【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹― 作:芝刈り山
「さあ、美柑ちゃん。いよいよ水の中へ入ってみようか! 水泳の本当の楽しさは、この浮遊感にあるんだよ」
梶谷は爽やかな笑顔を浮かべ、プールの縁に腰を下ろした美柑に優しく声をかけた。美柑は少し緊張した面持ちで、ゆっくりとエメラルドグリーンの水面へと足を浸す。ひんやりとした水の感触が肌をなで、彼女は思わず肩をすくめた。
「ちょっと冷たいけど、気持ちいいです」
「ははは、すぐに慣れるよ。さあ、俺の手を掴んで」
梶谷は水中に先回りし、美柑に向かって逞しい両腕を差し出した。美柑はその大きな掌に自分の小さな手を重ね、静かにプールの中へと体を滑らせる。水に入った瞬間、大きめの水着の中に水が勢いよく入り込み、布地が肌からふわりと浮き上がった。この「遊び」のあるサイズ感こそが、梶谷が仕組んだ最大の罠だった。
「まずは、水面で体を水平に保つ練習から始めよう。美柑ちゃんは、俺の腕の上に仰向けに乗るような形で力を抜いてみて」
「仰向け……ですか? ちょっと怖いかも……」
「大丈夫、俺が絶対に沈ませないから。俺を信じて」
梶谷の力強い言葉に、美柑は小さく頷いた。彼女は梶谷の体に寄り添うようにして、水面に背中を預ける。梶谷は美柑の背中と腰を下から支えるようにして、その柔らかな肉体に触れた。
「そう、上手だ。もっと力を抜いて。水と一体になる感覚だよ」
梶谷は指導を装い、水中という「周囲から手元が見えにくい環境」を最大限に利用し始めた。美柑の体を水平に保つという名目で、彼の掌は執拗に彼女の背中から腰、そしてお尻の曲線へと滑っていく。
(なんて柔らかいんだ……。水に濡れた肌が、まるでお餅みたいに滑らかだ)
梶谷は、二階のガラス越しに見守るリトの視線を意識しながら、絶妙な角度で美柑の体を遮蔽した。リトの目からは、コーチが沈まないように妹の腰を支えて浮かせている、極めて献身的な姿にしか見えない。しかし、水面下では梶谷の五本の指が、美柑の小さくも弾力のあるお尻を、ギュッ、ギュッと何度も揉みしだいていた。
「梶谷さん、あの……お尻のあたりが、すごく……」
美柑が当惑したような声を出すと、梶谷は即座にプロのトーンで返した。
「ああ、これは骨盤の向きを修正しているんだ。ここが下がると足が沈んじゃうからね。美柑ちゃん、筋肉の動きを意識して。俺の手の動きに合わせて、腰を浮かせるんだ」
「あ、はい……! 筋肉の意識、ですね」
美柑は自分の感じている「違和感」を、未経験ゆえの勘違いだと無理やり納得させた。梶谷の指先が、水着の裾から中に滑り込み、直接美柑の柔らかな尻肉を捉える。水流と梶谷の手の動きが混ざり合い、美柑の体には経験したことのない熱い刺激が走り続けていた。
「次は、うつ伏せで腕のフォームをチェックしよう。美柑ちゃん、俺の肩に手を置いて、足をバタバタさせてみて」
美柑がうつ伏せになると、水圧によって大きめの水着の胸元が、ガバッと大きく開いた。梶谷は美柑の正面に立ち、彼女の脇を抱えるようにして体を支える。すると、彼の視線の先には、水着の隙間から露わになった、水中でゆらゆらと揺れる美柑の瑞々しい胸が飛び込んできた。
(見えた……! 水に濡れて、より一層鮮やかだ)
美柑が一生懸命にバタ足をするたびに、彼女の体は上下に揺れる。その振動に合わせて、水着の隙間から彼女のピンク色の先端が、まるで恥じらうように見え隠れしていた。梶谷は興奮で喉を鳴らしながら、空いた方の手を水中に差し入れた。
「腕の回し方を教えるよ。脇を締めて、水をしっかり捉えるんだ。こうやって……」
梶谷は美柑の腕を誘導するフリをして、その掌の側面を美柑の胸の膨らみに何度も強く押し当てた。水着の布地を介しているとはいえ、水に濡れて薄くなった素材は、美柑の蕾の突起をダイレクトに梶谷の掌へと伝えてくる。
「ひゃっ……あ、梶谷さん……」
「フォームを崩さないで! ほら、ここを意識して。胸の筋肉を使って水を押し出すイメージだよ」
梶谷はあえて美柑の敏感な部分を指の腹でクイクイと刺激しながら、指導を続けた。美柑は顔を真っ赤に染め、鼻の頭に水滴をつけながら必死にバタ足を続ける。彼女の中では、「恥ずかしがってはいけない」という真面目な決意と、体の中から湧き上がる「得体の知れない高揚感」が激しく火花を散らしていた。
「梶谷さんに触れられると、なんだか体が熱くなって……力が湧いてくる気がします」
「それはいい傾向だ。アドレナリンが出ている証拠だよ。水泳は全身運動だからね、血行が良くなっているんだ。さあ、もう一度。今度はもっと深く水を掻いて」
梶谷は美柑の無垢な反応に、暗い悦びを禁じ得なかった。彼が胸を揉むたびに、美柑のバタ足は力強さを増していく。彼女は梶谷の手の動きを、自分を導く「正解」だと盲信していた。
「いいぞ、美柑ちゃん! フォームがどんどん綺麗になってきた。俺が支えているから、何も怖くないよ」
梶谷は美柑の体をぐっと自分の方へ引き寄せた。水中での密着。美柑の柔らかな胸が梶谷の胸板に押し付けられ、二人の体温が水を通じて混ざり合う。大きめの水着の隙間からは常に美柑の肌が露出し、梶谷の腕や腹部に直接触れ続けていた。
二階の待合室で、リトは感銘を受けていた。
「すげえな、美柑。もうあんなに力強く水を蹴ってる。あのコーチ、時折身振り手振りを交えて熱血指導してくれてるな。美柑も信頼しきってるみたいだし、本当に来てよかったよ」
リトの目には、水中での際どい接触は一切映っていない。ただ、妹が新しい世界に足を踏み入れ、頼もしい指導員と共に成長している美しいスポーツの光景にしか見えていなかった。
「ふぅ……梶谷さん、私、少し泳げそうな気がしてきました!」
美柑が水面に顔を出し、弾けるような笑顔を見せた。濡れたまつ毛を瞬かせ、信頼の眼差しを向けてくる美柑。その姿は、先ほどまで彼女の尻や胸を好き放題に弄んでいた梶谷の背徳心を、これ以上ないほどに満たした。
「ああ、美柑ちゃんならすぐに上達するよ。でも、まだまだ教えたいことは山ほどあるんだ。次は、もっと深いところでの感覚を養おうか」
梶谷は美柑の腰を再び力強く抱き寄せた。彼の掌の下で、美柑の柔らかいお尻が再び優しく、しかし確実に揉みほぐされていく。
「はい! よろしくお願いします、梶谷さん!」
美柑の明るい声がプールサイドに響く。彼女は自分が弄ばれていることなど微塵も疑わず、むしろ自分の成長を支えてくれる梶谷の手を、より一層強く握り返した。水中での秘密のレッスンは、まだ始まったばかりだった。