つよつよオレっ娘格闘家、黄金獅子ライカちゃん、やべぇ巨女に目をつけられて愛玩犬に堕ちる。~イチャラブエッチを添えて~ 作:嫌われた勘のいいガキ
数日が経過した。
あの日、バルバラという捕食者の軍門に下って以来、ライカの日常は一変した。かつての「黄金獅子」の面影はどこにもなく、そこにあるのは徹底的に「ペット」として再定義された家畜の生活だった。
朝の光が差し込むと同時にライカはバルバラの足元で無様に四つん這いになり、教え込まれた挨拶を喉から絞り出す。
「おはようございます、ご主人様⋯⋯わんっ♡」
(⋯⋯っ。俺は何を言ってるんだ、こんな恥ずかしい鳴き声を⋯⋯!)
内面の拒絶とは裏腹に食事の作法も板についていた。相変わらず手を使うことは禁じられ床に置かれた皿から直接、肉をクチャクチャと咀嚼し、ボウルの水を犬のようにピチャピチャと啜る。その無様な食事風景をバルバラに凝視されるたび、ライカの背筋には言いようのない熱い痺れが走った。
移動は常に四つん這い。首元でチリンと可憐に鳴る鈴の音は、動くたびに「貴様は家畜だ」と告げる死刑宣告のように響く。
お尻に深く埋め込まれた黄金のアナルプラグは、常時その存在をライカの脳に刻み込み、排泄の自由すら奪い去った。
「わたしは一人ではおしっこも出来ない雌犬です⋯⋯っ♡ おしっこさせてくださいワン!♡」
バルバラの前にペットシーツを広げ、片足を高く上げ、股間のハートマークを晒しながら排泄する。かつての強者が、排尿の許可を得るために懸命に媚を売る。その生物的な屈辱そのものが、今やライカにとって抗いがたい快感へと変質しつつあった。
ライカの心は、もうほとんど堕ちていた。
(わたしは⋯⋯ご主人様の雌犬⋯⋯っ♡)
そう自認するだけで、股間がじゅわりと熱を持ち、蜜を溢れさせる。
しかし、その底なしの沼のような服従心の奥底に、ほんの僅かな「棘」が残っていた。男として、戦士として生きてきた自尊心の残滓だ。
(俺は、まだ⋯⋯負けていない。こんなのは本当の俺じゃないんだ⋯⋯ッ!)
その微かな反骨心が日常の平穏を掻き乱しライカを苛んでいた。
追い打ちをかけるのは三人の「教育係」による、あまりにも甘美で残酷な調教だった。リィンの狩猟犬訓練、エルザの礼節教育、そしてミレーヌによる感覚開発。
身体には痛みと躾が刻み込まれるが、肝心の「解放」だけが与えられない。あの日以来、バルバラはライカの「気持ちの良いところ」に指一本触れず、ただ慈しむように頭を撫で、優しく微笑むだけなのだ。 焦らし抜かれたライカの渇望は、日を追うごとに破裂寸前まで膨れ上がっていた。
ある夜、ライカは冷たい絨毯の上で薄い毛布にくるまり、暗闇の中で耳を澄ませていた。壁の向こうから漏れ聞こえてくるのは、脳を灼くような甘い嬌声。
「あ、んっ♡ バルバラ様、もっと⋯⋯もっと奥を⋯⋯ッ♡」
それは普段は鉄仮面のように冷徹なエルザの声だった。蕩けきり、理性をかなぐり捨てた牝の鳴き声。
続いてリィンの高く細い、喉を震わせるような絶頂の余韻。
「ひゃうっ♡ そこ、いいです⋯⋯っ♡ ご主人様ぁ⋯⋯ッ♡」
三人が絡み合う、卑猥な粘膜の擦れる音。肉と肉がぶつかり合う暴力的なまでに淫らな水音。
それを聞いた瞬間、ライカの身体は沸騰したように熱くなった。股間がじゅわりと濡れ、黄金のハートマークが疼きに震える。
(あの2人⋯⋯あんなに幸せそうに。わたしも、あの中に入りたい⋯⋯ッ♡)
嫉妬と渇望に脳を焼かれ、ライカは毛布の下で禁じられた手を秘部へと伸ばした。指を震わせながら黄金のハートをなぞり秘裂を優しく押し開く――かつての自分が見れば卒倒するような行為。
「あ、ん⋯⋯っ♡」
指を入れた瞬間、頭に浮かぶのはバルバラの巨大な姿。
(ご主人様の指⋯⋯もっと、もっと深く⋯⋯ッ♡)
腰を激しくくねらせ自慰に耽る。だが絶頂の波が頂点に達しようとしたその時。
――ピタリ、と快楽が消えた。バルバラによる魔力の呪いがライカの絶頂を強制的に遮断したのだ。
「う、ぅ⋯⋯ッ! なんで、いけない⋯⋯ッ! したいのに、なんで、できないのぉ⋯⋯ッ!!」
どれほど指を動かしても快楽の壁に阻まれる。行き場を失った熱が体内で暴れ回り、内臓が裏返るような虚脱感にライカは涙を流した。
「――っ!?」
突然、背後に凍りつくような魔力の気配を感じ、ライカはビクンと身体を硬直させる。部屋の隅、濃い闇の中にミレーヌが静かに佇んでいた。紫の魔力が淡く揺らめき、彼女の怜悧な美貌を妖しく浮かび上がらせる。
「⋯⋯!? み、ミレーヌ⋯⋯いつから、そこに⋯⋯っ」
ライカは毛布を必死に胸元に引き寄せ、怯えた仔犬のように後ずさった。
ミレーヌは、どこか遠い過去を懐かしむような、慈悲深い微笑を浮かべて近づいてくる。
「大丈夫、私は味方よ。あなたが素直になれるまで、ほんの少し手伝ってあげるわ。⋯⋯かつての私も、同じように無駄なあがきをしていたから」
その声は冷酷な断罪ではなく、迷い子を諭す姉のような優しさに満ちていた。ミレーヌはライカの隣に静かに腰を下ろし、その琥珀色の瞳をじっと見つめる。
「ライカ、どうして抗うのかしら。⋯⋯戦士として、男としてのライカは、もう死んだのよ。あの夜、バルバラ様の中に溶けて消えたの」
ミレーヌが指を振ると紫の魔力が霧となって広がり、ライカの視界に幻覚を見せた。師匠との厳しい修行。栄光を夢見た日々。しかし、その記憶の中の師匠が、いつの間にかバルバラの姿へと変貌していく。
それは圧倒的な魔力と質量で叩きのめされ、泥の中に這いつくばる自分の惨めな姿。
「ち、ちがう⋯⋯俺は、まだ⋯⋯師匠の教えを、守らなきゃ⋯⋯っ」
ライカの声はかすれ、すでに形骸化した「習慣」としての反論しか出てこない。
「ライカは一匹の雌犬。⋯⋯いいえ、ただの性奴隷に過ぎないわ。心の底からバルバラ様を受け入れなさい」
ミレーヌの言葉が魔力と共にライカの精神の防壁を溶かしていく。ライカは首を振ろうとしたが、指一本動かすことすら叶わない。魔力の温もりが逃げ場のない快楽として脳を包み込んでいく。
「でも⋯⋯俺は、誰よりも⋯⋯強くなると、誓ったんだ⋯⋯っ」
頬を伝う涙。ミレーヌは微笑みを深め、ライカの頰にそっと指を這わせた。
「圧倒的な力の前に支配される歓び⋯⋯それを知ってしまったのでしょう? あなたはもう股を開き、尻尾を振って愛を乞うことにしか喜びを感じられない肉体なのよ。矜持なんて、バルバラ様の前では何の価値もないゴミに過ぎないわ」
ライカの瞳から最後の光が消える。脳裏に浮かぶのはバルバラの優しい笑み。
「そうすれば、バルバラ様は応えてくれるわ。⋯⋯もう、我慢しなくていいのよ」
「ぁ⋯⋯、あ⋯⋯っ♡」
「ここは地獄じゃないわ、ライカ。天国に出来るかはあなた次第。⋯⋯早く、本当の幸せになりなさい。もう、どこにも戻れないのだから」
最後の壁が音を立てて崩れ去った。
ミレーヌは満足げに、ライカの首輪に繋がれた銀のリードを手に取った。
「さあ、行きましょう。バルバラ様がお待ちよ」
「えっ⋯⋯バルバラ様が⋯⋯っ♡」
その言葉を聞いた瞬間、ライカの脳は思考を停止し、肉体だけが猛烈に反応した。口の中にじゅわりと涎が広がり、股間からは耐えきれない蜜が溢れ出す。尻尾が、自分の意志とは無関係にブンブンと床を叩き始めた。
「⋯⋯これなら私は必要なかったかしらね」
「⋯⋯?」
「なんでもないわ。⋯⋯さあ、ついてきなさい。命令よ。あなたの意志ではなく、
「⋯⋯っ! ⋯⋯はいっ♡」
ライカは迷うことなく絨毯に手をつき、四つん這いになった。
心の奥底、消えかけた棘が「命令だから仕方ない」という言い訳を、最後の防波堤として守り続けている。
(命令⋯⋯命令だからだ。わたしは全然、嬉しくなんかない。喜んでなんて、いないんだから⋯⋯っ♡)
今すぐ駆け出して、バルバラの足元に跪き、滅茶苦茶に犯して壊して欲しいという狂おしい本能を、ライカは「仕方なく」という言葉で覆い隠しながら、暗い廊下へと這い出していった。