【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
昨夜、深夜の廊下で聞いてしまったあの淫らな声の余韻が、美柑の脳裏にこびりついて離れなかった。結局、あの後もろくに眠れず、時計の針が午前五時を指した頃、彼女は一人静かに布団を抜け出した。
(昨日の夜は、まともに体も洗えなかったし……。今のうちに、一人でお風呂に入り直そう)
昨夜の貧血のせいで、お風呂の記憶が途切れているのも落ち着かなかった。美柑は清潔な着替えを手に取り、まだ生徒たちの気配がない大浴場へと向かった。
早朝の大浴場は、湯気の中に朝日が差し込み、幻想的な静寂に包まれていた。
美柑は軽く体を流すと、広い湯船の隅に体を沈めた。
「ふぅ……」
熱いお湯が、強張っていた筋肉をほぐしていく。だが、体が温まるにつれ、昨夜聞いたあの「音」が、鮮明に蘇ってきた。肌と肌がぶつかる音、喉の奥から漏れるような激しい喘ぎ。
(……リト。リトに、会いたいな)
美柑は無意識のうちに、お湯の中で自分の太ももをさすった。
小学生らしい、細くて瑞々しい足。その付け根にある、自分だけの神聖な場所。
彼女は周囲に誰もいないことを確認すると、そっとお湯の中に指を沈めた。
「ん……っ……」
お湯の熱さと、自分の指の感触。
美柑は目を閉じ、リトに抱かれている自分を想像した。
すると、お湯に浸かって柔らかくなった彼女の乳首が、ツンと硬く尖り、胸の端を刺激する。
「リト……。リト、リト……っ」
美柑が指先で自分の「芽」を愛撫し、小さな喘ぎ声を漏らしたその時だった。
「あら。先客がいると思ったら、結城さんじゃない」
聞き覚えのある落ち着いた声に、美柑は心臓が飛び出るほど驚いた。慌ててお湯から指を引き抜き、体を縮める。
入り口に立っていたのは、タオルで秘部だけを隠した養護教諭の三村だった。
「み、三村先生……。おはようございます」
「おはよう。体調はどう? 昨夜は大変だったわね」
三村は優しく微笑みながら、美柑の隣に座り、体を洗い始めた。美柑は顔を真っ赤にして、お湯を肩まで被る。しかし、三村の鋭い視線は、お湯から透けて見える美柑の、不自然に硬く尖った乳首を逃さなかった。
「……結城さん。少し、のぼせているようね」
三村は自分の体を洗い終えると、美柑の方へと近づいてきた。
「お湯の中でずっと動いていると、心臓に負担がかかるわよ。……特に、そんな風に自分を慰めている時はね」
「っ……! 先生、それは……!」
美柑は恥ずかしさのあまり、顔を覆った。だが、三村は否定するどころか、美柑の隣でお湯に浸かり、彼女の肩を優しく抱き寄せた。
「恥ずかしがることはないわ。自分の体を知るのは、大切な保健体育の一つよ。でも、全身をお湯に浸かりながらだと、血圧が上がりすぎてのぼせやすいの。……自慰をするなら、足だけをお湯につけておくといいわよ」
美柑は驚いて目を見開いた。
「自慰の……やり方、ですか?」
「そう。大人の女性なら、誰でも知っている知恵よ。……何か、知りたいことはある?」
美柑は迷った。けれど、相手は養護教諭だ。学校では絶対に聞けないこと、リトにも恥ずかしくて聞けないことを、今なら聞けるかもしれないという誘惑に勝てなかった。
「あの……。もっと、気持ちよくなるには……どうしたらいいんですか? 指だけじゃなくて、なんだか、中の方が、熱くて……」
三村の瞳が、一瞬だけ妖しく光った。
「それは、中が『愛』を欲しがっている証拠よ。……結城さん、一緒にやってみる? 先生が、正しい『お手本』を教えてあげるわ」
「えっ……先生と……?」
三村は答えの代わりに、お湯の中で美柑の小さな手を取り、自分の股間へと導いた。
「……触ってみて。大人の体は、こうなっているのよ」
美柑は指先に伝わる、湿り気を帯びた大人の女性の感触に、息を呑んだ。
三村もまた、美柑のまだ無垢な、つるりとした秘部に手を伸ばした。
「あ……ん、っ……」
三村の指先が、美柑の最も敏感な場所に触れる。リトの不器用な愛撫とは違う、計算された、確実な刺激。美柑の乳首は、三村の豊かな胸に押し付けられ、二つの「双子乳首」が交互に擦れ合った。
「はぁ、っ、ふ……先生、すごい……! なんだか、胸の奥まで、じりじりする……!」
「いいわよ、結城さん。もっと声を出しなさい。……ここを、こうして……」
三村は美柑の耳元で淫らなテクニックを囁きながら、指の動きを速めた。美柑もまた、三村のリードに導かれるように、自分の中に眠っていた情動を解放していく。
「ああ、先生……っ、いく……っ!」
「私も……っ、あ、ああああっ……!」
二人の身体が、湯船の中で激しく重なり合い、波紋を広げる。
朝の光が差し込む大浴場に、小学生の少女と大人の女性の、混じり合った高い喘ぎ声が響き渡った。
やがて、同時に絶頂を迎えた二人は、肩を寄せ合って荒い呼吸を整えた。
「……内緒よ、結城さん。これは、私たちだけの『秘密の補習』なんだから」
三村は美柑の濡れた髪を優しく撫で、いたずらっぽく微笑んだ。
美柑は顔を赤らめながらも、どこか誇らしげに頷いた。
「はい、先生。……ありがとうございました」
美柑は湯船から上がり、三村に見守られながら体を拭いた。
鏡に映る自分の乳首は、まだ興奮で赤く腫れている。
けれど、その体には、昨日までの自分とは違う、少しだけ「大人の階段」を上ったような、新しい熱が宿っていた。
リトに会えるまで、あと数時間。
美柑は、三村と共有した秘密の味を噛み締めながら、修学旅行最後の朝の準備を始めた。