【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
新幹線のお土産が忘れられない佐藤は美柑の淫らな日常に気づき始める
修学旅行から戻った最初の月曜日、佐藤は重い足取りで校門をくぐった。しかし、その足取りの重さとは裏腹に、心臓は新幹線の中での出来事を思い出すたびに、うるさいほどに脈打っていた。
(……あの時、結城さんは確かに僕の目を見て、自分の指で……)
右隣に座っていた美柑が、カーディガンの下で密かに秘部を弄り、果て、そして自分にだけ秘密の「お土産」だと囁いたあの瞬間。佐藤はあれからというもの、目を閉じれば彼女の潤んだ瞳と、薄いニット越しに尖った乳首の感触が網膜に焼き付いて離れなかった。
教室に入ると、美柑はいつものように幸恵や真美と談笑していた。
「おはよう、結城さん」
佐藤が勇気を出して声をかけると、美柑はいつもの凛とした、けれどどこか温かみのある優等生の笑顔で振り返った。
「おはよう、佐藤くん。今日はいい天気だね」
その完璧な美少女ぶりに、教室内の一部の男子たちは遠巻きに溜息をついている。結城美柑は、この学校の誰もが認める「高嶺の花」だ。美しくて、勉強もできて、非の打ち所がない。だからこそ、男子たちは彼女を神聖視し、真正面からじろじろと眺めるような不敬な真似はしないのが、暗黙のルールとなっていた。
だが、佐藤は違った。彼は「知ってしまった」のだ。
あの聖女のような微笑みの裏側に、誰にも見せない淫らな欲望と、指先を濡らす熱い蜜が隠されていることを。
(……みんな、結城さんを神格化しすぎなんだ。よく見ていないだけなんだよ)
佐藤は自分の席に着くと、教科書を広げるふりをして、視線だけを美柑へと固定した。彼女を「高嶺の花」としてではなく、一人の「女」として、そしてあの新幹線で自分を翻弄した「淫らな少女」として観察し始めた。
すると、すぐにその「違和感」に気づいた。
美柑は、自分が思っている以上に無防備なのだ。
休み時間、美柑が窓際のジャングルジムが設置された中庭を眺めていた。ふと、彼女は幸恵たちに誘われて、外へ遊びに出た。佐藤も気づかれないように後を追う。
美柑は軽やかな足取りでジャングルジムを登り始めた。今日の彼女は、淡いパステルブルーのミニスカートに、白いボートネックのカットソー。小学生らしい爽やかなコーディネートだ。しかし、彼女が高い段へ足をかけた瞬間、佐藤の心臓が跳ね上がった。
「あ……」
スカートの裾が重力に従ってふわりと翻り、その奥から、眩しいほどの白さが目に飛び込んできた。
清潔な綿の白いパンツ。
美柑は自分が下から覗かれていることなど気にする様子もなく、さらに高い段へと足を伸ばす。そのたびに、パンツのクロッチ部分が彼女の細い太ももの付け根に食い込み、秘部の柔らかな膨らみを強調するように形作っていく。
(……パンチラ、なんてレベルじゃない。丸見えだ……)
佐藤以外の男子たちは、遠くでサッカーをしたり、他の遊びに夢中になっている。美柑に憧れている男子でさえ、「結城さんのスカートの中を覗くなんて」という自制心が働き、視線を逸らしてしまっている。だが、佐藤は瞬きさえ惜しんでその光景を焼き付けた。
次に美柑は鉄棒に向かった。
「見ててね、前回りをやるから!」
そう言って鉄棒を握り、身体をくるりと一回転させる。その瞬間、スカートは完全にめくれ上がり、美柑のお尻のラインと、白いパンツの全体像が青空の下に晒された。
「……っ!」
佐藤は息を呑んだ。美柑のパンツは、激しい動きのせいでお尻の割れ目に深く食い込んでいる。鉄棒から降りた美柑は、お尻の違和感に気づいたのか、幸恵たちとお喋りをしながら、ごく自然な動作でスカートの上からお尻に手をやった。
くいっ、くいっ。
指先を使って、食い込んだパンツを割れ目から引き出す仕草。
それは本来なら人前でやるべきではない恥ずかしい行為のはずだが、美柑はそれを「靴紐を直す」のと同じくらいの、当たり前で無邪気な仕草として行っていた。その無頓着さが、佐藤にはたまらなくエロティックに映った。
放課後。
美柑は自分の席に座り、幸恵と今日の授業の復習をしていた。
佐藤は斜め後ろの席から、じっと彼女を観察し続ける。
美柑はリラックスしているのか、机の下で組んでいた脚を緩めた。
彼女は机に対して少し斜めに座っており、さらにスカートの丈が短い。脚を少し開いたその角度からは、机の脚の隙間を縫って、彼女の股間の「頂点」が一直線に見えていた。
(……まただ。また、見えてる……)
白いパンツの、最もデリケートな場所。
美柑は幸恵の話に「ええ、そうね」と頷きながら、無意識に膝を左右に揺らしている。そのたびに、パンツの布地が擦れ合い、微かな影を落とす。彼女は時折、ボートネックの襟元を気にするように首を傾げる。その拍子に、襟口から覗く未成熟な胸の谷間と、ブラジャーを着けていないがゆえに浮き出ている乳首の形が、佐藤の視神経を狂わせた。
佐藤は確信した。
結城美柑は、優等生で美少女であると同時に、驚くほど無防備で、そして「見られること」に対して本能的な寛容さを持っているのだと。いや、あるいは彼女自身が、自分を誰かに晒すことに無自覚な快感を見出しているのかもしれない。
(誰も気づいていない。……僕だけだ。僕だけが、この『高嶺の花』の本当の姿を見ているんだ)
佐藤のズボンの内側は、修学旅行の時と同じように、耐え難いほどの熱を帯びていた。
帰りの支度をする美柑の背中を見つめながら、佐藤は決意した。
もう、彼女をただの「優等生」としては見ない。
明日からも、彼女の日常に潜むあらゆる「隙」を見逃さず、その無防備な身体のすべてを、自分の瞳に焼き付けてやる。
美柑は帰り際、教室のドアのところでふと振り返り、佐藤と目が合うと、ニコッと可愛らしく微笑んだ。そのボートネックの襟元からは、前屈みになったせいで、彼女の小さな乳房の膨らみが、影となって深く刻まれていた。
「佐藤くん、また明日ね!」
「あ……う、うん。また明日、結城さん」
佐藤の声は上ずっていた。
美柑が去った後の教室で、彼は自分のズボンのポケットに手を入れ、激しく昂った欲望を鎮めるのに必死だった。
佐藤は、美柑の背中を見つめながら、これから始まる「楽しい学園生活」への期待に、静かに震えていた。