※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

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第十五章 スイミングスクールでの無料体験レッスン
大学生指導員の梶谷は美柑の肢体に一目惚れしてレッスン中の愛撫を心に誓う


彩南第一小学校に通う美柑は、親しい友人たちから勧められ、学校の授業以外でも泳げるようになりたいという健気な向上心から、近所のスイミングスクールで開催されている無料体験レッスンに申し込むことにした。

 

水泳は昔から少し苦手意識があり、水への恐怖心というほどではないものの、どうしても水中で体が強張ってしまうのが悩みだったのだ。そんな妹の新しい挑戦を応援しようと、兄のリトは当然のように同行を申し出た。

 

スクールの建物は近代的なガラス張りの外観で、プールの全景を二階の待合室から見下ろせる構造になっている。リトは受付を済ませた美柑を見送り、保護者や付き添いが待機するガラス張りのギャラリーへと移動した。そこからはプール全体が一望できるが、距離があるため、個々の表情や細かな手の動きまでは判別できない。リトは「頑張れよ、美柑」と心の中でエールを送りながら、パイプ椅子に腰を下ろした。

 

一方、プールサイドの事務室では、一人の青年が今日の体験レッスンの名簿を確認していた。大学生アルバイトの梶谷だ。彼は幼少期から競泳一筋で、大学でも水泳部に所属する、一見すると非常に真面目で実直な青年だった。日焼けした精悍な顔立ちと、鍛え上げられた逆三角形の肉体は、子供たちやその母親たちからも信頼が厚い。

 

普段の彼は、部活動で露出度の高い競泳水着を着た女子部員たちに囲まれていても、微塵も動揺を見せない鉄の自制心を持っていた。スポーツマンとしての誇りが、彼を不純な動機から遠ざけていたはずだった。

 

しかし、事務室の扉が開き、体験レッスンのために用意された白いTシャツとハーフパンツ姿の美柑が足を踏み入れた瞬間、梶谷の心臓は経験したことのない早鐘を打った。

 

(なんだ、この子は……。今まで見てきたどんな女子選手よりも、なんて……エロいんだ)

 

梶谷は衝撃を受けた。美柑の肌はまだ幼さを残しながらも、驚くほどきめ細やかで、瑞々しい生命力に溢れている。ダークブラウンのロングヘアーから覗くうなじの白さ、ハーフパンツから伸びる真っ直ぐでしなやかな脚。そして何より、その瞳に宿る、水泳を克服しようとする純粋で健気な光が、梶谷の中に潜んでいた暗い欲望を呼び覚ましてしまった。

 

「……君が、結城美柑ちゃんだね? 今日担当する梶谷だ。よろしく」

 

梶谷は極めて事務的な、頼りがいのあるコーチの笑顔を作った。声の震えを必死に抑え込み、実直な指導員という仮面を被る。

 

「はい、よろしくお願いします。梶谷さん」

 

美柑は丁寧に頭を下げた。彼女にとって、目の前の梶谷は水泳という苦手科目を克服させてくれる救世主に他ならない。年上の、それも鍛え上げられた体格を持つ大学生というだけで、美柑は絶対的な信頼を寄せていた。

 

(この子は、俺を完全に信じている。水泳のことしか頭にない。だったら……)

 

梶谷の脳裏に、黒い計画が瞬時に浮かび上がる。この密閉された空間で、指導という大義名分を使えば、どれほど際どい接触をしても「必要な動作」として正当化できる。二階のギャラリーでは兄貴がこちらを見ているが、遠目には熱心に教えているようにしか見えないはずだ。

 

「美柑ちゃん、まずは水に慣れる前に、更衣室で水着に着替えてもらおうか。その前に、少し体のチェックをさせてほしい。水泳は姿勢が一番大事だからね。ちょっと腕を上げてみてくれるかな?」

 

「はい、こうですか?」

 

美柑は素直に両腕を高く上げた。Tシャツの裾がわずかに持ち上がり、白く細い腰のラインが梶谷の目の前に晒される。梶谷はさりげなく美柑の背後に回り、その肩に手を置いた。

 

(柔らかい……。筋肉がしなやかで、吸い付くような肌だ)

 

指先から伝わる少女の体温に、梶谷の股間が競泳水着の中で脈打つのを感じた。彼はわざとらしく美柑の肩甲骨のあたりをなぞり、姿勢を正すふりをして、その小さな背中を掌全体で愛撫した。

 

「うん、いい柔軟性だ。でも、水の中ではもっとリラックスしないとダメだよ。俺がしっかりサポートするから、安心して体を預けていいからね」

 

「ありがとうございます。梶谷さんって、すごく熱心なんですね」

 

美柑は少しも疑うことなく、むしろ自分のために真剣になってくれている梶谷に感謝の微笑みを向けた。その無防備な笑顔が、梶谷の加害欲をさらに煽る。

 

「さあ、更衣室へ行こう。水着に着替えたら、いよいよ本格的なレッスンの開始だ。今日は美柑ちゃんが驚くほど泳げるようになるように、特別なカリキュラムを用意してあるから」

 

梶谷は美柑の背中にそっと手を添え、優しくエスコートするフリをしながら、更衣室へと導いた。その掌は、時折わざとらしく美柑の腰の低い位置、お尻の膨らみに触れそうになるが、美柑は歩きながら「水の中でどうやって息をするのか」という不安でいっぱいで、その微かな違和感に気づく余裕などなかった。

 

二階の待合室では、リトがガラス越しに二人の姿を目で追っていた。

 

「おっ、始まったみたいだな。あのコーチ、優しそうだし、これなら美柑も安心だろう」

 

リトは、妹がまさに今、狼の口に飛び込もうとしていることなど露ほども知らず、穏やかな表情で二人の後姿を見守っていた。

 

更衣室の入り口に立った梶谷は、扉を開けながら、自分の心臓の音が美柑に聞こえてしまうのではないかと危惧するほど、激しい興奮に包まれていた。これから始まる数時間、この完璧な美少女の肉体を、指導という名の愛撫で存分に味わい尽くす。梶谷は、実直な大学生の皮を脱ぎ捨て、一人の欲望に忠実な男として、美柑という獲物を堪能することを固く誓った。

 

「失礼します」

 

更衣室へと消えていく美柑の小さな背中を見つめながら、梶谷は舌なめずりをした。今日は無料体験だが、美柑にとって、そして梶谷にとっても、一生忘れられない濃密で背徳的な「特別な授業」になることは間違いなかった。

 

美柑はまだ知らない。自分がこれから、信頼するコーチの手によって、水泳のフォームではなく、快感のフォームを身体に刻み込まれることになるということを。そして、その様子を最愛の兄が、何も知らずに高い場所から見つめ続けているという状況が、どれほど異常で淫らな光景であるかを。

 

梶谷は更衣室の掃除道具を手に取り、自然な動作で美柑の後を追った。

 

「美柑ちゃん、準備はいいかい?」

 

その声は、優しさと欲望が混ざり合った、歪な響きを帯びていた。

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