【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
清水寺の賑わいを後にした一行が次に向かったのは、千一体もの観音立像が並ぶ圧巻の寺院、三十三間堂であった。
堂内へと足を踏み入れた瞬間、外の喧騒が嘘のような、ひんやりとした静寂と線香の香りが美柑を包み込んだ。薄暗い堂内の雛壇に、黄金色に輝く無数の仏像が整然と、けれど圧倒的な密度で並んでいる。
「……すごい」
美柑は吐息を漏らした。一つ一つ表情が違うと言われる仏像たちは、その無数の目ですべてを見透かしているかのように、静かにこちらを凝視している。
修学旅行中の三日間、美柑が積み重ねてきた背徳の記憶――植松先生にパンツの名前を見られたこと、映画村でのノーパン体験、そして鴨川での放尿。それらすべてが、千一体の仏像という「神聖な証人」たちの前で、剥き出しにされているような錯覚に陥った。
(みんな、見てる……。私のこと、見てるわ)
美柑はゆっくりと歩を進めた。ボートネックの広い襟元からは、歩くたびに彼女の未熟な胸が揺れ、尖った乳首がサマーニットを鋭く押し上げている。本来なら慎むべき場所。しかし、美柑の脳裏には、リトに抱かれながらこの仏像たちの前で晒される自分の姿が浮かんでいた。
彼女は列の最後尾に下がり、大きな柱の影に身を隠すようにして立ち止まった。
正面には、無数の腕を持つ千手観音。その千の手は、まるで自分を愛撫するために差し出されているかのように見えた。
(あ……っ……)
妄想が暴走を始める。リトの手が、そしてこの仏像たちの黄金の腕が、自分のボートネックの隙間から滑り込み、乳首を弾き、スカートの中へと侵入してくる。
美柑は膝をわずかに震わせ、無意識にスカートの裾を握りしめた。
「リト……リト、見て……私、こんなに……」
彼女は背後の壁に背中を預け、目を閉じた。
千の視線が自分の秘部を射抜いている。真っ白なパンツが、妄想の中でリトの手によって引き裂かれ、剥き出しになった無垢な場所を仏たちが慈しんでいる。
その瞬間、美柑の身体に激しい電流が走った。
誰にも触れられていないはずなのに、視線の重圧だけで彼女の感度は極限に達し、身体がビクンと跳ねた。
「ふ、あぁ……っ!」
小さな、けれど切実な喘ぎ声が静寂に溶ける。
美柑の股間からは熱い雫が溢れ出し、白い綿パンツのクロッチ部分をぐっしょりと濡らした。
「……あら、結城さん。こんなところでどうしたのかしら?」
耳元で囁かれた、落ち着いた大人の女性の声。
美柑が驚いて目を開けると、そこには養護教諭の三村が立っていた。彼女の瞳は、美柑の紅潮した頬と、乱れた呼吸を鋭く捉えている。
「あ……三村、先生……」
「顔が真っ赤よ。また貧血かしら? それとも……」
三村は周囲に他の生徒がいないことを確認すると、美柑に一歩近づき、壁と自分の身体で美柑を閉じ込めるようにして立った。
「……先生には、分かるわよ。あなたが今、何をしていたか」
三村の手が、美柑のボートネックの肩口をすっと直し、そのまま指先で、ニット越しに硬く尖った乳首を軽く弾いた。
「っ……!」
美柑は声を上げそうになり、慌てて口を押さえた。
三村は微笑を浮かべたまま、空いたもう一方の手を美柑のスカートの裾から滑り込ませた。
「先生、だめ……っ、ここは……」
「いいじゃない。誰も見ていないわ。……この仏様たち以外はね」
三村の手は、美柑の抵抗を無視して、太ももの内側を這い上がり、確信を持って股間の中心へと辿り着いた。指先が、ぐっしょりと湿った綿パンツの感触を捉える。
「……ひどいものね。こんなに濡らして。……さっきの仏像の視線で、いってしまったのかしら?」
三村の指が、濡れた布地越しに美柑の秘部をぐりぐりと押し付けた。美柑は腰が砕けそうになり、三村の肩に縋り付いた。
「んんっ、ふ、あ……っ……」
「いいわよ、もっと熱くなりなさい。あなたはもう、世界中の視線で濡れることができる女になったのよ」
三村は、パンツのゴムの中に指を差し込み、直接美柑の粘膜に触れた。愛液と、先ほどの余韻で熱を帯びた、幼く瑞々しい場所。
「あ……ああああっ!」
美柑は、さらに深い絶頂に突き落とされた。三村の指が彼女の蜜をかき回し、黄金の仏像たちが見守る中で、美柑の「小学生の純真」は完全に背徳の炎に焼き尽くされた。
「……さあ、みんなが行ってしまうわよ。身なりを整えて」
三村は指を抜き、何事もなかったかのように歩き出した。
美柑は濡れたパンツの重みを感じながら、震える足でその後を追った。
千一体の仏像は、相変わらず静かに彼女を見守っていた。
けれど今の美柑には、その視線が冷たい裁きではなく、自分をより淫らな高みへと導く祝福のように感じられていた。