※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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仮眠する林さんの隣でリトを想い果てる美柑の絶頂を盗み見る老人

昼下がりの用務員室は、一日のうちで最も深い静寂に包まれる時間帯だ。窓の外ではセミの声が遠くで波のように押し寄せ、遮光カーテンの隙間から差し込む一筋の光が、室内の埃をキラキラと反射させていた。

 

林さんは、午前の力仕事で疲れ果て、備え付けの古い簡易ベッドに横になっていた。冷房の低いうなり音が心地よく、老人の意識は深い眠りの淵へと沈み込んでいく。しかし、その微睡みは、不意に聞こえてきた「音」によって、唐突に引き戻されることになった。

 

(……ん、何の音だ……?)

 

林さんは目を閉じたまま、意識だけを覚醒させた。

 

グチュ……、クチュッ……。

 

湿り気を帯びた、生々しい水音。そして、それ以上に老人の心臓を跳ね上がらせたのは、震えるような吐息の混じった、小さな、けれど情熱的な「声」だった。

 

「……んっ、あ……リト……リト……っ」

 

林さんは、その声の主を疑うまでもなかった。結城美柑だ。

 

彼は反射的に目を開けようとしたが、本能的な何かがそれを止めた。もし、今ここで自分が起き上がれば、この神聖で背徳的な儀式を壊してしまう。老人は瞼を数ミリだけ、気づかれないほど僅かに開き、音のする方へと視線を向けた。

 

ベッドから数歩離れた、いつものグリーンのソファーの上。

 

そこには、林さんの理性を跡形もなく粉砕する光景が広がっていた。

 

美柑は、ソファーの上でスカートを腰まで捲り上げ、仰向けに横たわっていた。

 

彼女の細く白い指先は、今や完全にずり下ろされた「白いパンツ」の奥――彼女の最も大切な場所へと深く沈み込んでいた。

 

「あ……ん、っ……リト、大好き……大好きだよ……っ」

 

美柑の顔は、普段の冷静な彼女からは想像もできないほど赤く上気し、瞳は虚ろに潤んでいる。彼女は自分の小さな胸を片方の手で乱暴に揉みしだき、ボートネックの襟元から覗く、赤く尖った乳首を指先で弾いていた。

 

林さんは、息をすることさえ忘れた。

 

美柑の開かれた太ももの間。そこには、朝の光よりも鮮烈な色彩を放つ、彼女の「無垢な深淵」が完全に晒されていた。

 

指が動くたびに、桃色の肉がヒクヒクと波打ち、そこから溢れ出した瑞々しい蜜が、彼女の指を濡らし、ソファーの革を汚していく。グチュ、グチュという水音が、静かな部屋の中に、あまりにも淫らに、あまりにも残酷に響き渡る。

 

(……美柑ちゃん、君は……自分のお兄さんを想って、こんな……)

 

林さんは、自分が「見てはいけないもの」を見ているという罪悪感に苛まれながらも、その視線を逸らすことができなかった。

 

美柑の秘部は、彼女自身の愛撫によって、これ以上ないほど瑞々しく、そして痛々しいほどに充血していた。彼女が指を中へと挿し入れるたびに、秘部の筋が左右に押し広げられ、中の粘膜が朝露のように光を反射して輝く。

 

「……ふあ……っ、んんっ! リト……っ、だめ、美柑……変になっちゃう……っ!」

 

彼女の腰が、小刻みに浮き上がる。

 

美柑は、まるでそこに愛しい兄がいるかのように、空中に手を伸ばし、虚空を抱きしめるような仕草を見せた。そのたびに、捲り上がったカットソーの下から、彼女の白いお腹と、激しく上下する未成熟な胸の膨らみが、林さんの瞳に焼き付くように現れる。

 

林さんの枯れかけた「男」の部分が、暴力的なまでの熱を持って疼き始めた。

 

目の前で、一人の少女が、自分の情愛を爆発させている。

 

その少女の熱い匂い、汗の匂い、そして秘部から立ち昇る、濃密な蜜の香りが、冷房の風に乗って林さんの鼻腔を支配する。

 

美柑の指の動きが、一気に加速した。

 

「あ、っ……あ、あああああっ!!」

 

美柑の背中が弓なりに反り、彼女の身体が激しく痙攣した。

 

秘部の奥から溢れ出した飛沫が、彼女の指を伝い、白い太ももを熱く濡らす。

 

美柑は恍惚の表情を浮かべたまま、喉の奥で押し殺したような、けれど激しい絶頂の叫びを漏らした。

 

しばらくの間、美柑は脱力したまま、ハァハァという荒い呼吸だけを響かせていた。

 

彼女の指は、まだ自分の秘部に深く差し込まれたまま、余韻を楽しむように微かに動いている。

 

林さんは、その光景を石像のように固まったまま、瞬き一つせずに見つめ続けた。

 

やがて、美柑はゆっくりと身体を起こした。

 

彼女は自分の指についた「証」を、愛おしそうに眺めた後、それをそっと唇に運び、自分の味を確認するように舌でなぞった。

 

(……おお、神様……)

 

林さんは、心の中で絶叫した。

 

美柑はその後、手際よくパンツを履き直し、スカートを整えると、何事もなかったかのように用務員室の鏡で髪を整えた。彼女の顔には、いつもの「完璧な結城美柑」の微笑みが戻っていた。

 

「……林さん、まだ寝てるみたい。ふふ、お疲れ様、おじいちゃん」

 

美柑はベッドの傍まで歩み寄り、林さんの顔を覗き込んだ。

 

林さんは必死に寝たふりを続けた。

 

彼女の身体からは、今しがた果てたばかりの、あの濃密な「女の匂い」が、強烈に漂っていた。

 

美柑が部屋を出ていき、扉が閉まった瞬間、林さんは大きく息を吐き出し、身体を丸めた。

 

老いた心臓が、まるで鐘のように激しく、そして苦しく打ち鳴らされている。

 

目の前で繰り広げられた、少女の聖域の解放。

 

その残像は、もはや林さんの脳裏から生涯消えることはないだろう。

 

林さんは、自分の掌を見つめた。

 

そこには、かつて美柑の背中を洗った温もりが残っている。

 

だが、今の彼の中にあるのは、もはや純粋な慈愛だけではなかった。

 

美柑という名の深淵。

 

その中に潜む、狂おしいほどに淫らで、そして一途な情熱。

 

林さんは、夕闇が迫り始めた部屋の中で、一人、自分の中に芽生えた、取り返しのつかない「思慕」の重さに、ただただ圧倒され続けていた。

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