【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
薄暗い教師用個室。加湿器の微かな動作音だけが響く密室で、植松の鼓動は早鐘のように打ち鳴らされていた。
ソファに横たわる美柑は、貧血の深淵に沈んだまま、桃色の唇をわずかに開いて穏やかな寝息を立てている。その身体を包むバスタオルは、植松の震える指先によって、音もなく剥ぎ取られていった。
「……っ!」
植松は息を呑んだ。
そこには、修学旅行という非日常が作り出した、究極の「聖域」が横たわっていた。
湯上がりの熱を帯びた、吸い付くような白い肌。まだ膨らみ始めたばかりの、蕾のような小さな胸。そして視線を下ろせば、そこには今日一日、彼を狂わせ続けた「芳香」の源泉があった。小学生らしい無垢な、つるりと滑らかな秘部。何の遮りもなく露わになったその場所は、あまりに無防備で、あまりに神聖だった。
植松は跪き、美柑の細い太ももの間に自身の腕を割り込ませた。
ゆっくりと、けれど抗いようのない力でその脚を割り、彼女の最も奥深い場所を白日の下に晒す。
「ああ……結城美柑。君は、自分が今、どんな姿でいるか分かっているのか……」
溢れ出す欲望が、植松の理性を完全に焼き切った。彼は剥き出しになった自らの象徴を握り、目の前の「果実」を視覚的な餌食にしながら、激しく手を動かし始めた。
脳裏には、学校での彼女の姿が走馬灯のように駆け巡る。
黒板の前に立ち、凛とした声で解答を述べる姿。
そして今朝、この部屋で羞恥に震えながら、自らパンツを脱ぎ捨てた時のあの屈辱に満ちた瞳。
(あの完璧な少女を、私は今、完全に支配している……!)
このまま挿入し、彼女を本当の意味で汚してしまいたいという衝動が首をもたげる。しかし、植松の心に宿る狡猾な理性が、それを辛うじて押し止めた。ここで一線を越えれば、この至福の時間は二度と訪れない。教師という地位を守りつつ、彼女を精神的に飼い慣らすことこそが、真の快楽なのだ。
「ふ、はぁ……っ、美柑……!」
絶頂が訪れる。植松は溢れ出す熱い白濁を、美柑の平坦で白いお腹の上に直接ぶちまけた。
ドロリとした精液が、彼女の無垢な肌を汚していく。その光景こそが、植松にとっての「教育」の完成形だった。
彼は荒い呼吸を整え、用意しておいた濡れタオルで、美柑の腹部を丁寧に、跡形もなく拭き取った。そして、はだけていたバスタオルを再び彼女の胸の上で整え、その上から優しく布団を掛けた。
それから三十分後。
美柑のまぶたが、ゆっくりと持ち上がった。
「……ん、あ……れ……?」
視界がぼやける。見覚えのない天井。そして、傍らで見守る植松の厳格ながらも慈愛に満ちた顔。
「気がついたかね、結城くん」
「先生……? 私、どうして……」
「脱衣所で倒れたんだよ。小暮くんがすぐに私を呼んでくれた。君は、実に良い友達を持ったな。彼女が君の着替えをここまで届けてくれたんだよ」
植松は傍らの籠を指差した。美柑は自分の今の姿――バスタオル一枚で布団の中にいること――に気づき、顔を真っ赤にした。
「申し訳、ありません……。また、先生にご迷惑を……」
「気にする必要はない。それより、動けるようになったら、まずは自分で着替えなさい。私は背を向けているよ」
植松は立ち上がり、窓の方を向いた。
美柑は震える手で布団から出ると、籠の中の新しい服を手に取った。
下着を履き、スカートを整える。その間、植松は静かに言葉を続けた。
「……念のため、着替えの中にあった新しいパンツにも、名前が書いてあるか確認しておいたよ。今度は大丈夫だったね」
「っ……!」
美柑の指先が止まる。
再び自分の下着を教師に確認された。その事実に激しい羞恥がこみ上げるが、それ以上に、自分の失態を、そして倒れた自分を救ってくれた植松への「申し訳なさ」と「感謝」が彼女の胸を支配した。
「ありがとうございます……。本当に、何から何まで……」
「いいんだ。君は将来有望な生徒だ。今回の修学旅行での一連の失敗を糧に、さらに立派な人間になってほしい。私は、君に期待しているんだよ」
着替えを終えた美柑の前に、植松が向き直る。
その瞳は、完璧な善師のものだった。美柑は、この厳しいけれど自分を誰よりも見てくれている先生に対し、言葉にできないほどの信頼と、そして自分を委ねてしまいたいという「服従心」を抱き始めていた。
「結城くん。学校に戻ってからも、たまにパンツの確認をするぞ。忘れ物防止のためにね」
植松は冗談めかして笑った。だが、その瞳の奥には、逃れられない獲物を見つめる執着が潜んでいた。
「……はい! よろしくお願いします、先生!」
美柑は真っ直ぐに背筋を伸ばし、力強く返事をした。
植松のためにも、リトのためにも、もっとしっかりしなくてはならない。
そして、植松先生の「指導」を全て受け入れることが、自分の成長に繋がるのだと。
美柑は植松に深々と頭を下げると、心からの感謝を胸に部屋を後にした。
廊下を歩く彼女の足取りは、どこか浮き立ち、そして特定の誰かに心を預けた者のような、不思議な充足感に満ちていた。