【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
夏の朝の光は容赦がなかった。遮光カーテンの隙間から差し込む鋭い日差しが、昨夜の背徳的な狂乱をすべて暴き立てるかのように、美柑の部屋を隅々まで照らし出していく。
リトが意識を浮上させたとき、最初に感じたのは、逃げ場のない「圧迫感」と、鼻腔を支配する濃厚な「少女たちの残り香」だった。
「……ん、んぅ……」
リトが微かに身じろぎをすると、すぐ右側から柔らかい感触が押し寄せてきた。真美が寝ぼけ眼のまま、リトの右腕を自らの小さな胸でぎゅっと抱きしめていたのだ。彼女のパジャマのボタンは、昨夜の寝返りのせいでさらに弾け、はだけた胸元から覗く白磁のような肌が、リトの肌に直接密着している。
さらに、腰のあたりには重みがあった。左側に寝ていた幸恵が、リトの腰を跨ぐようにして脚を絡めていたのだ。彼女のショートパンツは限界まで捲れ上がり、その下にある真っ白な綿パンツの食い込みが、リトのパジャマのズボン越しに生々しい熱を伝えてくる。
(なんだ……これ。……地獄だ。……天国なんて、もんじゃない……っ!)
リトは脂汗を流した。目の前には幸恵のすらりと伸びた健康的な生脚があり、右には真美の清純そのものの寝顔。二人が動くたびに、パジャマの裾やパンツの隙間から、石鹸と汗が混じり合った、少女特有の甘く、そしてどこかツンとした秘部の香りが立ち上り、リトの理性を朝一番から激しくかき乱す。
リトは二人を起こさないよう、慎重に布団から抜け出そうと試みた。だが、幸恵の脚の重みと、真美の腕を掴む力の強さが、それを許さない。それどころか、リトが身をよじると、真美は「ん……お兄さん……」と可愛らしい寝言を漏らし、さらにリトの腕にその膨らみを強く押し付けてきた。
絶望的な状況にリトが顔を歪めたその時、布団の足元から、別の「熱」が忍び寄ってきた。
「……おはよう、リト。……いい眺めでしょ?」
美柑だった。彼女はいつの間にか目を覚ましており、布団の下から這い上がるようにして、リトの顔のすぐ横に現れた。その瞳は、朝の光を浴びてキラキラと輝いているが、その奥には昨夜の余韻を引きずったような、底知れない執着が潜んでいる。
「美柑……っ、二人を起こしてくれ……これじゃ俺、動けない……っ」
「いいよ、このままで。……サチもマミも、リトのことが大好きだから、こうなっちゃったんだもん」
美柑はクスクスと笑いながら、リトの首筋に鼻を寄せた。
「……くんくん。……リト、身体中があの子たちの匂いでいっぱい。……でも、私の匂いも、まだ残ってるよね?」
美柑はリトの左手を掴むと、それを布団の下、自分の身体の方へと導いていった。
リトが「何を……」と言いかける前に、美柑はリトの中指と人差し指を、自らのお尻の割れ目へと深く、力強く押し当てた。
「――っ!?」
リトの指先に触れたのは、瑞々しい秘部の感触ではない。さらにその奥、より狭く、より禁忌に近い、熱く引き締まった「入り口」だった。
「リト……昨夜、あの子たちをあんなにイかせたでしょ? ……私も、朝からリトに、特別なことしてほしいな」
美柑はリトの耳元で、少女の皮を被った魔女のように囁いた。彼女はリトの指を、自分のアナルへと執拗に擦り付け、少しずつ、少しずつ中へと誘い込んでいく。
「美柑、やめろ……すぐ隣に二人が……っ、こんなの……っ!」
「静かにして。……声を上げたら、二人が起きちゃうよ? ……リトが朝から妹のお尻を弄ってるのを見たら、あの子たち、どう思うかな?」
美柑の残酷な脅迫が、リトの動きを封じる。
リトの指は、美柑の狭く熱い孔へと、第一関節まで飲み込まれていった。美柑のアナルは、兄の指を拒絶するように、それでいて歓喜するように激しく収縮し、リトの指先を締め上げる。
「あ……ん、んんっ……。リト……動かして……っ。……指、もっと、奥まで……」
美柑は恍惚とした表情で、リトの腕にしがみついた。
リトの左手は美柑のアナルを突き、右手は真美の胸に抱かれ、腰は幸恵の股間に押し潰されている。
視覚的には、幸恵と真美の清純な寝顔。
触覚的には、指先から伝わる美柑の禁断の孔の、粘りつくような熱。
この極限のギャップが、リトの楔を再び狂ったように怒張させた。
昨夜、あれほどまでに搾り取られたはずなのに、湧き上がる欲望は止まるところを知らない。
「リト……指、すごい……。……あの子たちの匂いを嗅ぎながら、私のお尻を弄るの……最高に気持ちいいでしょ?」
美柑はリトの指を自分のアナルで何度も「吸い上げ」ながら、自らも絶頂へと向かっていく。彼女の身体が小刻みに震え、アナルがリトの指を壊さんばかりに強く、執拗に締め付けた。
「あ、ああああぁ……ッ!!」
美柑は声を殺すためにリトの肩を強く噛み締め、その指先で朝の絶頂を強制的に迎えさせられた。彼女の孔はリトの指を何度も何度も激しく絞り上げ、その快感の余韻は、リト自身の楔にもダイレクトに響いた。
「……ふぅ、あぁ……。……リト、大好き……」
美柑はリトの指を自分のアナルから抜くと、その濡れた指先を愛おしそうに見つめ、それから自分の口の中へと運んだ。
「ん……ちゅ……。……幸せ。……最高の朝ごはん、だね」
リトは、自らの指先から伝わる美柑の熱と、両脇の少女たちの無垢な温もりに、もはや自分が何者であるかさえ分からなくなっていた。
その時、幸恵が「ふあぁ……」と大きなあくびをして、ゆっくりと目を開けた。
「……おはよー。……あれ、お兄さん? ……なんだか、お兄さん、すっごく顔が赤いよ?」
幸恵はリトの腰に脚を絡めたまま、不思議そうにリトの顔を覗き込んだ。その瞳には、一点の曇りもない。
リトは、布団の中で美柑のアナルを弄り、指先が彼女の蜜で濡れていることなど、幸恵に悟られないよう、ただ必死に引き攣った笑みを浮かべることしかできなかった。
「お、おはよう……幸恵ちゃん。……ちょっと、のぼせちゃったかな」
「お兄さん、本当に面白いんだから!」
幸恵は笑って、さらにリトの腕に抱きついた。
結城家の朝は、昨夜の狂乱をそのままに、美柑が仕掛けた「朝の地獄」によって、あまりに背徳的な幕開けを迎えた。リトの指先には、まだ美柑のアナルの熱い感触が、消えない刻印のように残っていた。