BLEACHの松本乱菊と井上織姫が、呪術廻戦の特級呪霊禪院直哉に襲撃され戦う話です。
まぁリョナ話なんですが。乱菊をオリジナル卍解に目覚めさせました。
書くきっかけは禪院直哉の声優さんの決定ですね。まんまギンじゃねぇか!思いっきり二匹目のドジョウ狙っているなジャンプは!と思い、彼を悪役に。というか呪術作中最後まで悪役ですが彼。
乱菊。本作主人公。ギンに似た(とジャンプ編集部が思った)キャラと戦うのは彼女しかいないと。全体的にパワーアップ。でも、ボロボロにしますけどね。
織姫。回復役&嬲られ役。全体的にパワーアップ。特に盾舜六花の回復速度最速化&無詠唱化&遠距離化&複数対象化。乱菊以上にボロボロにしますけどね。
後、彼女に、性善論と私の独自解釈(こじつけ)を含んだ、市丸ギンと禪院直哉という人物像について語らせました。悪役を好きになるには、こじつけでもいいから根拠があれば良いと思っていますので。
市丸ギン。本作語り部。私が思ったギンと乱菊の関係を書きたかったので。
王子様ギンと乱菊姫では無いですね。
のび太くんギンとしずかちゃん乱菊です。私の中での彼らの関係はそうです。
二次創作なんで勘弁してください。
あと、ギンがメタ発言連発。二次創作なんで勘弁してください。

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曲がれない蛇が観測した永遠の胎児と灰被りと全てが嫌いな姫の話

最近、BLEACHのゲーム出とりますんで、ボクの事は思い出した方も多いと思います。

市丸ギンです。そう、13キロの。忘れた?・・・・・・・・・・・・・死ね!!!!

話戻すね。

今回のお話は、乱菊と織姫ちゃんが、禪院直哉とかいう奴に襲われ、乱菊と織姫ちゃんが瀕死になり、そこから乱菊が覚醒!卍解で直哉くんサヨナラ!ちゅう話。以上。終わっていい?駄目かいな。

ボクがどこにいるか?地獄に決まっているやんけ。めっちゃ悪い事したんよ?

でもねぇ。閻魔様もボクの扱いには困ったんよ。なにせ二重スパイみたいなものやしね。

だからボクは要求した。『地獄逝きでいいから、その代わり半年に1日だけ現世に帰らせて』って。

で、今日が、ボクが現世に帰る日なんよ。そして、直哉の事件もその時起こったんやね。

・・・偶然だよ?偶然。・・・多分ね。

そして、ボクは地獄から現世に向かっている途中で、こうして語っとるっちゅー訳や。

・・・ボクが乱菊助けに颯爽と現れるとか100パー無いからね?

でも、最後にボクと乱菊は会うけどね。その為の1日やから。

と、いう事ではじまりはじまりー。・・・うーわ、合わへんな。はじまりとかボクのキャラに。

 

 

さて、ここは千年血戦篇から約1年後。場所は空座町ではない近くの都市の繁華街や。

井上織姫ちゃんがおるねぇ。ブレザーの制服で。目的は手作りチョコレートのチョコを買いに。

黒崎一護はチョコ好きなんやってな。

・・・くん付けしないよ?彼、ボクの事『何も感じなかった』って言ったし。

それってさ。作者さんが、ボクの事理解できないって事なんよ。

黒崎一護は作者の分身。これ常識。

BLEACHの作者さんはホンマに頑固やねぇ。

ボクのキャラは幾らでも改竄できたのに、理解も出来たのに、理解できないと言いたかった。

何より黒崎一護と織姫ちゃんを結婚させたかった。あらゆる伏線や謎をほっぽり投げてまで。主人公の最大奥義ともいえる新たなる卍解が謎のままってどういうこっちゃねん。

まぁアニメで披露するんやろうなぁ。というか、披露しなきゃ読者も編集部も納得できへんねん。

ん?メタ発言すんな?ボクのキャラの基本部分忘れたん?人の嫌がる事が大好き。

まぁ話進まへんから、この辺で。

織姫ちゃんがチョコ買って・・・。自分が狙われとる事に気が付いたらしい。

新たな盾の技使って、超スピードで空中を盾に乗って疾走。彼女も成長しとるんやね。

で、人里離れた土地に到着。何か最後に愛染が黒崎一護と戦った場所に似とるねぇ。

「・・・何の用ですか、あなた。」

「人里離れて、偉い偉い。クッソ遅かったけどな、お嬢ちゃんの移動スピード。・・・しかし、不思議な力持っているのに呪力感じんねぇ?まぁええわ。」

そこに現れたのは、短髪で上半身裸の男。下半身は触手が詰まったフリーザ様の乗り物みたいになっとる。

「俺は禪院直哉っていう人間だったもの。ホロウ?とかアランカル?とかじゃあらへんよ?もっとドス黒い存在やね・・・。ちなみに、お嬢ちゃんの世界とは別の世界の住人や。」

「直哉さん?・・・私も、あなたには霊圧は感じない。でも、悪意。それをあなたから感じます。・・・嫌というほど。」

と、言っている間に織姫ちゃんは直哉の手で掴んでいるフレームの中にいて、腹の部分を思いっきり肘で殴られた。

「がっ!」

フレームが割れ、地面に叩き付けられ、地面を転がる織姫ちゃん。

「呆けとる暇無いで、お嬢ちゃん。俺はわかりやすく言えば、最速。これからお嬢ちゃんは何も対応できず、俺に嬲り殺されるだけ・・・。」

「破道の五十四、廃炎(はいえん)。」

円盤状の炎が直哉を吹っ飛ばした。

「べちゃくちゃ喋っていちゃあ速いも糞も無いわよ。・・・ごめんね、織姫ちゃん、遅くなって。」

「乱菊さん・・・。」

ここで、本作主人公乱菊の登場や。

実は本編で乱菊が鬼道使こうとる場面は、ほぼ無い。でも使えない訳じゃ無い。というか、乱菊は戦闘シーンすら少なくてねぇ。ホンマに困るよ、乱菊ファンのボクとしては。

・・・と、言う前に残念なお知らせで。

吹っ飛ばされた直哉は即戻ってきて、触手で乱菊と織姫ちゃんの腹ブチ抜いていたんや。

ドズゥ!

「うっ!」「ぐはっ!」

そのまま2人は宙づり状態で、直哉は楽しそうに2人の身体を上下に振る。

ボチャボチャ!ビチャ!

「あっ!はうっ!ぐぅ!」「ぐぅぅぅぅ!ぐ!」

「あははは!女はさぁ、やっぱこうでなきゃあかんねん。玩具でないと。」

 

 

ここで禪院直哉というキャラをおさらいしておこう。

彼のコンセプトは『古い一族体系の象徴』。男尊女卑、弱肉強食、当たり前。超保守派。

現実でも、つい最近までいたんよ?駅のホームとかスーパーとか公共の場で、奥さんであるおばあさんに大声で当たり散らしている夫のジジィが。

・・・本当は誰か注意すべきなんよね。『テメェのメシ作っているのは誰だ?家事とかしているのは誰だ?テメェの稼ぎで喰わしてやっている?じゃあ同じように稼ぎで奥さん養っている人は、全員テメェと同じ行動しているか?・・・テメェだけだよ、ボケが。』って。

・・・これ以上やるとヘイトになるんで、直哉に話を戻そう。とにかく古いタイプの人間。

その癖ね、術式能力ゼロでもメチャ強い伏黒甚爾とかに複雑な感情抱いていて、見下しているのに、一方で『アッチ側』とか呼んで特別視している。あー面倒くさいねぇ。

こういうのは、嫉妬っていうんよ。自分は一族の術式しか使えていないのに偉そうにしてね。自分で新たに何かを生み出していないから、特異な存在の足を引っ張る事しか考えていなくて。だから戦績負けまくり。

でも、流石に非戦闘員に近い織姫ちゃんやあまり戦績の良くない乱菊より強いだろう?

どうかな。続き見よか。

 

 

織姫ちゃんと乱菊は、それぞれ孤天斬盾(こてんざんしゅん)と斬魄刀で触手斬って直哉から距離を置いた。

ズブブブ・・・ズルズルズル・・・ズボォ!

「ぐ!んんんんん・・・・。くふぅ!・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

「がぁぁ!あおうぅぅ・・・!・・・う・・・はぁ・・・。」

それぞれ触手を腹から無理矢理抜いた。織姫ちゃんは、自分の回復しながら乱菊に駆け寄り回復。乱菊は織姫ちゃん抱いて逃走。直哉は後を追う。

・・・ここで、直哉は気が付いた筈や。『こいつら速すぎないか?』と。

実はね、投射呪法(とうしゃじゅほう)という術式の速度、時速100km。特級呪霊になった直哉の最高速度、時速約3,190km。要は、マッハ3。

これね、BLEACH世界では最速と呼べる速度では無い。

十刃のゾマリって、見たものを支配する能力持った奴いたけど、見たものを脳が認識する速度は、マッハ3.92749以下略くらい。時速でいうと約4,818 km。朽木隊長はそれを縛道の八十一、断空(だんくう)で防いだ。

マッハ4くらいでは、レベルの高い隊長で簡単に対応できる。

ボクの神殺鎗(かみしにのやり)は音速の500倍・・・では無いけれど、まぁそれに近い速さ。マッハ500に近い速度。それに比べたら遅いよねぇ。まぁ、それで音速超えたら衝撃波が出ない方がおかしいんやけどね?

でもまぁ、直哉は少し焦った。中々追いつけないから。

だから乱菊が『灰猫』解放して、灰をばら撒いているのにも気が付かなかった。

はい、乱菊が刀振り下ろしました。直哉の側にある灰が刃になり斬撃。

「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

直哉の全身のあちこちが斬られた。ここで、治療も終わったので、乱菊は織姫ちゃん置いて、直哉の方を向く。

直哉は、1秒フリーズさせる為、2人に接触しようとし・・・出来ない。

「チョロチョロ動くな!クソアマがぁ!」

「やはり、あなたが先ほど私を動けなくした能力は、『触れる事』が条件ですね。だから私達は動き続けます。」

「えーと、自分で最速とか言っていたっけ?あんた。笑える。あんた程度の速度の奴、私らの世界じゃゴロゴロいるよ。井の中の蛙って奴?」

「黙れや、孕み袋!」

直哉は1秒フリーズの応用で空気爆発させるのを何度も繰り出すが、それも躱される。

「あんた、何か固定させて操作しているでしょ。殺気でバレバレ。・・・正直実戦不足じゃない?あんた。本当に小者だよね。」

「クソアマ、クソアマ、クソアマ・・・。」

さて、直哉のもう残された手は領域展開しか無い。・・・筈だった。

ズサズサズサズサズサズサァッ!

「がは!・・・あ・・・。」

乱菊の腹や胸やら体のあちこち刺し貫かれた。

「乱菊さん!」

「いやー、これ貰っといて良かったわ。地獄で仏って奴?フハハ!」

「ごふっ!・・・それ、斬魄刀・・・。しかも神殺鎗・・・。ぐぶ・・・。何であんたが・・・。」

「地獄である人に貰うたんよ。いや便利やなぁ、これ。」

「乱菊さん。すぐ治療しますから。」

ドバァツ!

乱菊の右腕がはじけ飛んだ。

「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「この刀の名前知っちょるつー事は、能力も知っていると思うけど、刃の中に崩壊毒が入っている。ちなみにちょいと加工して毒はいつでも炸裂できるようにしてな。全身全てに留めてある毒発動させたら、お姉ちゃんの方は死ぬよなぁ。くくく・・・。

さて、メスの分際で俺を手こずらせたお礼として、2人ともたっぷり虐めさせて貰おうか?逆らったらお姉ちゃん死ぬよ?」

「ゲスが・・・。」

 

 

いやー、直哉クズやね。呪術本編でも、本当はメスとか孕み袋とか女の人を罵倒していたと思うんよ。少年誌だからタブーやけどね。

・・・ん?何で直哉が神殺鎗持っているか?・・・ボクがあげたの。模造品やけどね。暇やったから作って、その後で直哉と知り合って渡した。

そんでね、直哉が『地獄抜け出して禪院真希に復讐したい』って言うから、『また負けるやろ?強くなる為にいい標的あるよ?』って織姫ちゃん紹介した。そして乱菊が見張りの時に襲撃させた。

 

・・・・・・・・・・・・・。

 

はい!そうです!この事件の黒幕ボクなんよ。

だってねぇ。乱菊あまり強くならへんやん。

愛染は黒崎一護に負けて、崩玉の力は失われつつある筈で、失われた力は元の持ち主に返る筈なんよ。・・・多分。

要は、直哉襲撃は乱菊覚醒の試練。・・・好きな人傷ついているの見て楽しいか?乱菊が腹抉られて、その傷治ってないの知っていても、ボクは平然と行動していたわけやん?ボクはそういう性格で。

『乱菊がこの程度で死ぬ筈が無い。』それを一番知っているのはボクで。

あー、涅隊長みたいな事言うとるなぁボク。まぁ性格的にはあの人に似ているけどね?ボク。

何で織姫を?いたぶり甲斐があるから。

・・・ボク、彼女嫌いだよ?虚圏でほとんど会話してないやん彼女と。理由は、よい子ちゃんだから。

BLEACH連載当時の井上織姫というキャラクターへのヘイトは凄まじかった。NARUTOの春野サクラちゃんと二大巨頭でヘイト喰らっていた。2人とも正反対のキャラなのにね。

ボーイズラブの邪魔という理由は無しで見ると、『足手まといのくせに出しゃばるな』『一護やサスケにアプローチし過ぎ』。性格的に織姫ちゃんは『ぶりっ子だから嫌い』。さくらちゃんは『自己中心的でわがままだから嫌い』。という意見が多いみたいやね。うーん、難しいなぁ。好かれる女性キャラクターってどう作ればええんやろ?

だからね?ジャンプは『ヒロインを作らない』作品が多いんよ。ドラゴンボールとかサカモトデイズとか。でも、それだと主人公の嫁とか出てきても目立たない存在になってしまう。それでいいとしたらね?『三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ』って禪院直哉と同じ思想に陥ってしまうんよ。

・・・では、話戻して続きを。ここからは拷問シーン。今まで何故ヒロインヘイトの原因話したのかは、『ここまでズタボロにされて、まだ折れないヒロインは嫌われないだろう』っていう、この話書いている人の独自見解で。

うん、わかっちょるよ。それは違うって。

 

 

直哉は、乱菊と織姫ちゃんを触手で拘束。両脚縛って、両腕縛って。乱菊は右腕無くなったから、片腕で。3人とも正三角形の状態で離れとる。

まず、乱菊と織姫ちゃんの腹を触手で貫通。

ズブゥ!

「ご!うっ!」「くぅっ!」

そのままグリグリ回転させて。

グジュグジョグジュグジュ・・・

「がぁう!ごほ!あ・・う・・。」「かふっ!か・・・くう・・・。ぐぅぅぅ!」

2人とも血反吐吐いて苦しんで。でも乱菊は直哉を睨んでいて、織姫ちゃんは直哉を哀れんだ目で見ていて、それは直哉をイラつかせた。

次に、2人の右胸貫通。

ドズゥッ!

「ぐはっ!・・・がはっ!」「うん!・・・ぐふぅ・・・。」

そしてやっぱり触手回転。

ズブズブジュブジョブ・・・・

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ぐぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」「んぅぅぅぅぅぅ!!!ぐふ・・・ううん!」

ここまでやったらね、乱菊はともかく人間の織姫ちゃんは死ぬ筈で。

でも死なないのは、織姫ちゃんが回復をしているから。自分と乱菊の。それと乱菊の体内に入っている神殺鎗の破片消去。直哉の奴、十数個もぶち込みおった。これは、しばらくかかるなぁ。

・・・で、直哉は当然気が付く。

「回復しちょるな?・・・お嬢ちゃんの方か。」

織姫ちゃんだけ、触手が左胸を貫いた。

ゾブゥッ!

「は・・・う・・・。」

「織姫ちゃん!・・・ぐ・・・。」

乱菊もめった刺し貫通は、まだ治っていない。当然叫んだだけで、血が噴き出すわけで。

触手で左胸を掻き回す。

グジョグジュズブジュボ・・・

「くあ・・・。ごふぅぅぅ・・・。あがぁ!あああ・・・。」

織姫ちゃんの制服は真っ赤に血で染まるのと、逆再生で元に戻っていくのを繰り返す。

その間も、織姫ちゃんは乱菊の回復を継続していて。

 

ズボズドズブズブゥ!

「・・・・・か・・・・・・。」

織姫ちゃんの両太もも、腹3カ所、両胸に触手が突き刺さった。

更に、触手が織姫ちゃんの体内を蠢くように浸食していく。織姫ちゃんの脚が、腹が、背中が、胸が、グチャグチャ肉や内臓が潰れる音を出して、ボコボコ蠢いとる。

「あうぅぅぅぅぅ!!!!ぐぼ!ぐはっ!ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「織姫・・・ちゃん・・・。ぐぶ・・・。」

ここで織姫ちゃんの心の中を。

(こんな事で・・・死ねない・・・・。盾舜六花・・・。もっと回復速度を上げて・・・。乱菊さん優先・・・。私は・・・。死なないから・・・。あなた達の為にも・・・。)

盾舜六花は妖精みたいな存在だから、上記のように声掛けしちょる。

がんばれがんばれ織姫ちゃん。がんば

グジュブ

・・・織姫ちゃんの心臓が潰れる音が、乱菊にも聞こえた。

織姫ちゃんは、口から血を大量に流して、目から光が消えていって、半目になって、正面向いたまま首を右側に傾けて、完全に動かなくなった。

 

織姫ちゃんの心臓潰れるのとほぼ同時に乱菊が動き出した。灰猫で触手切断。直哉に急接近。直哉は神殺鎗の欠片解放・・・しようとしたけど、欠片除去はギリギリで完了していた。

「破道の七十三、双蓮蒼火墜(そうれんそうかつい)!」

巨大な蒼い炎が直哉を包んだ。

「ぐがぁぁぁぁぁ!!!糞が!糞がぁ!」

炎は消えない。その間に乱菊は織姫ちゃんの触手斬って抱き寄せる。回道を使った。

「治れ!治れ!!治れぇぇぇぇぇ!!!!」

回道は四番隊しか使えない回復用鬼道。でも、密かに乱菊は学んでいた。最後の戦い以降から。

乱菊の得意分野は何か?『何でも平均的に出来るけど、得意なものが無い。』が正解。

灰猫がそれを表しちょるようで、灰による斬撃の他、日番谷隊長の氷系の技の補助等幅広く応用出来る。でも、決め手が無い。

だから、あらゆる分野を遮二無二学んだ。剣術も、鬼道も、回復も。

でも、心臓潰れてはもう四番隊でも無理じゃないかな?卯ノ花隊長クラスでも無い限り・・・。

「ごほっ!がはっ!・・・はは。乱菊さん、凄いですね・・・。私の得意分野取られちゃいましたよ・・・。」

織姫ちゃんの心臓治して、動かして、蘇生できた。・・・まだ重傷だけど。

「領域展開。『時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)』。」

直哉が、巨大な膣や子宮みたいなものが中心の空間に引き込んだ。

瞬間に、2人の首筋にフィルムのようなもんが叩き込まれた。

 

「あは。あは!あははは!はい、終了や!やっぱなぁ、人の得物(もん)は役に立たんな!頼りになるんは、最終的に俺自身ちゅー事やね!」

(・・・私達の体中に、面みたいなの張り巡らせているでしょ・・・。)

乱菊やった。ちなみに喋ってへん。縛道の七十七、天挺空羅(てんていくうら)の応用で、織姫ちゃんと直哉に意思を伝えている。

「は?」

(私の灰猫は、この空間内に漂っていて、更に私の体内にも入っている・・・。そういうのがあった・・・。恐らく動いた時点で終了・・・。織姫ちゃん、動かないで・・・。)

「・・・どうやって今喋ってんのか知らんけど、それ、自分で絶望的状況呟いているの、気づいとる?冥土の土産に教えたる。

俺の術式は、投射呪法つうの。あらかじめ俺がイメージした動きをフレームにして、その通りに動く事で、速度飛躍的に上昇。先祖がアニメや映画のコマを参考に生み出したって聞いたなぁ。で、相手に触れると、相手はフレームに閉じ込められる。

ところが、この空間、時胞月宮殿の中では、入った瞬間にフレームを叩き込み、俺の動き以外をしたら相手即フリーズ。細胞レベルでも違う動きしたら即アウト。

ちなみにな?以前この領域は、呪力が無いメスゴリラに何も反応せず、奇襲されてやられたんやけど、地獄で修行してな?呪力が無い、感じない、要は生きているもの全てに反応するようにした。呪力感じないお前らに有効という事で、メスゴリラにも効果有りを証明した。と、いう事でお前ら用済み。さようならやね、糞メス共。

後で、禪院真希というメスゴリラとあの世であったら、3人仲良く『二度と男様に逆らいません。』という事を魂に刻んで、来世では淑女になる事を期待しちょるよ。ふはは。」

(破道の十一、綴雷電(つづりらいでん)。)

乱菊は電撃を自分達に浴びせた。体内のフレーム破壊する為に。

他の呪術の術式で破壊可能なものは沢山ある。同様に体内にあるフレームを壊せば良いのでは?を実行した。・・・まぁ2人とも呪術の世界の術式なんて知らないから、直感でやけど。

「ボケが!即フレームぶち込んで」

「縛道の七十三、倒山晶(とうざんしょう)。」

逆四角錐状の結界を作ってフレーム侵入を阻止した。

「ホンマ腹立つなぁ・・・。お前ら・・・。」

乱菊は引き続き、織姫ちゃん回復してる。織姫ちゃんが口を開いた。

 

「・・・ねぇ?直哉さん・・・。互いに膠着状態・・・。お話ししませんか・・・。」

「あぁ?メスと話す気なんて無いんやボケ!」

「直哉さんは・・・アニメや映画は好きですか?」

「大っ嫌いやね。オタクも嫌い。反吐が出る。」

「じゃあ何で・・・、フレームなんて術使っているんですか・・・?」

「は?これ以上に使える術式が、一族に無かった。俺に素質あったんがこの術式。それだけや!」

「では、この空間は・・・。何故女性の胎内を?」

「知るか!マジクソ腹立つなぁ!」

「・・・術とかはですね?その人の精神を表しているんですよ・・・。

あなたも使った斬魄刀、その刀の卍解という大技は、その人の精神を特に表していて・・・。

例えば、直情的な人は、ミサイルで・・・。

自己犠牲が強い人は、自分にもダメージが来る巨大な鎧武者で・・・。

優しい女性がいましたけど、・・・悲しいけど、その人は永遠に殺し合う事を望んでいて、相手も自分も好きなように回復できる能力で・・・。

私達が戦った黒幕は、他人を信じていないから催眠術で、自分を信じていないから、刀と心を共鳴させる事が必要な卍解に目覚めてすらいなかった。催眠と鬼道という術で誤魔化していた。

あなたが使った神殺鎗という卍解・・・。それを本来持っていた人は、本当に蛇のように恐ろしい人でしたが・・・、他人にも自分にも嘘をつき続けていた悲しい人・・・。その刀は毒を持っている。蛇みたいに・・・。でも・・・。真っ直ぐ伸びていくんですよ・・・。曲がれない蛇なんていないのに・・・。

その蛇みたいな人は、ある女性を助けたかった。それだけは嘘をつきたくなかった。他人を頼ろうにも、生まれつき人から嫌われやすい不器用な人だから、それも出来なくて・・・。

けど好きな人を助けたい一心で、好きな人より才能が無いから一生懸命努力した。その為だけに全てを犠牲にした本当に真っ直ぐな心の人・・・。それがその人の正体なんです。」

 

・・・・・・・・・。ごめん、ちょっとここら辺聞いているだけでいい?ちょっと考えたいから。

 

「あぁ、これくれた兄ちゃんの事か。あれが真っ直ぐな心の持ち主?頭お花畑ですかー?あはははは!

・・・よい子ぶるのも大概にせぇや!男誘うような身体しておいて淫売が!」

「・・・私、よい子じゃないですよ。私の術は盾舜六花という技です。回復とか防御しているように見せかけて・・・。今の状況や他者を拒絶している技なんですよ。

そう、私は、本当は他人が大嫌い。両親に虐待されました。虐めにも沢山遭いました。そんな人間が誰にも優しく出来たら聖人ですよ・・・。私の術は、ただ自分が気に入っている人を失いたくないだけの、下らない我儘・・・。」

「・・・織姫ちゃん。自分、貶すの止めて・・・。私が、嫌な気分になる・・・。」

「ごめんなさい・・・。でも、これだけは直哉さんに言いたいんです。私達は似た者同士だから。」

「コケにすんのも大概にしてくれへんかなぁ?淫乱。」

「淫乱も正解です。私は、好きな人が寝ている時にキスをしようとした最低な女です。

直哉さん、あなたは私より立派なんですよ・・・。大嫌いな術を習得するの大変だったでしょう。そして、この空間の正体を言いましょうか?

あなたは、産まれる前からやり直したかった・・・。何もかも大嫌いだから。本当はそんな事思いたくないのに、どうしても他人が許せなくて、全てが許せなくて、そんな自分も許せなくて。そんな自分になりたくなかったのに。

だから、やり直したい。産まれる前から。今度は人を愛せる人間になりたくて。

だって、あなたが誕生した時に、必ず親から祝福された筈ですから。私ですらそうだった筈なんですから。」

「黙れ・・・。黙れ!黙れ!黙れ!ドブカス!死ね死ね死ね!死ねぇ!」

直哉が空間フレームで固定して爆破して、結界壊そうとしている。

「ごめんなさい。これは私の本心で・・・。時間稼ぎなんですよ。

私の回復じゃ無いですよ?乱菊さんが、もうすぐ目覚めようとしている。それが分かったから時間稼ぎ。

卑怯者と思って良いですよ。事実なんで。でも、あなたを救うには、倒すしかない。

それを行える力を、乱菊さんが、これからお見せしますので。」

「・・・卍解。『火塵舞猫又(かじんまいねこまた)』。」

 

 

乱菊の上半身を、大量の灰が覆った。日番谷隊長の大紅蓮氷輪丸。あれを、灰で表現したと思えばええ。翼も付いているし。

違うところは、腰から灰で出来た2つの太く長い尻尾が付いている事。そして、その先端は真っ赤な溶岩が付いたようになっている。灰猫で消えた刀の部分は復元された。

・・・同時に倒山晶は解除され。当然のように瞬時にフレームが叩き込まれる。

乱菊は灰を飛ばして、フレームを全て破壊した。

「ハメやがったな!メス共!」

直哉の上半身が醜く変形し始めた。巨大な顔の怪物に。遠くから見るとまるでミサイル。

「ぶちかましで終まいや。これで、メスゴリラも血反吐吐いて地面にめり込んでいたなぁ。・・・それ以上の速度やからな。」

乱菊は織姫ちゃんの前に立ち塞がって、動かない。

直哉突進。マッハ6。初速度で。間は10メートルも離れていないから、1秒も立たずに直哉は領域の端の方までいた。

・・・真っ二つになって。

「・・・・・・・・・は?」

直哉は乱菊の方を見た。乱菊の前方に人サイズの三角柱が、さっき直哉がいた方向に向けられて固定されていた。ベッタリ血が付いて。

「あぁ、あんたまだ生きてるんだ。これね。巨大で透明な超硬質硝子。あんたは勝手に自分で突っ込んで切断された。

私の火塵舞猫又の灰は、刃になる能力は無い。ただ灰や炭が原料なら即何でも作成できる。ダイヤモンドでも何でもね。」

直哉は、前回真希ちゃんに倒された時は、半分切断されて終わってた。だけどあいつにも執念があるから無理矢理両断された身体くっ付けて元通り。

「あぁ?ガラス?ダイヤ?そんなもんで、俺殺せる思うとんのか!」

乱菊と織姫ちゃんがフレームに固定されて動けなくなった。触れてもいないのに。フレーム打ち込んでもいないのに。異常な執念で直哉も進化している。

(・・・動けないなぁ。私達。これで、さっきみたいに突っ込まれたら粉々?)

乱菊再び天挺空羅で会話。

「そや!また突っ込む。大人しく粉々になれや肉奴隷共!」

(肉奴隷ね。・・・そうだね。あんたの言葉聞いていると織姫ちゃんじゃ無いけど、同情する気にもなるよ。

禪院って名字聞いた事あるよ。古い家系に多い名字。さぞかし、しがらみが一杯あったんだろうね。で、何度も出てくる真希ちゃんって子も禪院で。一族で争ったりしてたんでしょ?

私ら死神の世界もさ、古い家系が沢山あって、下らないしがらみが沢山あって、醜い争いを沢山聞いてきたよ・・・。本当に下らないよね、家柄。ただ歴史がある『だけ』の癖に偉そうに。

私はさ、要するに貧民街みたいな生まれでさ。子供の頃は羨ましかったよ?裕福だし、その日の食べ物にも困らないし。

でも大人になって、護廷十三隊って組織入って、金持ちも貧しい者も沢山いる組織で、『うわ、金持ちとか権力とか面倒くせー。』って思ったね。十三隊の上の組織が家柄だけ偉い無能ばかりでさ。有能な隊長が頭下げてんの。腹が立った。

藍染惣右介っていう頭が良すぎる馬鹿が、そいつらほとんど皆殺しにして、心の中でスカッとしたね。

で、私はそんな組織でどう過ごしているか?副隊長って地位で、上司が年下っていうか子供で、私は面倒な仕事適当に押しつけて、自由気ままに過ごしていたんだ。

何が言いたいか?あんたも、そういう風に自由気ままに生きれば良かったんだよって話。)

「それはテメェが貧民の無能って事やろボケが。大人しく身体売ってりゃ良いものを。

俺はな?生まれた時から当主候補だった。強くなる義務があった。テメェの無能なトップとは違う、実力のある当主候補やぞ。・・・何で陰口叩かれなあかんねん。頭下げて媚び諂えや。お前らには自由があるんだから。俺には無いんやぞ。」

(・・・それが、あんたが捻くれた理由なんだ。可哀想、としか言えない。)

「同情すんな売女!もういい、お前ら砕け散るまであと1秒もかからず行える。死ねや!」

(私は動けないけどさ。・・・もう、この空間中に灰をばら撒いているんだよね。)

直哉の周辺が、一瞬で灰の塊に圧縮された。

「なんや・・・これ・・・。」

(ばら撒いた灰。一つ一つは目にも映らないほど小さくて。でも固まるとこんな感じになる。

そして、この灰は『いつでも私の意思で爆破できる』。小指の爪くらいの大きさの灰で、1間四方爆破できる。それが2百間分固まりました。さて威力はどうなるでしょう?足し算じゃ無いよ?掛け算だよ?まぁ、火山噴火よりは多少劣る威力。

耐えられるよね?当主候補様?)

「ちょっまてy」

直哉を中心に巨大な爆発が起きて、領域が崩壊した。

 

 

乱菊と織姫ちゃんは、元の世界に戻った。爆発後から、直哉も出てきた。元の姿で。・・・全身黒ずんだ炭になって崩壊し始めてる。もう決着は着いて・・・無かった。

直哉は神殺鎗を向けた。乱菊も右手を直哉の方に向けて大量の灰を放った。

神殺鎗は、音速の500倍もどき。当然、そんな灰、無理矢理突き進める筈が・・・途中で消えた。

「何・・・でや・・・。」

「神殺鎗は、伸びる時に塵みたいになるの。それは防げない長所のようで、実は弱点で。

こうやって灰みたいな物質を混ぜられると元の刀に形態を戻せなくなる。そうすると塵のまま四散。

だからね。それを持っていた途方もないボケは、前から私と相性が悪かったんだ。

・・・そう、ボケ・・・。本当に、あいつは・・・。」

「ボケか・・・。ははは・・・。地獄で会うたら、伝えとくわ・・・。」

直哉はどんどん崩壊していく。

「悔しくて堪らへん・・・。絶対舞い戻ったるからな。真希と、お前ら。もっと力を手に入れて、いつか皆殺しに・・・。」

「逃げませんか?直哉さん。」

「は?」

「一族が嫌だったんでしょう?当主候補が嫌だったんでしょう?逃げたら良いじゃないですか。当主候補なんだから、お金も沢山ある筈ですし。

私は、両親が嫌いです。高校に進ませてくれたけど、好成績を要求する親戚が嫌いです。

だから、高校卒業後は、私は逃げて、働きます。」

「アホか・・・。そんなプライド捨てる行為なんか出来る訳が・・・。」

「そのプライドは一族基準なんですか?どれだけ一族に縛られているんですか?それこそ女奴隷の姿ですよ。

あなたの一族は、あなたに何も与えていない。投射呪法という技を与えたけど、それもあなたは嫌いなのでしょう?では、そんな一族に義理立てする必要は無い。逃げれば良い。・・・逃げれば良かった。・・・本当に。死んでしまったら、何にもならないのに。」

「・・・。」

「直哉さん・・・。生まれ変われるなら、次の生では逃げる事も大切だと考えてください。訳のわからない一族の争いで死ぬ。無意味な死に方です。死ぬより逃げて生き延びた方が勝者です。

・・・そして、なにか自分が好きになれるものを見つけてください。多ければ多いほど良いです。そうすれば、人の陰口が気になったり、蔑んでばかりにならなくなります。そんな相手より、楽しい世界があるんですから。」

「・・・はっ!俺より自分の事省みろや。・・・人の良さそうな顔して、あれも嫌いこれも嫌い。・・・お前生きとるんやろ?・・・お前こそ好きなもん見つけろや。」

「はい!」

「・・・もう、ええわ。お前らの事保留。・・・真希も保留。・・・嫌いな奴に何か思うの嫌になったわ。

・・・地獄でしばらく、ふて寝しとる。その後は、その後や。今は、何も考えたくない。

・・・最後に言っとく。少しは淑女を目指せや、アバズレ共・・・。」

「まぁ、気になる相手が見つかったらね。」

そう言って、直哉は完全に塵になって、地獄へ帰った。

 

 

その後に、ボクが到着した。ネタバレもした。

乱菊には当然ボコボコにされた。ボクは無抵抗やった。

織姫ちゃんからも盾で何度も殴られた。ボクは無抵抗やった。

 

 

その夜は、織姫ちゃん家で、晩御飯ご馳走になった。料理上手くなったよ、織姫ちゃん。

ボクは乱菊の膝枕で寝そべって「あーん。」と要求した。

乱菊は「ホンマにしょうがないねぇ、あんたは。」と言いながら、口に入れてくれた。

その行為を何度も見て、織姫ちゃんがこめかみビキビキさせながら、笑顔で言った。

「あのー。お二人とも?・・・食事の作法とかご存じないのですか?」

「しょうがないやん。半年ぶりのシャバやろ?のびのびさせてーな。」

「あなたは、私が料理作っている間も、ゲームとかばっかしていました。何なんですか、あなたは!大事件起こした一人なのに!全然反省してないじゃないですか!」

「あのね?地獄はね?毎日反省とかを要求されるんやよ?嫌な事ばっかさせられて。

昨日の料理何だったと思う?オレンジご飯。マジであれ、お米様に対する冒涜やろ、ホンマに。」

「・・・では、明日の朝食はオレンジご飯にしましょう。」

「いや・・・。やめて・・・。ホンマ、反省してるから・・・。ちゃんと席着いて食べるから・・・。それだけは・・・。」

「よろしい。他に何かしたら黒崎くん呼びますからね。本気であなたの事殺しに来ますよ。」

「そーゆー。すぐ男に頼るところがー。あなたが同性から嫌われる理由でー。」

「黙りなさい。」

「・・・はい。」

「乱菊さんも、あれですよ・・・。好きな人甘やかし過ぎです。何でですか・・・。」

「いや、私はさ、こいつに命助けられた事があるからね。それで、こいつと幼い頃生活してたんだけど、こいつは集落の嫌われ者でね。頭が悪い、運動できない、何より根暗で陰気で雰囲気が気持ち悪くて、どうしようもなかった。

だから私は『こいつを一生守ったる。・・・見ちゃいられないから。』って決意したのよ。

・・・愛染にぶち壊されるまでは。」

「そや。そや。なんであいつ、何か悟ったような感じになって、君達の味方みたいになってんの?ズルいんよホンマに。」

「あの人が解放される頃には、私達は寿命で死んでいます。・・・どうしようも無いんですよ、腹が立つけど。

・・・それより、私はこの世界が不安ですね・・・。愛染によって霊王という存在を知りました。まるで私達は霊王の夢の中の登場人物じゃないですか。夢は突然変わるモノ。いつこの世界が突然崩壊するか・・・。ってたまに思うんですよね。」

「その結論は、キミが言うとったやん。逃げればええ。地獄で知ったけど、世界は幾らでもあるんよ?さぁ逃げよう。ずるい手を使おう。とにかく生き延びよう。それが正解。」

「・・・本当に蛇みたいな人ですね。聖書に出てくる蛇みたい。」

「ボクは愛染がいなければ、ウサギでした。乱菊に愛されないと、寂しくて死んでしまうウサギ。そんなボクが蛇になったのは運命だと思うんよ。

蛇は不死不滅の象徴で、いざとなったら本当に助けに現れるよ。魂と引き換えにしても。それがボクの贖罪で、ボクの存在理由だと思うから。」

「・・・魂消滅とか、私が許さないからね。」

「では、互いに守ろうや、乱菊。この世界は生も死もあやふやで。そういう芸当が出来る。『死が2人を分かつまで』?死を超えた愛を知らんようやな。笑えるわ。

・・・という事で、今夜ベッド貸してね織姫ちゃん。見ちゃあかんよ、未成年やから。」

「そういう行為をするなら、出ていってくださいね?・・・というか、あなたが何回も現世に来ている事は多くの人が知らない筈。あなたは色々な人に迷惑をかけました。世界を救う前に謝りに行ってください。・・・そうしたら、私達は必ずあなたを助けますよ。」

「そうやなぁ・・・。そしたら、ボディガードについてね?多分ほとんどの奴が、ボクの顔を見るなり斬り殺しに来るだろうから。」

 

 

という事で、ボクは今回乱菊とチョメチョメが出来ず、織姫ちゃんのご飯食べてダラダラ過ごしました。

さて、この話はこれでお終いで。

でも、BLEACHという物語は今後も続きそうで。というか、謎多すぎなんだから続けて貰わんと困る訳で。

ていうか、呪術廻戦も謎多く残して終わったよね。スピンオフやってるけど。

まぁ呪術廻戦の作者さんがBLEACHの影響受けてるっていうのは有名な話で。似たような感じになってくんやな。

実はBLEACHの作者さんも、今、ジャンプSQライズで連載している作者さんの影響受けていて。若手の頃からね。その漫画の根幹を表す言葉で話を締めようか。

『世界はなんでも起きる』

ボクが味方キャラで、復活する事もあるかもね。直哉もね。

では、その時を期待してサヨナラや。


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