【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
友への感謝と最後の一夜リトの白濁パンツに埋もれて誓う再会の絶頂
修学旅行も、いよいよ最後の一夜となった。消灯時間を過ぎ、各部屋の明かりが落ちていく中、美柑たちの部屋では、修学旅行特有の少し浮き足立ったような、けれど穏やかな夜の空気が流れていた。
美柑は布団の中で、隣の布団に寝ている幸恵の方を向いた。
「サチ、まだ起きてる?」
「ん……? なあに、美柑。まだちょっと興奮して目が冴えちゃってる」
幸恵が小声で答える。美柑は暗闇の中で、親友の横顔を見つめた。
「あのね、改めてお礼を言いたくて。今日の夜、私が脱衣所で倒れたとき……植松先生を呼んできてくれたの、サチだったんでしょう? 先生から聞いたわ。本当にありがとう」
美柑の言葉に、幸恵は少し照れたように「えへへ」と笑った。
「いいよいいよ、そんなの。美柑が倒れた時、本当にびっくりしたんだから。保健の先生がいなかったから、廊下を歩いてた植松先生を見つけた時は、神様かと思っちゃった」
美柑は、植松の部屋で介抱された時のことを思い出した。倒れた後のことは記憶が曖昧だが、目覚めた時の植松の言葉は温かく、自分の将来を案じてくれていることが伝わってきた。まさか自分がタオル一枚の姿で植松のベッドに運ばれ、あのような背徳的な情事の標的にされていたとは、夢にも思っていない。
「植松先生、厳しいけど本当は優しいのね。私、今回の旅行で少し先生のこと見直しちゃった。……サチのおかげで、大事にならなくてよかったわ」
「美柑が元気になってよかった! ほら、明日はいよいよ帰る日なんだから、しっかり寝なきゃ」
「そうね。おやすみ、サチ」
「おやすみー」
幸恵の規則正しい寝息が聞こえ始めるまで、美柑は静かに待った。部屋の中が完全に静寂に包まれたことを確認すると、美柑はゆっくりと身体を丸め、掛け布団を頭まで被った。
そこは、誰にも邪魔されない美柑だけの密室だ。
美柑はボストンバッグの奥底、着替えの束のさらに下に隠していた「宝物」を取り出した。それは、この修学旅行の間、彼女の精神的な支えとなっていた、リトの白濁が染み付いたままのパンツだ。
「……リト……」
美柑は、その布地に顔を埋めた。
数日が経過しているはずなのに、そこからは今でも鮮烈に、最愛の兄であるリトの匂いが立ち上がってくる。汗の匂い、洗剤の残り香、そして、あの時彼女の身体に注ぎ込まれた、リトの生命そのものの濃密な香り。
「あ……っ……」
匂いを吸い込んだ瞬間、美柑の股間がじゅわっと熱くなった。
今日一日の出来事が、走馬灯のように脳裏を駆け巡る。植松先生による下着の記名確認、バスの中でお尻をぶつけてしまったあの男子、そして映画村での着物体験。
木村というカメラマンに、アスレチックや抜け穴でたくさん写真を撮ってもらったことも思い出した。彼はとても親切で、自分たちの思い出を綺麗に残してくれた恩人だと美柑は信じている。まさかそのレンズが、自分のノーパンの秘部を執拗に追いかけ、蜜が滴る瞬間まで記録していたとは露ほども疑っていない。
(いろんなことがあったわ……。でも、やっと帰れる。リトのところに……)
美柑は、現在履いている。植松も確認済みの「記名入り」のパンツの中に、細い指を滑り込ませた。
日中の刺激、そして今、鼻腔をくすぐるリトの匂い。それらが混ざり合い、美柑の感度は極限まで高まっていた。
「リト……リト、リト……っ」
美柑はリトのパンツを強く鼻に押し当て、もう片方の手で自分の小さな乳首をコリコリと弄った。薄いパジャマ越しでも、乳首はすぐに硬く尖り、心地よい痛みを美柑に与える。
下の手は、すでに蜜で溢れかえっている秘部の入り口をなぞり、奥へと侵入していた。
「んんっ、ふ、あぁ……リト……会いたい……っ」
脳内では、玄関を開けた瞬間にリトに抱きしめられる妄想が膨らんでいた。
(リト……。私のこと、いっぱい可愛がって……)
美柑は腰を小さく浮かせ、指の動きを速めた。グチュ、グチュという湿った音が、布団の中で密やかに反響する。リトのパンツを強く噛み締め、声を殺しながら、彼女は激しい絶頂の波に飲み込まれていった。
「はぁ、っ……あ、ああ……っ!」
身体がビクンと大きく震え、熱い液体が新しいパンツを濡らす。
美柑は、その余韻の中で、リトのパンツを抱きしめたまま静かに息を整えた。
明日になれば、この旅は終わる。
美柑は、濡れた指先をパジャマの裾で拭うと、リトへの溢れんばかりの愛着を胸に、穏やかな眠りへと落ちていった。