※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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掃除用具ロッカーの密室二人きり美柑の柔肌と股間の摩擦に翻弄される佐藤

その日の昼休み、クラスの数人が言い出した「教室内かくれんぼ」は、至って無邪気な小学生の遊びとして始まった。しかし、佐藤にとっては、それがこれまでにないほど過激で、濃密な体験へと変貌しようとは、その時の彼はまだ知る由もなかった。

 

「鬼が来たわよ、早く隠れて!」

 

幸恵の楽しそうな声が廊下に響く。佐藤は咄嗟に身を隠す場所を探したが、主要な隙間はすでに他の友達に占拠されていた。焦る佐藤の視界に入ったのは、教室の隅に鎮座する古びたスチール製の掃除用具ロッカーだった。

 

彼がその扉に手をかけた瞬間、内側から小さな手が伸びてきて、彼の腕をグイと引き寄せた。

 

「あ……っ」

 

「しーっ、静かに。ここならバレないよ」

 

暗闇の中で囁かれたのは、鈴を転がすような美柑の声だった。佐藤が勢いよく中に転がり込むと、背後でパタンと扉が閉まった。

 

ロッカーの中は、想像以上に狭かった。

 

掃除用具のモップや竹箒が左右にひしめき、二人が正面を向いて並んで隠れるスペースなど到底ない。佐藤と美柑は、必然的に向かい合うような形で、互いの身体を限界まで密着させることになった。

 

「……っ」

 

「……ごめんね、ちょっと狭いね」

 

美柑の吐息が、佐藤の鎖骨のあたりに直接降りかかる。ロッカーの隙間から差し込むわずかな光が、彼女の潤んだ瞳と、紅潮した頬を淡く照らし出していた。

 

佐藤の全身は、一瞬で硬直した。

 

彼の胸板には、美柑の柔らかく瑞々しい身体が、逃げ場のない圧力で押し付けられている。ボートネックのニット越しに伝わってくるのは、彼女の未成熟ながらも確かな温もりを帯びた「胸」の感触だった。彼女の柔らかな果実は、佐藤の鼓動に合わせて形を変え、吸い付くように彼を包み込んでいた。

 

「ねえ、佐藤くん……動かないで。見つかっちゃう!」

 

美柑が密やかに囁き、さらに一歩、佐藤の方へと踏み込んだ。

 

その瞬間、佐藤は自身の脳裏が真っ白に染まるほどの衝撃を受けた。

 

狭いロッカーの底。そこでは、二人の股間が、薄い布地一枚を隔てて完全に密着していた。

 

美柑がバランスを崩さないよう佐藤の腰に手を回したことで、彼女の秘部の柔らかな膨らみが、佐藤のズボンの上からダイレクトに押し当てられたのだ。

 

(……あ、ああ……!)

 

佐藤の理性は、一瞬で崩壊の危機を迎えた。

 

美柑が息を潜めるたびに、彼女の身体が微かに上下し、股間同士がじりじりと擦れ合う。小学生らしい、けれど驚くほど熱を帯びた彼女の股間の感触。白い綿パンツに包まれた彼女の「聖域」が、佐藤の昂りを一点で捉え、逃がさない。

 

外では、鬼役の幸恵が「どこかなー、このへんかなー?」と、ロッカーのすぐ近くまで足音を響かせている。

 

「……っ」

 

美柑は恐怖と興奮が入り混じったような顔で、佐藤の肩に顔を埋めた。その拍子に、彼女の股間がさらに強く佐藤を圧迫する。グイ、グイと、彼女が無意識に体勢を入れ替えるたびに発生する摩擦。佐藤は声を出さないように必死で唇を噛み締めたが、鼻腔には再び、あの机の下で嗅いだ「美柑の香り」が、今度は体温で何倍にも濃縮されて押し寄せてきた。

 

石鹸の匂い、シャンプーの匂い、そして密室でじわりと滲み出した、彼女自身の幼くも淫らな汗の匂い。

 

(結城さん……君は、自分が今どんなことをしてるか、分かってるの……?)

 

佐藤は、暗闇の中で美柑の横顔を盗み見た。

 

彼女はただ、見つからないように必死なだけに見える。けれど、その潤んだ瞳はどこか陶酔しているようでもあり、佐藤を翻弄する小悪魔のようにも見えた。

 

美柑の短いスカートは、狭い空間で捲り上がり、彼女の白い太ももが佐藤のズボンの生地を直接撫でている。

 

そして、股間の摩擦は次第に熱を帯びていった。

 

佐藤のズボンの膨らみに対し、美柑の秘部はまるでそれを迎え入れるかのように、柔らかく沈み込む。

 

「ん……っ……」

 

美柑の喉から、かすかな、本当に微かな溜息のような音が漏れた。

 

それが「見つかる恐怖」によるものなのか、あるいはこの「密着」による生理的な反応なのか、佐藤には判断がつかなかった。ただ、彼女の身体が、自分と同じように熱くなっていることだけは、肌を通じて痛いほど伝わってきた。

 

ロッカーの隙間から見える外の世界では、幸恵たちが別の場所へと去っていく足音が聞こえた。

 

本来なら、もう出て行ってもいいはずだ。

 

けれど、二人は動かなかった。動けなかったのだ。

 

この暗闇の中で、互いの鼓動を、体温を、そして股間の摩擦を共有するこの時間が、あまりにも甘美で、あまりにも残酷だったからだ。

 

美柑が、佐藤の胸元に指を立てた。

 

「……もう、行ったみたい」

 

彼女はそう言いながらも、佐藤の腰に回した手を離そうとはしなかった。それどころか、わざと体重を預けるようにして、自分の股間を佐藤のそれに、さらに深く、執拗に擦り付けた。

 

「……結城、さん」

 

「……なあに、佐藤くん」

 

美柑は佐藤を見上げた。その瞳には、新幹線で見せたあの「女」の光が、再び妖しく宿っていた。

 

彼女は、自分が佐藤をどうしようもなく狂わせていることを、本能で理解している。

 

「あ……」

 

不意に、ロッカーの扉が外から勢いよく開けられた。

 

「みーつけた!」

 

幸恵の明るい声が、ロッカーの中の濃密な静寂を切り裂いた。

 

二人は弾かれたように離れたが、ロッカーから出てきた美柑の頬は火を噴くように赤く、その股間周辺のスカートは、わずかに乱れていた。

 

「あはは、二人でこんなところに隠れてたの? びっくりしちゃった」

 

幸恵は無邪気に笑っている。他の男子たちも、「あんな狭いところに二人で?」と茶化す程度で、その密室で何が行われていたかなど、想像すらしていない。

 

美柑は、乱れたボートネックの襟元を整えながら、佐藤を一瞬だけ振り返った。

 

その表情は、いつもの清純な優等生のものだったが、彼女の唇は、言葉にならない「共犯者の合図」を送っているように見えた。

 

佐藤は、自分のズボンの激しい主張を隠しながら、ふらふらと自分の席へと戻った。

 

彼の身体には、まだ美柑の柔肌の感触と、あの股間同士の摩擦の熱が、呪いのようにこびり付いていた。

 

(……この学校生活は、僕を壊してしまう……)

 

佐藤は、窓際で友達と笑い合う美柑の、そのスカートの下にある「白」を想い、眩暈を覚えるのだった。

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