つよつよオレっ娘格闘家、黄金獅子ライカちゃん、やべぇ巨女に目をつけられて愛玩犬に堕ちる。~イチャラブエッチを添えて~ 作:嫌われた勘のいいガキ
夜の帳が下りた寝室は昼間の喧騒が嘘のように静まり返っていた。
だが、その静寂は安らぎではない。捕食者が獲物を待ち構える、巣穴特有の重圧に満ちていた。
「入りなさい」
許可を得て重厚な扉が開く。エルザとリィンに両脇を固められライカが引きずり込まれた。
その姿は朝よりもさらに凄惨で、かつ淫靡だった。
全裸に首輪、そしてお尻からは一日中挿れっぱなしの「黄金の尻尾(プラグ)」が垂れ下がり、歩くたびにゆらゆらと揺れて、拡張されきった直腸を内側から愛撫している。
「おかえりなさい、私の可愛いライカ。⋯⋯ふふ、一日で随分と『顔つき』が変わったわね」
バルバラはベッドの上で、ワイングラスを片手に優雅に微笑んだ。
その視線がライカの全身を舐めるように這う。
疲労困憊し焦点の定まらない瞳。半開きの口。そして何よりバルバラと目が合った瞬間に、恐怖と期待でビクンと跳ねてしまう身体。
「報告しなさい。今日一日、この子はどうだった?」
バルバラの問いに、まずはエルフのリィンが一歩前に出た。
「はい。⋯⋯一言で言えば『極上』の素質です」
「ほう?」
「野生の勘が鋭い分、しつけの覚えも異常に早いです。多少の抵抗が見られましたが飴で管理したところ、数時間後にはフリスビーを見ただけで涎を垂らし、私の足元に擦り寄ってくるようになりました」
リィンが淡々と、しかし侮蔑と称賛の混じった口調で告げる。
ライカは顔を伏せ、耳まで赤く染めた。
戦場で生き残るために磨いた「状況適応能力」が、ここでは「即座に犬になり下がる」ために機能してしまったのだ。
「それに排泄の躾も完璧です。遠くで人の気配がした時も、おしっこを止めず最後まで出し切りました」
「いい子ね。⋯⋯エルザ、午後は?」
続いて聖騎士エルザが口を開く。
「身体の柔軟性、体幹の強さ⋯⋯どれをとっても一級品です。普通の女なら悲鳴を上げるような恥ずかしいポーズでも、彼女は軸がブレずに、最も美しく股を開き続けることができます」
エルザはライカの引き締まった太腿を指先でなぞった。
「特に攻撃を予感した時の反応が素晴らしい。恐怖で縮こまるのではなく、快感を求めて穴という穴を開き、全身で『受け入れ態勢』を取る⋯⋯。天性の『メス』の才能ですね」
「や、やめろ⋯⋯言うな⋯⋯ッ!」
ライカは消え入りそうな声で呻いた。
屈辱だ。戦士としての才能がすべて「淫乱なペットとしての価値」として評価されている。
否定したい。けれど股間の「黄金のハート」は、バルバラの視線を感じてピクピクと卑しく脈打ち、尻尾のプラグの周りからは、じわりと愛液が滲み出していた。
「素晴らしいわ。リィン、エルザ、ご苦労さま下がっていいわよ」
バルバラは満足げに頷くとサイドテーブルにグラスを置いた。
カト、という硬質な音が静寂に響く。
「では⋯⋯その成果を、私の目で見せてもらおうかしら」
バルバラがゆったりとベッドから降りる。
二メートルの巨躯が、ライカの前に立ちはだかった。
その深紅の瞳が、スッと細められた――次の瞬間。
ドッッッ!!!!
バルバラの全身からSランクの強烈な「殺気(プレッシャー)」が放たれた。
肌が粟立つほどの濃密な死の気配。
それは本来、獲物を萎縮させ絶望させるための覇気だ。
(――ッ!! 敵だ!!)
ライカの脳内で戦士としての生存本能が警鐘を鳴らす。
殺される。防御しなければ。逃げなければ。
神経伝達物質が筋肉へと指令を送る。
――だというのに。
その指令は今日一日かけて身体に刻み込まれた「新しい回路」によって、途中で完全に書き換えられていた。
(殺気だ! → ご褒美だ!)
(防御しろ! → 無防備になれ!)
(逃げろ! → 誘え!)
「あ、ひッ⋯⋯!♡」
ライカの喉から甘い悲鳴が漏れた。
考えるよりも速く鍛え上げられた筋肉が勝手に動く。
彼女はバルバラの殺気から逃げるどころか、自らベッドの上へと飛び乗った。
そして。
クルッ、ゴロン。
流れるような動作で仰向けに転がると、パカッと両脚をM字に大きく開いた。
さらに両手首を胸の前で小さく丸め、潤んだ瞳で上目遣いにバルバラを見つめる。
――『服従のポーズ(チンチン)』
エルザに叩き込まれた完全降伏の姿勢。
お尻の尻尾はペタンとシーツに押し付けられ、代わりに前面の「黄金のハートマーク」と、涎を垂らす秘裂が、照明の下でこれ以上ないほど無防備に晒された。
「わんっ!!♡ ⋯⋯あ⋯⋯?」
条件反射で鳴き声を上げてから、ライカは自分の状況に気づいて凍りついた。
頭では「怖い」「戦わなきゃ」と思っている。
なのに身体はベッドの上でひっくり返り、敵に向かって急所を全開にし尻尾を振りながら「犯してください」と誘っているのだ。
「な、んで⋯⋯? 俺、ガード⋯⋯しなきゃ⋯⋯なのに、腰が⋯⋯」
言うことを聞かない。
殺気を浴びれば浴びるほどに股間が熱くなり、子宮がキュンキュンと疼いて、バルバラの暴力を受け入れる準備を完了させていく。
「あはは! 最高よライカ、なんて可愛いのかしら!」
バルバラが愉悦に顔を歪め、ベッドに乗り上げてきた。
「私の殺気を感じて、一瞬で『犯される準備』をするなんて。⋯⋯頭では嫌がっていても、身体は正直に『種付け』をねだっているのね」
「ちが、う⋯⋯! これは、身体が勝手に⋯⋯ッ!」
ライカの瞳からボロボロと涙がこぼれ落ちた。
悔し涙ではない。自分の肉体が完全に自分のものではなくなってしまったという、決定的な喪失への絶望。
「合格よ。⋯⋯さあ、お楽しみの時間ね」
バルバラの手が無防備に晒されたライカへと伸びる。
殺気が、色気に変わった。
ライカの身体は恐怖に震えながらも、これから始まる蹂躙を予感して、さらなる蜜を溢れさせていく。
「とってもいい構えだけど、愛してあげるにはこの栓が邪魔ね」
バルバラは、その無防備な股間に顔を寄せるのではなく、まずはゆらゆらと揺れる「黄金の尻尾」の根元を鷲掴みにした。
一日中、直腸を拡張し続け、排泄さえも踏みにじっていた支配の楔。
それが動かされた瞬間、ライカの腸壁がズルリと波打った。
「あ、ぬ、くのか⋯⋯? 待て、いきなりは⋯⋯っ!」
ゴポォッ⋯⋯ポンッ!!
粘膜が吸い付く重たい音と栓が抜ける軽快な音が同時に響いた。
極太のプラグが一気に引き抜かれる。
「ぐ、ぅ⋯⋯ッ!?♡ ――あ、ぁ⋯⋯ッ」
栓が抜けた瞬間、ライカの身体が大きく跳ねた。
だが、真の地獄はそこからだった。
異物が去った後の、圧倒的な「喪失感」。
一日かけて型を付けられ、限界まで広げられていた括約筋は、急に空っぽになったことに耐えられず、パクパクと空虚に開閉を繰り返す。
「う、ぅ⋯⋯ッ! スカスカ、する⋯⋯ッ! クソ、なんだこれ⋯⋯腹の中が⋯⋯ッ!」
恐ろしいことが起きた。
後ろの穴が寂しさを訴えた瞬間、呼応するように前の「黄金のハート」の下にある秘裂までもが、ヒクヒクと疼き出し、愛液を吐き出したのだ。
前と後ろ。二つの穴が「埋めてほしい♡」「入れてください♡」と、涎を垂らして主人の指を待ちわびている。
「ふふ、見なさいライカ。なんて浅ましい光景かしら」
バルバラが冷酷に指差す。
「後ろの穴も、前の穴も、揃いも揃って『ご飯はまだか』と口を開けて強請(ねだ)っているわよ」
「ふ、ざけんな⋯⋯ッ! 誰が⋯⋯そんなこと⋯⋯ッ!」
否定しようとするが身体は正直だ。
バルバラの指が近づくだけで、二つの穴は磁石のように吸い寄せられ、さらに大きく口を開けて「迎撃(うけいれ)」の準備を整えてしまう。
「⋯⋯まずは、この寂しがり屋の汚い穴から慰めてあげましょう」
ニュウゥ⋯⋯。
バルバラの中指がパクパクと蠢く菊門に押し当てられ、ゆっくりと、焦らすように侵入を開始した。
ジェルと腸液でぬめる粘膜が指の侵入を感知した瞬間、歓喜に打ち震える。
「あ、が⋯⋯ッ!♡ やめろ、そこは⋯⋯っ! クソをする場所だぞ⋯⋯指なんか、入れんじゃねえッ!♡」
ライカは必死に拒絶の言葉を吐くが、バルバラの指使いはあまりにねちっこく、陰湿だった。
ただ突くのではない。腸壁のひだ一枚一枚を潰すように内側からグリグリと抉り、引き伸ばし、敏感な場所を探り当てる。
排泄するための器官が、快楽を貪るための性器として完全に機能させられている。
「どうしたの? 異物が入ってきたのだから、戦士なら『排除』しようと力を込めるはずよ?」
「う、ぐぅ⋯⋯ッ! だ、出そうと⋯⋯して、るッ⋯⋯! 出ていけ⋯⋯ッ!♡」
ライカは必死に括約筋に力を込め、指を押し出そうとした。
だが、バルバラの魔力に汚染された筋肉は、主人の命令を逆に解釈する。
ギュウウゥゥッ⋯⋯!
排斥ではない。捕食。
ライカのアナルは入ってきた指を逃がすまいと内側から強く、熱烈に締め付け、吸い付いてしまったのだ。
「――ッ!? あ⋯⋯? あ? な、なんで⋯⋯ッ♡」
自分の身体の動きに、ライカは戦慄した。
追い出したいはずなのに。抜いて欲しいはずなのに。
身体(けつ)が勝手に、侵入者を噛んで味わおうとしている。
「あはは! これが貴女の本性よ! 敵の攻撃を全身で受け止め、絡め取り、自らの奥へと引きずり込む⋯⋯まさしく『迎撃』の構えね!」
バルバラが指を動かすたび、グチュッ♡ ニチャッ♡ と腸内の粘液が練り上げられる卑猥な音が響く。
その音に呼応して放置されている前の穴からも、ポタ、ポタ⋯⋯と蜜が滴り落ち、シーツに染みを作っていく。
「ち、がう⋯⋯ッ! 力んでる、だけだ⋯⋯っ、抜いてくれ⋯⋯頼むから、抜いてくれぇッ!♡」
「いいえ、これは『求愛』よ。お尻の穴が『もっと奥まで、もっと激しく犯してくれ』とねだり、前の穴が『私も犯して』と涎を垂らしているの」
バルバラは指を二本、三本と増やし、さらに激しくアナルを拡張しながら蹂躙し始めた。
太い指の束が、排泄以外ではありえない深さまでズブズブと埋め込まれる。
「やめろぉぉ⋯⋯ッ!♡ ケツなんかで⋯⋯感じて、たまるか⋯⋯ッ!♡ あ、まえ、前の穴も⋯⋯うず、くぅッ!♡」
後ろを犯されるたびに前の穴も連動して収縮し快楽の相乗効果がライカの脳を焼き尽くす。
戦士として鍛えた筋肉が、ここでは「二つの穴でご主人様を喜ばせる肉壺」として、あまりに優秀に機能してしまっていた。
「感じなさい。貴女の身体はもう、空っぽではいられないの。⋯⋯常に私の何かで満たされていないと、死ぬほど寂しい身体に作り変えられたのだから」
ズドンッ!!
バルバラが手首まで埋まる勢いで、深々と突き入れた。
「あ゛ッ、ぎぃぃぃぃいいいッ!!!♡♡♡」
バルバラの手首まで埋まるほどの深淵への侵入。
それはセックスという生易しいものではなかった。内臓の位置を強制的にずらし、直腸の形状を無視して拡張し、生物としての許容量を超えた質量で満たす蹂躙だった。
「ふふ、なんて締まりなの。⋯⋯指が食いちぎられそうだわ」
バルバラが愉悦に目を細め、埋め込んだ腕をゆっくりと、重戦車のように動かし始める。
⋯⋯ズ、リュ♡ ⋯⋯ゴリッ♡ ⋯⋯グチュ♡
ピストン運動ではない。
バルバラは壺の中身を掻き出すように手首を回し、指を広げ、ライカの腸壁を内側から執拗に「すり潰し」にかかった。
「あ、ひ、ぃぃッ!♡ や、めてくぇ⋯⋯!♡ なか、が⋯⋯! 腹ん中、めちゃくちゃに⋯⋯なるぅッ!♡」
ライカは白目を剥き、シーツを鷲掴みにして絶叫した。
熱い。痛い。気持ちいい。
排泄器官の襞(ひだ)が、一枚残らずバルバラの指紋によって蹂躙され、強制的に性感帯へと書き換えられていく。
「あ゛あぁ⋯⋯ッ♡! お、かしく⋯⋯なるぅ⋯⋯ッ♡!」
ゴリゴリと腸壁を削られるたびに、脳髄に直接、麻薬を注射されたような爆発的な快楽が走る。
「逃げずに全部受け止めなさい。それが貴女の『迎撃』でしょう?」
「ち、がう⋯⋯ッ!♡ こん、な⋯⋯!♡ 抜い、て⋯⋯抜いてくれぇッ!♡」
ライカは腰をくねらせて逃れようとするが、それは逆効果だった。
逃げようとすればするほど、アナルはバルバラの腕に吸い付き、より深く、より甘い場所へと導いてしまう。
「ほら、また吸い付いた。⋯⋯口では嫌がっても、腸は正直ね。もっと奥まで、もっと乱暴にしてほしいと泣いているわ」
ズドンッ!♡ ズンッ!♡
バルバラの攻めが、重く激しいものへと変わる。
性感の核を狙い澄ました、重爆撃のような突き上げ。
突かれるたびに、ライカの身体がビクンと跳ね、ポッカリと開いたままの前の穴から、失禁のような勢いで愛液が噴き出す。
「あ、あ、がッ!♡ くる、しい⋯⋯ッ! お腹、壊れちゃうぅッ!♡ こわれちゃうよぉっ!!!♡」
ライカの絶叫も、懇願も、今のバルバラには心地よいBGMでしかなかった。
動きを止める気配など微塵もない。それどころか、バルバラはライカの反応を楽しむように、さらに深く、重く、ピストン運動の速度を上げていく。
ズパンッ! ♡ ズパンッ!♡ ズリュリュリュッ⋯⋯!!♡
肉と肉がぶつかり合う破裂音と、腸内の粘液が掻き回される水音が、寝室に卑猥なリズムを刻む。
一突きごとにライカの身体がベッドの上で跳ね、白目を剥いて痙攣する。
「壊れなさい。戦士としての誇りも、人間としての尊厳も⋯⋯全部この汚い穴から絞り出してあげる」
バルバラの空いている手がライカの細い首に伸びた。
ギリリ、と気道が締め上げられる。
「ひぎぃッ⋯⋯♡! ん、ごぉ⋯⋯ッ♡!」
酸素が絶たれ、視界が明滅する。
だが、窒息の苦しみさえも、脳を溶かす快楽の濁流に飲み込まれていく。
呼吸ができない恐怖よりも、「突き上げられる悦び」の方が勝ってしまう。生物としての防衛本能さえもが、バルバラの性技と魔力によって完全に凌駕されていた。
「あひッ♡ ふ、ぐぅッ!♡ い、くッ! また、イッちゃ⋯⋯ッ!♡」
ガクガクと太腿が痙攣し、ライカは涎を垂らして何度目かの絶頂を迎える。
だが、バルバラは止まらない。
イッている最中の敏感な腸壁を、容赦なく抉り、引き伸ばし、更なる快楽の極地へと無理やり引きずり上げる。
「ひ、あ、あぁぁああッ!!?♡♡♡ とまら、ないッ!♡ アッ゛♡ いぐぅ!♡ いぐぅぅ!!♡♡」
終わらない。終わらせてくれない。
ライカの思考回路はズタズタに寸断され「バルバラに犯されている」という事実以外、何も認識できなくなっていく。
「どうしたの? 汚いお尻でこんなに感じて。⋯⋯嬉しいでしょう? 気持ちいいでしょう?」
バルバラが耳元で囁く悪魔の言葉。
ライカは首を振りたかった。否定したかった。
だが口から漏れるのは肯定よりも淫らな獣のような喘ぎ声だけ。
「あ゛、あ゛、う゛ぅッ!♡ や゛ば、い゛ッ⋯⋯!♡ おなか、ん中⋯⋯ぐちゃぐちゃ、にッ、なりゅ⋯⋯!♡♡♡」
「そう、嬉しいのね。なら、礼を言いなさい」
ドスンッ!!
バルバラが一番奥の、性感の核を強烈に突き上げた。
「んぎぃッ!!!?!?♡♡♡」
「指でイカされて、排泄する穴を性器に変えてもらって⋯⋯『ありがとうございます』でしょう?」
命令。
だが、今のライカにそれに抗う理性など残っていなかった。
脳が焼き切れ真っ白な光の中で、ただ「もっと欲しい♡」「愛されたい♡」という本能だけが暴走している。
感謝しなければならない。この至高の快楽を与えてくれるご主人様に。
「あッ゛、あ゛り゛、がと゛⋯⋯ッ!♡」
涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、ライカは叫んだ。
「あ゛り゛がと゛うごじゃい゛ま゛す゛ッ!♡♡♡ お゛じり゛、き゛も゛ち゛い゛い゛です゛ッ!♡♡♡ あ゛り゛がと゛う゛ござい゛ま゛す゛ぅ゛ッ゛!♡♡♡♡♡」
魂の底からの敗北宣言。
その言葉を聞いた瞬間、バルバラは今日一番の、とろけるような慈愛に満ちた笑みを浮かべた。
「――よし、いい子だ」
ポンッ、と小気味よい音を立てて、バルバラはライカのアナルから腕を引き抜いた。
急な喪失感と、ぽっかり開いた穴の寒さに、ライカの身体がビクンと跳ねる。
だが次の瞬間には、バルバラの温かい腕がライカを優しく抱き寄せていた。
「よく頑張ったわね。⋯⋯あんなに乱暴にしたのに、素直にお礼が言えるなんて」
「あっ⋯⋯♡ ごしゅ、じん⋯⋯さま⋯⋯?♡」
暴力の嵐が唐突に去り、不気味なほどの優しさに包まれる。
さっきまで殺意すら感じるほど荒れ狂っていた鬼神が、今は聖母のように微笑んでいる。
この「落差(ギャップ)」こそが、バルバラという女が持つ最大の武器であり、最も凶悪な魔術だった。
極限の苦痛と恐怖で精神を粉々に砕き、その破片を、脳が蕩けるような甘い快楽で接着剤のように繋ぎ直す。そうして再構築された精神は、もはや元の形を保てない。
「苦痛から守ってくれるのはご主人様だけ」「快楽をくれるのもご主人様だけ」という、歪で強固な依存心へと作り変えられてしまうのだ。
これまで数多の女傑たちが、この徹底的なアメとムチの前に膝を屈し、例外なく「雌」へと堕とされてきた。そして今、黄金の獅子もまた、その檻の中へと堕ちようとしていた。
バルバラの手が、ゆっくりとライカの前面――黄金のハートマークが刻まれた秘裂へと這う。
そこは先ほどまでの激しい責めで、触れられてもいないのに涎のような愛液でぐしょぐしょに濡れていた。
「素直になれたご褒美よ。今度は『壊す』んじゃないわ。⋯⋯たっぷりと、優しく愛してあげる」
チュプッ⋯⋯。
バルバラの指が、熟しきった秘肉をかき分け、そっと、慈しむように侵入した。
先ほどまでの内臓を破壊するようなピストンとは違う。絹糸を紡ぐような、繊細で、ねっとりとした愛撫。
「あ、ぁ⋯⋯っ♡ やさ、しい⋯⋯っ♡」
ライカの瞳がとろんと蕩ける。
お尻に残るジンジンとした鈍痛と拡張感が、かえって前の穴に与えられる繊細な快感を際立たせるスパイスになる。
痛めつけられた神経がバルバラの指から伝わる体温を「救い」だと誤認し、貪欲に吸い付いていく。
「どう? 気持ちいいでしょう?」
「はい⋯⋯ッ♡ きもち、いい⋯⋯ですぅ⋯⋯ッ♡」
「そう。ここは、こうやって愛し合うための場所なのよ」
バルバラは指を深く沈めると、一番奥の甘い場所――子宮口を、コンコン♡と優しくノックし、その周囲のひだを一枚一枚丁寧に撫で回し始めた。
「んぅッ!♡♡ あ゛っ、ぐ⋯⋯♡ あ、あぁ⋯⋯ッ!!♡♡」
電流が走る。
痛くない。苦しくない。ただひたすらに、甘くて、切なくて、満たされる感覚。
「んふ、ぅ⋯⋯ッ♡ ⋯⋯っ、⋯⋯ぁ⋯⋯♡」
内壁の凹凸を指の腹で優しく擦られるたびに、脳髄が砂糖漬けにされたような多幸感が広がり、頭の芯がぼうっと痺れていく。
「⋯⋯あ、⋯⋯ぁ⋯⋯♡ んっ、くッ⋯⋯!♡ ⋯⋯ん、んぅ⋯⋯ッ♡」
(あ、すごい⋯⋯とける⋯⋯からだが、あまい⋯⋯っ♡)
戦士として張り詰めていた糸が、プツリと切れる音がした。
もう戦わなくていい。強がらなくていい。この人に身を委ねて、ただ口を開けて快楽だけを貪っていれば、こんなにも幸せになれる。
恐怖による支配よりも深く、快楽による依存がライカの魂を絡め取る。
「いい声ね。ほら、もっと奥もほぐしてあげる」
クチュ♡ クチュ♡ トロリ⋯⋯♡
バルバラの指が動きを速めるわけでもなく、ただ丹念に、ライカの最も弱い部分を愛で続ける。
焦らされているわけではないのに、濃密すぎる快感が蓄積し、下腹部が熱く重くなっていく。
「あ、ひぃッ⋯⋯!♡♡ そ、こぉ⋯⋯だめぇ⋯⋯!♡ ごしゅじんさまの、ゆびぃ⋯⋯♡ うごく、たびぃ⋯⋯んくッ♡ おなか、のなか⋯⋯んぁ⋯⋯♡ しびれ、ちゃうぅッ⋯⋯!♡」
ライカは無意識にバルバラの腕にしがみつき、自ら腰をくねらせて指を迎え入れた。
拒絶していたはずの異物が、今では身体の一部のように馴染んでいる。
アナルから溢れた愛液と前の穴から溢れた蜜が混ざり合い、股間は泥沼のような淫らな湿り気を帯びていた。
「さあ、イキなさい。怖いことなんて何もないわ。⋯⋯真っ白になるまで、気持ちよくなりなさい」
バルバラの言葉が、魔力となって身体の芯に染み渡る。
ライカは幸せそうな、それでいて完全に理性の吹き飛んだアヘ顔で、バルバラを見上げた。
「あ、あぁ⋯⋯ッ!♡ ごしゅじんさま、ごしゅじんさまぁ⋯⋯ッ!♡ すきぃ、それぇ⋯⋯だいすきぃッ!♡♡♡」
黄金のハートマークが、愛液でキラキラと輝く。
絶頂の波が優しく、けれど抗えない大きさで押し寄せる。
それは暴力的な強制絶頂とは違う、自ら望んで堕ちていく甘美な沼へのダイブだった。
「いくぅ♡⋯⋯ッ!♡ わたし♡ イき、ますぅ⋯⋯ッ!♡ めすいぬぅ⋯⋯イきまぁすッ!♡♡♡」
「ええ、連れて行ってあげるわ」
バルバラが深く、優しく突き上げるのと同時。
ライカはバルバラの唇を求め、濃厚なキスを交わしながら、この日一番の、長く甘い絶頂へと達した。
「んんっ、んむぅぅぅぅぅッ!!!♡♡♡♡」
(あはぁ⋯⋯♡ ごしゅじんさま、すごぉい⋯⋯♡)
身体の奥底から熱い蜜がどっと溢れ出す。
足の指先までピンと張り詰め、脳内麻薬が爆発する。
苦痛も屈辱もない。あるのは飼い主に愛され、管理されることへの至上の「幸福」と「安らぎ」だけ。
ライカの身体は弓なりに反り返り、そしてゆっくりと、バルバラの腕の中で脱力していった。
「⋯⋯はぁ♡⋯⋯はぁ♡⋯⋯ぁ♡⋯⋯っ♡⋯⋯♡⋯⋯♡」
時折走る幸福な余韻に震えながら、ライカの意識はプツリと途切れた。
その顔は、涙の跡を残しながらも、どこか憑き物が落ちたように穏やかで――戦うことを辞め、飼われることを受け入れた「幸福なペット」のそれだった。