※この作品はR-18です。

【ToLOVEる外伝】リトと美柑の秘められた日常 ―禁断の果実を食む兄妹―   作:芝刈り山

168 / 200
温泉旅行特賞の歓喜で美柑が失禁しリトの白濁と尿が混ざり合う夜の地面

お堂の裏手、古びた板壁越しに響き渡った二組の絶頂の余韻。その凄まじい熱気を全身に纏いながら、リトと美柑は再び祭りの中心地である広場へと戻ってきた。

 

人混みの熱気は夜が深まるにつれて密度を増し、屋台の裸電球が放つオレンジ色の光が、美柑の火照った頬を妖しく、そして残酷なまでに鮮やかに浮かび上がらせている。

 

美柑の歩みは、先ほどの激しい交わりによって内腿を伝い落ちる白濁の違和感を隠しきれないのか、一歩踏み出すたびにどこかたどたどしく揺れる。その不自然な歩幅が、かえってリトの視神経を鋭く刺激した。

 

「リト、見て……! 福引の特賞、まだ残ってるみたいだよ……っ!」

 

美柑が指差した先には、金色のガラガラが置かれた特設の抽選台があった。その横には、誇らしげに「特賞:箱根温泉・老舗旅館ペア宿泊チケット」と書かれた看板が掲げられている。リトの手元には、先ほどまでの買い食いや遊びで貯まった数枚の福引券が、汗で少し湿って握られていた。

 

「どうせ当たらないよ、あんなの……。でも、せっかくだから引いてみるか」

 

リトが福引券を係員に手渡す。その瞬間、美柑は吸い寄せられるようにリトの真横へと体を寄せ、彼の右腕を自らの未成熟ながらも柔らかな胸元へと深く抱き込んだ。浴衣越しに伝わるノーブラの直接的な感触。お堂で全てを出し切ったはずのリトの腰の奥が、再びじわじわと、暴力的なまでの熱を帯び始める。

 

「私、信じてるよ。……リトと私なら、絶対に最高の運命を引き寄せられるって」

 

美柑がガラガラの取っ手を握るリトの手の上に、自らの細く白い指を重ねた。

 

ゆっくりと、黄金の回転が始まる。

 

ガラガラ……、ガラガラ……。

 

乾いた木製の音が夜の静寂を刻むように響き、小さな球が出口へと向かって運命の坂を転がり落ちる。

 

カランッ。

 

出口から飛び出したのは、裸電球の光を反射して、夜の闇の中で一際眩しく輝く純金の球だった。

 

「……えっ?」

 

係員が目を丸くし、数秒の静止の後、狂ったように鐘を打ち鳴らした。

 

カランカラン、カランカラン!!

 

「おめでとうございます!! 特賞、箱根温泉ペアチケット当選です!!」

 

周囲の客から「おおおっ!」という地鳴りのような歓声と羨望の眼差しが一斉に注がれる。リトは呆然と立ち尽くしていたが、隣に立つ美柑の身体は、その瞬間、目に見えて激しく震え始めた。

 

(温泉……二人きりのお泊まり……。誰の目も気にしなくていい、リトと私だけの、淫らな聖域……)

 

美柑の脳内で、瞬時にして妄想の歯車が限界を超えて回転し、暴走を始めた。

 

湯煙に包まれた露天風呂。月明かりに照らされた湯船の縁で、自分たちが獣のように重なり合う姿。誰にも邪魔されず、好きなだけ声を上げ、好きなだけリトの楔を独占できる閉ざされた空間。箱根の冷涼な空気の中で、リトの熱い塊に最奥を貫かれながら、夜が明けるまで何度も、何度も絶頂を貪り続ける自分――。

 

(あ、あぁっ……! 想像しただけで、お腹の奥が痛いくらい熱い……。リトに、もっと……もっと壊されるまで、ひどいことされちゃう……っ!)

 

妄想の激流は、美柑の理性を容易く粉砕した。

 

お堂での交わりの直後であり、さらに幸恵や真美との「野外放尿」による快感の余韻で緩みきっていた彼女の膀胱は、特賞当選というあまりにも強烈な歓喜の衝撃に、もはや耐える術を持たなかった。

 

「あ……っ、ん、はぁ……っ! リト……っ!」

 

美柑がリトの腕を掴む力が、骨が軋むほどに強くなる。

 

彼女の足元、紺青の浴衣の裾から、ジョボジョボ……という、先ほど茂みの奥で聞いたのと同じ、生々しくも重厚な排泄音が漏れ聞こえた。

 

「美柑……!? まさか、こんなところで……っ」

 

「あは……っ、ごめん、ね……リト。嬉しすぎ、て……止まらないの……っ」

 

美柑は顔を林檎のように真っ赤に染めながら、瞳を虚ろに潤ませてリトを見上げた。

 

浴衣の裾を伝い、勢いよく溢れ出した黄金色の雫が、広場の乾いた砂利を激しく叩きつける。

 

それは、単なる生理現象としての尿ではなかった。

 

先ほどお堂の裏で、リトが彼女の深淵へとたっぷりと注ぎ込み、腹の底に溜まっていたはずの、あの熱い白濁。それが尿の奔流に押し流され、白濁した筋となって彼女の股間から溢れ出しているのだ。

 

リトの足元に、黄金色と白濁が不規則に混ざり合った、この上なく淫らな液体が広がっていく。

 

祭りの喧騒の中、足元で繰り広げられるこの不潔で、それでいてあまりにも神々しい決壊の光景に、リトは心臓を直接握り潰されるような衝撃を受けた。

 

「美柑、早くここを離れないと……! 誰かに見られたら、取り返しがつかないことに……」

 

「いいの……、もう、どうなってもいい……。私、リトの精液をおしっこで洗い流して……地面に、私の『印』をつけてるんだもん……。リトは、もう一生、私のものだって……」

 

美柑の瞳は完全に蕩けきっていた。

 

放出される液体の勢いは衰えるどころか加速し、彼女の足元には小さな、けれど確かな深さを持った水たまりができ上がる。

 

リトの靴の先が、その熱い「混合液」に浸される。

 

自分の放った命の証が、妹の尿と共に夜の大地へと深く染み込んでいく。その光景は、どんな誓いの言葉よりも重く、二人の背徳的な絆を永遠に固定する儀式のように思えた。

 

周囲の人々は、派手な鐘の音と特賞当選の騒ぎに目を奪われ、二人の足元で起きている決壊には微塵も気づいていない。

 

しかし、リトにとっては、世界中の音が消え去り、ただ美柑が放尿する「ジョボジョボ」という音だけが、耳元で鳴り響く大音響のように感じられた。

 

(すごい……。美柑の、全部が出てる……。俺がさっき入れたものまで、全部……)

 

リトは、震える美柑の腰を背後から支えながら、その光景を網膜の裏側へと焼き付けた。

 

特賞のチケットを手に受け取りながら、足元では熱い排泄の快感に身を震わせ、白濁混じりの尿を撒き散らす妹。

 

この、あまりにも残酷なギャップこそが、今の自分たちに相応しい「勝利」の形なのだと、リトは確信していた。

 

やがて、尿の勢いが弱まり、最後の一滴が名残惜しそうに砂利の上に滴り落ちた。

 

美柑は大きく肩で息をつき、出し切った後の深い虚脱感に身を任せてリトの胸に寄りかかっている。

 

地面の砂利は濃い黒色に染まり、そこからは微かに、少女の尿のツンとした刺激臭と、男の精液の生臭い匂いが混ざり合った、この世のものとは思えない背徳の香気が立ち上っていた。

 

「……ふぅ。リト、ごめんね。靴……汚れちゃったかな」

 

美柑は少しだけ正気を取り戻すと、上目遣いに恥じらうような微笑みを浮かべた。

 

だが、その瞳の奥には、リトを公衆の面前で「汚した」という、歪んだ征服欲の満足感が溢れている。

 

彼女はリトの手にある「箱根温泉ペアチケット」を、愛おしそうに、そして執拗に指先でなぞった。

 

「これがあれば、次はもっと……もっとひどいことができるね。……リトの全部を、箱根の空の下で、私が最後の一滴まで飲み干してあげる」

 

美柑は浴衣の裾をさりげなく整え、股間に残る濡れた感触を隠すようにリトの体に密着した。

 

足元の「証拠」は、やがて夜の地面へと深く吸い込まれ、二人の足跡だけが、濡れた染みとしてそこに残される。

 

係員から手渡されたチケットの束をポケットの奥深くにねじ込み、リトは美柑を連れて、ゆっくりと当選の喧騒から離れた。

 

背後ではまだカランカランと鐘の音が鳴り響き、他人のありふれた幸福を祝っている。

 

しかし、リトのポケットの中にある三枚の少女たちのパンツと、美柑の体内に残るわずかな熱、そして足元に残してきた「尿と白濁の混合液」こそが、リトにとっての、この夏最高の戦利品であった。

 

二人は祭りの終わりが近い、人影の疎らになった裏通りへと向かう。

 

夜風が、美柑の濡れたままの股間を冷やし、それがさらなる恥辱と快感を彼女に与え続けていた。

 

自宅までの道のりは、まだ五百メートル以上ある。

 

二人は、夜の闇が最も深く、誰もいない、静寂という名の深淵へと足を踏み入れていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。