※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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真美の膨らみへの甘い刺激と背後から忍び寄る美柑の断罪

先ほどの狂乱とも言える幸恵へのマッサージが終わった後、結城家のリビングは、表面的には平穏を取り戻したかのように見えていた。絶頂の余韻に骨抜きにされた幸恵は、ソファの背もたれの陰に潜り込むようにしてぐったりと横たわり、荒い呼吸を整えるだけで精一杯の様子だ。彼女の意識はまだ半分ほど夢の中にあり、自分の身に起きた劇的な変化を咀嚼できずにいた。

 

「よし、洗濯物も片付けちゃわないとね」

 

美柑は立ち上がると、山積みになった乾いた洗濯物の籠を抱え、リビングに隣接した和室へと移動した。襖を半分ほど閉め、黙々とシャツやタオルを畳み始める。その規則正しい衣擦れの音だけが、今のリビングに残された唯一の現実的な音だった。

 

リビングの中央には、マッサージを終えて呆然と座り込むリトと、テレビの音に紛れるようにしてリトの隣へとにじり寄る真美の二人だけが残された。

 

「……あの、お兄さん」

 

真美の声は、いつになく真剣で、どこか思い詰めたような響きを含んでいた。リトが「え、あ、何かな?」と生返事を返すと、真美は上目遣いでリトの瞳をじっと見つめ、小さな唇を震わせた。

 

「あのね……前に、ネットで、女の子が可愛くなるための記事を読んだんです。そこに、胸を大きくするためには、自分じゃなくて誰かに優しく揉んでもらうのが一番いいって……書いてあったんです」

 

リトは飲んでいた麦茶を危うく吹き出しそうになった。

 

「ええっ!? 何を言ってるんだよ、真美ちゃん……。それはその、もっと大人の……」

 

「お兄さん、お願いです」

 

真美はリトの腕をぎゅっと掴んだ。彼女の瞳には微塵の曇りもなく、ただ純粋に「綺麗になりたい」という少女特有の切実な願望だけが宿っている。その無垢な熱意に、リトは「ダメだ」と突き放す言葉を喉の奥で詰まらせてしまった。

 

「お兄さんなら、さっきの幸恵ちゃんみたいに、きっと上手にできるって思うんです。……ね?」

 

押しに弱いリトの性格を、本能的に理解しているかのような追い打ちだった。リトは周囲を見渡し、和室で作業をしている美柑の背中と、ソファの陰で事切れたように眠る幸恵を確認した。

 

「……わかった。わかったから……。でも、本当に少しだけだぞ」

 

「はい! ありがとうございます、お兄さん」

 

真美は嬉しそうにはにかむと、ためらいながらもノースリーブのシャツの裾を掴み、ゆっくりと頭から脱ぎ捨てた。リトが止める間もなく、薄い生地が肩から滑り落ち、彼女の白く細い上半身が露わになる。

 

「やっぱり、見られるのは少し恥ずかしいので……後ろから、お願いしてもいいですか?」

 

真美はリトに背中を向け、膝をついて座り直した。リトの目の前には、まだ陽に焼けていない、透き通るような白磁の背中と、華奢な肩甲骨が晒されている。リトはごくりと唾を飲み込み、震える両手を彼女の脇の下から前へと回した。

 

指先が、彼女の柔らかな脇腹の肌に触れる。

 

「ひゃ……っ。お兄さんの手、大きい……」

 

リトの手のひらが、真美の胸の膨らみを包み込んだ。

 

それはまだ、膨らみ始めたばかりの、果実のように瑞々しくも儚い感触だった。両手で覆えば優に隠れてしまうほどのサイズ。だが、リトの掌に伝わるその弾力は、どんな言葉よりも雄弁に、彼女が「女」へと変貌しようとしている事実を伝えてきた。

 

「あ……ん、んん……っ」

 

リトが円を描くように優しく圧を加えると、真美の口から、小鳥が囀るような可愛らしい声が漏れた。

 

リトの指先が、偶然にもその中心にある小さな突起に触れた瞬間、真美の背中がビクンと跳ねた。

 

「あ、ああぁ……。お兄さん、そこ……なんだか、変な感じがします……」

 

真美の声は次第に熱を帯び、呼吸が目に見えて荒くなっていく。リトもまた、指先から伝わる未知の快感に脳が痺れ始めていた。幸恵の時とは違う、静かに、だが確実に積み重なっていく熱量。リトは無意識のうちに指に力を込め、その硬くなり始めた先端を、親指と人差し指でそっと摘んでみた。

 

「あぅっ……! な、なに……それ……熱いの……っ」

 

真美はリトの腕にしがみつき、首を後ろに反らせた。先端はリトの刺激に反応し、驚くほど硬く尖っていく。リトがそれを執拗に、コリコリと転がすように弄ぶたび、真美の白い肌は桜色に染まり、喉の奥から切ない吐息が溢れ出した。

 

「もっと……もっとそこ、触ってほしいです……。お兄さん……お願い……っ」

 

真美の懇願に、リトの理性の堤防が音を立てて崩れた。

 

幸恵のマッサージの時も、こんな風に彼女を壊してしまったのだろうか。リトは背徳感に苛まれながらも、手のひら全体で膨らみを揉みしだし、指先で突起を弾き、吸い付くような肌の感触を貪った。

 

真美はもう、胸を大きくするという目的など忘れていた。

 

彼女の身体は、初めて与えられる強烈な快感に支配されていた。

 

「お兄さん……お兄さんっ、あ、あ、ああああぁ……ッ!」

 

真美は気持ちよさと「絶頂」の区別さえつかないまま、ただ本能に従って身体を弓なりに反らせ、リトの腕の中で激しく痙攣した。彼女の細い指先がリトの腕に深く食い込み、震える足の間からは、無意識のうちに溢れ出した蜜が太ももを伝い落ちる。

 

「……ふあぁぁ……っ、ん、んん……」

 

真美はリトに全体重を預けるようにして、静かに、だが深い快楽の余韻の中で果てた。彼女の瞳は潤み、焦点が合わないまま、幸福そうな溜息をついている。

 

「……やってるわね、お兄ちゃん」

 

不意に、真横から冷ややかな、だが楽しげな囁き声がした。

 

リトが飛び上がるように真美から離れると、そこには洗濯物を畳み終えた美柑が、襖に寄りかかって腕を組んでいた。

 

「美、美柑……! いつからそこに……っ」

 

「最初から。……お兄ちゃんって、本当にすごいよね」

 

美柑はリトに歩み寄ると、膝から崩れ落ちて恍惚としている真美を一瞥し、それからリトの顔を覗き込んで悪戯っぽく、残酷に微笑んだ。

 

「サチに続いてマミまで、私の友達二人ともイかせちゃうなんて……。これ、完全に犯罪だよ?」

 

「ち、違うんだ、これは……!」

 

「何が違うの? 二人とも、お兄ちゃんの指でボロボロにされちゃって……。こんなに濡らして」

 

美柑はそう言うと、リトの耳元に唇を寄せた。

 

「ねえ、責任取ってくれるよね? ……私の友達を汚した、悪いお兄ちゃん」

 

美柑の瞳には、嫉妬と、それ以上に兄の罪深さを楽しむような歪んだ愛欲が爛々と輝いていた。リトは、自らの指に残る真美の甘い香りと、妹の冷たい宣告に挟まれ、逃げ場のない快楽の泥沼へとさらに深く沈んでいくのだった。

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