【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
プールサイドに足を踏み入れた美柑を待っていたのは、まばゆい照明に照らされたエメラルドグリーンの水面と、塩素の混じった独特の熱気だった。少し大きめの水着の肩紐が歩くたびにずれ、美柑は何度かそれを直しながら、指導員である梶谷が来るのを待っていた。
二階のガラス越しには、リトがこちらを心配そうに、しかし温かい目で見守っているのが見える。美柑は兄に向かって小さく手を振った。
「お待たせ、美柑ちゃん。さあ、水に入る前に一番大切なことをしよう。それは、念入りなストレッチだ」
更衣室から現れた梶谷は、先ほどまでの激しい興奮を完全に抑え込み、非の打ち所のないプロの指導員の顔をしていた。しかし、その視線は美柑の鎖骨から、大きめの水着の隙間から覗く白い胸元へと、一瞬たりとも休むことなく注がれている。
「ストレッチですか? はい、準備運動は大事ですよね」
「そうだよ。特に水泳は、股関節の柔軟性が全てと言っても過言じゃない。ここが硬いと、いいキックが打てないし、すぐに疲れてしまうんだ。今日は俺がマンツーマンで、可動域を広げる特別なストレッチをかけてあげるからね」
梶谷はプールサイドに敷かれた青いマットを指差した。美柑は素直にその上に腰を下ろす。梶谷は美柑の背後に回り、そのしなやかな体に触れる準備を整えた。
「まずは、床に座って足を左右に大きく開いてみてくれるかな」
美柑は言われるがままに開脚した。もともと柔軟な体質ではあったが、梶谷の要求はさらに厳しかった。
「もっと、もっと開いて。限界だと思ったところから、あと五センチ。そう、そこだ」
美柑が股を大きく開くと、少しサイズの大きい水着の股の部分が、左右にピンと引き伸ばされた。布地が薄いせいで、美柑の秘部の盛り上がりが、その形状をくっきりと浮き上がらせている。梶谷は跪き、美柑の太ももの内側に手を置いた。
「いいかい、美柑ちゃん。筋肉を伸ばすときは、俺の手に身を任せて、完全に脱力するんだ。恥ずかしがって力を入れると、逆効果だよ」
「は、はい……。あ、梶谷さん、そこは……」
梶谷の手が、美柑の膝に近い部分から、じりじりと付け根の方へと移動していく。彼の厚く熱い掌が、美柑の最も柔らかい内腿の肌に直接触れた。美柑は梶谷の手の感触に、ゾクッとした震えを感じたが、(これは上達のためのストレッチなんだ。梶谷さんは真剣に教えてくれているんだから)と自分に言い聞かせ、必死に動揺を抑え込んだ。
「さあ、いくよ。ゆっくり息を吐いて」
梶谷は美柑の背中を胸で押しながら、彼女の足首を掴み、さらに外側へと強引に開かせていった。美柑の股関節が限界まで広げられ、水着のクロッチ部分は食い込むようにその中心を締め上げる。
「痛っ……梶谷さん、ちょっと、開きすぎです……!」
「我慢だよ、美柑ちゃん。ここを乗り越えれば、水の抵抗を感じなくなるんだ。ほら、見てごらん。こんなに開けるようになった」
梶谷は美柑の背中を押しつけたまま、空いた方の手で、美柑の股間の中心、まさに水着が食い込んでいる部分を、手のひらでぐっと押し込んだ。マッサージのフリをして、指先でその柔らかな感触を確認する。
「ここが固まっていると、キックが流れてしまうんだ。少し揉みほぐしておくからね」
「あ、んっ……ふぁ……」
美柑の口から、無意識に甘い吐息が漏れた。梶谷の指が、布地越しに自分の秘部の最も敏感な部分を、円を描くように執拗になぞっている。美柑にとってそれは、今までの水泳の練習で経験したことのない異質な刺激だった。しかし、梶谷の真剣な表情と、「筋肉をほぐす」という正当な説明が、彼女の疑念を封じ込めていた。
二階の待合室では、リトが目を細めていた。
(おお、やってるな。美柑のやつ、あんなに体が柔らかかったっけか。あのコーチ、すごく熱心に教えてくれてる。いい人にお願いできてよかったな)
リトの視点からは、梶谷が美柑の背中を支えながら柔軟を助けているようにしか見えない。まさかその手の下で、妹の秘部が直接弄ばれているなどとは、夢にも思わなかった。
梶谷の興奮は頂点に達していた。手のひらに伝わる、小学生の瑞々しい股間の弾力。大きめの水着の隙間からは、横に流れた美柑の内腿の白い肌が露わになり、彼の目を楽しませている。
「次は、片方の膝を立てて、もう片方の足を後ろに伸ばして。股関節の前側を伸ばすストレッチだ」
美柑は梶谷に促されるまま、四つんばいに近い姿勢から片足を突き出した。すると、屈んだ美柑の胸元から、サイズの大きい水着が自重で大きく垂れ下がった。
(見えた……ピンクの蕾だ……!)
梶谷は絶好のチャンスを逃さなかった。彼は美柑の横に回り込み、「姿勢を直すよ」と言って彼女の脇から手を差し入れ、その手のひらで美柑の小さな胸を下から包み込むように支えた。
「美柑ちゃん、背筋を伸ばして。胸を張るんだ」
「はい……。あの、梶谷さん、手が胸に当たって……」
「これはバランスを取るためだよ。水の中では浮力がかかるから、こうやって自分の重心を意識することが大切なんだ。ほら、もっと意識を集中して」
そう言いながら、梶谷の指先がわざとらしく美柑の先端を弾くように掠めた。水着の隙間から滑り込んだ彼の指は、美柑の温かく柔らかな乳房を掌の中で転がし、その感触を存分に味わった。
美柑は顔を真っ赤に染め、心臓がバクバクと高鳴るのを感じた。でも、梶谷の声はどこまでも理性的で、プロフェッショナルだった。
(水泳って、こんなに体に触れるものなの? でも、梶谷さんは「当たり前」だって言っていたし……。私が恥ずかしがっているだけなのかな)
美柑の純粋さと、水泳を学びたいという健気な思いが、梶谷の卑劣な行為を全て「熱心な指導」に変換させてしまう。梶谷はその様子を見て、さらに大胆に手を動かした。
「よし、いい柔軟だ。美柑ちゃん、君は才能があるよ。このストレッチのおかげで、もう半分は泳げるようになったも同然だ」
梶谷は最後に、美柑の開かれた股間の付け根をギュッと力強く握りしめ、その熱を掌に焼き付けるようにしてから手を離した。
「さあ、いよいよ水に入ろうか。体が十分にほぐれた今なら、水と友達になれるはずだよ」
「はい、お願いします!」
美柑は立ち上がり、ふらつく足取りでプールの方へ向かった。股間のあたりに、まだ梶谷の手の熱い残像が残っている。彼女はそれを「筋肉が活性化した証拠」だと信じ、憧れの水泳上達のために、一歩を踏み出した。
梶谷はその後ろ姿を見つめ、自身の股間の膨らみを隠すように腰をわずかに曲げた。彼の指先には、今触れたばかりの美柑の密やかな感触が、はっきりと残っていた。