つよつよオレっ娘格闘家、黄金獅子ライカちゃん、やべぇ巨女に目をつけられて愛玩犬に堕ちる。~イチャラブエッチを添えて~ 作:嫌われた勘のいいガキ
街の一等地に聳え立つ、威圧的な鉄柵。
『紅蓮』の拠点。その外観は屋敷というより、要塞か神殿のようだった。高くそびえる赤煉瓦の塀は、一度入れば二度と出られない結界のようにライカの行く手を阻んでいる。
「おかえりなさいませ、バルバラ様」
巨大な門の前で待っていたのは深い森の緑を思わせる髪をした、長身のエルフだった。
背中には身の丈ほどの長弓。しなやかで音のない所作は彼女が一流の狩人であることを物語っている。
『紅蓮』最後のメンバー、エルフのリィンだ。
「出迎えご苦労さま、リィン。⋯⋯ほら、お土産よ」
「やめろよ! 引っ張るなっ⋯⋯!」
バルバラが鎖を引くと、ライカがズルズルとリィンの足元へ引き寄せられた。
「⋯⋯ほう」
リィンは感情の読めない涼やかな瞳で足元のライカを見下ろした。
人間を見下すエルフ特有の傲慢さと獲物を品定めする狩人の冷徹さ。
リィンはしゃがみ込むとライカの顎を強引に掴んで上向かせ、口の中を覗き込むように頬を指でこじ開けた。
「あ、が⋯⋯ッ!?」
「歯並びは良し。骨格も上質。⋯⋯ですが随分と野生の匂いが強いですね。躾がなっていない」
リィンは鼻を鳴らし、汚いものに触れたかのように指をハンカチで拭った。
「私の猟犬(ハウンド)にするには、少し知性が足りなさそうですが⋯⋯まあ、肉盾(デコイ)くらいには使えるでしょうか」
かつて森の賢者と呼ばれた種族の言葉とは思えない、酷薄な評価。
彼女もまた、バルバラによって「狩る者」としての誇りを歪められ、主人に獲物を捧げることに悦びを見出す道具に成り下がっていたのだ。
「あら厳しいわね、リィンは。⋯⋯さあ、入りなさい。ここが貴女の新しいお家よ」
ギイィ、と重厚な門が開く。
その奥から漂うのは濃厚な香油と甘ったるい魔力の匂い。
ライカの生存本能が「逃げろ」と叫ぶが首輪に繋がれた身体は、もう主人の許可なしには一歩も戻ることはできなかった。
通されたのは、王城の謁見室を思わせる広大なエントランスホールだった。
磨き上げられた大理石の床に頭上には煌めくシャンデリア。
バルバラは中央に置かれた豪奢な椅子に腰を下ろすと優雅に足を組み、足元に引きずられてきたライカを見下ろした。
「さて、お風呂で綺麗にする前に⋯⋯まずは『中身』の確認をしましょうか」
「中身⋯⋯だと?」
四つん這いのライカがギリと奥歯を噛み締め、琥珀色の瞳でバルバラを睨みつけた。
「ふざけんな⋯⋯! 誰がテメェなんかのペットになるかよ! 俺は隙を見て逃げ出すからな、絶対だ!」
「元気なこと。キャンキャンとよく吠えるわね」
バルバラは愉しげに目を細め、指を鳴らした。
合図と共にエルザとミレーヌ、そしてリィンが獲物を囲むようにライカへ歩み寄る。
「その薄汚い皮を剥いて、私のペットに相応しいか見せてみなさい」
それは入浴前の単なる脱衣ではない。これから所有物となる「商品」の検品作業だった。
「さ、触るな⋯⋯! 近寄んじゃねえッ!」
ライカは牙を剥くように威嚇し、拘束された身体で暴れようとする。だが――。
「『待て』よ。誰が動いていいと言ったのかしら」
元聖騎士のエルザが、無表情でライカの肩を押さえ込んだ。優しげに見える手つきだが、その拘束力は万力のように動かない。Sランクパーティーの前衛職の筋力に、魔力で弱体化した今のライカが敵うはずもなかった。
「まずは、この物騒なオモチャからね」
エルザの手がライカの腕を守るミスリル製のガントレットに伸びる。
「やめろ! それは師匠から貰った⋯⋯!」
「うるさいわね。ペットに武器は不要よ」
革紐が無慈悲に解かれ、留め具が外される。
ガチャン、ゴロン⋯⋯。
硬質な金属音が、静まり返ったホールに虚しく響いた。
続けて、足のレガースも外される。
最強の武器であり防具だった金属が床に転がるたび、ライカの身体から物理的な「強さ」が削ぎ落とされていく。あとに残ったのは、金属に比べればあまりに白く、頼りない肉の手足だけだった。
「ふん⋯⋯装備がないと随分と華奢な腕ね。これじゃあ、バルバラ様のペットとしては貧弱すぎるわ」
「う、うるせえ⋯⋯!」
ライカは自分の腕を隠そうと身体を縮めるがエルザはそれを許さず、わざと皆に見えるようにライカの腕を持ち上げた。
周囲のメンバーからクスクスと嘲笑が漏れる。ライカの耳が恥ずかしさで熱を持った。
次に進み出たのは、魔導師のミレーヌだった。
彼女はライカの睨みを鼻で笑い飛ばし、指先を指揮棒のように振るった。
「服を脱がせるのは面倒だわ。――『裂けろ(スリット)』」
シュパッ、と布が裂ける音がした。
ライカが愛用していた道着と師匠から授かった誇り高き黒帯が、魔法の刃によって一瞬でボロ切れへと変わる。
「あ⋯⋯っ!? 俺の、黒帯が⋯⋯ッ!」
ずり落ちる布。
ライカの下半身が露わになる。
現れたのは実用性重視の無骨な下着と引き締まった太腿。
「あらあら、なんて色気のない下着。こんなものを履いて戦っていたの?」
「だ、黙れ! 戦士にフリルなんて必要ねえんだよ! 見るな、こっち見んじゃねえ!」
ライカは必死に股間を隠そうとするが、ミレーヌはわざとらしく溜息をついてみせた。
「こんな汚い下着、バルバラ様の館には相応しくないわね」
再び魔法が閃く。下着までもが切り裂かれ、床に落ちた。
下半身が完全に無防備になる。冷たい空気が肌を刺し、ライカは「ひっ」と情けない声を漏らして内股になった。
しかし、あらわになったその秘部を見た瞬間メンバーたちから一斉に驚きと、呆れを含んだ声が上がった。
「うわぁ⋯⋯。凄いわね、これ」
「眩しいくらいの黄金色(こがねいろ)⋯⋯。でも、ボサボサじゃない」
ライカの股間には頭髪と同じく、輝くような黄金の剛毛が密林のように繁っていたのだ。
それは陽の光を浴びた麦畑のようでもあり、あるいは彼女が誇る「黄金獅子」の鬣(たてがみ)そのもののようでもある。
確かに色彩は美しい。だが、手入れの概念など皆無で、伸び放題になったその様は、洗練された美女たちから見れば「野蛮」そのものだった。
「なっ⋯⋯わ、笑うんじゃねえ! 武人に下の毛の処理なんて関係ねえだろ!」
「関係あるに決まっているでしょう? 折角綺麗な色をしているのに、これじゃあ台無しよ」
「こんなに濃いのに、手入れ一つしてないなんて⋯⋯本当に男だと思っていたの?」
「私のような森のエルフですら、もう少し身だしなみには気を使いますよ」
エルフのリィンまでが呆れたように鼻を鳴らす。
美しく整えられた彼女たちにとって、ライカのそれは「手入れされていない宝石の原石」のような、もどかしくも滑稽なものに映ったのだ。
「う、うぅ⋯⋯っ! だから見るなって言ってんだろ⋯⋯ッ!」
ライカは顔を真っ赤にして、太腿を硬く閉じる。
だが、その騒ぎを聞いたバルバラが、興味深そうに椅子から立ち上がった。
「――どきなさい」
バルバラが歩み寄るとメンバーたちは道を開ける。
巨躯の主人はライカの前にしゃがみ込むと、抵抗するライカの太腿をその怪力で無理やり左右にこじ開けた。
「あ、やめ⋯⋯っ!?」
黄金の剛毛に覆われたその奥。
バルバラの指先が、金色の茂みをかき分ける。
「⋯⋯ほう」
バルバラの瞳が怪しく光った。
輝く金色の奥に隠されていたのはまだ誰にも触れられたことのない、淡い桜色の秘裂だった。
金と桃色のコントラスト。
経験のないその場所は、異物の侵入を拒むようにぴっちりと固く閉じられ、清らかな乙女の香りを漂わせている。
野性的な剛毛に守られた、手つかずの聖域。
「汚いなんてとんでもない。⋯⋯これは、極上の『初物』よ」
「は⋯⋯?」
バルバラが、愛おしそうにその割れ目を指でなぞる。
ゾワリ、とライカの背筋に電流が走った。
「『黄金獅子』の名の通りね。金色の鬣に守られた、未開発の雌の肉⋯⋯。こんなに強く育ったのに、中はこんなに未熟で可愛いままだなんて」
「ひっ、さ、触るな⋯⋯! 変なとこ、触るんじゃねえ⋯⋯ッ!」
「ふふ。エルザたちが笑うのも無理はないけれど、私は好きよ。この黄金の守りを掻き分けて、固く閉ざされた扉をこじ開けるのが楽しみだわ」
バルバラの舌なめずりにライカは本能的な恐怖で股間を震わせた。
剛毛を笑われた恥ずかしさと処女を見定められた羞恥心。
何より自分の誇りである「黄金」の色が、こんな卑猥な場所にも宿っていたという事実を突きつけられ、ライカの思考は焼き切れそうだ。
「さて、下の確認は済んだわね。⋯⋯次は上よ。ミレーヌ」
ミレーヌの視線がライカの上半身――きつく巻かれた『サラシ』に向けられた。
女であることを拒絶するように、固く、幾重にも巻き付けられた白い布。
「エルザ、回してあげて」
「ええ」
「は⋯⋯? 回すって、何を⋯⋯」
エルザがライカの肩を掴み、独楽(コマ)のように強制的に回転させた。
「な、なにすん――、わ、うわぁっ!?」
くるくると回されるたび、サラシが解けていく。
一周回るごとに、布の隙間から柔らかな肌が見え隠れする。
ライカは目を回しながら、必死に布を掴んで止めようとするが、エルザの力には勝てない。
「や、やめろ⋯⋯ほどくな! これがないと、俺は⋯⋯ッ!」
それは彼女が「女」を捨てて「戦士」になるための最後の砦だった。
だが、無慈悲な回転は止まらない。
そして最後の布がひらりと床に落ちた瞬間。
「⋯⋯う、ぁ⋯⋯」
強制的に回転させられたライカは、平衡感覚を失ってよろめいた。
その拍子に――プルンッ。
解放された乳房が、重力と遠心力に従って無防備に揺れた。
決して巨乳ではない。だが、鍛え上げた身体の中でそこだけは脂肪が残り、白く、柔らかく、先端には淡い桜色の突起が、冷気と恐怖で恥ずかしそうに尖っている。
それは紛れもなく、「戦士」ではなく「雌」の証だった。
「⋯⋯ッ!」
ライカはよろめきながらも反射的に両腕で胸を隠し、太腿を閉じてうずくまろうとした。
カッと全身が沸騰するように熱くなる。戦いに負けたことよりも、この姿を見られることの方が遥かに恥ずかしかった。
「『うごくな』」
エルザの冷徹な声と共に隠そうとした両手首を掴まれ、頭上に吊り上げられるように拘束された。
「い、いやだ⋯⋯放せ! 見るなァ!」
「隠してはダメよ。ペットは飼い主様に全てを曝け出すものだもの」
広い玄関ホールの中央。
豪奢なシャンデリアの下で、ライカ一人が全裸(オールヌード)で晒されている。
バルバラは椅子に深くもたれかかり、その無防備な肢体をまるで美術品でも鑑賞するかのように眺めた。
「ふぅん⋯⋯。思ったより可愛い色をしているじゃない。悪くないわよ」
「美しさはなかなかのものですね。この状況下で乳首をビンビンにおっ立てているのは馬鹿っぽいですが」
バルバラの声が響き、控えていたリィンが失笑を漏らす。
ミレーヌが無防備になったライカの脇腹や、サラシの跡が残る胸の下を冷たい指先でツツッとなぞった。
「見て、ここ。ずっと締め付けていたから布の跡が残っているわ。⋯⋯これからは、もう隠さなくていいのよ?」
「うぅ⋯⋯っ、こんな見世物みたいにするんなら⋯⋯いっそ殺せよ⋯⋯!」
ライカはもはや睨み返すこともできず、うなだれたまま首を振るしかない。
汗と脂、そして微かな獣臭さを残した全裸の格闘家。
その姿は硬い殻を剥かれたばかりの果実のように無防備で、これから犯されるための準備が整っていた。
「いいえ、殺さないわ。これからたっぷりと可愛がってあげる」
バルバラが立ち上がり、全裸のライカの前に立つと、その強張った頬を優しく撫でた。
「さあ、お風呂場へ連れて行きなさい。隅々まで、中までたっぷりと洗って⋯⋯その野良犬の臭いを消して頂戴ね」