……! アルさんの精液……! 私の中に……!」

 

リディアの身体が跳ねた。

絶頂。

 

リディアは涙を流しながら微笑んだ。

 

-冬の明け方

 

春が来る前に、Roseliaタウンの冒険者ギルドの掲示板に、新しい依頼書が貼られた。

 

「ビッグフットの生態調査(継続)」

 

依頼主はミルティ・エインズ。

報酬は銀貨三十枚。

前回より増額されていた。

 

「……またかよ」

 

ゲイツが頭を抱える。

 

「先生、また来たのか」

 

「ええ。冬季個体の交尾行動に関する追加データが必要だと」

 

ミルティは眼鏡の位置を直しながら言った。

だがその頬が微かに赤くなっていたのを、ゲイツは見逃さなかった。

 

「先生……まさか」

 

「……再観察が必要なのです」

 

「前回のデータじゃ足りないのか?」

 

「足りません。あと……個人的にも」

 

「個人的にも?」

 

「……ビッグフットの交尾行動は……興味深いもので」

 

ミルティは顔を赤くして俯いた。

学者の仮面の下に、雌の顔が見え隠れしていた。

 

「やべえな」

 

ゲイツは呟いた。

 

「冬は長いですよ、ゲイツさん」

 

リディアが受付で微笑んだ。

その頬には、微かなキスマークがあった。

 

「春まで……依頼はあります」

 

冒険者たちの冬は、まだ続く。

 

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